【ミドルフェイズ4】
GM:次のシーン!
GM:ここからは情報収集シーンに入っていくぜ!
GM:シーンプレイヤーは御東さん
GM:他にも情報収集したい人は出るといい
藤花桃香:出ちゃおうかなー
上堂敏樹:上堂敏樹の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:53->61)
藤花桃香:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 6[6]+64 → 70
上堂敏樹:あがった
御東 櫻:御東 櫻の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:53->62)
御東 櫻:ボーナスin!
GM:いい感じ
近衛まつ子:近衛まつ子の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:60->68)
近衛まつ子:ピギャッ
GM:みんなそこそこ上がる
GM:最初に調べられる情報収集項目は次の四つ!
情報収集項目
・“あけ女(じょ)”のオーヴァード増加事件について〈情報:FH、裏社会〉難易度8,30
・久礼輝可について〈情報:噂話、FH〉難易度7
・“黒い影法師”の噂について〈情報:噂話〉〈知識:レネゲイド〉難易度7
・羽衣石亜矢について〈情報:噂話、軍事〉難易度9
GM:難易度30の情報は今は開けなくても大丈夫なやつなので、気にしないでね
藤花桃香:30!
御東 櫻:イエッサー!
上堂敏樹:気になるー
藤花桃香:じゃあ私は黒い影法師について調べよう
藤花桃香:コネ使用して〈情報:噂話〉で振ります。
藤花桃香:5dx+1>=7
DoubleCross : (5R10+1[10]>=7) → 10[2,6,6,8,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
藤花桃香:エエ~~ッ 高……
上堂敏樹:たかーい
GM:高い!すげえ
近衛まつ子:亜矢さんやってみますわ!
御東 櫻:それでは、久礼さんについて噂話で…FHが凄くきになるけど!けど!
近衛まつ子:コネ使って噂話!
近衛まつ子:5dx+2>=9
DoubleCross : (5R10+2[10]>=9) → 5[1,1,3,4,5]+2 → 7 → 失敗
御東 櫻:ミーミルの覚書を使用、コネ:噂好きの友人として扱います。今回は紡ぎブーストなしで!
近衛まつ子:うわ低……財産2点使います
上堂敏樹:“あけ女(あけじょ)”のオーヴァード増加事件についてやってみます。
御東 櫻:6dx+1>=7
DoubleCross : (6R10+1[10]>=7) → 7[1,2,4,5,5,7]+1 → 8 → 成功
御東 櫻:成功!
近衛まつ子:残り16点に。
GM:めでたい
上堂敏樹:〈情報:FH〉で。AIDA使用。
上堂敏樹:5dx+2=>30
DoubleCross : (5R10+2[10]>=30) → 7[1,4,7,7,7]+2 → 9 → 失敗
上堂敏樹:低い方は開いた!
GM:一個目は抜けてる!
GM:では、皆さん判定は成功ですね
GM:順番に情報を公開していきましょう
・“黒い影法師”の噂について
私立あけぼの女子高等学校に伝わる噂。十年に一度、女学生たちの前に“黒い影法師”が現れ、 “黒い影法師”に選ばれなかった生徒は夢を見たまま目覚めなくなるというもの。最初の記録では、噂は昭和25年(1950年)頃から流れるようになっている。
“黒い影法師”は誰かの従者である可能性が高い。また、藤花桃香が助けた少女は現在昏睡状態にある。
・羽衣石亜矢について
高校一年生。黒髪のお淑やかな少女。部活には入っておらず、少女たちの秘密会合によく顔を出す。小さな魔眼を操り、小さな物であれば持ち上げたり動かしたりすることができる。
自分たちの能力は何か大きな目的のために使うべきだと考えているようだ。
また、なぜか二十年前や五十年前の卒業アルバムに彼女の姿が残されている。
GM:以上です。
GM:次!
・久礼輝可について
高校一年生。金髪ツインテールで、元気いっぱいの少女。バレー部に所属しており、強烈なスパイクを打つ。
少し前にオーヴァードに覚醒した。オルクスのピュアブリードで、物体を動かす念動力を持つ。
レネゲイドコントロールに長けており、オーヴァードに覚醒したばかりとは思えないほど能力が安定しているようだ。
GM:以上です。
GM:最後!
・“あけ女(じょ)”のオーヴァード増加事件について
私立あけぼの女子高等学校を中心にオーヴァードが増加している事件。同様の事件が10年に一度ほどの周期で発生している。最初の記録では、昭和25年(1950年)頃から事件が起き始めている。事件の詳細については“ゼロアワー”セルによって周到に隠蔽されているようだ。そのため、UGNなどの他の組織もまだ事件を把握していない。
GM:この情報に関しては、何者かの「Dロイス:工作員」の効果によって詳細が隠蔽されています。今はこれ以上は調べるのが難しいでしょう。
GM:情報は以上!
GM:これらの情報をもとにして、次のシーンでイベントが発生したりします。
GM:では、調査を行ったキミたちは学校から少し離れた場所にある大きなモールに集まっていた。
GM:モールにあるフードコートはほどほどの騒がしさで、情報交換をするには手頃な場所だ。
GM:軽食が乗ったトレイを片手にキミたちは席についた。
上堂敏樹:イージーエフェクト《シークレットトーク》を使いたいです。
GM:おお、どうぞ
上堂敏樹:シーン中オーヴァード以外に会話が聞こえない!
御東 櫻:ヤッタ!
GM:素晴らしい!便利!
藤花桃香:「じゃああたしから言っていい?」トレイにポテトをざらざら出しながら口を開く。
近衛まつ子:「あ、はい」シェイクだけ持っている。
上堂敏樹:「どうぞ」《完全演技》。ポテトを買っているが、まだつまんではいない。
藤花桃香:「亜矢ちゃんが言ってた通り、影法師に襲われた子、目覚めてないみたいなのー」
御東 櫻:「はい。お願いします、桃香ちゃん」 トレイにはドーナツがひとつと、大きなカップのカフェオレ。
藤花桃香:「あ、これ、勝手に取って行っていいよ」
藤花桃香:ポテトをつまみながらしゃべる。
近衛まつ子:「前に食べたら、調子悪くなっちゃって」
近衛まつ子:「油が合わないみたいなんですよね」
藤花桃香:「まっつん、お嬢様だなー」
藤花桃香:「でねでね」
藤花桃香:「影法師の噂って、10年に一度、流れてるみたい…、っていうのと、」
御東 櫻:ほうほう、と頷きながら。ポテトを一本摘まんで、少しずつかじるように。
藤花桃香:「さっき先生に影法師の話をしたらね、『それは誰かの従者かもしれないね』って言ってた」
藤花桃香:「従者って何?」
近衛まつ子:「10年……すごい昔だなあ」
上堂敏樹:「まあ、要は……そうだな。近衛さんの人形が一番わかりやすいんじゃないか」
近衛まつ子:「これですか」鞄から鎧人形を取り出す。
近衛まつ子:動き出しては居ない。
上堂敏樹:「主とは別に動かせる分身のようなものだね」
藤花桃香:「ふうん」むぐむぐ。
近衛まつ子:「じゃあ、影法師とは別に」
上堂敏樹:会話はシャットダウンしてある。オーヴァード以外に聞こえる心配はない。
近衛まつ子:「誰かがいるってことなんですか」
御東 櫻:「私や、亜矢ちゃんが使うものとは違う……のですね。それを操る者次第で、色々なことが…できる?」
上堂敏樹:「その仮説が正しければ、本体がどこかにいるということになる」
藤花桃香:「本体…? あたし達の他にも、オーヴァードがいるってこと?
上堂敏樹:「そうなるな。狙いはわからないが……」
藤花桃香:「ううん……、でも、あたし達はそういう能力じゃないしね! くれちゃんも……」
藤花桃香:「……くれちゃんの能力って何?」
御東 櫻:「えっと、久礼さんは、ですね……」
御東 櫻:一瞬、目を伏せて。呼吸をひとつ。
御東 櫻:「シンドロームは、オルクスのピュアブリード。触れずに物を動かす力は、領域使いとしての現れ方のひとつ。現状から推測すると、その能力は安定していると思われる」
御東 櫻:「……でしたよね、先生?」
上堂敏樹:「ああ、正確だ」
御東 櫻:まるで、教わったことをそのまま、一言一句間違えまいとする生徒のように。――実際、その通り、なのだが。
近衛まつ子:「オルクスノピュアブリードって何ですっけ?」
上堂敏樹:「簡単に言うと、『自分の陣地では自分のルールで好きにできる』」
上堂敏樹:「そういう風に考えるといいよ」
藤花桃香:「へー、ずるっぽい」
近衛まつ子:「えっそんなのずるじゃん」
近衛まつ子:「ねえ」
藤花桃香:「ねー!」
上堂敏樹:「火や従者は……?」
藤花桃香:「ずるくないよ」
上堂敏樹:「基準がわからないな……」
藤花桃香:「あたしたち好きにできないもん」
近衛まつ子:「火や従者は何でもは出来ないもんね」
藤花桃香:「そうそう」
上堂敏樹:「ああ、なんでもってわけじゃないさ。それは」
上堂敏樹:「久礼さんの場合は、物体を触れずに動かせるという形で発動しているわけだし」
御東 櫻:「強い、弱い。ずるい、ずるくない。……オーヴァードというのは、そういう定規で測るものではないのかも、しれないですね」
上堂敏樹:「逆に、自分の陣地だから火を出せるかというと、そんなこともない。ピュアだからね」
御東 櫻:「先生によれば、私もその「オルクス」が「混じっている」そうですけれど。……それで、出来ることなんて」
近衛まつ子:「んんんん???」
上堂敏樹:(……また授業の流れになってきたか……?)
藤花桃香:「ピュア……」
上堂敏樹:「シンドロームの話は、また後で話そう。ややこしいからね」
近衛まつ子:「えっと、よくわかんないけどとにかく」
藤花桃香:純情………?という顔で話を聞いている。
近衛まつ子:「はい。輝可ちゃんはそういう事ができるってことですよね」
上堂敏樹:「そう、今はそれでいい」
藤花桃香:「えーと、亜矢ちゃんは『オルクス』じゃないんだ?」
藤花桃香:「櫻さんみたいに、黒くて丸いやつ出してるけど」
藤花桃香:手で丸い形をつくる。
近衛まつ子:「えっと……」
近衛まつ子:「“バロール”だっけ?」
上堂敏樹:「そういう分類になるな」
御東 櫻:「ケルト……ヨーロッパの神話の、悪い神様の名前です。……"オルクス"もそうですけど、ロマンチックな名前が多いんですね」
上堂敏樹:「つけた人がロマンチストだったんだろうね」
藤花桃香:「へえー。亜矢ちゃんも、なんか、上手そうだよね。能力つかうの」
近衛まつ子:「でも、物を動かしたりもしてるなら」
上堂敏樹:「羽衣石さんは、今日は来てないんだな」
近衛まつ子:「バロールとオルクスの、デュアルブリード?かも?」
上堂敏樹:「クロスブリード」
藤花桃香:「デュアル……」
藤花桃香:「クロス?」
藤花桃香:布……という顔で話を聞いている。
上堂敏樹:「クロス」手をバツにする。
近衛まつ子:「オーヴァード用語わかんないよ~!」
藤花桃香:「櫻さんは、よく覚えられるねえ」
上堂敏樹:(……こう話していると俺も、よく覚えたものだと思うが)
御東 櫻:「ふふ……私、こういうお話は大好きですから。図書館にも少しずつ、ライトノベルを増やしたりしてるんです」
上堂敏樹:(それはそれとして覚えてくれ……!)
近衛まつ子:「あ、亜矢さんは今日は呼ばなかったんです」
藤花桃香:「ほえー、あたしもそういうの読もうかな…」
藤花桃香:「ん?」まっつんを見ます。
近衛まつ子:「ちょっと相談したいことがあって」鞄をゴソゴソと漁る。
御東 櫻:「……というと……まつ子ちゃん。亜矢ちゃんのことで、何か気になることでも……?」
近衛まつ子:「うん」アルバムを取り出す。
近衛まつ子:最近のものではない。そこそこ古いやつとだいぶ古いやつ。
藤花桃香:「カビっぽい」
上堂敏樹:「年代物だな」
近衛まつ子:「えーっと」パラパラとめくる。
近衛まつ子:「あった!これ見てこれ!」
御東 櫻:「……わ。よく見つけてきましたね。特にこっちの、この年の卒業アルバムとかも書架にはないんじゃないかな……」
近衛まつ子:写真を指差す。「これ!」
御東 櫻:古い方のアルバムに、そうっと撫でるように触れながら。小首を傾げ、示された写真に視線を。
御東 櫻:「……ぇ?」
藤花桃香:「あれ?」
上堂敏樹:「……これは」
近衛まつ子:「亜矢さんじゃない?」
上堂敏樹:「古い家なら親戚が……」と、同じ名前が記されているのに気づく。
GM:大人しそうな黒髪の少女の姿がそこには映っています。
御東 櫻:「……同じ名前、同じ顔。違うのは服装だけ」
藤花桃香:「えー、嘘! どういうこと?」
近衛まつ子:「あの」もう片方のアルバムを開いて。「こっちにも」
近衛まつ子:写真を指差す。「おかしくない?」
GM:そこにも全く同じ大人しそうな黒髪の少女の姿が映っている。
藤花桃香:「うわわわ」怪訝な顔。「こわっ!」
近衛まつ子:「なんか……怖くて」
近衛まつ子:「亜矢さんより前に、先生に相談したほうがいいかなあって」
上堂敏樹:(古代種、永命者、レネゲイドビーイング。長命なオーヴァードは時折存在するが)
御東 櫻:「これは……変装?いえ……」
御東 櫻:「同じ人が、何十年も、ずっと「そこ」にいるの……?」
上堂敏樹:「……まだ実際にどうかはわからない、が」慎重に。
上堂敏樹:「確かに、相談してくれたことは良かったと思うよ。近衛さん」
近衛まつ子:「本当?よかった……」
上堂敏樹:「実際に彼女がずっと本人なのか、それとも何か別の理由があるのか」
上堂敏樹:「わからないが……急に本人を問い詰めるわけにもいかないだろう?」
上堂敏樹:「何か危険かどうかもまだわからないんだしね」
近衛まつ子:「うん……先生、頼りになる」
上堂敏樹:「はは、ありがとう」
上堂敏樹:「さて、こっちでも少し調べたことがある」
藤花桃香:「お?」
上堂敏樹:「君たちにも関係があることだね」
上堂敏樹:「最近、あけ女を中心にオーヴァードが増加している、とそういう結果が出てる」
近衛まつ子:「ん」シェイクをすする。「なんですか?」
近衛まつ子:「増え……確かに」
上堂敏樹:「これは、以前にもあった現象みたいなんだ」
藤花桃香:「うん」ポテトを3本くらいまとめて食べる。
御東 櫻:「……はい。私も、自分以外に……まつ子ちゃんや桃香ちゃん、亜矢ちゃんや久礼さん」
御東 櫻:「……そして、先生みたいな人が……「仲間」がいてビックリしたのを、覚えています」
上堂敏樹:「昭和25年を始めに、大体十年に一度。同じ現象が起きている」
御東 櫻:皿の上のドーナツを二つに割って、片方を手に取って。口に運ぼうとして、そのまま皿に戻す。
藤花桃香:「昭和25年……、って何年?」
藤花桃香:「100年くらい前?」
上堂敏樹:「1950年。戦争が終わって五年経った頃かな」
御東 櫻:「丁度……70年前、ですね」
近衛まつ子:「そこから十年づつで、今年もなんだ」
上堂敏樹:「それで、さっきの話だ。やっぱり十年に一度という話題が出てきていたと思うんだが……」
近衛まつ子:「あっ」
近衛まつ子:「アルバムも?」
上堂敏樹:本来はこれは、明かすつもりはなかった情報だ。だが、符号点が多かった。
藤花桃香:「影法師!」
近衛まつ子:「20年と50年!」
近衛まつ子:「それも!」
藤花桃香:「こっちも!」
上堂敏樹:「そう。なんとなく、関連がありそうだろう」
御東 櫻:「……はい。偶然、と思いたいところですけれど……」
近衛まつ子:「匂いますねえ」
近衛まつ子:スンスンと鼻を鳴らす。
御東 櫻:「こういう場合、何か関係があるのが「お約束」というものです」
近衛まつ子:「えふんっ」ポテトの油を吸い込んでむせる。
上堂敏樹:符号点が多かったのと……"ゼロアワー"セル。その隠蔽の感覚があったからだ。
藤花桃香:「何してんの」呆れた顔。
上堂敏樹:「詳しいことはまだわからないから、もっと調べなきゃならないが」
上堂敏樹:「手伝ってもらえるとうれしい。どうかな」
近衛まつ子:「はいはいはい!やりますっ!」
上堂敏樹:(彼女たちは、思った以上に優秀だ。秘密をしっかりと嗅ぎつけてきた)
近衛まつ子:「亜矢さんも心配だし!面白そうだし!」
藤花桃香:「あたしもあたしも!」
藤花桃香:「ここまで知っちゃったら、もう最後まで手伝わなきゃ損な気がする!」
上堂敏樹:(セルが何か考えているなら、こちらはこちらで動かなければならないな……)
御東 櫻:「もちろん私も、ですよ。……知りたいですから」
御東 櫻:「学校のこと。オーヴァードのこと。私たちの……これからのこと。そして、先生のこと」
上堂敏樹:「ありがとう」穏やかに笑って。
上堂敏樹:「僕の?」
御東 櫻:「ええ。……もちろん、無理にとは言いません。ですが」
御東 櫻:「突然現れて、世界の本当の姿を教えてくれた人。……その人自身ことも知りたいと思うのは、当然でしょう?」
御東 櫻:ね、と。仲間たちに、そして"先生"に、ふわりと微笑みを向けて。
上堂敏樹:二度、三度、瞬きをして。
近衛まつ子:「確かに。先生のことも知りたい!」
上堂敏樹:「……合格点は結構高いぞ、先生の試験は」
上堂敏樹:「それに、まずはレネゲイド関連の話もな」
上堂敏樹:軽く冗談でごまかした。
GM:では、このシーンはここで終了!
GM:ロイスの取得や感情変更だけあればどうぞ!購入は不可!
上堂敏樹:ロイスは保留!
藤花桃香:ロイス保留~!購入なしなら以上にします。
近衛まつ子:ロイス保留で以上!
御東 櫻:ロイスなし!購入はブルゲ狙い!《紡ぎの魔眼》もしておく!
御東 櫻:御東 櫻の侵蝕率を+1した(侵蝕率:62->63)
御東 櫻:7dx>=20
DoubleCross : (7R10[10]>=20) → 10[2,5,5,7,10,10,10]+8[8,8,8] → 18 → 失敗
上堂敏樹:あっ購入はなしよ
GM:あ、購入判定は今回はなしです!
藤花桃香:購入不可よ櫻さん
御東 櫻:おっとそうだった!失礼!
御東 櫻:というわけで以上です。
GM:はーい
GM:では、改めてシーン終了です
【ミドルフェイズ7】
GM:次は情報収集シーンです!
GM:次のシーン
GM:シーンプレイヤーはひとまず一番侵蝕率が低い御東さんにしましょう
藤花桃香:出るー
上堂敏樹:出ます
GM:他のPCも調べたい人は自由に登場してください
上堂敏樹:上堂敏樹の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:67->73)
藤花桃香:1d10+75
DoubleCross : (1D10+75) → 9[9]+75 → 84
御東 櫻:はあい!
御東 櫻:御東 櫻の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:65->69)
近衛まつ子:近衛まつ子の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:74->78)
上堂敏樹:桃香ちゃん高い
GM:みんな出た
藤花桃香:今日のダイス目、ピーキー
GM:頑張って調べるがよい
GM:では、残されている情報収集項目は次の二つ
・“レボリション”甲斐文三について〈情報:FH、軍事〉難易度12
・羽衣石亜矢の正体について〈情報:噂話、軍事〉難易度13
上堂敏樹:“レボリション”甲斐文三についていきたいです
御東 櫻:亜矢ちゃんの正体について、噂話で振りましょう。
藤花桃香:お願いしますー
上堂敏樹:〈情報:FH〉でAIDA使用。
上堂敏樹:5dx+2=>12
DoubleCross : (5R10+2[10]>=12) → 9[2,2,3,5,9]+2 → 11 → 失敗
御東 櫻:《紡ぎの魔眼》、ミーミルの覚書をコネ:噂好きの友人として使用。
GM:あっ、おしい
御東 櫻:御東 櫻の侵蝕率を+1した(侵蝕率:69->70)
上堂敏樹:あっ、財産点1点使用!
上堂敏樹:12になりました。残り3点です。
GM:やる!では、成功!
御東 櫻:7dx+1>=13
DoubleCross : (7R10+1[10]>=13) → 9[1,2,2,5,9,9,9]+1 → 10 → 失敗
御東 櫻:あッ、財産点入れても1足りない…!
上堂敏樹:おしい
GM:ざんねん
御東 櫻:しくり。
GM:他の人は判定してもいいし、しなくてもいいというわけだが?
藤花桃香:先に私がやってみようかな
近衛まつ子:GOGO!
GM:おっ、女子高生
藤花桃香:〈情報:噂話〉でコネ使って判定します。
藤花桃香:6dx+1>=13
DoubleCross : (6R10+1[10]>=13) → 10[1,2,6,7,8,10]+4[4]+1 → 15 → 成功
上堂敏樹:おお!
GM:すごい!
藤花桃香:おおっできたよ
御東 櫻:桃香ちゃーん!(うちわ)
GM:さすがです
GM:では、順番に情報を公開していきます
藤花桃香:はーい
・“レボリション”甲斐文三について
“ゼロアワー”セルの五代目セルリーダー。アラサーほどの年齢で、優秀なオーヴァード。
彼が率いる“ゼロアワー”セルは大日本帝国陸軍の流れを汲むFHセルである。敗戦後、密かに潜伏して戦力を集め、大日本帝国を再決起させ、米英に対して第三次世界大戦を仕掛けるのが“ゼロアワー”セルの真の目的。
兵力増強の手段として、私立あけぼの女子高等学校でオーヴァード増加事件を起こし、十年に一度オーヴァード回収のためのエージェントを送り込んでいる。
今回は上堂敏樹。十年前は甲斐が担当した。
GM:以上です。
GM:情報の共有の仕方は上堂さんにお任せします。
上堂敏樹:はい
GM:次!
・羽衣石亜矢の正体について
コードネームは“ヲ−27號”。大日本帝国陸軍登戸研究所で実験を受けて覚醒した「Dロイス:古代種」の力を持つ不老のオーヴァード。ただし、その不老の能力は不完全なものであり、1、2年活動するごとに約10年の休眠が必要。
そのレネゲイドウイルスは感染力が高く、オーヴァードを増やすために昭和二十年代に私立あけぼの女子高等学校に潜入していた。
黒い外套姿の従者を操り、殺害した女生徒を《抱擁》で蘇生させてオーヴァード化している。ただし、対象がレネゲイドウイルスに適応できなかった場合は昏睡状態に陥ってしまう。
GM:以上です。
GM:翌日。
GM:キミたちは職員室の隣にある面談室に集まっていた。
GM:生徒の進路指導などに使われる部屋で、普段は人が来ることもないため校内で話をするには最適だ。
GM:面談に使う用にテーブルや椅子なども配置されている。
上堂敏樹:「……何か、わかったことがあったのかな」《完全演技》の笑顔で出迎える。
上堂敏樹:こちらはこちらで、セルについて調査をして少々頭を抱えているのだが。
藤花桃香:図書館の封印書架から持ち出してきた秘蔵資料を、どさどさと机の上に広げます。
御東 櫻:「はい。……先生に、相談したいことが。桃香ちゃんが、これを図書室で……封印書架で、見つけてくれました」
藤花桃香:「うん」櫻さんに、視線で続きを促す。
御東 櫻:はい、と応じて。先生に説明を始める、その前に。
御東 櫻:「……調べたこと。全部話していいですか、まつ子ちゃん」
御東 櫻:"部活"の中でも、おそらく彼女と一番親しくしていた仲間に。そう声をかける。
近衛まつ子:「……」こくこくと頷く。
御東 櫻:「分かりました。……では、先生。どうか最後まで、聞いてください」
上堂敏樹:「……ああ」
上堂敏樹:(“レボリション”はああ言っていたが)
御東 櫻:自分も、小さく頷きを返してから。自分たちが調べたことを――羽衣石亜矢の正体について、まるで物語の設定を読み上げているような気持ちで。
上堂敏樹:(一体どのような事態が起きているのかは、把握していたい)
御東 櫻:訥々と、努めて冷静に語り上げて――。
御東 櫻:「……つまり。亜矢ちゃんは文字通り「ずっと」この学校にいて。10年に一度、目覚めて」
御東 櫻:「そうして、私たちのような……オーヴァードを生むために、活動していた。そういうことに、なります」
上堂敏樹:「……驚いたな」話の内容に、というわけではなく。
上堂敏樹:「君たちは本当に……優秀だ」
上堂敏樹:一瞬だけ眼光を鋭くして、すぐ戻る。
御東 櫻:「……ねえ、先生。もう一度、教えてくださいますか」
上堂敏樹:「何をだい」
御東 櫻:賞賛の言葉に、小さく目礼で応えてから。
御東 櫻:「オーヴァードは、レネゲイドと呼ばれる何かに"感染"することで誕生する。ですが、全員そう"なる"わけではないと、先生は教えてくれました」
上堂敏樹:「ああ、そうだね」
御東 櫻:「……では、そう"ならかかった"。"なれなかった"人は、どうなるのでしょう」
御東 櫻:「……今、"影法師"に襲われた子は、眠っています。けれど、レネゲイドに触れたという事実は変わりません。なら――」
上堂敏樹:「そもそも、覚醒自体は起きない、ということはあるよ。ただ……」
上堂敏樹:「最悪のケース、というのがある」
上堂敏樹:「ジャーム、という存在があって、これは僕らオーヴァードとは表裏だ」
上堂敏樹:「レネゲイドの侵蝕が高まれば、不可逆の変化が起きる。帰ってこられなくなる、とも言う」
上堂敏樹:UGN側の説明のようだな、と思いながら語る。
上堂敏樹:今は彼女らにはジャーム化の危険性については頭に入れておいてもらいたい。
近衛まつ子:「そうなると、どうなるんですか……?」
上堂敏樹:「ただ衝動に従う存在になる。姿形は変わらなくても」
上堂敏樹:「君たちは、オーヴァードになってから、何か強い衝動を感じたことはあるかな?」
藤花桃香:「衝動…?」不安そうに横の2人を見る。
上堂敏樹:「戦いたい、憎い、血が欲しい、誰かを……殺したい」
御東 櫻:「そんなこと、思うわけが……!」
近衛まつ子:ぶんぶんと頭を振る。ツインテールがパタパタと揺れる。
藤花桃香:「無いよね。無いよ…」
上堂敏樹:「それはまあ、すごく幸いなことだけど、そのうちそういう時は来るから」
上堂敏樹:(……おかしいな)
上堂敏樹:「覚えておくように。今のままの自分でいたいなら」
上堂敏樹:(どうして俺はこんな風に……)
上堂敏樹:「自分の意志をしっかり持っておくことだ」
上堂敏樹:(……まるで教師みたいだ)内心苦笑をしながら。
御東 櫻:「……はい。忘れないように、します」
藤花桃香:「うん…。……でも、じゃあ、その」
藤花桃香:「櫻さんがさっき言ってたとおり、なんだけど。今、昏睡状態になってる子たちは」
藤花桃香:「最悪のケースに、なっちゃってるってこと?」
上堂敏樹:「まだわからないな。単に適応の問題ではあるかもしれない」
御東 櫻:「……亜矢ちゃんの、今回の「目覚め」では最悪に至らなかったとしても」
御東 櫻:「これから先も、繰り返していくなら。いつか、最悪に至る可能性は……いえ」
近衛まつ子:「……」
御東 櫻:「いつか必ず、悲劇を起こすことになるんですね。……亜矢ちゃんが。亜矢ちゃんの、行いが」
近衛まつ子:「私、亜矢さんを止めたいな」
上堂敏樹:「…………」
近衛まつ子:「もしかしたら、亜矢さんも知らないのかも」
近衛まつ子:「教えてあげたら、止まるよね?」
上堂敏樹:おそらく、彼女の背後には"ゼロアワー"セルがある。
上堂敏樹:オーヴァード増加事件を、彼女を利用して起こしているのだろう。
上堂敏樹:そのマッチポンプの回収者が自分だ。
上堂敏樹:「……もし」
上堂敏樹:「止まらなかったら、君たちはどうするのかな?」
上堂敏樹:ゆっくりと、全員を見回す。
御東 櫻:「……言葉で、止まらないのなら」
御東 櫻:「それ以外の。それ以上の方法で。……止めなければいけないと、思います」
御東 櫻:決意が伴っているわけでは、ない。けれど、そうすべきだと語る言葉は、奇しくも。
御東 櫻:自分のあずかり知らぬ場所で、力の使い道について語った少女と、何処か通じるものがある。
藤花桃香:「うん」頷く。「あ、あたしさ…」
藤花桃香:「最初に、影法師を追い払ったとき…まあ結果的にはちゃんと追い払えてなかったんだけど」
藤花桃香:「本当に、あたしの力が何かの役に立ったーって、嬉しかったんだよね」
藤花桃香:「だから、今度も…、ウチらの力で、亜矢ちゃんとか、あと学校の皆も助けられるなら」
藤花桃香:「やれること全部やりたいなって思う……」
藤花桃香:「………まっつんには、つらいかもだけどさ……」目でまっつんをチラリと見る。
近衛まつ子:「私……私は」
近衛まつ子:「……分かんない」
近衛まつ子:「亜矢さんは、行けないことをしてて、それはよくなくて」
近衛まつ子:「えっと、でも、警察とか、そういうのだって信じてくれるわけないし」
近衛まつ子:「……分かんない」
近衛まつ子:「先生。どうすればいいの?」
近衛まつ子:「教えてよ。先生でしょ?」
上堂敏樹:「…………」
上堂敏樹:「ひとつ、大事なことを教えようか」
上堂敏樹:「先生にも、わからないことはたくさんあるんだ。実は」
近衛まつ子:「えっ」
上堂敏樹:少し困ったような顔で。
近衛まつ子:「先生なのに?」
上堂敏樹:「そうだよ。あんまり他の先生には言うなよ」
上堂敏樹:ただでさえ、任務の件で悩んでいるのだ。
近衛まつ子:「でも先生がわからないなら私に分かるわけないよ……」
上堂敏樹:(……そうだよ。俺にだってわからないものはわからない)
上堂敏樹:(セルに従うなら、事件を止めるなんてもってのほかだ)
上堂敏樹:(耳を貸す振りすらする必要もない)
上堂敏樹:(どうしてあんなことをわざわざ聞いた?)
上堂敏樹:短い思考を経て。
上堂敏樹:「だから、考えないといけない……知らないといけない」
上堂敏樹:「二人もそうだ。覚悟が決まってるのはいいことだ。でも」
上堂敏樹:「ずっと、考え続けないとな」
藤花桃香:「……考えるって」
藤花桃香:「何を?」
上堂敏樹:「自分が」
上堂敏樹:「何をしたいか」
上堂敏樹:「何ができるか」
近衛まつ子:「願望……欲望?」
上堂敏樹:「よくできました」
近衛まつ子:「……ふふ。やった」
藤花桃香:「先生は、考えてるの?」
上堂敏樹:「考えてるさ」
上堂敏樹:(俺の)
上堂敏樹:(俺の欲望、は……)
御東 櫻:「……汝の欲することを為せ、ですか。これではまるで、悪役の台詞みたいですけど」
上堂敏樹:もうだいぶ昔、短い間だけ、二人で暮らした。
上堂敏樹:その時のことを思い出しながら。
上堂敏樹:「悪役ついでに、少し怖いことを教えようか」
上堂敏樹:「さっき、侵蝕が高まるとジャームになりかねないって話はしたな」
藤花桃香:「うん」
上堂敏樹:「だが逆に、その侵蝕は力にもなる。覚えておきなさい」
御東 櫻:「……したいことを、実現するための力……」
上堂敏樹:「力と衝動との間で揺れる」
上堂敏樹:「それが、オーヴァードだ」
上堂敏樹:「君たちがもし、どうしても力を選ぶなら」
上堂敏樹:「とても大事なことだからな」
上堂敏樹:(……選んでくれなければ、困る)と思う気持ちはどこか弱く。
近衛まつ子:「……うん」曖昧げにだが、しっかりと頷く。
藤花桃香:「うん」続いて、コクンと頷く。
御東 櫻:はい、と小さく応える声。一瞬、視線は同席する仲間二人に向いて。
御東 櫻:「……先生」
御東 櫻:「私は、桃香ちゃんやまつ子ちゃんほど、自分の力を理解しているわけじゃありません。……これまではせいぜい、お菓子を運ぶのに使っていたくらいです」
上堂敏樹:「ああ、そうか」
上堂敏樹:確かに、彼女の力はまだ詳細に見たことはない。
御東 櫻:「……先生は、力の使い方をよくご存じなのですよね。きっと、私が、これまで想像したことすらないような使い方も。……ですから」
御東 櫻:「私に、教えてください。……私は、何ができるのか」
上堂敏樹:「御東さんに……」
上堂敏樹:「わかった。僕にできる範囲で、教えよう」
御東 櫻:お願いします、と。応える声は控えめで、けれどはっきりと。
御東 櫻:「……それと。櫻、で結構ですよ。先生も、もう「仲間」なんですから」
御東 櫻:僅かにはにかみながら、微笑んで――。
GM:では、このシーンはこれで終了!
GM:このシーンではロイスの取得や感情変更のみ可能!購入はなし!
御東 櫻:ロイス!変更なしでこのままで!
近衛まつ子:先生に取ります。
藤花桃香:上堂先生には次回シーンで取得しようかな。保留にします。
GM:まつ子!何を!
近衛まつ子:-先生/上堂敏樹/傾倒:○/猜疑心/ロイス
上堂敏樹:櫻さんへのロイスを○興味/不安に変更します。
藤花桃香:けっ傾倒
GM:傾倒だなんてそんなの許しませんよ!
近衛まつ子:これでロイスは埋まり!
上堂敏樹:近衛さんと藤花さんも○興味/不安にしよう
GM:興味!ようやく人間らしい感情が!
GM:では、改めてこのシーンは終了です!