■Middle02
GM:情報収集その①になります。シーンプレイヤーは川端さん。他、登場自由。
GM:登場侵蝕をお願いします。
弓崎光樹:出ます
弓崎光樹:弓崎光樹シーンイン(侵蝕率:48->58)
川端湧希:侵蝕率+7(1d10->7) (侵蝕率:40->47)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:41->50)
GM:OK!
GM:情報項目はこちら!
・FHセル"アビサル"について <情報:UGN>難易度7
・園原ともえについて <情報:UGN>難易度10 『弓崎光樹』のみ達成値+3
・"ピスキヴォーレ"について <情報:UGN>難易度8
GM:追加の判定する場合は侵蝕+1d10で。頑張って~
川端湧希:じゃアビサルやろうかな~コネがないし
川端湧希:情報:UGNで素振りします。
川端湧希:3dx+1>=7
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 9[3,4,9]+1 → 10 → 成功
川端湧希:OKOK
フランカ・カペッロ:じゃあ“ピスキヴァーレ”について!
フランカ・カペッロ:コネ:UGN幹部で情報:UGNを振ります!
フランカ・カペッロ:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 10[2,3,7,10]+1[1] → 11 → 成功
フランカ・カペッロ:成功!
弓崎光樹:よし、ともえさんについて行きます
弓崎光樹:《砂の加護》ダイス+3個、自分に使います
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率+3上昇(侵蝕率:58->61)
弓崎光樹:5dx+4>=10
DoubleCross : (5R10+4[10]>=10) → 9[2,3,4,5,9]+4 → 13 → 成功
弓崎光樹:成功
GM:素晴らしい!全員合格ってワケ
GM:では情報開示
①FHセル"アビサル"について
オーヴァード能力を持つ児童を誘拐し、非人道的教育・改造を施した上で生物兵器として企業・犯罪組織などに販売し、利益を得ることを目的としたFHセル。
より優れた、より扱いやすい生物兵器の製造を目的とする研究機関としての側面も持つ。
兵器はオーヴァード能力の戦闘強度によってA~Dまでランク付けされ、コードネームと紐づいた識別子によって管理される。
また、ジャーム化した兵器は扱いづらく失敗作とみなされ、内部の専門チームにより廃棄処理が行われていた。
現在、"アビサル"管理下にあった200余名の生物兵器は、園原ともえを除いて全員が消息不明。
②園原ともえについて
エグザイル/オルクスのオーヴァード。識別子はD-080"シーウィード"。
拠点からの逃亡に伴う栄養失調のため、現在はUGN支部内の病院で療養中。
血液検査により、彼女の体内には由来不明のレネゲイド因子が色濃く含まれた、目的不明の薬品が投与されていたことが判明。
人体に影響はないが経年劣化に強く、半年以上は体内に残り続けるとのこと。
誘拐されて日が浅く、彼女から"アビサル"内部情報を聞くことは難しいようだ。
……ちなみに本人曰く、使用可能な能力は指先を任意の工具に変形すること、のみ。
FHセル内での能力計測にて全力を出そうとしたところ、何も起きなかったし凄く疲れる!!無理!!とのこと。
③"ピスキヴォーレ"について
ジャームとなった生物兵器(失敗作)の廃棄処理専門チーム。
優秀な戦力と模範的な態度を評価されたランクAの兵器がメンバーに抜擢されることもある。
拠点跡地のデータを参照する限り、元兵器のメンバーは以下3名のみ。
・A-001"スティングレイ"江賀らいと <ブラックドッグ/モルフェウス>
記録上、最初に製造された生物兵器。
現在は他の兵器と同じく消息不明。
・A-006"トルピード"里部れい <ソラリス/オルクス>
数年前、能力の過剰使用によりジャーム化。
親友である"メデューサ"によって廃棄処理され、死亡。
・A-017"メデューサ"古手るにて <バロ—ル/ブラックドッグ>
"トルピード"廃棄処理の数日後に脱走し、消息不明。
また、UGNチルドレンの中に『"メデューサ"古手るにて』と同一の名前・特徴を持つ、8本の鎖を主武装とする少女が存在するようだ。
GM:以上!
GM:N市UGN支部・会議室
GM:調査開始から半日ほどが経過した。
GM:拠点跡から発掘されたデータや、各々が持つコネ・情報源を元に、各自が得た情報を整理するため再び会議室へ集合した。
黒猫まち:「じゃ、集まった?集まったね??」
フランカ・カペッロ:「っぽいわよ!」
弓崎光樹:「いまーす!」
川端湧希:「うん。これ、私から言ったほうがよさそうかな、内容的に」
黒猫まち:「ぽいぽい!!お願い湧希ちゃん!」
川端湧希:「お願いされる。……“アビサル”セルは」
川端湧希:「オーヴァードの子供を攫って、実験して、兵士として売りつけてる」
川端湧希:「ご丁寧に、能力強度でランク付けまでして……許せない」
川端湧希:「人を、モノみたいに……」
弓崎光樹:「モノ扱いしていいのはモノだけなのに、なぜ人間は同族をモノ扱いしたがるのでしょうね」ため息
川端湧希:「あ、いや、その、モノが悪いってわけじゃなくてさ……!」
川端湧希:「うん。人は人として扱われなきゃあだ」
川端湧希:「……ただ。今はみんな行方不明になってるみたい」
フランカ・カペッロ:「行方不明……」
川端湧希:「園原ともえちゃんも、"ピスキヴォーレ"の面々も、みんな」
川端湧希:「だから、居ることが分かってる、2人が会った子たちが、やっぱり手がかりになるとは思う」
フランカ・カペッロ:「そうね……私が会った人は、今どこにいるかわからないのが難点だけれども」
フランカ・カペッロ:「でも生存している事自体がとっかかりになるかもね」
弓崎光樹:「私の方はばっちりいます! いますよね?」まちさんの方を見る
黒猫まち:「いるよん!!今は、病院で療養中って聞いてる」
川端湧希:「うん。私はこんなとこ……光樹ちゃんは?」
川端湧希:「ともえちゃんについて調べるって言ってたよね。どう?」
弓崎光樹:「よかった、たまに抜け出る悪い子がいますからね、おしおきは痛いのですよ……」
弓崎光樹:「あ、そうでしたでした。 あの子の能力についてなのですが—……」
弓崎光樹:「オーヴァードとしては、身体を工具に変形させるのが精いっぱいのようですが」
弓崎光樹:「由来も目的も不明の、よくわかんない因子が投与されてるみたいです」手帳捲って確認しつつ話す
黒猫まち:「レネゲイド因子のことかにゃ?どこらへんに……?」
川端湧希:「たしかDだったよね?あんまり戦力として見込めないって評価」
川端湧希:「なのに、何か仕込まれてる?」
弓崎光樹:「体内、しばらくは残るみたいです。 またぞろ何かの実験の結果だと思いますけど、あまり良い予感はしませんねー……」
川端湧希:「彼女だけ特別なのか、そもそも全員に仕掛けがあるのか」
川端湧希:「どっちでも、なんか嫌な響きだ」
フランカ・カペッロ:「そうね……」
黒猫まち:「ほむほむ。あんまり、良いものではなさそうだにゃ……」
弓崎光樹:「ですねー」
弓崎光樹:「FHはやはり畜生共……あ、フランカさんはなにかわかりましたか?」
弓崎光樹:「特にあの魚雷さんの事とか、とか!」
フランカ・カペッロ:「私の方は"ピスキヴォーレ"について調べていたわ」
フランカ・カペッロ:「ジャーム化した人の廃棄専門チームで、」
フランカ・カペッロ:「兵器化された子の中から抜擢されることもあったらしいわ」
フランカ・カペッロ:「そこに私が遭遇した里部れいも居たらしいのだけど」
フランカ・カペッロ:「不思議なことに、その子自身もジャーム化してしまい、死んでいるみたいだわ」
弓崎光樹:「死んだはずなのに、生きていた……ということですか」
川端湧希:「んん……?」
川端湧希:「復活したってこと?それとも別人?」
フランカ・カペッロ:「そこまではわからねいけど……」
フランカ・カペッロ:「あとはそうね、一人消息不明となっている人もいるらしいわ」
フランカ・カペッロ:「"スティングレイ"江賀らいと」
フランカ・カペッロ:「処分チームに抜擢されるほどの実力でありながら、消息不明なのが気になるところかしら」
弓崎光樹:「この状況で消息不明は、確かに気にかかりますね……」
川端湧希:「その二人がチームなんだ。確かに、気にかけたほうがいいのかな」
フランカ・カペッロ:「あとは、まぁ、私の姉のような人もその処分チームに居たらしいけど、今はUGNチルドレンとして活躍しているから」
川端湧希:「とはいえ、消息不明だとなあ。手がかりとしては……」
川端湧希:「……お姉さん?」
黒猫まち:「……姉?フランカちゃん、お姉さんがいたの?」
フランカ・カペッロ:「雇ったのだわ!姉として」
黒猫まち:「雇った」
弓崎光樹:「お姉さんって、お金で雇える概念だったんですね……!」
川端湧希:「それ姉っていうか、家庭教師とか使用人っていうんじゃ……」
フランカ・カペッロ:「えぇ、そうよ。それなりの財産は時に姉も雇えるわ」
弓崎光樹:「私も今度誰か雇ってみましょうか、面白そうですし」
黒猫まち:「フランカちゃん、結構お金持ちなのかしら……?」
川端湧希:「その人に聞いたら、なにか分かるのかな……あ、でも」
川端湧希:「フランカは、お姉さんのこと巻き込みたくない?」
川端湧希:「巻き込みたくないなら、聞かない」
フランカ・カペッロ:「えぇ、できれば」
弓崎光樹:(あ、これ強引に突っ込んだら後が怖い奴だ)
弓崎光樹:「なら、巻き込むのはよくないですねー」
フランカ・カペッロ:「それに何らかの計画に参加しているようなら、こちらに自然と話しているはずよ」
フランカ・カペッロ:「だって、私の姉ですもの」確かな信頼があるような振る舞い
黒猫まち:「信頼してるってワケね、お姉さんのこと」
川端湧希:「ふふ。通じ合ってるんだ」
弓崎光樹:「何かいいですね……」
黒猫まち:「……ちなみに、そのお姉さんの名前は?」
フランカ・カペッロ:「"メデューサ"古手るにて」
黒猫まち:「ふんふん、ふ・る・て・るにて……」小気味よい音で、自前のノートPC端末のキーボードを弾く。
GM:ッターン!!!
黒猫まち:「うん、確かにUGNチルドレンにその名前があるわね」
フランカ・カペッロ:「えぇ、いるはずよ」
黒猫まち:「今の予定はーっと……別支部のR案件に駆り出されて……海の上でイカ退治?だそうよ」
川端湧希:「……イカ退治……」
弓崎光樹:「イカ! 何ですそれ、面白そう……!」
フランカ・カペッロ:「そんなことをいっていたような気もするわ」
川端湧希:「……なんか、本当に変なとこよね、この街」
川端湧希:「まあ、ともかく、情報源にはならないか」
黒猫まち:「……ともあれ、今なおこんな甲斐甲斐しく働くチルドレンが、事件に関わってる可能性は」
黒猫まち:「かなり低いってワケ、ね……」
川端湧希:「別の線から進めるしかなさそう。やっぱりともえちゃんかな?」
黒猫まち:「…………」少しだけ、間を置いて。
黒猫まち:「いや、ともえちゃんだけじゃないね」
川端湧希:「え?」
弓崎光樹:「はい?」
フランカ・カペッロ:「どういうことかしら?」
黒猫まち:「ともえちゃんは、光樹さんが見つけて保護してくれたのよね?」
弓崎光樹:「結果的にそう言う事になってます」
黒猫まち:「"アビサル"セルの事件は、彼女を保護した日時とそう変わらない」
黒猫まち:「そして、アビサル管理下にあった子供達は200名近く。その全員が行方不明ってことは……」
弓崎光樹:「誰か他にも、保護されている可能性があるということですか?」
黒猫まち:「このN市近辺に、ともえちゃんと同じ様に逃げてきた子がいる……とは考えられないかな」
川端湧希:「200人……」
川端湧希:「そうだね、その子達がどっちにしろ、放ってはおけない」
黒猫まち:「ふふ……皆、次にやることが決まったわよ!!」
黒猫まち:「探してきて!!足で!!」
川端湧希:「逃げ出したなら保護しないといけないし」
川端湧希:「もし、その逃げ出したが」
川端湧希:「自分たちの手で、あれをやって、だったら」
川端湧希:「別のことも考えなきゃかも」
黒猫まち:「……そうね、その、最悪の可能性もあるけれど」
黒猫まち:「ともかく、まずは出来るところから……だったっけ?」
弓崎光樹:「あれとは、話に聞くセルの惨状ですか……」
弓崎光樹:「確かに、自らやったのなら危険な可能性も考えておかないといけませんね」
川端湧希:「うん。どっちにしろ、見つけないといけないのは一緒だ」
川端湧希:「脚で探しますか」立ち上がって、うーんと背筋を伸ばす。
川端湧希:「お勉強よりは、そっちのほうが好きだな、私」
フランカ・カペッロ:「……姉が所属していた場所というなら、ますます放っておけなくなったわ」
フランカ・カペッロ:「姉はUGNチルドレンとしとの活躍の場を与えられているけど、その行方不明の人たちはそうではないかもしれない」
フランカ・カペッロ:「探して、適切な居場所を用意してあげなくちゃね」
弓崎光樹:「優しいですねフランカさんは」
弓崎光樹:「そんな風に、FHチルドレンにも優しくしてくださる方がいるなら……私もちょっと頑張っちゃいます」
黒猫まち:「よし!じゃあ、方針が固まったってことで……」
黒猫まち:「各自解散!私はここで皆の連絡係するから手伝えなくて残念だけど、頑張ってニャ~~!!」
川端湧希:「そっちも大事な仕事でしょ」
川端湧希:「信じてるから。一緒に頑張ろうね、まちちゃん」
黒猫まち:「湧希たん……天使か……?」
GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
黒猫まち:さておき、ロイスとかどうぞ、ってわけなのだ
川端湧希:フランカちゃんにとろ
フランカ・カペッロ:川端湧希/◯連帯感/不安/ロイス
川端湧希:-同行者/フランカ・カペッロ/感心:○/疑念/ロイス
フランカ・カペッロ:購入はUGNボディアーマー!
弓崎光樹:フランカに ☑感服/劣等感 で
川端湧希:ボディマ狙います~
フランカ・カペッロ:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[6,8]+1 → 9 → 失敗
フランカ・カペッロ:だめ、以上で!
川端湧希:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 10[7,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功
川端湧希:やった!装備します
川端湧希:以上で!
弓崎光樹:シューターズジャケットで
弓崎光樹:2dx>=13
DoubleCross : (2R10[10]>=13) → 5[2,5] → 5 → 失敗
弓崎光樹:まあ無理よね・・・!
GM:OK!ちなみに次回はミドル戦闘、との噂……。
■Middle04
GM:情報収集その②になります。シーンプレイヤーは弓崎さん。他、登場自由。
GM:登場侵蝕をお願いします。
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:67->69)
川端湧希:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:61->69)
弓崎光樹:シーンイン+10(1d10->10)(侵蝕率:85->95)
GM:ゆ、弓崎ちゃん……
GM:情報項目はこちら。
・"アゲインスト・アンカー"について <情報:UGN>難易度9
・"スティングレイ"江賀らいとについて <情報:UGN>難易度9
・"スティングレイ"の計画について <情報:UGN>難易度10
GM:追加の判定は侵蝕+1d10でOKです。頑張ってね!!
川端湧希:"スティングレイ"江賀らいとについて 行ってみます
フランカ・カペッロ:"スティングレイ"の計画について コネ:UGN幹部を使って判定!
川端湧希:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[4,9,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功
フランカ・カペッロ:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,3,5,10]+8[8] → 18
川端湧希:めっちゃ分かった
フランカ・カペッロ:成功でーす
GM:知りすぎている
弓崎光樹:3dx+1>=9 アゲインストアンカーについてで
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[5,7,10]+8[8]+1 → 19 → 成功
弓崎光樹:ナンダコレ・・・・・
フランカ・カペッロ:みんな理解がすごい
川端湧希:ぜんぶわかる
GM:美少女たちから知り過ぎて貰えるの羨ましくない?
GM:では、情報公開。
①"アゲインスト・アンカー"について
FHセル"アビサル"が行っていた研究の一つ。
特殊なレネゲイド因子を含む薬物"アゲインスト・アンカー"を事前にオーヴァードへ投与し、外部から同一の因子を含む電波を流すことで体内のレネゲイドウィルスを活性化させ、強制的に暴走状態でジャーム化させることが可能。
購入者が任意のタイミングで兵器の能力を向上させる機能を付加し、テロ兵器としての価値を高めようとする目的で開発された。
薬物は"トルピード"のソラリス能力、電波は"スティングレイ"のブラックドッグ能力により実現。
しかし、生産工程における能力の過剰行使に耐え切れず"トルピード"がジャーム化したため、量産不可能となり凍結。
②"スティングレイ"江賀らいとについて
生物兵器として生きる羽目になった不遇を嘆き、他者を信頼しようとしなかった江賀らいとは"ピスキヴォーレ"においても扱いづらさが目立つようになる。
"トルピード"里部れいの加入後は彼を廃棄処理すべきとの声も上がっていた。
しかし、それを知った里部れいは、持ち前の優しさから自発的に彼へ話しかけ、度重なる交流の末"アビセル"への協力姿勢を引き出すことに成功。
薬物"アゲインスト・アンカー"研究においても里部れいを通じて協力していたが、里部れいの廃棄処理後は再び元の状態に戻ってしまう。
しかし数日後、人が変わったかのように"アビサル"への協力を見せるようになり、構成員達からの信頼を得る様になった。
③"スティングレイ"の計画について
構成員と同程度の権限を持つ"ピスキヴォーレ"の立場を巧妙に利用し、200余名の生物兵器全員に抗生物質と称して"アゲインスト・アンカー"を投与するよう誘導。
その後、生物兵器達と結託して"アビサル"全構成員および拠点施設を壊滅。
「能力を悪用しようとする悪い奴らに捕まるため、外での能力使用や目立つ行動は危険」と伝えた上で、200余名の生物兵器をN市に開放した。
兵器達が各々の意思でN市周辺またはN市外に潜伏・散開したところで、一斉に"アゲインスト・アンカー"を起動し、近日中に大規模なジャームテロ事件を起こそうとしている。
兵器全員に起動電波を送り込むため、自身のモルフェウス能力と第三者のオルクス能力者が持つ広域化を施した電波塔を建造する想定。
また、自身の姿を"トルピード"と偽ってN市支部所属エージェント数名に接触し、計画を匂わせる内容を伝えている。目的は不明。
GM:以上!
GM:N市UGN支部・会議室
GM:工業跡地での戦闘から6時間後。既に陽は落ち、空は宵に染まっている。
GM:『戯言』の日時まで、あと7時間を切った。
GM:"スティングレイ"に絞った既存情報の精査、および拠点より発見された追加の情報を付合させるため、三度会議室に集まってきたところだ。
黒猫まち:「全員集合!!しゅうごーう!!」
川端湧希:「……してるってば。集合」
フランカ・カペッロ:「そうね」
弓崎光樹:「集合しましたー」
黒猫まち:「……うん。じゃあ、時間ももうないし。さくさくいきましょうか」
川端湧希:「うん。本当に時間がない……!」
川端湧希:「“スティングレイ”については、資料を共有した通り」
川端湧希:「“トルピード”が処分された後に、目的があって、セルに従順なふりをしてた」
川端湧希:「その計画が、“アゲインスト・アンカー”を使うってやつ」
川端湧希:「……“アンカー”は光樹ちゃんの担当だっけ?」
弓崎光樹:「ええ」と、向き直って
弓崎光樹:「特殊な因子と電波で強制的にジャーム化させる実験、だそうですよ」
弓崎光樹:「どこまでも外道というか、面白みがない実験がお好きなようですね、FHは」
古手るにて:「…………」フランカの傍に控え、無言で話を聞く。
弓崎光樹:いつも通りだが、気持ち不機嫌さがにじみ出ている声色で
川端湧希:「……でも、“トルピード”がそれを作ってたんでしょう?」
川端湧希:「じゃあ、もうなくなった計画じゃないのかな」
弓崎光樹:「ええ、薬物はトルピードさん、電波はスティングレイさんの担当だったそうです」
弓崎光樹:「つまり、因子を持った受け手側は増やせませんが、既に持っている子たちをジャーム化させることはできるということでしょう」
川端湧希:「それがさっきの電波か」
弓崎光樹:「ええ……それを利用して何をしようとしているかは、フランカさんが調べてらっしゃいましたよね」
フランカ・カペッロ:「そうね」
フランカ・カペッロ:「簡単にいえば、大規模テロ計画よ」
フランカ・カペッロ:「電波塔を建造して、一斉にアゲインスト・アンカーを起動するって話らしいわ」
フランカ・カペッロ:「ただ、不可解な点もあるわ」
フランカ・カペッロ:「“トルピード”の姿になって、計画を数人のUGN関係者に匂わせていたらしいの。私のときみたいに」
川端湧希:「……うん」
川端湧希:「変だよね、それ」
川端湧希:「わざわざ時期教える必要もないし、そもそも計画は魚雷でもない」
川端湧希:「……」
川端湧希:「ねえ、るにてちゃん」
古手るにて:「……はい」
川端湧希:「“スティングレイ”って、二重人格とかだったりする……?」
古手るにて:「いえ。私の知る限り、彼がそういった特殊ケースではなかったと認識しています」
弓崎光樹:「私みたいに突撃インタビュー……ってわけでもなさそうですねー」
古手るにて:「"ピスキヴォーレ"は実力に加えて、上層部が御しやすいと判断した兵器のみが任命されるのですから」
古手るにて:「………………ですが」
古手るにて:「正直、私は"スティングレイ"のことを詳しく知りませんが」
弓崎光樹:「何か心当たりが?」
古手るにて:「"トルピード"であれば、別です。彼女は……」
古手るにて:「あの古巣の中で、唯一の友達、でしたから」
古手るにて:少しだけ、沈黙する。今必要な状況だけを整理するように。
川端湧希:「……そっか」
川端湧希:「話、聞かせてくれてもいい?」
弓崎光樹:「辛いなら要点だけで良いので、お願いします」
古手るにて:「……"トルピード"。彼女は、同様に兵器だった私達にとても優しく、そして勇気づけてくれる子でした」
古手るにて:「彼女がいてくれたから、私はあんな場所でも壊れずにすんだ」
古手るにて:「彼女は気さくで要領がよく、構成員からも気に入られて、雑誌や新聞などセル外の情報を融通してもらっていました」
古手るにて:「それを私達に共有してくれて、外への……自由への希望を持たせてくれました」
古手るにて:「いつか、皆でここを飛び出して、色んな所へ遊びに行こうと」
古手るにて:「だから、その未来を勝ち取るために、今は我慢の時、と」
古手るにて:「そういう、ひと、で、した」次第に、声が小さくなっていく
フランカ・カペッロ:「そうだったのね……」
川端湧希:「……でした、なんだよね」
弓崎光樹:「過去形、ですか」どこか遠くを見るように目を細めて
古手るにて:「……ええ。だから、私が。終わらせました」
古手るにて:目頭に溜めた雫を、拭う。
弓崎光樹:「残念です、会えたらのならばお話してみたかったですが」困った顔でフランカさんの方をちらと見る
フランカ・カペッロ:「るにて……」
古手るにて:「……ごめん、なさい」
古手るにて:どこへ投げつけるわけでもなく、一人、謝罪を呟き
古手るにて:パチンと、自分の両手で頬を叩く。
古手るにて:「……時間がないんですよね」
フランカ・カペッロ:「そうね」
古手るにて:「私だけ、感傷に浸って迷惑掛けるわけには、いかないよね」
川端湧希:「うん。まだ分からないこともあるけど」
川端湧希:「止めなきゃいけないのは、確かだから」
弓崎光樹:「ほっといたら200近くがジャーム化ですからね、させるわけにはいきません」
古手るにて:「……すみません、皆さん。話を続けます」
弓崎光樹:「実利的にも、心情的にも」
弓崎光樹:「お願いします」
古手るにて:「彼女は、そういった心優しい性格ゆえ、兵器にはわけ隔てない方でした」
古手るにて:「だから、"スティングレイ"さんも、彼女にお世話になっている、と思います」
古手るにて:「これは、私の主観的な推測になる、のですが、恐らく……」
GM:その時、会議室内に無機質な着信音が鳴り響く。
黒猫まち:「ん?着信……」
黒猫まち:「はい……はい…………は?」
黒猫まち:普段は気楽な面しか見せない彼女の顔が、青白く染まる。
黒猫まち:その後、数度の相打ちを経て、電話を切り。
川端湧希:「……どしたの?」
黒猫まち:「……ともえ、ちゃんが」
弓崎光樹:無言で立ち上がる
黒猫まち:「園原ともえちゃんが……病院抜け出して、行方不明になったって」
川端湧希:「……っ」
弓崎光樹:「ともえさんが」
フランカ・カペッロ:「それは……」
弓崎光樹:「……探しに行きます」と言ってポーチを手に取ります。
弓崎光樹:機械的な所作だが、表情に焦りの色が隠せていない。
黒猫まち:「待って、弓崎ちゃん」
弓崎光樹:「何……ですか?」思わず敬語が抜けかけながら振り返る
黒猫まち:「居場所なら、分かる」
黒猫まち:そう言って、彼女は自身のノートPC端末を忙しなくたたき始める。
弓崎光樹:「それは、何処ですか?」まちの方に歩み寄りながら問いかける。
黒猫まち:「実は、皆が子供達を探してる間に、園原ともえちゃんの担当医の方にちょっとコンタクトを取っててね」
黒猫まち:「彼女の中に流れている特殊なレネゲイド因子……“アゲインスト・アンカー”だっけ?」
黒猫まち:「その因子を指標にして、私の能力を使ってレーダーで探知できないかやってみててね」
弓崎光樹:「できるんですか?」
黒猫まち:「つい、さっき。出来上がったわ」
川端湧希:「えっすご……」
川端湧希:「まちちゃんすごいじゃん!」
弓崎光樹:「凄いですね、流石はオペレート特化オーヴァード」
黒猫まち:PCの画面を、全員に見せる。N市周辺の地図上に、200個ほどのの赤い点が表示されている。
弓崎光樹:「では、お願いします……ともえさんを探し出してください」
川端湧希:「……こんなに。200居るって、頭では分かってたけど」
川端湧希:「これが、一斉にジャーム化したら……」
川端湧希:「……」
川端湧希:「止めないとだ」
弓崎光樹:「ええ」
弓崎光樹:「止めましょう」
黒猫まち:「……でね。ともえちゃんだけは、それに加えて、彼女自身のレネゲイド因子のデータを拾えたから」
黒猫まち:「彼女の点だけは、識別できる」
黒猫まち:「でも。多分。急いだ方がいい」
黒猫まち:そういって、彼女が指を指した、ひときわ大きな赤い点。
黒猫まち:──川端湧希。君は、この座標に見覚えがあるはずだ
黒猫まち:なぜならそこは。数日前、潜入先として自身が頭に叩き込んだ座標と、一致しているからだ。
川端湧希:「……ここを知ってる?」
川端湧希:「……そういう人が、連れ去ったかもってこと……?」
黒猫まち:「……フランカちゃんが聞いたって言う時刻まで、もうわずかもない」
弓崎光樹:「連れ去った……?」座標を見て立ち上がりかけのところで、湧希さんの言葉に止まる
黒猫まち:「目的は分からないけど。でも。ともえちゃん自身に行く理由を考えるより」
黒猫まち:「計画の首魁が、この場所に連れ去ったと考えた方がずっと理屈が付く」
川端湧希:「でも、もしそうだとしたら」
川端湧希:「逆に言えばさ。そこに行けば全部解決するってこと」
川端湧希:「ぶちのめせばいいんだから」
弓崎光樹:「首魁って、つまりスティングレイさんですか」
弓崎光樹:「ええ、分かりやすくて助かります。 ……一人で行かなくていいわけですし」
フランカ・カペッロ:「ここで手分けする必要が出るよりは、マシだわ」
黒猫まち:「……ごめんね、るにてちゃん。続きは、向かう道中で話してもらえるかな」
古手るにて:「……はい。私も、その方がいいかと」
黒猫まち:「よし、皆!!次の方針が決まったわよ!!」
黒猫まち:「ともえちゃんの現在位置……FHセル"アビサル"跡地に、向かってくださいな!!」
弓崎光樹:「あっ……ええ、お任せあれ!」まちが仕切り直したので気がついていつもの調子で返す
GM:シーン終了。最後のロイス・購入が可能。
川端湧希:応急買おう
弓崎光樹:黒猫まちさんに、☑尊敬/疎外感
川端湧希:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[7,9,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功
弓崎光樹:応急をダメ元で振っておきますかね
川端湧希:OK.使う!
弓崎光樹:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 6[2,3,6] → 6 → 失敗
川端湧希:15+2d10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+15[5,10] → 30
川端湧希:MAXの27まで回復!
川端湧希:残りロイス枠は保留します。以上で!
フランカ・カペッロ:応急買いますー
フランカ・カペッロ:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 8[2,4,8]+1 → 9 → 成功
フランカ・カペッロ:使います
フランカ・カペッロ:4+2d10
DoubleCross : (4+2D10) → 4+17[8,9] → 21
フランカ・カペッロ:21まで回復!
フランカ・カペッロ:黒猫まち/◯感服/劣等感/ロイス
フランカ・カペッロ:これを取得で以上!
GM:OK!
■Climax
GM:クライマックスになります。全員登場。
弓崎光樹:シーンイン+8(1d10->8)(侵蝕率:95->103)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:69->78)
GM:登場侵蝕をお願いします。もうしてる!
川端湧希:侵蝕率+7(1d10->7) (侵蝕率:69->76)
GM:OK!
GM:クライマックス前に、1個だけ情報項目を。
①“スティングレイ”の目的について <情報:UGN>難易度20
古手るにてと会話したことがある場合、達成値+10
GM:頑張って~~。
弓崎光樹:振りまーす
GM:どうぞ!
弓崎光樹:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[1,3,4,8]+1 → 9
弓崎光樹:あ、+10しても一足りない……
弓崎光樹:持っててよかった財産点、1点使って成功にします!
GM:OK!では情報開示!
①“スティングレイ”の目的について
彼に希望を与えたくれた、里部れいへの弔いのため。
"アゲインスト・アンカー"研究は、彼女の死を以って凍結された。
このままでは里部れいの努力が、苦痛が、成果が無駄になってしまう。
そうはさせない。自分を犠牲にしてでも、彼女に成り代わってでも、世界に知らしめてやる。
"アゲインスト・アンカー"という、彼女が唯一この世に遺した成果を。
──決行は、彼女の命日。
GM:深夜12時頃だろうか。戯言の刻限まで、既に1時間を切っている。
GM:木々の開けた地平の先、煌々と輝く宵の街並みを望める高地の平原。
GM:人間達の営みゆえに、星は隠され夜闇は深さを増す。まるで、"深海"の底の様に。
GM:N市・“アビサル”拠点近隣、山頂
江賀らいと:「…………」
江賀らいと:《キングダム》
江賀らいと:自身のオーヴァード能力と、事前に拠点から運んでいた資材を組み合わせ、巨大な電波塔を瞬時に構築する。
江賀らいと:その根元に、意識を失っている園原ともえを横たわらせ、鍵の無い手錠で塔に拘束する。
江賀らいと:「……………」
江賀らいと:塔に設置されたパネルを開き。里部れいが亡くなった時刻に合わせて設定。
江賀らいと:その時が来れば、園原ともえのオルクス能力と、オーヴァードとしての超人的な肉体を糧に。
江賀らいと:市内に散らばった200余名の生物兵器を一斉にジャーム化させる電波が発信されるだろう。
江賀らいと:「………間に合った。これで、全て上手くいく」
GM:──過去を、想起する。
里部れい(生前):『……やあ、少年。荒んでるね、隣いいかい?』
GM:里部れい。変な女だった。
里部れい(生前):『お偉いさんにいい顔するの、割とおすすめ。こうやって、おこぼれを貰えたりするしね』
GM:構成員の連中からも、他の兵器達からも孤立していた俺を、しつこく気にかけて。
里部れい(生前):『いつか、皆で外に出たらさ。今までできなかった分、いっぱい遊ぼう!!』
GM:求めてもいないのに、勝手に人に希望を持たせておいて。
里部れい(生前):『ごめン。いま、何もカも、わかラ……テ』
GM:そのあげく連中に酷使されて、化け物になって。
里部れい(生前):『……痛ク、しナ……イ、で』
GM:最期は、たった一人だった女。
江賀らいと:「っつ……」
GM:全身に走る不和感。里部れいを模した身体の一部が歪に、元に戻る。
江賀らいと:「やはり。ガタが来ている……ということか」
江賀らいと:【E:妄念の姿】
江賀らいと:何度か、自身の体躯を修正しようとするが、綻びが消えることはない。
江賀らいと:模倣の触媒、そして"アゲインスト・アンカー"起動電波を流すため、自身に移植された里部れいの臓器。
江賀らいと:それが、彼女の記憶を失いかけている。
江賀らいと:だからこそ……『間に合った』。少年の顔が、くにゃりと歪む。
江賀らいと:生物兵器全員の解放とFHセルの崩壊。
江賀らいと:里部れいが夢見た、自由。まず、俺はそれを成し遂げた。
江賀らいと:ただ、お前だけがいなかったことを除いて。
江賀らいと:そして、ここからは俺の自己満足だ。
江賀らいと:里部れい。お前が生きた証を。世界に刻んでやる。
弓崎光樹:では、他の人たちより少しだけ早足で……というより駆け足で、その場に現れます。
弓崎光樹:途中まで情報を聞き、冷静に考えていたが。 塔が立ったところでいてもたってもいられず、駆け出してきてしまった。
弓崎光樹:「はぁ……っ……何事にも酸素がいるのは、有機生命体の悪い……今は私もそうか……」
弓崎光樹:「……こんばんは、江賀らいとさん」
江賀らいと:「……!」
江賀らいと:「……なぜ、分かった。この場所が」
弓崎光樹:と、慣れない全力疾走で真っ赤な顔を取り繕うように声をかける
弓崎光樹:「目が良い方が、知り合いにいまして」と、やってしまったという表情で後ろに目をやる
弓崎光樹:「申し訳ありませんが、ともえさんは返していただきます」
江賀らいと:「貴様らUGNには、生物兵器共の足取りを追わせ……この拠点周辺からは離れるように、仕向けていたのだが」
江賀らいと:「そう、全てが上手くいくわけでは、ないか」
川端湧希:「優秀なバックアップが居るの、私達」その後ろから現れる。
弓崎光樹:「私はUGNじゃないから、じゃないですかね?」あはは、とから笑い
川端湧希:「気づかなかったんでしょ。電波、遮断しちゃってたから」
川端湧希:「私達、4人のチームなの」
江賀らいと:「……ふむ。なるほど、ね」
川端湧希:「“スティングレイ”江賀らいとさん。あなたのしようとしていることは、見過ごせない」
川端湧希:「死んだ人に悪名なんか背負わせない。あなたにもこれ以上の罪を背負わせない」
江賀らいと:「オーヴァード能力としての戦闘強度は十分に計っていたはずだが、捜査の腕前を侮っていた、ということか」
川端湧希:「地獄で迷ってほしくないから。ここで火を送ってあげる」
江賀らいと:「……知ったような、口を、きくな」
江賀らいと:「お前に何がわかる。俺が、何を考え、ここに立っているか、など」
川端湧希:「そりゃあ、真に正しくまでは分からないけど。あなたは、分かるのに、無視してるよね」
江賀らいと:「無視……?」
川端湧希:「自由を得た子たちが、ジャーム化したいだなんて、思ってないって。知ってるんでしょ」
川端湧希:「なのに、それを無視して、踏みにじろうとしてる」
江賀らいと:「………………ハッ」
江賀らいと:「すごい。すごいな、お前たちは。もう、そこまで……“トルピード”の成果にまで、辿り付いているのか」
フランカ・カペッロ:「そうよ」
フランカ・カペッロ:「そこまでたどり着いているからこそ、ここでうまくいったら貴方の計画は大成功なんでしょうけど」
フランカ・カペッロ:「残念ね」
フランカ・カペッロ:「計画は失敗することになるわ」
江賀らいと:「……ハ、ハハ……」
江賀らいと:「そうだ、な。UGNが。お前たちが。そこまで真相に辿り付いているのなら」
江賀らいと:「俺は、もう"トルピード"を取り繕う必要も、なくなったってわけだ」
江賀らいと:「だがな。もう、止まらない」
フランカ・カペッロ:「止めるわ」
フランカ・カペッロ:「あなたの試験に合格する程度の腕前があるってことは、すでに知っているでしょう?」
江賀らいと:「……あんなもの、もはや何の意味もなさないさ」
江賀らいと:「貴様こそ、知っているはずだ」
江賀らいと:「『三日後の午前1時、この町は魚雷に撃ち抜かれ、海の底に沈むことになる』」
GM:《時間凍結》
GM:その一瞬が。千載一遇の好機だと、彼女に悟らせた。
江賀らいと:「……!」
川端湧希:「ごめん、私、嘘ついた」
GM:宵闇に紛れていた、赤と黒に象られた影が色濃く姿を現す。
川端湧希:「4人じゃないや」
GM:死に近しい体力の消耗と引き換えに、時間を凍結。目前に電波塔を捉え。
古手るにて:「"メデューサ"、参ります」
GM:スカートから伸びる八肢の鎖が、浅葱色に光り。ぐにゃり、と歪曲し。
GM:獲物を刈り取らんとする触手の様に。電波塔を細切れにせんと、八迅の斬撃を繰り出す。
GM:
GM:だが。
GM:
GM:【E:究極存在】あらゆるダメージを受けない。
GM:
GM:ぱらららら、と乾いた銃弾が。夜闇に鳴り響く。
古手るにて:「!!…………っ、あ」
GM:古手るにての身体を、無数の銃弾が貫く。
GM:時を掌握した代償を負った彼女に対応できるはずもなく。為すすべなく地に崩れ落ちた。
GM:周囲を取り囲むように置かれたガラクタ。それらは、塔を構築するためだけではなく。
GM:不意の襲撃者を迎え撃つための、固定砲台でもあった。
川端湧希:「……!」
フランカ・カペッロ:「るにて……!」
弓崎光樹:「攻撃が効いてない……!?」
江賀らいと:「…………お前、"メデューサ"、か」
江賀らいと:「ったはははははは!!!お前、一人でのこのこ逃げ出したと思ったら……UGNの走狗になってたのか!!」
江賀らいと:「……馬鹿が。電波塔を壊されることが、計画破綻への定石であることくらい、承知しているさ」
江賀らいと:「ブラックドッグ能力による、七重の電子妨害壁」
江賀らいと:「俺が折れない限り、その電波塔は折れない」
川端湧希:「……」その存在感に、恐ろしいものを感じて。
川端湧希:「……あなた、もう」この嫌悪感は。
川端湧希:「戻れないのね」ジャームの放つそれだと。理解できてしまう。
弓崎光樹:「ジャームの力……あぁ……」
弓崎光樹:「もったいない……だけじゃない、その力を今初めて忌々しいと思いましたよ……」
江賀らいと:「さて。お前達がどこまで突き止めているのかは、もう十分に確認できた」
江賀らいと:「そのまま特等席で眺めていろ。この街が、魚雷によって深海に沈む様を」
GM:まるで、生殺の権を握られたような、底冷えのするような《ワーディング》が拡散する!
GM:衝動判定をお願いします。難易度9の〈意思〉判定。
弓崎光樹:いきまーす《ヒューマンズネイバー》適用
弓崎光樹:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 8[1,2,5,6,6,8]+1 → 9 → 成功
弓崎光樹:ぴったし!
フランカ・カペッロ:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 5[4,5] → 5 → 失敗
川端湧希:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 8[1,3,5,8]+1 → 9 → 成功
フランカ・カペッロ:失敗!暴走!
川端湧希:侵蝕率+8(2d10->6,2) (侵蝕率:76->84)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+12(2d10->2,10)した(侵蝕率:78->90)
GM:鋭く重い殺意に晒され、君たちのレネゲイドが昂る!
弓崎光樹:弓崎光樹のレネゲイドが衝動で騒めく(侵蝕率:103->120)
江賀らいと:「だが、お前たちがそこまで俺を止めたいというのなら」
江賀らいと:「刻限までは、付き合ってやる、さ」
川端湧希:「させない。せっかく浮き上がってきたものを、沈めたりなんてするもんか!」
川端湧希:「その暗い思いは……私たちが、照らして、焦がして、干上がらせる!」
弓崎光樹:「止めます、いえ……ともえさんを返していただきます」
フランカ・カペッロ:「妹として」
フランカ・カペッロ:「るにての代わりにあなたも、電波塔も止めてみせるわ」
弓崎光樹:(ともえさん……)電波塔のそばに繋がれてるともえを見て
弓崎光樹:(……なぜでしょう、どうしてあの子にここまで心乱されるのか……)
弓崎光樹:(ただ、これはこれで悪くないですね)と少しだけ笑ってライトの方に向き直り、メモ帳から自分の依代である遺産を取り出し、臨戦態勢。
園原ともえ:「…………」
GM:この場に居る、誰も気づくことはなかったが。
GM:江賀らいとのワーディングに駆り立てられ、園原ともえは────
GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:エンゲージはこちら
【エンゲージ】
(『弓崎光樹』[11]、『フランカ』[11]、『川端湧希』[5])
10m
(『江賀らいと』[19]、『固定砲台①』[6]、『固定砲台②』[6])
5m
(『電波塔』[6])
([]内は行動値)
GM:■勝利条件
GM:『電波塔』の死亡。
GM:ただし、『電波塔』は以下のEロイスを取得しています。
GM:・【E:究極存在】あらゆるダメージを受けない。解除条件:『江賀らいと』の死亡。
GM:■NPCカード
GM:以下のNPCカードが使用可能です。
NPCカード①「???」
▼【雷霆の運び手】《解放の雷》《拡散する世界》
イニシアチブ/シナリオ1回、対象:シーン(選択)。
対象が次に行うメジャー判定のC値-1(下限6)、攻撃力+6。
NPCカード②「古手るにて」
▼【遠くに飛ぶ女】《赤方偏移世界》
セットアップ/シナリオ1回、対象:単体。
ラウンド中【行動値】+6、戦闘移動距離+10m
GM:◆ラウンド1
GM:-セットアップ-
弓崎光樹:宣言はないです
フランカ・カペッロ:《サポートデバイス》
フランカ・カペッロ:感覚ダイス+12個です。
川端湧希:なし
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+6した(侵蝕率:90->96)
江賀らいと:なし
固定砲台①:なし
固定砲台②:なし
電波塔:なし
川端湧希:NPCカード②「古手るにて」を貰いたいです!
GM:どうぞ!湧希ちゃんのラウンド中【行動値】+6、戦闘移動距離+10m。
【エンゲージ】
(『弓崎光樹』[11]、『フランカ』[11]、『川端湧希』[11])
10m
(『江賀らいと』[19]、『固定砲台①』[6]、『固定砲台②』[6])
5m
(『電波塔』[6])
([]内は行動値)
GM:-イニシアチブ-
GM:行動値19 江賀らいとの手番です。
江賀らいと:イニシアチブ《加速する刻》手番を得ます。
弓崎光樹:いきなり!
江賀らいと:メイン1回目。
川端湧希:速い!
江賀らいと:マイナー《ハンドレットガンズ》+《ポルターガイスト》レッドテンペスト破壊。
江賀らいと:メジャー▼【ディア・グリッドレイ】《カスタマイズ》《C:モルフェウス》《ギガンティックモード》《バリアクラッカー》+《オーバーロード》範囲(選択)化/装甲値・ガード値無視
江賀らいと:対象はPCのエンゲージ。
GM:リアクションどうぞ!
川端湧希:判定をちょうだい!
GM:忘れてた!!
江賀らいと:16dx7+5
DoubleCross : (16R10+5[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,8,9,10,10,10,10]+10[6,7,8,8,9,10]+10[2,2,6,9,9]+10[6,8]+10[8]+10[8]+10[7]+3[3]+5 → 78
川端湧希:たっか
川端湧希:一応ドッジ。
弓崎光樹:凄い出目だ……
フランカ・カペッロ:わお
GM:改めてリアクションどうぞ!
川端湧希:4dx+1>=78
DoubleCross : (4R10+1[10]>=78) → 7[3,4,6,7]+1 → 8 → 失敗
フランカ・カペッロ:暴走ゆえリア不
弓崎光樹:一応ドッジ!
弓崎光樹:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[2,4,5]+1 → 6
GM:ではダメージ……
江賀らいと:ダメージ判定後、装備武器破壊。
江賀らいと:8d10+46
DoubleCross : (8D10+46) → 44[3,10,6,2,9,3,1,10]+46 → 90
江賀らいと:80点ダメージ、装甲値無視!
川端湧希:無理無理!
川端湧希:リザレクトします。
弓崎光樹:消し飛びます
川端湧希:侵蝕率+5(1d10->5) (侵蝕率:84->89)
フランカ・カペッロ:死!リザレクト!
弓崎光樹:弓崎光樹は倒れた(HP:21->0)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:96->104)
フランカ・カペッロ:HP8で復活!
弓崎光樹:黒猫まちさんのロイスをタイタスにして復帰します
弓崎光樹:弓崎光樹のHPを11回復(HP:0->11)
GM:OK!では演出に
江賀らいと:荒れ狂う嵐が如き死を撒き散らす、超人的能力者にのみ使用を許された狙撃銃。
江賀らいと:彼は何処からかソレを取り出し。紫電が這い回り、砂となって崩れ落ちる。
江賀らいと:刹那。君達を囲むように配置されていた無数の廃材・ガラクタの山が。
江賀らいと:ぐにゃり、と形を歪ませ。────象るは、48機もの"血染めの嵐"。
江賀らいと:統率の取れた兵隊の様に、銃口が君達を狙い澄ます。
江賀らいと:第一撃、構え。
江賀らいと:「ファイア」
川端湧希:「……!」その声とともに、火球を周囲に展開。銃弾をかき消していくが――
川端湧希:「ぐうっ……!」迎撃は追いつかず、被弾していく。
フランカ・カペッロ:「……っ!」レネゲイドの暴走により反応が遅れ、被弾。
弓崎光樹:「わぁ……」思わず感嘆の声が漏れるが
弓崎光樹:「ってしまった、これ当たったら不味いや____」回避しように時すでに遅し、無慈悲に降り注ぐ銃弾の雨
江賀らいと:続けて通常の手番。メイン2回目。
江賀らいと:マイナー《ハンドレットガンズ》
江賀らいと:メジャー▼【ディア・グリッドレイ】《カスタマイズ》《C:モルフェウス》《ギガンティックモード》《バリアクラッカー》+《オーバーロード》範囲(選択)化/装甲値・ガード値無視
江賀らいと:やはり、対象はPCのエンゲージ。
江賀らいと:16dx7+5
DoubleCross : (16R10+5[7]) → 10[1,3,3,3,4,5,6,6,7,7,8,9,9,9,9,10]+10[1,2,4,5,5,7,9,10]+10[1,3,9]+10[10]+10[8]+1[1]+5 → 56
GM:リアクションをば
川端湧希:4dx+1>=56 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]>=56) → 5[2,4,4,5]+1 → 6 → 失敗
フランカ・カペッロ:引き続きリア不でーす
弓崎光樹:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,4,6,9] → 9
GM:ではダメージ
江賀らいと:ダメージ判定後、装備武器破壊。
江賀らいと:6d10+46
DoubleCross : (6D10+46) → 33[10,3,9,2,5,4]+46 → 79
川端湧希:《リザレクト》!
川端湧希:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:89->93)
フランカ・カペッロ:まちちゃんのロイスをタイタスに。
フランカ・カペッロ:HP12点で復活します。
弓崎光樹:どうしましょうかね
弓崎光樹:あ、藤崎さんいるやん藤崎さんのロイスタイタスにして復活!
弓崎光樹:弓崎光樹は倒れた(HP:11->0)
弓崎光樹:弓崎光樹のHPを11回復(HP:0->11)
GM:OK!では演出
江賀らいと:「どうした、その程度かUGN」
江賀らいと:崩れ落ちた銃の残骸から再び、"レッドテンペスト"の大軍を造り、包囲。
江賀らいと:第二撃、構え。
江賀らいと:「ファイア」
川端湧希:「……うああっ!」間髪容れぬ追撃に対応できない。
川端湧希:「まだ……まだっ!」
弓崎光樹:「わかっていれば……無理です!」なんとか起き上がったら眼前に銃口、対応できるわけもなく
フランカ・カペッロ:「……こうも、連続だと、きついわ、ね!」
弓崎光樹:「いたたた……痛覚ってなんであるんでしょうか、不便で仕方が……っ……」ボロボロでなんとか起き上がる
フランカ・カペッロ:そのまま追撃をくらい、復活!
GM:行動値11 弓崎光樹、川端湧希、フランカの手番です。
川端湧希:みんなで待機するよ~
GM:OK!
GM:行動値6 電波塔、固定砲台①、固定砲台②の手番です。
電波塔:マイナーなし
電波塔:メジャーなし
固定砲台①:イニシアチブ《フルインストール》
固定砲台①:マイナーなし
固定砲台①:メジャー《アームズリンク》
固定砲台①:対象は……なんか凄い撃ってほしそうな感じがする川端さん!
固定砲台①:25dx+5
DoubleCross : (25R10+5[10]) → 10[1,2,3,3,3,3,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10]+10[10]+6[6]+5 → 31
川端湧希:ガード!
固定砲台①:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 34[9,10,9,6]+8 → 42
川端湧希:無理!リザ!
川端湧希:侵蝕率+10(1d10->10) (侵蝕率:93->103)
川端湧希:よしよし
GM:OK!では演出
江賀らいと:「……まだだ、狙え」
固定砲台①:命令に従うかのごとく、積み上がったガラクタが形を変え、死を齎す冷酷な装置へと姿を変える。
川端湧希:「そんなことまで……!」ちらりと後ろの2人を見る。
川端湧希:一歩前へ。「来るなら、来れば?」
固定砲台①:狙いは自然と、川端湧希に引き寄せられ。ぱららららと、乾いた音が夜に落ちていく。
川端湧希:「ぐぅ……ううっ……!」
川端湧希:それでも、まだ、凌いで。
川端湧希:「これで終わり?」不敵に笑う。
江賀らいと:「…………何を、考えている?」
江賀らいと:不可解だ。時間が経てば経つほど、追い込まれるのはそちらの筈。
江賀らいと:冷や汗が、頬を伝う。無意識の深層に、恐れが、根付き始める。
固定砲台②:続けて固定砲台②くん
固定砲台②:イニシアチブ《フルインストール》
固定砲台②:マイナーなし
固定砲台②:メジャー《アームズリンク》
固定砲台②:対象はフランカちゃん!!
固定砲台②:25dx+5
DoubleCross : (25R10+5[10]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,4,5,5,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+9[3,7,9]+5 → 24
フランカ・カペッロ:暴走!リア不!
GM:ならば受けて貰おう
固定砲台②:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 16[7,3,6]+8 → 24
フランカ・カペッロ:死にまーす!里部れいちゃんへのロイスをタイタスに!
フランカ・カペッロ:HP12で復活!
GM:OK!では演出!
江賀らいと:「……く!行け!!」
固定砲台②:命令に従うかのごとく、積み上がったガラクタが形を変え、死を齎す冷酷な装置へと姿を変える。
固定砲台②:狙いはフランカ・カペッロ。ぱららららと、乾いた音が夜に落ちていく。
フランカ・カペッロ:「……なかなかやるわね」死亡と蘇生の流れをまた行い。
フランカ・カペッロ:「でも、銃撃の手がまだ甘いんじゃないかしら?」
江賀らいと:「…………ち」
フランカ・カペッロ:ライトマシンガンを構える手は離さず、言い放つ。
江賀らいと:「どうとでも、言え。結果は……変わらない」
GM:行動値待機組 弓崎光樹、川端湧希、フランカの手番です。
フランカ・カペッロ:じゃあフランカが最初に行きます!
GM:フランカちゃん!?どうぞ!
フランカ・カペッロ:イニシアチブで、NPCカード①を使いたいです!
GM:OK!
GM:対象の宣言をどうぞ!
フランカ・カペッロ:対象はPC③人で!
GM:了解!では、弓崎光樹、川端湧希、フランカが次に行うメジャー判定のC値-1(下限6)、攻撃力+6。
GM:演出!
古手るにて:「っ……ごほっ」
古手るにて:全身に浴びた凶弾を全て抜き出し、リザレクト。
古手るにて:時間掌握の代償と合わせると、当分、直接闘うことは不可能だろう。
古手るにて:「な……ら、せめて」
古手るにて:命令を効かぬ身体を更に酷使し、全身に紫電を纏い、震えが止まらぬ手を、妹に向ける。
GM:その手に、もう一つの手が、重なる。
園原ともえ:「…………あの」
GM:手の主は、園原ともえ。砲台に繋がれた手とは、反対の手を伸ばし。
古手るにて:「……貴女、意識……が?」
園原ともえ:「あの、人を。あの人たちを……助けようと、してる、んですよね?」
GM:この場に居る、誰も気づくことはなかったが。
GM:江賀らいとのワーディングに駆り立てられ、園原ともえは────
園原ともえ:「……お手伝い、させてください」
GM:自身の持つもう一つ能力を。理解し。掌握した。
GM:弓崎光樹、川端湧希、フランカ。
GM:君達の足元に根付くかのように、紫電が芽吹き、伸びていく。それらは、生命の灯に比肩する力を齎すだろう。
GM:───────それはまるで、光射す海底で安らかに揺蕩う、命の育みのように。
弓崎光樹:「これは……るにてさんに……ともえさん!?」顔を上げて、二人の方を見る。
弓崎光樹:「……優しい光です」
川端湧希:「……うん。すごいや……」
フランカ・カペッロ:「すごいわね」
フランカ・カペッロ:マイナーなし
フランカ・カペッロ:メジャーで《コンセントレイト》《ブルータルウェポン》
フランカ・カペッロ:対象はらいとくんで!
江賀らいと:来い!
フランカ・カペッロ:20dx6-1
DoubleCross : (20R10-1[6]) → 10[1,2,2,2,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,1,1,2,4,5,5,6,7,9]+10[2,2,9]+2[2]-1 → 31
江賀らいと:ドッジ!
江賀らいと:6dx>=31
DoubleCross : (6R10[10]>=31) → 9[1,1,2,5,5,9] → 9 → 失敗
江賀らいと:喰らいます!!
フランカ・カペッロ:4d10+30
DoubleCross : (4D10+30) → 25[7,5,4,9]+30 → 55
フランカ・カペッロ:諸々有効で命中したので放心付与!
江賀らいと:まぁまぁ喰らいました、大体半殺しくらい。そして放心も付与されます
GM:侵蝕値追加の上、演出どうぞ!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+6した(侵蝕率:104->110)
フランカ・カペッロ:銀の指環に作り出すものを思い描いて流し込むイメージ。
フランカ・カペッロ:指輪が砕け、破片が銃口と弾帯へと生成されていく。
フランカ・カペッロ:多重銃口ライトマシンガンの完成だ。
フランカ・カペッロ:「銃の扱い方を教えてあげるわ」
フランカ・カペッロ:言って、無数の銃弾が解き放たれるのを待っていたかのように、向かっていく!
江賀らいと:「ふん……お前の攻撃は、もうタカが知れて────」
GM:先日と同様に、周囲のガラクタを機関銃に。弾幕を展開し、対応を試みる。
GM:無数の金属音が宵に跳ねる。だが。
江賀らいと:「!?……ガァッ!!」
GM:フランカの放ったライトマシンガンの銃弾は、力強く、弾かれることなく。江賀らいとの全身を貫いた
GM:行動値待機組 弓崎光樹、川端湧希の手番です。
川端湧希:ではやります!
GM:どうぞ!
川端湧希:マイナーでエンゲージ。
川端湧希:メジャー『イグニス・ファトゥム』:《コンセントレイト:オルクス》《災厄の炎》《ダンシングシミター》《プラズマカノン》
川端湧希:に加えて、Dロイス:超侵蝕の効果を適用。
川端湧希:エンゲージの3体に範囲攻撃。
川端湧希:15dx6+11
DoubleCross : (15R10+11[6]) → 10[1,2,2,3,4,5,5,5,5,6,7,8,8,9,10]+10[1,4,5,5,5,10]+10[9]+10[10]+1[1]+11 → 52
川端湧希:いいかんじ!
江賀らいと:うおおおおおドッジ!
江賀らいと:6dx>=52
DoubleCross : (6R10[10]>=52) → 9[2,2,5,6,9,9] → 9 → 失敗
GM:命中!!
固定砲台①:《イベイジョン》15!命中!!
固定砲台②:《イベイジョン》15!命中!!
川端湧希:では、ダメージ!
川端湧希:6d10+66 装甲有効
DoubleCross : (6D10+66) → 30[5,10,2,4,2,7]+66 → 96
GM:うわっ
江賀らいと:これは……どうしようもない、死亡!蘇生リアクションなし!
固定砲台①:死亡!蘇生リアクションなし!
固定砲台②:死亡!蘇生リアクションなし!
川端湧希:やった!
川端湧希:侵蝕率+13 (侵蝕率:103->116)
GM:では、リアクションどうぞ!!
GM:じゃない、演出!!
川端湧希:「天国か、地獄か」手のひらに炎を、次々と生み出す。
川端湧希:一つ。
川端湧希:二つ。
川端湧希:三つ。
川端湧希:「その子が、どっちに居るかは分かんないけどさ」
川端湧希:領域制御により球状定着されたそれらは、彼女の周囲を旋回する。
川端湧希:そして四つ。
川端湧希:それを自らの胸に押し当てる。
川端湧希:直後、全身から激しい炎が噴出する。
川端湧希:「あんたは、深淵じゃなくて、乾いた」
川端湧希:渦巻き、揺らめき。それは彼女を中心とした、爆炎の球体を構成する。
川端湧希:「照りつける、灼熱がお似合い」
川端湧希:その表面は太陽のように、プロミネンスが噴出して。
川端湧希:禍々しくも見える、荒れ狂う影に包まれている。
川端湧希:そのままにじり寄る。
川端湧希:迎撃の銃弾は意味をなさない。
川端湧希:球体に近づいたものを、焼き落としながら、近づいていって。
川端湧希:「これが、あんたを地獄に送る火。行って」
川端湧希:炎球が荒れ狂うように旋回しながら、周囲を焼き払う。
江賀らいと:「────な」
GM:無数の凶弾に貫かれ、崩れ落ちかけた身体を何とか、持ち直そうとした江賀らいとの目前に。
GM:暗く、冷たき深海すらも干上がらせる、四重の劫火が迫る。
江賀らいと:「ア……こ、こんな」
GM:猛々しき陽の光の元に、ただ独り。打ち上げられた深海魚のように。
GM:自身の身体が。作り上げた固定砲台が。狙撃銃を象った周囲のガラクタが。
GM:焼け焦げていくのを感じながら。
GM:江賀らいとは、倒れた。
川端湧希:「……弔ってあげられるのは、魚雷なんかじゃなくって」
川端湧希:「葬送の火だけだから。だから」
川端湧希:「――その火、持っていってよ」
川端湧希:「そうしたら、地獄も、昏くないでしょ」
GM:『江賀らいと』の死亡により、『電波塔』のEロイス【E:究極存在】が解除されました。
GM:行動値待機組 弓崎光樹の手番です。
弓崎光樹:はーい
弓崎光樹:ではマイナーアクション、戦闘移動でともえさんとるにてさんのいるエンゲージに移動します
弓崎光樹:メジャーアクション
弓崎光樹:【光子発破】《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《赫き弾》+《ペネトレイト》 コスト10
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率+10上昇(侵蝕率:120->130)
弓崎光樹:振ります
電波塔:かかってこいや!!!!
弓崎光樹:【追憶】《砂の加護》+《砂塵霊》 コスト6
弓崎光樹:対象自分
弓崎光樹:10dx6+14
DoubleCross : (10R10+14[6]) → 10[2,3,6,7,7,9,9,9,10,10]+10[2,3,5,5,6,6,8,9]+10[4,4,5,6]+4[4]+14 → 48
電波塔:ガード!!
弓崎光樹:了解、ダメージ行きます
弓崎光樹:5d10+12+20+6
DoubleCross : (5D10+12+20+6) → 32[2,4,10,7,9]+12+20+6 → 70
電波塔:かなりの装甲値があるような気がするが……無視され、死亡!!蘇生なし!!
GM:トドメ演出どうぞ!
弓崎光樹:「おー……! これが、送り火……!」と湧希の炎に感激しながらも
弓崎光樹:手に持った遺産に矢玉を込め、いつものように放とうとするが。
弓崎光樹:「……」そこで何かに気がついた様子で、一瞬動きが止まる。
弓崎光樹:そして、レネゲイドビーングとしての力を解き放つ動作を行わずに、湧希の炎の中に駆け出す。
川端湧希:「光樹!?」
弓崎光樹:どうせこの入れ物は自分ではない、火傷など構うものか___身体を乗り換えられるわけでもないので、死んだら心中だが。
弓崎光樹:そう思い、炎とがれきの山を書き分け
弓崎光樹:塔の前に倒れる、ともえとるにての前にたどり着く。
古手るにて:「光樹……さん」
弓崎光樹:「どうも、こんばんは」挨拶は大事、自分でもそう思う。
弓崎光樹:巻き上げられた砂埃にまみれた顔を拭って、ともえとるにての安否を確認……するのは先ほどの場所でもできたが
GM:園原ともえは再び気を失い、塔にその身を任せている。領域拡散能力の代償。
弓崎光樹:「ともえさん。」ここに来て言いたかった、ただそれだけだった。
弓崎光樹:「……あ、気絶してる。 まあいいや……」聞こえない方が後で面倒がなくていい、人でなしの方が何かと……と笑い。
弓崎光樹:ともえを塔に繋ぎ止めている手錠を撃ち抜いて、彼女の身体を優しく抱き止める。
園原ともえ:「…………」
弓崎光樹:そして、塔を____少年と少女たちの残骸を眺めて。
GM:反応はなく、しかし、その表情は安らぎに満ちて。
弓崎光樹:こころに止めたそのままに、引き金を弾く。
弓崎光樹:塔に深々と突き刺さったボルトは、鏃の状態から元の物質……大量の水に戻り、塔のあちらこちらから噴出する。
弓崎光樹:「___さようなら、今度は一緒に眠って」光樹ではない誰かの声色で……肉体の持ち主であった少女の声色でそう呟くと、眼を閉じて。
弓崎光樹:動けないともえと、るにてに覆い被さるように守りに入る。
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率+6上昇(侵蝕率:130->136)
電波塔:江賀らいとが塔に施した七重の電子防壁は、もはや影も形も意味も成してはいない。
電波塔:ゆえに。塔の真芯に突き刺さったボルトから溢れ出る水の奔流に耐え切れず。
電波塔:骨はひび割れ。アンテナは崩れ落ち。全ては砂となって霧散していく。
GM:────状況終了。時刻は、午前1時21分16秒。
GM:"トルピード"里部れいの命日の、わずか2秒前。
■Backtrack
GM:今回のEロイスは以下の通り。
【E:超越活性】《ハンドレットガンズ》エフェクトLv+2
【E:妄念の姿】《オーバーロード》取得+里部れいの姿に変化。
【E:究極存在】あらゆるダメージを受けない。
GM:合計3個! まずは振るかどうか選択どうぞ!
弓崎光樹:振ります!
弓崎光樹:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[7,3,8] → 18
川端湧希:振ります~
川端湧希:116-3D10
DoubleCross : (116-3D10) → 116-21[9,4,8] → 95
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率が18減少した(侵蝕率:136->118)
川端湧希:1倍ぶりします。
フランカ・カペッロ:振ります!
川端湧希:95-5d10
DoubleCross : (95-5D10) → 95-14[2,1,5,1,5] → 81
川端湧希:めっちゃ低いな……
フランカ・カペッロ:110-3d10
DoubleCross : (110-3D10) → 110-21[7,10,4] → 89
弓崎光樹:あ、自分は118になりました。
フランカ・カペッロ:1倍振り!
GM:OK、ではロイス分のダイスもどうぞ~
弓崎光樹:倍振りまーす
弓崎光樹:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-31[3,1,4,7,8,8] → 87
フランカ・カペッロ:89-5d10
DoubleCross : (89-5D10) → 89-32[7,6,9,8,2] → 57
GM:この感じは……全員生還!おかえりなさい!
フランカ・カペッロ:わーい!
川端湧希:いえーい
GM:つづけて、経験点を配布
GM:Eロイス3個なので3点
GM:シナリオクリアで10+5点
GM:18点に各侵蝕点を足したものが経験点になります!
フランカ・カペッロ:18+4で22点!
川端湧希:23点です!
弓崎光樹:3点いただき21点で!
GM:GMは合計3で割って1を加えて……
GM:23点かな?頂きます!!
川端湧希:もぐもぐ!
弓崎光樹:うまい!
フランカ・カペッロ:やったぜ!
GM:以上、皆さま……お疲れさまでした!!EDに続く!!
■Ending
GM:朽ち果てた"深海"での戦闘から一夜明け。
GM:N市、およびその周辺地域に散らばった200余名の児童オーヴァード達は
GM:捜索隊の働きにより、全員の生存を確認、保護された。
GM:"アゲインスト・アンカー"の特殊なレネゲイド因子構成を元に調整した、
GM:黒猫まちの能力による特殊探知レーダーの功績が大きいようだ。
GM:今回のFHセル"アビサル"内部崩壊事件は、完全に収束したと言って良いだろう。
GM:──かくして、日常を護った君達を。日常は優しく包みゆくだろう。