『エアレイド・フロム・ザ・アビサル』(GM:日向)


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弓崎(ゆみざき)光樹(みつき)キャラシート(PC1:切子圭)
川端(かわばた)湧希(ゆうき)キャラシート(PC2:DT)
フランカ( )カペッロ( )キャラシート(PC3:冥王星)

【Index】

オープニング1:弓崎光樹
オープニング2:川端湧希
オープニング3:フランカ・カペッロ

ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
ミドルフェイズ5;マスターシーン

クライマックス

エンディング1:川端湧希
エンディング2:フランカ・カペッロ
エンディング3:弓崎光樹

■Preplay


GM:全員揃ったので『エアレイド・フロム・ザ・アビサル』始めていきます。
GM:よろしくお願いしまーす!
弓崎光樹 :よろしくお願いします。
フランカ・カペッロ:よろしくおねがいします!
川端湧希:します!
GM:OK!ではまず、PC順に自己紹介を行ってもらおうと思います。
GM:最初はPC1から
GMキャラシート
GM:弓崎さんお願いしまーす!
弓崎光樹:はーい
弓崎光樹:「こんにちは、弓﨑光樹(ユミザキ ミツキ)です」
弓崎光樹:「遺産です。」
弓崎光樹:「広義の意味で言えばレネゲイドビーングとなりますが、つまりは遺産のレネゲイドビーングですね」
弓崎光樹:「あ、ただし肉体は人間のそれをお借りしているので、あまり無茶を要求しないでくださいね、壊れると修理に時間がかかる……」
弓崎光樹:「オーヴァードという素晴らしい存在について、より知りたくてこの街にやってきました。」
弓崎光樹:「あなたの事も、ぜひ教えてくださいね」
弓崎光樹:「戦闘では自分を使った射撃と、少しだけ援護もできます」
弓崎光樹:「エンジェルハイロウ、ブラムストーカー、モルフェウスのトライブリードです」
弓崎光樹:「よろしくお願いします」
弓崎光樹:というわけで、RBですよろしくお願いします。
GM:よろしくお願いします!オーヴァード大好きっ子RB!
GM:そんな貴女のハンドアウトはこちら!
◆PC1:"アナザーアーク"弓崎光樹 シナリオロイス:"シーウィード"園原ともえ 推奨感情:任意
君はオーヴァードを愛するイリーガルのレネゲイドビーングだ。
閑静な住宅街の傍で1人、バスを待つ最中に君はワーディングの気配を察知する。
その出所には、民家の扉を自身のオーヴァード能力でこじ開けようとする少女の姿。
ボロボロの検査用貫頭衣を身に着けた彼女は、君を見るなりはっと息を飲み、一目散に逃げ出すことだろう。
GM:空き巣らしき女の子とガール・ミーツ・ガールする流れです。
弓崎光樹:ガールミーツ遺産…!
弓崎光樹:がんばります
GM:頑張って優しくしたり、保護してあげたりするといい感じになるとの噂。
GM:ともあれ、よろしくお願いしまーす!!
弓崎光樹:保護しなきゃ……
弓崎光樹:よろしくお願いしまーす!

GM:OK!では次、PC2
GMキャラシート
GM:川端さんお願いしまーす!
川端湧希:はい!
川端湧希:かわばた・ゆうき。十三支部付の新米エージェントです。
川端湧希:感情・感覚派寄りで、素朴な正義感が強いタイプ。
川端湧希:もともとは制御不能な炎使いでしたが、レネゲイドコントロールを後天的な訓練で習得したので、
川端湧希:今では自在に火球として操れるようになりました。領域制御の賜物。
川端湧希:具体的には、《コンセントレイト》をようやく習得できたイメージ。
川端湧希:シンドロームはオルクス・サラマンダー。
川端湧希:性能としては《ダンシングシミター》活用重視の至近範囲RC攻撃型。
川端湧希:多重のカスタマイズ:エンチャントを適用して大量ダイスを確保して、
川端湧希:高係数のサラマンダーRCで焼き尽くすだけの素直なアタッカーです。
川端湧希:そういう感じ!よろしくおねがいします~
GM:よろしくお願いします!直情タイプの新米エージェントJK!
GM:そんな貴女のハンドアウトはこちら!
◆PC2:"ヘル・オー・ウィスプ"川端湧希 シナリオロイス:"ソールドアウト"黒猫まち 推奨感情:任意
君は直情的ながらも正義感の強い新米UGNエージェントだ。
N市の山中にFHセル拠点らしき建物が発見され、君は最前線での潜入捜査を依頼された。
哨戒役兼オペレータの黒猫まちと連携しつつ、拠点内に侵入した君の目に入ってきたもの。
それは破壊し尽くされた研究機材と設備の残骸、そしてFHセル構成員と思われる死体の山だった。
GM:スニーキングミッションっぽい感じで、単身FHセル拠点に行ってもらいます。
川端湧希:はーい!
川端湧希:まちちゃん援護よろしくね
黒猫まち:「了解!前線にゃー立てないけど、任せてね!」
GM:そんな感じで、無線の人と会話しながら潜入してもらえるといい感じになります……!
川端湧希:押忍っ
GM:OK!よろしくお願いします!

GM:そしてPC3
GMキャラシート
GM:フランカちゃんお願いします!フランカちゃん!?
フランカ・カペッロ:はーい!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロ。
フランカ・カペッロ:芯の強い性格の8歳少女イリーガル!幼さのなかに大人っぽさも潜ませています。
フランカ・カペッロ:マフィアの娘でありお嬢様でもあります。将来の夢は政治家!
フランカ・カペッロ:モルフェウスの生成能力で多重複合銃口を付け加えたライトマシンガンをぶっ放すぞ!
フランカ・カペッロ:性能としては超血統ピュアモルフェウスで、ブルータルウェポンでダイスを増やしてライトマシンガンを撃ち放つ射撃型です。
フランカ・カペッロ:以上です!
フランカ・カペッロ:あ、
フランカ・カペッロ:ダイスを増やすのはサポートデバイスの方だった!とにかくそんな感じ!
GM:よろしくお願いします!政治家を夢見るお嬢様イリーガル!
GM:そんな貴女のハンドアウトはこちら!
◆PC3:"ニュークリアブラスター"フランカ・カペッロ シナリオロイス:"トルピード"里部れい 推奨感情:任意
君はマフィアのボスの娘であり、政治家を夢見るイリーガルだ。
夕刻、R案件を片付けて帰路に着く君は、先程から何者かに尾行されているようだ。
人気の無い裏通りに入って振り返ると、そこには不愛想な表情でこちらを睨み付ける少女の姿。
「三日後の午前1時、この町は魚雷に撃ち抜かれ、海の底に沈むことになる」
GM:帰り道、ストーカーの女の子に意味不明なことを言われます。
フランカ・カペッロ:小学生の後をつけるのは普通に事案
GM:それはそう
GM:フレーバー戦闘もあったりする噂なので、超血統の実力を見せてやってください!
フランカ・カペッロ:はーい!
GM:OK!よろしくお願いします!
GM:では最後にトレーラーを開示して、セッションスタートです!

■トレーラー 陽光届かぬ海の底、自由を願った小さな命。
美しき鱗を剥がし尽くし、陽の目を見ぬ碇を飾り立てた。

陽光届かぬ海の底、友愛に安らぐ小さな命。
犯した罪に心を焼き焦がし、ただ陽の元へと逃げ果せた。

陽光届かぬ海の底、平等を妬んだ小さな命。
暗闇から同胞を解き放ち、陽の目を見せんと碇を揚げた。

──それは、少女に手向けた弔いの反逆。

ダブルクロス the 3rd Edition
『エアレイド・フロム・ザ・アビサル』

ダブルクロス──それは裏切りを意味する言葉。

■Opening01:弓崎光樹


GM:シーンプレイヤーは弓崎さん。
GM:まずは登場侵蝕をお願いします。
弓崎光樹:1d10
DoubleCross : (1D10) → 8

弓崎光樹:41%になりました!
GM:OK!


GM:午前11時頃だろうか。
GM:日常を謳歌していた君は、何らかの所用を片付けて帰路に着こうとしていた。

GM:N市・住宅街傍のバス停「常時穴場駅」

GM:現在は駅前行きのバスを一人で待っている。
GM:耳を澄ませば、聞こえてくるのは鳥のさえずりだけ。
GM:平和そのものだ……今のところは。
弓崎光樹:精悍な面持ちでメモ帳を捲ってます、中に書いてあるのはオーヴァードの記録色々。
弓崎光樹:(やっぱり、あのワイバーンさんは普通のオーヴァードとは違った系列なのか……?)
GM:ではそんな感じで、メモ帳をパラパラしていると
GM:《ワーディング》
弓崎光樹:「……!」すぐに気が付いて、跳ねるように立ち上がる。
弓崎光樹:「ワーディング、ということは」メモ帳をしまいながら、ワーディングの発動地点を大まかに感じ取って。
弓崎光樹:速やかにそこに向かいます
GM:その出所は住宅街の中からだ。そう遠くはない。
GM:では、住宅街へ向かって走っていく君。
GM:やがて、ワーディングの出どころである民家の扉の前までたどり着く。
弓崎光樹:「ここかな……?」民家の扉ちらっ
GM:視界に入ってきたのは、一人の少女。
GM:ボロボロの貫頭衣に身を着け、靴も履いていない。
園原ともえ:「…………え?」

園原ともえ

弓崎光樹:「……はい?」
GM:そして、彼女の指先は細長い工具に変形し
GM:民家の扉の鍵穴にねじ込まれていることが一目で分かるだろう。
弓崎光樹:「どうも、こんばんは」挨拶は大事、UGNもそう言っていた。
園原ともえ:「え、あ、はい!こんばんは!!」
園原ともえ:つられて、勢いよく挨拶を返す。
弓崎光樹:「……あ! それは……エフェクト! という事は、オーヴァード!」視線を下げて鍵穴に気が付く
園原ともえ:「えっ……あ!!」
GM:はっと、慌てて指の形を戻す。
園原ともえ:「……み、見ました?」おそるおそる、問いかける
弓崎光樹:「はい、ばっちり見ました。」笑顔で
園原ともえ:「……ご」
弓崎光樹:「ご?」
園原ともえ:「ごめんなさい!ごめんなさい!もう二度と使いませんからぁー!!」
園原ともえ:叫びながら、君と反対方向へ全力でダッシュ!!
弓崎光樹:「え、なんでですかー!?」困惑の叫び
弓崎光樹:「あっ、待って! ほら、何処からどう見ても怪しいものじゃないですよー!」と叫びながら追いかけます
園原ともえ:「ひぇ!こな……わぶっ!?」
園原ともえ:追いかける君を振り向いて見ようとした瞬間、地面にダイブした。
弓崎光樹:「大丈夫ですか!? やっぱり二足歩行はダメですね……やはり時代は多脚か浮遊……」
弓崎光樹:と、駆け寄ります。 怪我してないか、身体に触れて確かめたりしてもいいでしょうか。
GM:どうぞ!
GM:しかし、時代遅れの二足歩行型人間であるところの彼女は、うつ伏せのまま反応がない。
弓崎光樹:「怪我はありませんか? リザレクト使えます? もしくは回復エフェクトあります!?」揺すってみる
園原ともえ:「………お、おなか」
園原ともえ:「おなか、へった……」グルグル目で揺さぶられながら
弓崎光樹:「おなか、おなかですか!」言われてお腹すりすり
弓崎光樹:「……へ?」
園原ともえ:「昨日からずっと走って逃げて、きたので……なにも食べてない、んです」
園原ともえ:「あ、お腹が痛いってわけじゃないのです……」少し照れながら
弓崎光樹:「あ、なるほど栄養補給ですか! やはり食物連鎖に依存してるのは緊急時いけませんね!」
弓崎光樹:「しかし禄がなければ生きれぬこの身、私とて人の世界で生きてきて色々知りました」
弓崎光樹:「つまり……」
園原ともえ:「つまり……?」
弓崎光樹:「へいかのじょ、お茶しましょう!」
園原ともえ:「お茶?お茶……飲み物、確かにのども、乾いてる……」
園原ともえ:「……アレ?というか、えっと」何とか上半身を起こしながら
弓崎光樹:「よし行きましょう、良い店を知っています。 人間をレネゲイドビーングばりに酷使して24時間稼働させる魔法の店です」
弓崎光樹:「はい?」首傾げ
園原ともえ:「お姉さん、私を捕まえにきたんじゃないんですか?」
園原ともえ:こちらも首をかしげて
弓崎光樹:「捕まえる? え、なんでそんな事しないといけないんですか、もったいない」
園原ともえ:「……はふぅ。良かった」一安心、といった感じで一息つきながら
弓崎光樹:「できればお話とか聞けたらいいなー、とは思ってますけど」
園原ともえ:「……お姉さん、ひょっとしていい人?」
弓崎光樹:「人ではないです、遺産です。」
弓崎光樹:「あ、お姉さんって女を表す名詞なので、私の事ですよね? あまり慣れない呼称ですけど」
園原ともえ:「イさん?」
園原ともえ:「はい、お姉さんのことで、す……?」
弓崎光樹:「レネゲイドビーングとも言います。それと、そのお姉さん呼びはなんだか背中のあたりが不思議な感じがしますので……」
弓崎光樹:「人間流に名乗るのなら。 弓崎光樹、それが今の私の名前です」
園原ともえ:「ゆみざき、みづき、さん」
弓崎光樹:「ミツキでいいです、してそちらは?」
園原ともえ:「私は……ともえ!園原ともえ!」
弓崎光樹:「ともえさん、良い名前だと思います!」
弓崎光樹:「さて、ともえさん。 ご飯を奢るのでお話聞かせていただけませんか?」
園原ともえ:「ご飯!えへへ……よろしくおねがいしますミツキさ……はぅ」
園原ともえ:勢いよく立ち上がろうとして、すぐに崩れ落ちる。
弓崎光樹:支えます、抱き上げる感じで
GM:空腹だけではなく、疲労も相当溜まっているようだ。
園原ともえ:「あ、すみません……」申し訳なさそうに
弓崎光樹:「私もよくなるのでわかります、しばらく栄養補給してないとそうなりますよねー……不便です」
弓崎光樹:「実の所、私も栄養補給を忘れていたことを、今の会話で思いだしてー……」グー
園原ともえ:「はい……私、研究所から逃げてきて、ずっと食べれてなくて」
園原ともえ:「……ちょっと前、私、気が付いたら変な研究所みたいなところに居たんです」
弓崎光樹:「もしや、FHのですか?」
園原ともえ:「……ふぁるす、はーつ?」きょとん、として
弓崎光樹:「ご存じないのなら良いのです、知らん方が良い畜生共ですので」
弓崎光樹:「ともかく大変でしたね、何があったか興味もひかれますが」
園原ともえ:「ええっと、私が居たところは、なんか……」
園原ともえ:「科学者みたいな人が色々機械とかくっつけてきたりするし、夜は檻に閉じ込められるし……」
園原ともえ:「すごく怖かったとこ、でした」
園原ともえ:抱えている彼女の身体が、小刻みに震えていることが分かる。
弓崎光樹:「それは……」(わぁ、すっごく懐かしい光景……)
園原ともえ:「……あ。でも昨日、突然男の子が来て、私や他の皆を出口まで案内してくれたの!」
弓崎光樹:「男の子? それに……皆、ですか?」
弓崎光樹:あ、会話しつつ移動してもいいでしょうか? 抱えたまま
園原ともえ:「うん、男の子は知らない子、だけど……。皆は、同じ感じで檻に居たっていうか」
GM:移動、OKです
園原ともえ:「で、何とか歩いてここまで来たんだけど、おなかすいちゃって……」
園原ともえ:「それで、私の、これ」
GM:指先を変形させて、細長い金属の工具を作り出す。エグザイルの権能。
園原ともえ:「使うと、悪い奴らに見つかっちゃうから、使っちゃダメって言われたんだけど……」
弓崎光樹:「おお、エグザイルシンドロームですね」
園原ともえ:「でも、耐えきれ、なくて……その……」次第に声が、小さくなる。
園原ともえ:「えぐ、ざいる、しんどろーむ」
弓崎光樹:「……その?」首傾げ
GM:レネゲイドビーング、ファルスハーツ、エグザイルシンドローム。
GM:いずれに対しても、未知の単語であるかの様にきょとんとしているようだ
園原ともえ:「入って、ちょっとだけ、もらおう、と……」スーパー小声
弓崎光樹:(まあ私もレネゲイドビーイングなんて名前、出てきてから知ったし、そんなもの……?)
園原ともえ:「し……て……」
弓崎光樹:「入って? ……?? ……」
弓崎光樹:「……あ、家宅不法侵入?」
園原ともえ:ビクっと、身体が震える。
弓崎光樹:「ダメですよ、ドアとか分解したりするとめっちゃ怒られますよ、怒ると怖いですよ、めっちゃ刃物ギラつかせた怖い人が来ますよ」妙に実感の籠った台詞
園原ともえ:「ひぃっ……ごめんなさい……」
弓崎光樹:「でも家にボルト当てただけで怒るんですよねー、そのせいで水平射撃は威力を絞らないと……あれ、なんでそんな申し訳なさそうに」
園原ともえ:「いや、だって……怒られると、思って」
弓崎光樹:「あっ……そうですね、よくないです、良くないですが、きっと一緒に謝れば」
弓崎光樹:「最悪リザレクト1回くらいで許してもらえます!」実感の籠った言葉
園原ともえ:「あ……えへへ、よかっ、た……」安心したような顔で、少しだけ微笑んで。
園原ともえ:ガクンと、力が抜ける。
弓崎光樹:「大丈夫です、なるようになります……あれ?」そっと首を支える
園原ともえ:「すぅ……すぅ……」
GM:今までの疲れと、君に気遣って貰えたことの安心感からか、眠りについているようだった。
弓崎光樹:「睡眠ですか、やはり休眠が必要な有機生命体は……」
弓崎光樹:「……まぁ、嫌いではないですし、私も身体はそうですが」と、笑みを浮かべて
弓崎光樹:眠ってるともえをいったん下ろして、背負う。
弓崎光樹:(そう、私も同じだ……こっちは失敗したようなものだけど)
弓崎光樹:「ご同胞はともかく、同郷ならば優しくしないと……お疲れさんでした」と、誰に語りかけるでもなく言いながら
弓崎光樹:コンビニに向かいます。
GM:そんな感じで、少女を上手いことコンビニにお持ち帰りする君。
GM:ふと、彼女の貫頭衣の裾に文字が記載されていることに気付く。
GM:『D-080 "シーウィード" 』


GM:シーン終了。ロイスの取得が可能です。
弓崎光樹:ともえさんへのシナリオロイスは、☑好奇心/劣等感 で
GM:OK!


■Opening02:川端湧希


GM:では次、シーンプレイヤーは川端さん。
川端湧希:はい!
GM:まずは登場侵蝕をお願いします。
川端湧希:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:30->34)
GM:元気!!


GM:午後2時頃だろうか。
GM:UGNからの依頼を受け、君は一人、山奥の薄暗い森を歩いている。
GM:依頼内容は、単身でのFHセル潜入捜査だ。

GM:N市・山奥

GM:調査部隊からの報告で、この近辺にてFHセルの偽装拠点らしき建物が確認されたとのこと。
GM:注意深く森の奥深くへ進んでいくと、廃屋めいた建物が見えてきた。周囲に人影はない。
川端湧希:「ふうん。あれか」木々をかき分けて、それを認める。
川端湧希:「たしかに怪しいけど……」
川端湧希:こんこん、とイヤホンを叩く。
川端湧希:「セキュリティの方は、任せていいんだよね?」
GM:数秒遅れて、通信機器の向こうから回答が返ってくる。
黒猫まち:『うん、オッケオッケー。心配ご無用よ湧希ちゃん!』

黒猫まち

GM:潜入捜査に似つかわしくない、やたらお気楽な女性の声色。
GM:彼女は"ソールドアウト"黒猫まち。通信機を介した電磁哨戒能力を持つUGNエージェントだ。
川端湧希:「あは。じゃあ、まちちゃんを信じる」
黒猫まち:『どう?そろそろ、何かそれっぽい建物、見えてきた?』
川端湧希:「うん。今、目の前にね」
黒猫まち:『へっへー。任せとけって!』ドンと、胸を叩く音。
黒猫まち:『お、いよいよって本番、って感じだね』
川端湧希:「うん。気を引き締めなきゃあだ」
黒猫まち:『その心意気、よし!!周囲に、見張りとかはいそうかにゃ?』
川端湧希:「うん、全然……っていうか、動いてるのかな」
川端湧希:「全然そういう気配ないんだけど」
黒猫まち:『ふぅむ……一応、私も能力使って見てはいるけど、確かに周囲に人気はなさそう』
GM:彼女のブラックドッグ能力。任意の通信機を介することを条件に、半径十数メートルの探知レーダーを展開できるとのこと。
川端湧希:「うーん。全部機械でやってるのかな」
川端湧希:入り口へと向かっていく。
黒猫まち:『どうなんだろーねー。……といっても、建物の中とかは、入ってみないと分かんないし』
黒猫まち:『といっても?電子ロックやら監視カメラは私が何とかできるので?』
川端湧希:「頼もしいなあ。それ以外を私がなんとかするってわけだ」
黒猫まち:『機械任せならスーパーチートのイージーモードってワケ!!』また、ドンと胸を叩く音
川端湧希:「助かる。私、そういうの全然だめでさ」
川端湧希:「燃やすしか出来ないんだよね」
黒猫まち:『いやいや!むしろ、それ以外のことは、どうしようもないから……そこは湧希ちゃんにお任せになっちゃうけど』
川端湧希:「ううん。お互い任されてこうよ」扉の前へ。
黒猫まち:『前線に立てるだけでスゴイと思うけどねー……私、通信機器越しじゃないと、何もできないし』
黒猫まち:『よろしく!!あ、でも』
黒猫まち:『危なくなったらすぐ退散!!これ、黒猫まちさんとの約束だかんね!!』
川端湧希:「大丈夫、大丈夫。心配性だなあ」
川端湧希:「分かってるよ。私より強い人なんて、ここにはいっぱい居るんだもん」
川端湧希:「無理そうなら逃げて、存分に人に頼りますから」
黒猫まち:『……謙遜なさんなって。そもそも、こんな単身で潜入捜査、任されてるだけでも』
黒猫まち:『凄いことよ?誇っていいぜ』
川端湧希:「もうちょっと後にしよっかな。誇るのはさ」
川端湧希:「成功してから、二人で、で。どう?」
黒猫まち:『お?頼もしいこといってくれるじゃん湧希ちゃん?』
黒猫まち:『んじゃま、二人で頑張っていきましょう!!』
川端湧希:「じゃ、行こっか!」自動ドアが開く。ロックは既に無い。
川端湧希:施設内を駆けるように進む。
GM:そう、建物の入口には鍵が掛かっていない。三重の電子ロックに加えて、物理ロックまで、既に解除済みだ。
黒猫まち:『お……もう中まで入ったっぽい?マジ?』
川端湧希:《炎の理》で手のひらに小さな火球を。
黒猫まち:『ちょーっと、不用心、な気もするが……ま、』
川端湧希:明かりと、いざという時の囮として先導させて進む。
黒猫まち:『湧希ちゃんなら大丈夫かな。一応、気を付けて行ってね』
川端湧希:「大丈夫、大丈夫」
GM:施設内を進んでいくと、やがて一本道の廊下までたどり着く。
GM:十数メートル先に、厳重そうだが、しかし半開きの扉が視認できる。
川端湧希:「……まちちゃんが開けた……わけじゃないか」
黒猫まち:『そっちが、この施設の奥になりそう、だが』
黒猫まち:『開けてないんだよねぇ……不思議なこって』
川端湧希:「ロックの解除はともかく、扉を物理的になんて無理だよね」
黒猫まち:『うん。それに……その扉の向こうも』
黒猫まち:『何ひとつ、動いてない』
川端湧希:「……どういうこと? ……いや」
川端湧希:「見れば分かるか」
黒猫まち:『もぬけの殻?いや……とにかく』
川端湧希:そのまま扉へと進んで、中を見る。
黒猫まち:『だね!お願い湧希ちゃん』
GM:では、扉を開けた君の目に入ってきたもの。
GM:──それは地獄の再現だった。
GM:外壁、天井、床、研究設備らしき機材、デスク、本棚、外灯、
GM:奥にある部屋や廊下、扉に至るまで、満遍なく破壊し尽されている。
GM:そして、無残な死体となった研究者や傭兵達がそこかしこに横たわっている。
GM:新鮮な血の匂いが君の鼻孔を刺激する。恐らく、昨日か今日の内に出来上がった惨状だろう。
川端湧希:「――っ」その阿鼻に顔をしかめる。
川端湧希:「……そりゃあ、イージーモードよね」
川端湧希:「目標がこうなっちゃってるんだからさ」
黒猫まち:『……どう、なってる?』
川端湧希:「……全部壊されて、みんな殺されてる」
川端湧希:「多分、まだ、最近」
黒猫まち:『……マジ?そりゃ……やんごとねーな』
川端湧希:「やんごとない訳じゃないと思うけど……」倒れている人達に近づく。
川端湧希:その傷を見る。《リザレクト》の痕を。
川端湧希:「多分、FHの拠点だったのは、間違いないと思う」
GM:銃弾で撃たれていたり、刃で刻まれていたり、重力に押しつぶされていたり、焼けたり、凍っていたり。
GM:複数人のオーヴァードにより引き起こされた、惨状であることが分かる。
川端湧希:「それも、一つの攻撃痕じゃない。相手がたくさん居たんじゃないかな」
川端湧希:「セル同士の分裂か、他のセルの襲撃か……」
黒猫まち:『ふぅん……そりゃ、ちょっと原因調査しないといけなそう、って感じだが……』
黒猫まち:『りょーっかい……ん、ちょっとだけ待って』
GM:十数秒ほど通信が途絶えて、すぐに繋がる。
川端湧希:「うん。何?」
川端湧希:「匂いついちゃいそうなんだけどなあ」などとぼやいて。
黒猫まち:『おし。とりあえず、後ろ備えの連中に連絡投げた。少ししたら応援が来んぞ』
GM:オーヴァードでない調査部隊のことだ。
川端湧希:「ん。ありがと。助かる」
川端湧希:「調べるのは得意じゃないもの」
黒猫まち:『それまで、とりあえず待機でよ……あ、辛かったら外出てもいーかんな』
川端湧希:「……うん。そうしてよっかな。お疲れ様」
黒猫まち:『うん、お疲れ!それじゃ、一旦切るけど……』
黒猫まち:『何かあったらすぐ、連絡ちょうだい!!ね!!』
GM:それを最後に、プツンと通信が切れる。
川端湧希:「……もうちょっと後にしなきゃだね。誇るの」
川端湧希:火を吹き消して、独り言つ。
川端湧希:「……地獄みたい、か」外に出る前に、部屋を一瞥して。
川端湧希:「……この人たちにも、向こうで送り火があればいいけど」
GM:部屋を一瞥した時。ふいに、傍に積まれた書類の束が目に入る。
GM:その後の調査で判明し、すぐに君にも伝えられる内容となるが……
GM:識別名"C-015 デビルフィッシュ"と記載された少年のパーソナルデータやオーヴァード能力に関するものだ。
GM:他にも、"A-006 トルピード"、"D-080 シーウィード"、"B-012 ワイヤーシャーク"など、200余名ほどの児童オーヴァードのデータが纏められている。
GM:……この惨状の中に、子供らしき姿は一人も見受けられないようだが。
GM:そして、別の書類にこの拠点を持つFHセルの名称らしき記載。
GM:────"アビサル"と、書かれている。


GM:シーン終了。ロイスの取得が可能です。
川端湧希:-バックアップ/黒猫まち/連帯感:○/不安/ロイス
川端湧希:これで!
GM:OK!


■Opening03:フランカ・カペッロ


GM:シーンプレイヤーはフランカちゃん。フランカちゃん!?
GM:まずは登場侵蝕をお願いします。
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+3(1d10->3)した(侵蝕率:36->39)
GM:OK!


GM:午後6時頃だろうか。
GM:空が紅く染まる夕暮れ時、R案件を片付けた君は一人で帰路に着いていた。
GM:だが、先ほどから──何者かに尾行されているようだ。

GM:N市・裏通り

GM:素人ではないが、専門家でもない。しかし、視線に内包された圧力は相当のものだ。
GM:君はこの状況の好転を図るべく、人気の無い裏通りに誘い込むことにした。
フランカ・カペッロ:(これはいわゆる尾行……よね?)
フランカ・カペッロ:(もう少し私が能天気だったら、政治家を目指す私に支持者ができたのかしら!と喜ぶところだったけど)
フランカ・カペッロ:(そういうわけでもなさそうね)
フランカ・カペッロ:自然な動作で裏通りにすっと入る。誘い込むためだ。
GM:君を尾行している者も、後を追うように裏通りへ。
???:「……ふむ、これは」
フランカ・カペッロ:振り向いて、相手の顔を確認しようとします。
???:「ばれてるね。第一試験は合格だ」
GM:振り返るとそこには、不愛想な表情でこちらを睨み付ける少女がいる。

トルピード

GM:ではここで
GM:〈知覚〉判定をお願いします。難易度6
フランカ・カペッロ:はーい
フランカ・カペッロ:5dx>=6
DoubleCross : (5R10[10]>=6) → 7[2,4,7,7,7] → 7 → 成功

GM:OK!目標達成ということで
GM:これから君に襲い掛かる攻撃は、いい感じにしのいで良いです
GM:ということで
GM:《ワーディング》
フランカ・カペッロ:「……!」
???:「次、第二試験だ」
GM:その時、君は気づくだろう。
GM:君の足元にあるマンホールがぐにゃりと歪み、サブマシンガンへと形を変え。
GM:ぱららら、と乾いた音が鳴り響いたことに。
フランカ・カペッロ:「いきなり、何を……!」
フランカ・カペッロ:大きく後ろに下がって避けようとします。
GM:放たれた銃弾は空を切る。かすり傷一つない。
???:「わぉ」
GM:感嘆の声と表情。
???:「見てくれはただのガキなのに……これはいけない。見た目で判断してはいけないね」
フランカ・カペッロ:「試験、試験って……学校の抜き打ちテストでさえもう少し前兆があって優しいわ」
???:「学校、ね。知らないよ、そんなの」
???:「私達は、そういう所とは無縁だったものでね」右手を、君に向けて掲げる。
フランカ・カペッロ:「それはなんというか、残念ね。とっても楽しいところなのに」
GM:彼女の右腕に、紫電が纏わり、弾ける。
フランカ・カペッロ:「……っ。結構やる気ね!」
???:「ああ、そうだ。楽しそうだ。楽しそう」
???:「本当なら、今すぐにでもお前の身体をぶちまけてやりたい、所だが……」
???:「今は、そういうわけにもいかない」
フランカ・カペッロ:地面に手を当て、変形・操作。壁をつくって紫電を防ぐ。
GM:防壁に為すすべもなく、雷は砕かれ、霧散する。
フランカ・カペッロ:「そう、なんだか複雑な事情ね」意識を攻撃に切り替える。
フランカ・カペッロ:スッと佇まいを直して、スカートの裾をつまんでお辞儀する。
フランカ・カペッロ:それは、最近同居し始めた"家族"と同じような動作。
フランカ・カペッロ:もちろん、フランカの攻撃手段は家族とは違う。鎖がスカートの内側から出てくることはない。
フランカ・カペッロ:カラン、カラン、と。代わりに落ちてきたのは筒のような形をした物体。
フランカ・カペッロ:そこから白煙が吹き出す。地面に落ちた衝撃を契機として起動する煙幕だ。
フランカ・カペッロ:こういうときのために生成しておいた、目くらまし用の物。
???:「……!」虚を突かれ、煙幕の中に一瞬、君を見失う。
フランカ・カペッロ:その間隙に距離を取り、
フランカ・カペッロ:防犯ブザーをカバンから引きちぎり、簡素な銃と弾丸を生成。
フランカ・カペッロ:撃ち放つ!
???:両腕に紫電を纏い、そのまま掲げて周囲に拡散し、煙幕をかき消す。
???:その一瞬の隙に差し込まれた弾丸。を。目前にとらえ。
???:金属音。別方向から放たれた弾丸を食い合わせ、はじけ飛ぶ。
???:「ったははは!オーケーオーケー」ニヤリと、口元をゆがめながら。
フランカ・カペッロ:「試験とやらには合格できたかしら」
???:「……ああ。いいぜ、宣言してやる。これが」
GM:電柱、道路、外灯、フェンス、屋根、階段、柵、マンホール。
GM:その全てが、先ほどと同様に、ライトマシンガンに変形し。
GM:その銃口の全てが君に向けられる。
???:「最終試験だ!!」
GM:ぱららららと乾いた音が、一斉に、重なる。
フランカ・カペッロ:先程の銃を放り投げ、ポケットから小瓶を取り出す。
フランカ・カペッロ:「これ、まだうまく成功するか怪しいのだけど」
フランカ・カペッロ:小瓶から砂のようなものを手でつかみ、周囲にばらまく。
フランカ・カペッロ:その砂粒一粒一粒が、銃となり、弾丸となり、組み上げられていく。
フランカ・カペッロ:無数の銃口が連なるヘヴィガトリングというべきものができあがる。
フランカ・カペッロ:その銃自体が盾となり、そして攻撃のための銃となり弾丸を吐き散らかす。
GM:双方の弾丸が食い合い、弾ける。弾ける。弾ける弾ける弾ける弾ける弾ける弾ける────
GM:結果、互いに互いの凶弾を受けることなく。無数の金属と砂の破片だけが道路に砕け落ちただけだ。
GM:吹き荒ぶ砂埃。それが薄れていく間に、尾行者はその位置から姿を消している。
???:「凄い。凄いな。これが、UGNって奴らの、実力か」
GM:裏通りの一角の建物の上、そこに少女は立っていた。
フランカ・カペッロ:「ふうん。そういう貴方はUGNの敵か何かってところかしら」
???:「連中の物差しで言えば、文句なしのAランクだ。それどころか、私達と同格に並ぶかもしれない」
???:「敵。敵ね。そうだ、恐らくはお前達の敵」
???:「……だが。別に、これ以上ここで。本格的に事を交えようって気は毛頭ない」
???:「ただ伝えてほしいだけだ。私がこれから発する戯言を、UGNの連中に」
フランカ・カペッロ:「……とりあえず、聞いてあげるわ」
???:「三日後の午前1時、──────この町は魚雷に撃ち抜かれ、海の底に沈むことになる」
フランカ・カペッロ:「……!」
フランカ・カペッロ:「戯言ね」
???:「別に。今、その意味を理解する必要はない」
???:「だが。実力者である君の発言がどんなに不可解であろうと。周囲の連中は無下にできない」
???:「だからこその、合格というわけだ」
フランカ・カペッロ:「なるほどね。そうしてUGNを動かすのが目的か、あるいは本当にそうなのか」
フランカ・カペッロ:「いずれにせよ、私はその言葉を無視することはできないから、あなたの目的は達成されるわけね」
???:「……その上、聡いときている。いいぜ。好きなだけ追いかけてみろ」
???:「ともかく。ちゃんと伝えたよ。この"トルピード"里部れいが間違いなく。いいね。」
里部れい:「ではまた。三日後を楽しみにしててよね。きっとびっくりするから」
GM:《瞬間退場》
GM:少女は迫りくる闇夜に紛れ、姿を消す。追うことは難しいだろう。
フランカ・カペッロ:「……」
フランカ・カペッロ:ふぅ、と小さく息を吐く。
フランカ・カペッロ:正直、アレ以上続けられたら危うかったかもしれない。
フランカ・カペッロ:「UGNに伝えて。それから、もっとこういうことに備えないとね」
フランカ・カペッロ:少女の言葉は、季節柄冷たくなりつつある風に運ばれていった。


GM:シーン終了。ロイスの取得が可能です。
フランカ・カペッロ:里部れい/感服/◯嫌気/ロイス
フランカ・カペッロ:これで!
GM:OK!


■Middle01


GM:では、集合シーンになります。全員登場。
GM:各自、登場侵蝕をお願いします。
川端湧希:侵蝕率+6(1d10->6) (侵蝕率:34->40)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:39->41)
弓崎光樹:弓崎光樹シーンイン(侵蝕率:33->40)
GM:OK!全員横並びで良い感じ
弓崎光樹:あ、48です申し訳ない、さっきの分上げてない
GM:おっと、了解です。



GM:N市UGN支部・会議室

GM:其々の出来事から、翌日の明朝。
GM:UGNのお偉い様より新たなる任務の依頼を受け、会議室に協力者が集められた。
GM:選ばれたのは、FHセル"アビサル"およびその関係者と関わりを持つ君達だ。
黒猫まち:「……揃ったっぽいかー?ぽいな!」
弓崎光樹:私、ともえちゃんも連れてきているのでしょうか
GM:朝っぱらから元気よく、お気楽な声が会議室中に響く。
弓崎光樹:「ぽいですね!」お気楽に返す
川端湧希:「ぽいや」苦笑して返す。
GM:ともえちゃんは、その後UGN配下の病院にて栄養失調の治療および検査中という感じです。
GM:連れて行ってあげたことにしてもらえると助かります。GMが。
弓崎光樹:連れて行ったことにしときます、たぶんUGNの人にコンビニじゃなくて病院へ行けとお説教された後です
黒猫まち:「ぽいぽい!!と、いうわけでー」
黒猫まち:「んじゃ早速。私は"ソールドアウト"黒猫まち」
黒猫まち:「今回のチームのオペレータ役になりましたっ!!よろしくぃ!」
黒猫まち:ビシッと、右手を頭に。敬礼のポーズ
弓崎光樹:「オペレーター付きとは、豪華ですね! つまりその系統の能力という事……!」
黒猫まち:「シンドロームはピュアブラックドッグ。前線にゃー立てないけど、哨戒役や電子機器の小細工は任せてくれよー」
川端湧希:「よろしく。こっちは“ヘル・オー・ウィスプ”川端湧希」
川端湧希:「エージェントです……新米だけどねまだ。前線役になるのかな」
弓崎光樹:「UGNのエージェントさんでしたか、よろしくお願いします!」
川端湧希:「炎だけは使える感じ。よろしく」指先に小さく灯して、吹き消す。
弓崎光樹:「凄い! サラマンダー! 実物ははじめて見ます!!」
弓崎光樹:目を輝かせている
黒猫まち:「湧希ちゃんよろしくぅ!!といった感じで、皆、かるーく自己紹介してくれっかな」
フランカ・カペッロ:「“ニュークリアブラスター”フランカ・カペッロ。よろしく頼むわ!」
弓崎光樹:「あっと……私はアナザーアークの弓﨑光樹、遺産です!」
川端湧希:「“ニュークリア”……?えっ」
川端湧希:「えっと……マジのマジで核撃つわけじゃないよね……?」
川端湧希:「あと遺産ですって何……?」
フランカ・カペッロ:「ハッタリって大事だと思うの!」核を打てるわけではないと言外に示す
フランカ・カペッロ:「イさん?」
弓崎光樹:「こっちはハッタリじゃないですよ! 遺産です!」フンス
川端湧希:「遺産使いってこと?」
川端湧希:「あれだよね、なんかこう、強力なレネゲイドアイテム」
弓崎光樹:「流石、お詳しいですね!」
弓崎光樹:「いえ、遺産使われです。」
弓崎光樹:「あ、広義の意味ではレネゲイドビーイングですね、遺産が本体なのです」
川端湧希:「そんなこともあるんだ、へえーっ」
フランカ・カペッロ:「貴方自身が強力なレネゲイドアイテムということ……?すごいわ!」
川端湧希:「うん、心強い。改めてよろしくだ」
弓崎光樹:「身体はヒトですけどねー」
弓崎光樹:「兎も角、オーヴァードがこんなに集まる場にご一緒できるとは、善行は積むものですね! よろしくお願いします!」
フランカ・カペッロ:弓崎さんの足を掴んで人が振り回している姿を想像している。
フランカ・カペッロ:「よろしくお願いするのだわ!」
黒猫まち:「うんうん!光樹ちゃんにフランカちゃん!!よろしくおなしゃー!!」
川端湧希:「うん、おなしゃだ。それで、今日の用件ってさ」
黒猫まち:「さて、ここに来てくれた貴女達は……とあるFHセル絡みで集められてると、思うのだ」
川端湧希:「うん……こないだのセルの話だよね。私達で調査した施設のさ」
川端湧希:「“アビサル”、だっけ」
黒猫まち:「そうそう!湧希ちゃん言ってやってよ!!昨日の私たちの頑張り物語を!!」
弓崎光樹:「おお……! 何があったんですか!?」
川端湧希:「え、ええ……あんまり頑張ってないじゃん」
川端湧希:「もぬけの殻だったんだからさ」
黒猫まち:「まぁ……そう、だけどもね……」しょんぼり顔
川端湧希:「荒らされきってて、みんな殺されてた。多分複数のオーヴァードにね」
フランカ・カペッロ:「それは、凄惨ね」
川端湧希:「内部犯か外部犯かは分かんないけどね。どっちにしろだ」
川端湧希:「じゃあ解決、ってことにはならない」
川端湧希:「そのやった人達が、誰なのか、どこにいるか、次は何をするのか」
川端湧希:「そういうのがわからないと、終わりじゃないでしょ」
弓崎光樹:「その下手人探し、というわけですね!」
川端湧希:「そういうこと。光樹は?どういう絡み?」
弓崎光樹:「まずはナンパからはじまるのですが……」
弓崎光樹:「それと思ったよりコンビニのお茶種類あったねという話と……」
川端湧希:「ちょ、ちょっと待って」
川端湧希:「関係あるところ話して……」
弓崎光樹:「色々あったのですが、つまりは」
フランカ・カペッロ:「つまりは?」
弓崎光樹:「女の子を拾ったのですがその子がアビサルの関係者? だったようです、はい」
黒猫まち:「園原ともえちゃん……だったっけねー」
弓崎光樹:「FH絡みだったんですねーって今さっき知りました」
川端湧希:「……“識別名”があったってことか」
弓崎光樹:「そうですそうです……FHのそういう所、だいっきらいです。」
黒猫まち:「ちな現在は、UGN配下の病院にて治療中……兼、検査中だよん」
フランカ・カペッロ:「拾ったっていうことは、攻撃してくるような感じではなかったのね」
弓崎光樹:「はい、敵意などは向けられていません」
川端湧希:「……そうやって聞くってことはさ」
川端湧希:「フランカはされたの?攻撃」
フランカ・カペッロ:「攻撃されて、攻撃して、試験に合格したわ!」
フランカ・カペッロ:「や、これじゃあなんのことかわからないわね」
川端湧希:「あーうん、全然わかんないかな……?」
弓崎光樹:「私よりはわかりやすいと思いますよ」
川端湧希:「低いとこで比べないでよ~」
フランカ・カペッロ:「つまりは、ある人に尾行されて試されて、その人が今話題のセルの識別名と同じコードネームを名乗ったってところよ」
弓崎光樹:「なんだか無軌道な行動ですねー……」
フランカ・カペッロ:「『三日後の午前1時、──────この町は魚雷に撃ち抜かれ、海の底に沈むことになる』、という不穏な言葉だけ残していったわ」
川端湧希:「……魚雷?」
川端湧希:「ミサイルー、とかじゃなくて?」
フランカ・カペッロ:「言葉の意味はわからないわ」
弓崎光樹:「渋いチョイスですね、海大好きなのでしょうか。 それとも能力関係? 魚雷使ったりしました?」
フランカ・カペッロ:「銃はつかったけど、魚雷はつかわなかったわね……」
川端湧希:「……だけど、わざわざ不穏なことだけ言うの、何かありそうだよ」
黒猫まち:「魚雷……は、確か英語で、トルピードともいうんじゃなかったかニャ」
川端湧希:「まちちゃん賢いな~」
黒猫まち:「ほめてほめて~~」
フランカ・カペッロ:「そのへんのものから銃を生み出していた感じだから、もしかしたら魚雷も作り出せるのかもしれないわね」
弓崎光樹:「陸の上で魚雷ですか、すごいですね……見てみたいです!」
川端湧希:「えらいえらい。……でも作れるなら、なんで三日後って指定なんだろう」
川端湧希:「いや見たいわけじゃないかな……」げんなりした顔。
黒猫まち:「うーん……これだけだと、いくらでも意味を解釈できる幅があるし」
川端湧希:「うん。なんか、裏がありそうに感じる」
弓崎光樹:「犯行予告にも聞こえますし、何か別の意味があるようにも思えますものね」
黒猫まち:「あ、アビサルも実は、英語で深海って意味だから」
黒猫まち:「海関連ってのを自分達になぞらえて……てのもありそうね」
黒猫まち:「うん!よくわからない!!」
弓崎光樹:「わかんないですね!」
川端湧希:「よし!」
川端湧希:「調査しよう!」
川端湧希:「まずはそれからだよ」
川端湧希:「知らないで闇雲に動いたら、ただ侵蝕が上がるばかりだもん」
フランカ・カペッロ:「そうね」
弓崎光樹:「しましょう! どこから調べます?」
黒猫まち:「いゃ~~頼もしいな皆、助かる助かる」
川端湧希:「うん。UGNのデータベースとか、そのともえちゃん?に話聞いたりとか」
川端湧希:「やれることをやっていきたいな」
黒猫まち:「そだね。あとは、拠点から拾ったデータもこれからみんなに共有するので」
黒猫まち:「各自でそれぞれ調べて貰って、半日くらい経ったら皆で答え合わせしましょ」
フランカ・カペッロ:「答え合わせって表現はいいわね。まるで試験みたい」
弓崎光樹:「流石UGN、調査がてきぱきしてますね!」
川端湧希:「あんま得意じゃないんだけどなあ。ま、やれるだけやってみる」
弓崎光樹:「試験お好きなんですか?」
フランカ・カペッロ:「自分の実力を試すのは好きよ。一方的に試されるのでなければ」
川端湧希:「あは。カッコいいこと言うなあ。まだちっちゃいのに」
弓崎光樹:「なるほど、それならば私も好きです」
川端湧希:「じゃあ、実力でも試しますか。お互い」
黒猫まち:「うんうん!!それじゃ、方針がかたまったとゆーわけで」
黒猫まち:「各人、情報収集よろー!!」


GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
川端湧希:ロイスは保留しようかな
川端湧希:UGNボディアーマー狙ってみます
川端湧希:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 9[1,8,9]+1 → 10 → 失敗

川端湧希:ダメ!
弓崎光樹:あ、私もシューターズジャケット狙いで
フランカ・カペッロ:弓崎光樹/◯好奇心/不安/ロイス
フランカ・カペッロ:ショットガンを狙うわ!
弓崎光樹:1dx>=13
DoubleCross : (1R10[10]>=13) → 4[4] → 4 → 失敗

フランカ・カペッロ:2dx+1>=11
DoubleCross : (2R10+1[10]>=11) → 10[5,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

フランカ・カペッロ:やったー!
GM:OK!


■Middle02


GM:情報収集その①になります。シーンプレイヤーは川端さん。他、登場自由。
GM:登場侵蝕をお願いします。
弓崎光樹:出ます
弓崎光樹:弓崎光樹シーンイン(侵蝕率:48->58)
川端湧希:侵蝕率+7(1d10->7) (侵蝕率:40->47)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:41->50)
GM:OK!



GM:情報項目はこちら!
・FHセル"アビサル"について <情報:UGN>難易度7
・園原ともえについて <情報:UGN>難易度10 『弓崎光樹』のみ達成値+3
・"ピスキヴォーレ"について <情報:UGN>難易度8
GM:追加の判定する場合は侵蝕+1d10で。頑張って~
川端湧希:じゃアビサルやろうかな~コネがないし
川端湧希:情報:UGNで素振りします。
川端湧希:3dx+1>=7
DoubleCross : (3R10+1[10]>=7) → 9[3,4,9]+1 → 10 → 成功

川端湧希:OKOK
フランカ・カペッロ:じゃあ“ピスキヴァーレ”について!
フランカ・カペッロ:コネ:UGN幹部で情報:UGNを振ります!
フランカ・カペッロ:4dx>=8
DoubleCross : (4R10[10]>=8) → 10[2,3,7,10]+1[1] → 11 → 成功

フランカ・カペッロ:成功!
弓崎光樹:よし、ともえさんについて行きます
弓崎光樹:《砂の加護》ダイス+3個、自分に使います
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率+3上昇(侵蝕率:58->61)
弓崎光樹:5dx+4>=10
DoubleCross : (5R10+4[10]>=10) → 9[2,3,4,5,9]+4 → 13 → 成功

弓崎光樹:成功
GM:素晴らしい!全員合格ってワケ
GM:では情報開示
①FHセル"アビサル"について
オーヴァード能力を持つ児童を誘拐し、非人道的教育・改造を施した上で生物兵器として企業・犯罪組織などに販売し、利益を得ることを目的としたFHセル。
より優れた、より扱いやすい生物兵器の製造を目的とする研究機関としての側面も持つ。
兵器はオーヴァード能力の戦闘強度によってA~Dまでランク付けされ、コードネームと紐づいた識別子によって管理される。
また、ジャーム化した兵器は扱いづらく失敗作とみなされ、内部の専門チームにより廃棄処理が行われていた。
現在、"アビサル"管理下にあった200余名の生物兵器は、園原ともえを除いて全員が消息不明。

②園原ともえについて
エグザイル/オルクスのオーヴァード。識別子はD-080"シーウィード"。
拠点からの逃亡に伴う栄養失調のため、現在はUGN支部内の病院で療養中。
血液検査により、彼女の体内には由来不明のレネゲイド因子が色濃く含まれた、目的不明の薬品が投与されていたことが判明。
人体に影響はないが経年劣化に強く、半年以上は体内に残り続けるとのこと。
誘拐されて日が浅く、彼女から"アビサル"内部情報を聞くことは難しいようだ。
……ちなみに本人曰く、使用可能な能力は指先を任意の工具に変形すること、のみ。
FHセル内での能力計測にて全力を出そうとしたところ、何も起きなかったし凄く疲れる!!無理!!とのこと。

③"ピスキヴォーレ"について
ジャームとなった生物兵器(失敗作)の廃棄処理専門チーム。
優秀な戦力と模範的な態度を評価されたランクAの兵器がメンバーに抜擢されることもある。
拠点跡地のデータを参照する限り、元兵器のメンバーは以下3名のみ。

・A-001"スティングレイ"江賀らいと <ブラックドッグ/モルフェウス>
  記録上、最初に製造された生物兵器。
  現在は他の兵器と同じく消息不明。
・A-006"トルピード"里部れい <ソラリス/オルクス>
  数年前、能力の過剰使用によりジャーム化。
  親友である"メデューサ"によって廃棄処理され、死亡。
・A-017"メデューサ"古手るにて <バロ—ル/ブラックドッグ>
  "トルピード"廃棄処理の数日後に脱走し、消息不明。

また、UGNチルドレンの中に『"メデューサ"古手るにて』と同一の名前・特徴を持つ、8本の鎖を主武装とする少女が存在するようだ。

GM:以上!


GM:N市UGN支部・会議室

GM:調査開始から半日ほどが経過した。
GM:拠点跡から発掘されたデータや、各々が持つコネ・情報源を元に、各自が得た情報を整理するため再び会議室へ集合した。
黒猫まち:「じゃ、集まった?集まったね??」
フランカ・カペッロ:「っぽいわよ!」
弓崎光樹:「いまーす!」
川端湧希:「うん。これ、私から言ったほうがよさそうかな、内容的に」
黒猫まち:「ぽいぽい!!お願い湧希ちゃん!」
川端湧希:「お願いされる。……“アビサル”セルは」
川端湧希:「オーヴァードの子供を攫って、実験して、兵士として売りつけてる」
川端湧希:「ご丁寧に、能力強度でランク付けまでして……許せない」
川端湧希:「人を、モノみたいに……」
弓崎光樹:「モノ扱いしていいのはモノだけなのに、なぜ人間は同族をモノ扱いしたがるのでしょうね」ため息
川端湧希:「あ、いや、その、モノが悪いってわけじゃなくてさ……!」
川端湧希:「うん。人は人として扱われなきゃあだ」
川端湧希:「……ただ。今はみんな行方不明になってるみたい」
フランカ・カペッロ:「行方不明……」
川端湧希:「園原ともえちゃんも、"ピスキヴォーレ"の面々も、みんな」
川端湧希:「だから、居ることが分かってる、2人が会った子たちが、やっぱり手がかりになるとは思う」
フランカ・カペッロ:「そうね……私が会った人は、今どこにいるかわからないのが難点だけれども」
フランカ・カペッロ:「でも生存している事自体がとっかかりになるかもね」
弓崎光樹:「私の方はばっちりいます! いますよね?」まちさんの方を見る
黒猫まち:「いるよん!!今は、病院で療養中って聞いてる」
川端湧希:「うん。私はこんなとこ……光樹ちゃんは?」
川端湧希:「ともえちゃんについて調べるって言ってたよね。どう?」
弓崎光樹:「よかった、たまに抜け出る悪い子がいますからね、おしおきは痛いのですよ……」
弓崎光樹:「あ、そうでしたでした。 あの子の能力についてなのですが—……」
弓崎光樹:「オーヴァードとしては、身体を工具に変形させるのが精いっぱいのようですが」
弓崎光樹:「由来も目的も不明の、よくわかんない因子が投与されてるみたいです」手帳捲って確認しつつ話す
黒猫まち:「レネゲイド因子のことかにゃ?どこらへんに……?」
川端湧希:「たしかDだったよね?あんまり戦力として見込めないって評価」
川端湧希:「なのに、何か仕込まれてる?」
弓崎光樹:「体内、しばらくは残るみたいです。 またぞろ何かの実験の結果だと思いますけど、あまり良い予感はしませんねー……」
川端湧希:「彼女だけ特別なのか、そもそも全員に仕掛けがあるのか」
川端湧希:「どっちでも、なんか嫌な響きだ」
フランカ・カペッロ:「そうね……」
黒猫まち:「ほむほむ。あんまり、良いものではなさそうだにゃ……」
弓崎光樹:「ですねー」
弓崎光樹:「FHはやはり畜生共……あ、フランカさんはなにかわかりましたか?」
弓崎光樹:「特にあの魚雷さんの事とか、とか!」
フランカ・カペッロ:「私の方は"ピスキヴォーレ"について調べていたわ」
フランカ・カペッロ:「ジャーム化した人の廃棄専門チームで、」
フランカ・カペッロ:「兵器化された子の中から抜擢されることもあったらしいわ」
フランカ・カペッロ:「そこに私が遭遇した里部れいも居たらしいのだけど」
フランカ・カペッロ:「不思議なことに、その子自身もジャーム化してしまい、死んでいるみたいだわ」
弓崎光樹:「死んだはずなのに、生きていた……ということですか」
川端湧希:「んん……?」
川端湧希:「復活したってこと?それとも別人?」
フランカ・カペッロ:「そこまではわからねいけど……」
フランカ・カペッロ:「あとはそうね、一人消息不明となっている人もいるらしいわ」
フランカ・カペッロ:「"スティングレイ"江賀らいと」
フランカ・カペッロ:「処分チームに抜擢されるほどの実力でありながら、消息不明なのが気になるところかしら」
弓崎光樹:「この状況で消息不明は、確かに気にかかりますね……」
川端湧希:「その二人がチームなんだ。確かに、気にかけたほうがいいのかな」
フランカ・カペッロ:「あとは、まぁ、私の姉のような人もその処分チームに居たらしいけど、今はUGNチルドレンとして活躍しているから」
川端湧希:「とはいえ、消息不明だとなあ。手がかりとしては……」
川端湧希:「……お姉さん?」
黒猫まち:「……姉?フランカちゃん、お姉さんがいたの?」
フランカ・カペッロ:「雇ったのだわ!姉として」
黒猫まち:「雇った」
弓崎光樹:「お姉さんって、お金で雇える概念だったんですね……!」
川端湧希:「それ姉っていうか、家庭教師とか使用人っていうんじゃ……」
フランカ・カペッロ:「えぇ、そうよ。それなりの財産は時に姉も雇えるわ」
弓崎光樹:「私も今度誰か雇ってみましょうか、面白そうですし」
黒猫まち:「フランカちゃん、結構お金持ちなのかしら……?」
川端湧希:「その人に聞いたら、なにか分かるのかな……あ、でも」
川端湧希:「フランカは、お姉さんのこと巻き込みたくない?」
川端湧希:「巻き込みたくないなら、聞かない」
フランカ・カペッロ:「えぇ、できれば」
弓崎光樹:(あ、これ強引に突っ込んだら後が怖い奴だ)
弓崎光樹:「なら、巻き込むのはよくないですねー」
フランカ・カペッロ:「それに何らかの計画に参加しているようなら、こちらに自然と話しているはずよ」
フランカ・カペッロ:「だって、私の姉ですもの」確かな信頼があるような振る舞い
黒猫まち:「信頼してるってワケね、お姉さんのこと」
川端湧希:「ふふ。通じ合ってるんだ」
弓崎光樹:「何かいいですね……」
黒猫まち:「……ちなみに、そのお姉さんの名前は?」
フランカ・カペッロ:「"メデューサ"古手るにて」
黒猫まち:「ふんふん、ふ・る・て・るにて……」小気味よい音で、自前のノートPC端末のキーボードを弾く。
GM:ッターン!!!
黒猫まち:「うん、確かにUGNチルドレンにその名前があるわね」
フランカ・カペッロ:「えぇ、いるはずよ」
黒猫まち:「今の予定はーっと……別支部のR案件に駆り出されて……
海の上でイカ退治?だそうよ」
川端湧希:「……イカ退治……」
弓崎光樹:「イカ! 何ですそれ、面白そう……!」
フランカ・カペッロ:「そんなことをいっていたような気もするわ」
川端湧希:「……なんか、本当に変なとこよね、この街」
川端湧希:「まあ、ともかく、情報源にはならないか」
黒猫まち:「……ともあれ、今なおこんな甲斐甲斐しく働くチルドレンが、事件に関わってる可能性は」
黒猫まち:「かなり低いってワケ、ね……」
川端湧希:「別の線から進めるしかなさそう。やっぱりともえちゃんかな?」
黒猫まち:「…………」少しだけ、間を置いて。
黒猫まち:「いや、ともえちゃんだけじゃないね」
川端湧希:「え?」
弓崎光樹:「はい?」
フランカ・カペッロ:「どういうことかしら?」
黒猫まち:「ともえちゃんは、光樹さんが見つけて保護してくれたのよね?」
弓崎光樹:「結果的にそう言う事になってます」
黒猫まち:「"アビサル"セルの事件は、彼女を保護した日時とそう変わらない」
黒猫まち:「そして、アビサル管理下にあった子供達は200名近く。その全員が行方不明ってことは……」
弓崎光樹:「誰か他にも、保護されている可能性があるということですか?」
黒猫まち:「このN市近辺に、ともえちゃんと同じ様に逃げてきた子がいる……とは考えられないかな」
川端湧希:「200人……」
川端湧希:「そうだね、その子達がどっちにしろ、放ってはおけない」
黒猫まち:「ふふ……皆、次にやることが決まったわよ!!」
黒猫まち:「探してきて!!足で!!」
川端湧希:「逃げ出したなら保護しないといけないし」
川端湧希:「もし、その逃げ出したが」
川端湧希:「自分たちの手で、あれをやって、だったら」
川端湧希:「別のことも考えなきゃかも」
黒猫まち:「……そうね、その、最悪の可能性もあるけれど」
黒猫まち:「ともかく、まずは出来るところから……だったっけ?」
弓崎光樹:「あれとは、話に聞くセルの惨状ですか……」
弓崎光樹:「確かに、自らやったのなら危険な可能性も考えておかないといけませんね」
川端湧希:「うん。どっちにしろ、見つけないといけないのは一緒だ」
川端湧希:「脚で探しますか」立ち上がって、うーんと背筋を伸ばす。
川端湧希:「お勉強よりは、そっちのほうが好きだな、私」
フランカ・カペッロ:「……姉が所属していた場所というなら、ますます放っておけなくなったわ」
フランカ・カペッロ:「姉はUGNチルドレンとしとの活躍の場を与えられているけど、その行方不明の人たちはそうではないかもしれない」
フランカ・カペッロ:「探して、適切な居場所を用意してあげなくちゃね」
弓崎光樹:「優しいですねフランカさんは」
弓崎光樹:「そんな風に、FHチルドレンにも優しくしてくださる方がいるなら……私もちょっと頑張っちゃいます」
黒猫まち:「よし!じゃあ、方針が固まったってことで……」
黒猫まち:「各自解散!私はここで皆の連絡係するから手伝えなくて残念だけど、頑張ってニャ~~!!」
川端湧希:「そっちも大事な仕事でしょ」
川端湧希:「信じてるから。一緒に頑張ろうね、まちちゃん」
黒猫まち:「湧希たん……天使か……?」


GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
黒猫まち:さておき、ロイスとかどうぞ、ってわけなのだ
川端湧希:フランカちゃんにとろ
フランカ・カペッロ:川端湧希/◯連帯感/不安/ロイス
川端湧希:-同行者/フランカ・カペッロ/感心:○/疑念/ロイス
フランカ・カペッロ:購入はUGNボディアーマー!
弓崎光樹:フランカに ☑感服/劣等感 で
川端湧希:ボディマ狙います~
フランカ・カペッロ:2dx+1>=12
DoubleCross : (2R10+1[10]>=12) → 8[6,8]+1 → 9 → 失敗

フランカ・カペッロ:だめ、以上で!
川端湧希:3dx+1>=12
DoubleCross : (3R10+1[10]>=12) → 10[7,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

川端湧希:やった!装備します
川端湧希:以上で!
弓崎光樹:シューターズジャケットで
弓崎光樹:2dx>=13
DoubleCross : (2R10[10]>=13) → 5[2,5] → 5 → 失敗

弓崎光樹:まあ無理よね・・・!
GM:OK!ちなみに次回はミドル戦闘、との噂……。

■Middle03


GM:シーンプレイヤーはフランカちゃん。フランカちゃん!?全員登場推奨。
GM:登場侵蝕をお願いします。
弓崎光樹:シーンイン+8(1d10->8)(侵蝕率:61->69)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:50->57)
川端湧希:侵蝕率+3(1d10->3) (侵蝕率:47->50)
GM:OK!弓崎さんがちょっと抜き出てきたわね……



GM:"ピスキヴォーレ"の一員、"トルピード"里部れい。
GM:情報によれば既にジャーム化し、内部処理されたと記録が残っている。
GM:しかし、フランカ・カペッロに名乗り出た人物もまた、里部れいを名乗った。
GM:──死亡したはずのオーヴァードが、今なお何らかの活動を行っている。

GM:N市・工業跡地

GM:君達は、まだN市内にいるかもしれない児童オーヴァードを探しに市街を駆け回っていた。
GM:しかし、これといった成果は得られぬまま、期間にして約二日。現時刻は正午。
GM:里部れいが宣言した『戯言』の日時まで、あと13時間ほど。
GM:──その時、オペレータ指示による別働調査隊により、里部れいらしき特徴を持つ人物が、
GM:数人の少年と共にN市内工業跡地で目撃されたと連絡が入る。
GM:そのため、君達は一度、跡地周辺の裏通りにて集合し。その後突入することにした。
川端湧希:「お疲れ様」トントンとスニーカーのつま先を叩く。
川端湧希:「ようやくって感じね、手がかり」
フランカ・カペッロ:「そうね」
川端湧希:「探し回っても、全然見つかんないんだもん。疲れちゃった」
弓崎光樹:「おつかれさんです、とりあえず突っ込んで後は流れで行きますか?」
川端湧希:「うん、そうだね。タイミングは任せていいよね?」通信機に向けて。
川端湧希:「……」
弓崎光樹:「どうかしましたか?」
GM:ザー、ザー。
フランカ・カペッロ:「……?」
川端湧希:「まちちゃん?」
GM:通信機の先から、反応は帰ってこない。
GM:機器の故障だろうか。──いや、里部れいが見せた能力の一端を考えれば。
GM:歴戦のオーヴァードである君らであれば、それが妨害電波によるジャミングの可能性が高いと気づくだろう。
川端湧希:「……ダメだ。通じない」
フランカ・カペッロ:「機器の故障ではなさそうね」
川端湧希:「妨害されてるのかな。私達でやるしかない、か」
弓崎光樹:「通信妨害でしょうか、厄介なタイミングですね」
川端湧希:「まあ、一個だけいいことがある」
川端湧希:「今度は空振りじゃなさそうってことだ」
フランカ・カペッロ:「……前向きで良い考え方だわ」
弓崎光樹:「まちさんが心配でしたら、湧希さんだけ戻られるのも良いと思いましたが」
川端湧希:「ううん」首を振る。「心配ではあるけど」
川端湧希:「私は私のやるべきことをやるよ。きっと大丈夫」
川端湧希:「ここは私達でやろう。あ、無理しない程度にね?」
弓崎光樹:「ええ、そうしましょう!」
フランカ・カペッロ:「勿論よ。あとでまちにいい報告してあげたいわね」
川端湧希:「オッケー。じゃ、やろう!」拳を突き出す。
弓崎光樹:「……?」拳を指でつつく
川端湧希:「いや、あの、そうじゃなくて」
川端湧希:「拳をこう合わせて、おー! みたいな……」
川端湧希:「えっとね!何ていうんだろ」
川端湧希:「人と人同士で、同じ部位を触れ合うことは、こう」
川端湧希:「仲良しー、みたいな意味があるの」
フランカ・カペッロ:「こうするのよ」拳を出して合わせる。
川端湧希:「だから、こう、これから一緒に頑張ろう、の印」
弓崎光樹:「ああ、なるほど! それは知ってます!」
弓崎光樹:「申し訳ない不勉強で」指にぎにぎしてたのを戻して、拳を合わせる
川端湧希:「よし!頑張ろー、おー!」
フランカ・カペッロ:「おー!」
弓崎光樹:「頑張りましょう、おー!」

GM:N市・工業跡地奥

"デビルフィッシュ":「……なぁ、これからどうすんだよ!」
GM:貫頭衣を身に着けた眼鏡の少年が、傍らにいる茶髪の少年に怒鳴りつける。
???:「…………」
GM:我関せず、といった様でしきりに自身の髪の毛を気にしている。
"エンゼルフィッシュ":「"デビルフィッシュ"の言う通りだ。このままココに身を潜めてたっていつかは見つかるし、盗んだ食料も底を尽きかけてる」
"ドクターフィッシュ":「そうだよなぁ!!"エンゼルフィッシュ"!!」
GM:同じく貫頭衣を着た少年達も焦っている様子で。
"デビルフィッシュ":「このまま野たれ死ぬくらいなら、俺らを探してる連中に捕まった方がマシってもんだ」
"ドクターフィッシュ":「そうだよなぁ!!"デビルフィッシュ"!!」
???:「はぁ」
???:心底、どうでもいいようなため息。
???:「強いヤツの傍に居れば安全って、勝手に付いてきた来たのはお前らじゃないか」
???:「計画の邪魔になる。好きにすればいい──」
川端湧希:足音が鳴る。
???:「…………!」
川端湧希:スニーカーで土を踏みしめる音。音の主が、姿を表す。
川端湧希:「どうも、こんにちは」ツインテールの少女。
川端湧希:「“アビサル”の人達?」
GM:そこに居たのは、"シーウィード"園原ともえと同じ貫頭衣を身に着けた少年3人と。
GM:"トルピード"里部れいと同じ服装をした茶髪の少年。

スティングレイ

GM:──その時、フランカ・カペッロ。君は、ある違和感に気付く。
GM:茶髪の少年を一目見た時。性別も、体形も、顔も違うはずなのに。
GM:数日前、戦闘を行った"トルピード"里部れいの雰囲気と。
GM:あまりにも酷似していることに。
フランカ・カペッロ:「……?」
フランカ・カペッロ:「なんか、似ているわね……?」
???:「…………ハァ」
弓崎光樹:「よかった、外れじゃなさそうですね!」と、ひょっこり川端さんの後ろから出てきつつ、少年たちを見渡す
GM:何かを諦める様に、深いため息。
川端湧希:「似てる?何に?」
フランカ・カペッロ:「そこの少年が、"トルピード"里部れいと、すごく似ている気がするわ」
???:「チッ……はぁ」
???:「どうやら、融通が利かなくなってきている。ガタが来てるらしい」
川端湧希:「じゃあ、やっぱ“アビサル”の実験体なんだ、あなた達」
???:彼女たちの言葉は一切、無視する様に。立つ。
"デビルフィッシュ":「お、オイどうすんだよ"スティングレイ"!」
弓崎光樹:「わぁ、やる気満々ですよ!」なんかワクワクしてる所作
"エンゼルフィッシュ":「ああ、俺達の能力じゃどうしようも……」
"ドクターフィッシュ":「逃げるか!?全員逃げる方向を変えれば撒けるかもしれん!」
GM:狼狽する貫頭衣の少年3人をよそに、茶髪の少年は口元に笑みを浮かべ。
???:「まぁ……いいさ。これも、一つの試験だ」
川端湧希:「ちょ、ちょっと待ってよ!」
???:「喜べお前達」
GM:持ち上げた右手に、紫電の火花がバチリと弾ける。
川端湧希:「私達、戦いに来たんじゃなくて話を……」
???:「初めて生物兵器として、役に立つときが来た」
弓崎光樹:「気を付けて、何か来ますよ!」
川端湧希:「……っ」
GM:《ワーディング》
川端湧希:その雷光に目を細める。
GM:否、紫電は君たちにはむけられず。
GM:刹那、電流は光威を増し。少年3人の全身に波及する!
"デビルフィッシュ":「オアーーーーーー!!」
弓崎光樹:「これは……!?」
"エンゼルフィッシュ":「オアーーーーーー!!」
フランカ・カペッロ:「!?」
"ドクターフィッシュ":「オアーーーーーー!!」
GM:3人とも気を失い、ドサリと倒れ込む。
GM:《瞬間退場》
GM:茶髪の少年は霧散していく電流の残滓に紛れ、姿を消していた。
川端湧希:「……逃げたの?」
弓崎光樹:「そのようですが、今のは……」と、倒れた少年たちに近寄ろうとします
川端湧希:「ま、仕方ないか。まちちゃんが居ないと包囲網は敷けないもんね」
川端湧希:「うん、この子たちを保護しよう」
GM:その時。倒れ込んだ少年3人は、ゆっくりと身体を起こし。
"デビルフィッシュ":「……オ、アァ……」
GM:全身に、煮え滾る熱を帯び始める。
"エンゼルフィッシュ":「アガ……ァ……?」
GM:全身に、神々しい光を纏い始める。
"ドクターフィッシュ":「ガ……ガァ……!」
GM:全身に、猛々しい力を齎し始める。
川端湧希:「待って、下がって!」弓崎さんの肩を引く。
"デビルフィッシュ":「……なんだ、こりゃ」
"エンゼルフィッシュ":「わかんねー……けど、なんか」
"ドクターフィッシュ":「どいつもこいつも無性に」
弓崎光樹:「あ、起きた……! って何やら力を感じますよ……!?」引かれてつんのめりつつ
チームフィッシャーズ:「「「消し飛ばしてぇ!!」」」
GM:──それは、レネゲイド・ウィルスに全身を蝕み喰らわれ続けたオーヴァードの末路。
GM:ジャーム化に伴うレネゲイド能力の狂騒。そして破壊衝動の暴走に他ならない。
GM:3人は、君達に対して強烈な殺意を向けた!!
川端湧希:「……!」
フランカ・カペッロ:「……これは!」
川端湧希:「こんな、こんなの……いや、うん」
弓崎光樹:「これは……」
川端湧希:「違う。後悔は後……今は」
川端湧希:「送ってあげることだけ、考えなきゃ」
弓崎光樹:「じゃ、ジャーム化してるじゃないですかっ!? なんてことを!!」
川端湧希:手の平に炎をかざす。それが陰を湛えてどこか黒くたなびいた。
弓崎光樹:「ジャームは解釈違いなんですよ……! なんて事してくれたんですか……」
フランカ・カペッロ:「ジャーム化……残念ね」
フランカ・カペッロ:「これはまちに悲しい報告もしなきゃいけなさそうだけど」
フランカ・カペッロ:「やるしかないわね」ライトマシンガンを構えます。
弓崎光樹:「もう……先が無い力なんて、意味がないじゃないですか」そう言って腰に沢山ぶら下げたポーチの一つから、FHマークがついたボロボロの手帳を取り出し開く
弓崎光樹:捲ったページの一つに書かれた設計図が飛び出し、光樹の手の中で実体を持ち、武器となる。
弓崎光樹:「……FHチルドレンが幸せになろうなんて、間違いですか」消え入りそうな小声でそう呟いた後
弓崎光樹:「さ、あなた達を見せてください!」からっと切り替えて、3人の方に武器を向ける

GM:ミドル戦闘を開始します。エンゲージは以下。
【エンゲージ】
(『弓崎光樹』[13]、『フランカ』[11]、『川端湧希』[5])
10m
(『エンゼル』[16]、『デビル』[9]、『ドクター』[5])

([]内は行動値)

GM:◆ラウンド1
GM:-セットアップ-
GM:セットアップ行動がある場合、宣言をお願いします。
川端湧希:なし!
フランカ・カペッロ:なし!
弓崎光樹:なし!
チームフィッシャーズ:なし!

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値16 "エンゼルフィッシュ"の手番です。
"デビルフィッシュ":イニシアチブ
"デビルフィッシュ":《氷熱の軍団》対象フィッシャーズ3人。ラウンド中攻撃力増加+24
"エンゼルフィッシュ":マイナーアクションなし
"エンゼルフィッシュ":メジャーアクション
"エンゼルフィッシュ":《天からの眼》《マスヴィジョン》装甲値・ガード値有効の対象単体攻撃
"エンゼルフィッシュ":対象は……川端さん!
"エンゼルフィッシュ":15dx+3
DoubleCross : (15R10+3[10]) → 10[1,3,3,3,4,5,5,5,6,6,7,8,9,10,10]+8[6,8]+3 → 21

川端湧希:ドッジ!
川端湧希:2dx>=21
DoubleCross : (2R10[10]>=21) → 5[1,5] → 5 → 失敗

"エンゼルフィッシュ":3d+33+24
DoubleCross : (3D6+33+24) → 15[4,6,5]+33+24 → 72

川端湧希:たっか!
"エンゼルフィッシュ":72点ダメージ、装甲有効!
川端湧希:当然耐えられない!《リザレクト》します。
川端湧希:侵蝕率+2(1d10->2) (侵蝕率:50->52)
川端湧希:安定してる
GM:流石
GM:では、演出
"エンゼルフィッシュ":「ハ──いい感じだ!」
"エンゼルフィッシュ":左手に握られるは極光の槍。束ねられた光は、凄まじい硬度を生む。
"デビルフィッシュ":「やっちまぇ、テメェ!!」
"デビルフィッシュ":超高熱と超低温。極端に相反する状態が重なり合い、齎される差熱。
"デビルフィッシュ":その結果、生じる分子・原子エネルギーが少年達に逞しき力を与えていく!
"エンゼルフィッシュ":「やってやるやってやる!!やってやるぜ!!」
"エンゼルフィッシュ":「目障りなアイツらをボコボコにぃ!!」
GM:ブン投げられたソレは、空中で分身し、十数の刺突となって川端湧希の目前に迫る!
"エンゼルフィッシュ":「串刺しにしてやんぜェ!!」
川端湧希:「……!」串刺しに。
川端湧希:だが、致命ではない。
川端湧希:炎熱による気流で、その軌道を曲げた。
川端湧希:「ぐっ……うあっ!」それは大腿にのみ突き刺さる。
川端湧希:「この程度でっ!」その傷も、ゆっくりと癒えていく。
"エンゼルフィッシュ":「なにィ!?耐えやがったぜェ!?」驚愕

GM:行動値13 弓崎光樹の手番です。
弓崎光樹:はーい
弓崎光樹:「湧希さん、大丈夫ですか? リザレクト足ります?」といいながら、トリガーを引いて弦を絞る。
弓崎光樹:マイナー《オリジン:プラント》
川端湧希:「ううん、大丈夫!それより!」
川端湧希:「攻撃、お願い」
弓崎光樹:「お任せを!」
弓崎光樹:メジャー【光矢一閃】《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《赫き弾》+《ペネトレイト》 コスト8
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率+10上昇(侵蝕率:69->79)
弓崎光樹:ドクターくんを狙います。
GM:OK!判定どうぞ!
弓崎光樹:6dx7+16
DoubleCross : (6R10+16[7]) → 10[1,2,4,5,5,9]+10[8]+10[7]+10[10]+10[9]+10[10]+5[5]+16 → 81

GM:!?
GM:えぇ……遺産こわ……
川端湧希:ヤッバ
GM:ドッジしますが、《イベイジョン》10を越えましたので命中です!
弓崎光樹:9d10+18 装甲無視
DoubleCross : (9D10+18) → 44[4,7,5,3,2,7,5,9,2]+18 → 62

"ドクターフィッシュ":装甲無視でなかろうと、はい……死にます……
"ドクターフィッシュ":蘇生アクション無し!
GM:では、演出どうぞ!
弓崎光樹:腰のポーチからボルトを取り出し、装填。
弓崎光樹:「新作です、お試しあれ!」狙いをドクターフィッシュにつけ、引き金を引く。
弓崎光樹:放たれたボルトは、ドクターフィッシュの眼前で炸裂すると
弓崎光樹:紙となって飛び散り、飛龍のような形に再構成され、ドクターフィッシュを引き裂く。
"ドクターフィッシュ":「ハッ!その程度の銃弾、軽く防いで────な!?」
川端湧希:「……ええっ」
川端湧希:「何、何今の……!?」
GM:目の前で破裂した弾丸は、紙の破片を鱗とする飛龍を呼び起こし。
GM:彼の身体を食い千切った
"ドクターフィッシュ":「オアーーーーーー!!」
GM:耐え切れず、ドサリと倒れ込む。最早、立ち上がることはできないだろう。

弓崎光樹:「新作ワイバーンボウ……のようなものです!」なお見た目が派手なだけ。
GM:行動値11 フランカ・カペッロの手番です。フランカちゃん!?
弓崎光樹:そう言って光樹が引き金をもう一度引き直すと、機械仕掛けでゆっくりとコッキングされ弦が引き締められる。
弓崎光樹:弓崎光樹に-2のダメージ!(HP:23->21)
川端湧希:「ううん。いや、頼りになるや」
弓崎光樹:「遺産ですから! 正規品どもにも戦闘では負けませんよ!」
フランカ・カペッロ:ではいきます。
フランカ・カペッロ:マイナーなし
フランカ・カペッロ:メジャー《コンセントレイト》《ブルータルウェポン》暴走状態でないのでダイス-2
フランカ・カペッロ:デビル狙います
弓崎光樹:あ、
弓崎光樹:ここで《砂の加護》+砂塵霊
弓崎光樹:宣言しときます、ダイス+3個にダメージ+8です
GM:OK!
フランカ・カペッロ:ありがとうございます!
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率+6上昇(侵蝕率:79->85)
GM:では判定どうぞ!
フランカ・カペッロ:6dx7+1
DoubleCross : (6R10+1[7]) → 10[3,4,5,7,9,10]+6[2,4,6]+1 → 17

"デビルフィッシュ":ドッジするが、《イベイジョン》10を越えてるので命中!
GM:ダメージどうぞ!
フランカ・カペッロ:2d10+29
DoubleCross : (2D10+29) → 18[8,10]+29 → 47

フランカ・カペッロ:あ、あと命中したのでライトマシンガンにより放心です。一応
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+6した(侵蝕率:57->63)
"デビルフィッシュ":装甲で10点軽減……しても、ぎりぎり死亡!蘇生アクションなし!
GM:したらば、演出どうぞ!
フランカ・カペッロ:ライトマシンガンを構え、弾帯を装填。
フランカ・カペッロ:銃が意志を持つかのように、精密射撃が繰り出される。
フランカ・カペッロ:これは、フランカの腕前がいいのではなく、銃の精緻性が高いゆえの巧緻な連続射撃。
フランカ・カペッロ:弾丸の波濤が"デビルフィッシュ"を襲う!
"デビルフィッシュ":「チィ……俺は防御は苦手なんだ!!"ドクターフィッシュ"!防御頼む……」
"デビルフィッシュ":「いねェじゃねぇか!!!!!」
GM:精密に計算し尽された弾幕。避けることなど、できるはずもない。
"デビルフィッシュ":「オアーーーーーー!!」
GM:耐え切れず、ドサリと倒れ込む。最早、立ち上がることはできないだろう。

川端湧希:「フランカちゃんもやるね!」
GM:行動値5 川端湧希の手番です。
川端湧希:はい!
川端湧希:マイナーでエンゲージ
川端湧希:メジャーで『麝香ランタン』:《コンセントレイト:オルクス》《災厄の炎》《ダンシングシミター》。
川端湧希:エンゼルフィッシュを攻撃。
川端湧希:12dx7+1
DoubleCross : (12R10+1[7]) → 10[1,1,1,3,4,5,5,6,6,8,9,9]+6[4,5,6]+1 → 17

川端湧希:ぐぬう
"エンゼルフィッシュ":やはりドッジする……が、《イベイジョン》10を越えてるので命中!
川端湧希:2d10+24 装甲有効
DoubleCross : (2D10+24) → 14[9,5]+24 → 38

"エンゼルフィッシュ":装甲で10点軽減……ぎ、ぎりぎり生き残ってる!!
川端湧希:くっ……
川端湧希:侵蝕率+9 (侵蝕率:52->61)
GM:では演出どうぞ!
川端湧希:手の甲を自分に向け、手首のミサンガに口づけるようにして。
川端湧希:裏返し、手のひらを上に。掌に火球が生み出される。
川端湧希:2つ、3つ、4つ。お手玉のように周囲を旋回して。
川端湧希:「行けっ!」号令とともに、次々と殺到する。
川端湧希:それは領域圧縮によって、球状に定着した高熱源。
川端湧希:彼女の引いた軌道通りに、相手を舐めるように焼くが。
川端湧希:「……嘘、足りない?」
"エンゼルフィッシュ":「がっ……グゥ!」
"エンゼルフィッシュ":四方から迫る火球をその身に受け、全身が焦げ付く。
"エンゼルフィッシュ":しかし、まだ、崩れない。
川端湧希:「ごめん……思ったよりしぶとい!」
"エンゼルフィッシュ":「アァ……ァ」
GM:ジャーム化に伴うレネゲイド能力の狂騒。そして破壊衝動の暴走。
GM:一度火が付けば、最早、止まることはできない。だが。止めるだけなら。

GM:-クリンナップ-

GM:《氷熱の軍団》の効果が終了。

GM:◆ラウンド2
GM:-セットアップ-
川端湧希:なし
"エンゼルフィッシュ":なし
フランカ・カペッロ:なし
弓崎光樹:なしです!
GM:OK!

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値16 "エンゼルフィッシュ"の手番です。
"エンゼルフィッシュ":マイナーアクションなし
"エンゼルフィッシュ":メジャーアクション
"エンゼルフィッシュ":《天からの眼》《マスヴィジョン》装甲値・ガード値有効の対象単体攻撃
"エンゼルフィッシュ":対象は……今度は、フランカちゃんに!
"エンゼルフィッシュ":15dx+3
DoubleCross : (15R10+3[10]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,6,7,7,8,8,8,9,10]+7[7]+3 → 20

フランカ・カペッロ:ドッジ!
フランカ・カペッロ:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[4,8,8] → 8

フランカ・カペッロ:だめー、受けます!
川端湧希:行動放棄でカバーリング。
GM:OK
川端湧希:あっダメだ
川端湧希:エンゲージ離してました
川端湧希:取り消しで~
GM:でしたね……
【エンゲージ】
(『弓崎光樹』[13]、『フランカ』[11])
10m
(『エンゼル』[16]、『川端湧希』[5])

([]内は行動値)
GM:現在はこう
GM:そしてダメージ……
"エンゼルフィッシュ":3d10+33
DoubleCross : (3D10+33) → 20[10,6,4]+33 → 53

"エンゼルフィッシュ":53点、諸々有効!
フランカ・カペッロ:死! 《リザレクション》で復活!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:63->67)
GM:OK!では演出!
フランカ・カペッロ:4点で復活ですー
"エンゼルフィッシュ":「ッハハ!!……調子……乗りやがってヨォ!」
"エンゼルフィッシュ":息を切らしながらも。再び、左手に握られるは極光の槍。
"エンゼルフィッシュ":投擲。空中で分身し、十数の刺突となってフランカ・カペッロの目前に迫る!
フランカ・カペッロ:「こ、れは……!」無理ね、と言い残す間もなく、一度絶命。
フランカ・カペッロ:「まだ余力はあるけど、やっぱり慣れないものね……」
川端湧希:「大丈夫!?」
フランカ・カペッロ:「大丈夫よ、これくらい」
フランカ・カペッロ:「ジャームを倒さなければ行けない苦痛に比べれば、ね」
弓崎光樹:「流石のタフネス! 無理はしない様にお願いしますよー!」

GM:行動値13 弓崎光樹の手番です。
弓崎光樹:はーい!
弓崎光樹:と、言いながら、慣れない力に振り回されているエンゼルフィッシュに自身を向ける
弓崎光樹:エフェクト無しで射撃攻撃しまーす!
弓崎光樹:8dx+16
DoubleCross : (8R10+16[10]) → 9[1,2,4,5,5,7,9,9]+16 → 25

"エンゼルフィッシュ":《イベイジョン》10!命中!!
弓崎光樹:3d10+10 装甲有効
DoubleCross : (3D10+10) → 27[10,9,8]+10 → 37

"エンゼルフィッシュ":死!!蘇生なし!!
GM:侵蝕値増加はなし、ということでトドメの演出どうぞ!
弓崎光樹:「お疲れ様……ゆっくり眠って」と、小さく呟いて
弓崎光樹:装填してあったボルト……ではなく装填しておいた拾った石を発射、エンゼルフィッシュの息の根を止めます。
GM:一閃。最後は細く。しかし鋭く。"エンゼルフィッシュ"の身体を貫く。
"エンゼルフィッシュ":「オアーーーーーー!!」
GM:耐え切れず、ドサリと倒れ込む。最早、立ち上がることはできないだろう。

GM:戦闘終了。PC側の勝利です。

GM:3人とも、地に伏したまま動かない。
GM:君たちが、彼らによる衝動の殺意から解放された。その時。
GM:工場跡の一角から、赤と黒で象られた影が跳躍し。彼らの元に着地する。
GM:──フランカ・カペッロ。
GM:君は、その顔を。親……とまでは行かないものの、見飽きるほど見ているはずだ。
古手るにて:「……っ、"エンゼルフィッシュ"!?」
弓崎光樹:「ふー……終わりましたね、お疲れさんで……ん?」
フランカ・カペッロ:「るにて!?」
川端湧希:「……新手?」
GM:突如、伏した少年の一人に駆け寄る、黒髪の少女。
GM:元"ピスキヴォーレ"の一角。"メデューサ"古手るにて。

古手るにて

古手るにて:「……フラン、カ」
川端湧希:「……お姉さん?」
古手るにて:フランカちゃん達を、驚愕の表情で見て。ゆっくりと立ち上がる。
フランカ・カペッロ:「……そう、よ」
古手るにて:「どういうことか、説明して、もらえるかな」
古手るにて:疑念の、視線。
古手るにて:「……この子は、私の古巣に居た、同じ境遇の子。見覚えがある」
古手るにて:「……この、残りの二人も。たぶん」
弓崎光樹:「妙な力で、彼らをジャーム化させてけしかけてきた輩がいるのです」
川端湧希:「……ごめんね」
川端湧希:「巻き込みたくなかったんだよね、フランカは」
古手るにて:「……そう」
古手るにて:「それは……何となく、察しがつきます。彼らが、そういった悪意に晒された、経緯があり」
古手るにて:「やむをえず、手を下した。そういう……こと?」
フランカ・カペッロ:「そういうこと、になるわね」
川端湧希:「うん。やった人は、"スティングレイ"って呼ばれてた」
弓崎光樹:「そういうことです。」
弓崎光樹:「同郷であれば心当たりはありませんか? 私も、あまり気分はよくなかったのです」
古手るにて:「……ふぅ」一息、ついて。
川端湧希:「“ピスキヴォーレ”の一人、だよね……その」
川端湧希:「あなたと、同じ」
古手るにて:「……すみません。恐らく、貴女達の知らないことを。私は。答えることができない」
古手るにて:「正直な所、当時の私は……古巣の内部事情に興味がない、というか、把握できるほど、余裕がなくて」
弓崎光樹:「なーるほど……わからなくもないですし、お気になさらず」ぺこりとお礼をして。
古手るにて:「“ピスキヴォーレ”に"スティングレイ"が居たことは。確かです。しかし、それ以上は」
古手るにて:それだけ伝えて。口をつぐむ。
弓崎光樹:フランカさんの方をちらと見てから、倒れてる3人の方に行きます。
川端湧希:「……ううん」
川端湧希:「話してくれてありがとう」
川端湧希:「私達の方も、ごめんね」
川端湧希:「止められなかった。こうなるのを」
フランカ・カペッロ:「えぇ。そこは、ごめんなさい」
弓崎光樹:目を瞑らせて、雑に手を合わせておこう。
古手るにて:「……大丈夫です。それくらいは。私でも。事情を慮ることは、できます」
弓崎光樹:「ええ、私も迂闊でした。申し訳ないです」と言っておく
古手るにて:「ですが。……フランカ」
フランカ・カペッロ:「なにかしら」
古手るにて:《斥力跳躍》フランカと同一エンゲージ
古手るにて:抱きしめます。必中。
フランカ・カペッロ:「……っ、な、何かしら?」
古手るにて:「……もう!妹が、姉を気遣って、頼らないなんて!!」
古手るにて:「そんなんじゃ、私、職務怠慢になっちゃう、じゃん!!」
フランカ・カペッロ:「る、るにては十分職務を全うしているわ」
古手るにて:それは、職業:姉としての矜持。妹に頼られ、あらゆる困難を肩代わりすることは望んでいても。
古手るにて:妹に気を遣われ。その困難を知らずにいることが。どうしようもなく、耐えられなかった。
古手るにて:「うん……その気持ちは、嬉しいと思う。……でも」
古手るにて:「それでも、私は貴女の、姉なのだから」
フランカ・カペッロ:「……わかったわ」
フランカ・カペッロ:「何かあったら、頼るようにするわ」
フランカ・カペッロ:「それが、妹としての努めだと思うから、ね?」
古手るにて:「……わかった。信じてる」
川端湧希:「仲がいいんだ」その様子を、微笑ましげに見て。
フランカ・カペッロ:「というわけで、少し恥ずかしいから抱擁を解いてちょうだい」
古手るにて:「……やだ」
弓崎光樹:「……」パシャッ(撮影音)
フランカ・カペッロ:「やだ!?」
GM:その様子を眺めている川端湧希の通信機器に、着信が入る。
川端湧希:「……はい。“ヘル・オー・ウィスプ”」
黒猫まち:『あ!!!!!!やっと繋がった!!!!!!』騒音。
川端湧希:「あ、まちちゃん!そっちは平気?」
黒猫まち:『え?私はだいじょぶ、だけど……そっちは!?生きてる!?』
川端湧希:「ちゃんと生きてるってば。声、聞こえるでしょ?」
黒猫まち:『……その様子なら、ひとまずは皆無事って感じかにゃ』
川端湧希:「黒幕か怪しい人には逃げられちゃったけどね。まちちゃんの助けが必要だなあ」
川端湧希:「私達を助けてくれる?」
黒猫まち:『もちろん、助ける!!助けるけど……今回は、ジャミングに妨害されて、何もできなかった……』
黒猫まち:『……おそらく、相当出来るブラックドッグの能力者、かにゃーと』
黒猫まち:『そ、そう!!"トルピード"は、どうなったの?』
黒猫まち:『あ、逃げた、のか……』割と混乱気味。
川端湧希:「いや、居なかった」
川端湧希:「“スティングレイ”だよ、居たの」
川端湧希:「……そっちを洗うべきかもだ」
黒猫まち:『……"スティングレイ"。"トルピード"と同じチームに居たヤツ……か』
黒猫まち:『りょーかい。そしたら……』
黒猫まち:『今度は、"スティングレイ"に絞って、情報を漁ってみよう』
川端湧希:「うん。急ぎたい」
川端湧希:「予告の日が近いから、だけじゃない」
川端湧希:「これ以上、犠牲、出したくないからさ」


GM:シーン終了。ロイス・購入が可能。
GM:応急手当キットの使用もここでやってOKです。
川端湧希:応急手当買おう
川端湧希:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 9[1,2,6,9]+1 → 10 → 成功

川端湧希:やった すぐ使います
川端湧希:2+2d10
DoubleCross : (2+2D10) → 2+13[6,7] → 15

弓崎光樹:あ、シューターズジャケット挑戦で
弓崎光樹:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 10[4,6,10]+8[8] → 18

弓崎光樹:あ、目標値13で…ウェイ!?
弓崎光樹:成功した……?
川端湧希:-同行者/弓崎光樹/驚嘆:○/隔意/ロイス
川端湧希:これでロイス取って以上!
フランカ・カペッロ:応急手当!
フランカ・カペッロ:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 6[4,5,6]+1 → 7 → 失敗

弓崎光樹:そ、装備しておきます
フランカ・カペッロ:失敗!ロイスは保留で以上で!
GM:OK!


■Middle04


GM:情報収集その②になります。シーンプレイヤーは弓崎さん。他、登場自由。
GM:登場侵蝕をお願いします。
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:67->69)
川端湧希:侵蝕率+8(1d10->8) (侵蝕率:61->69)
弓崎光樹:シーンイン+10(1d10->10)(侵蝕率:85->95)
GM:ゆ、弓崎ちゃん……


GM:情報項目はこちら。
・"アゲインスト・アンカー"について <情報:UGN>難易度9
・"スティングレイ"江賀らいとについて <情報:UGN>難易度9
・"スティングレイ"の計画について <情報:UGN>難易度10
GM:追加の判定は侵蝕+1d10でOKです。頑張ってね!!
川端湧希:"スティングレイ"江賀らいとについて 行ってみます
フランカ・カペッロ:"スティングレイ"の計画について コネ:UGN幹部を使って判定!
川端湧希:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 10[4,9,9,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

フランカ・カペッロ:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[1,2,3,5,10]+8[8] → 18

川端湧希:めっちゃ分かった
フランカ・カペッロ:成功でーす
GM:知りすぎている
弓崎光樹:3dx+1>=9 アゲインストアンカーについてで
DoubleCross : (3R10+1[10]>=9) → 10[5,7,10]+8[8]+1 → 19 → 成功

弓崎光樹:ナンダコレ・・・・・
フランカ・カペッロ:みんな理解がすごい
川端湧希:ぜんぶわかる
GM:美少女たちから知り過ぎて貰えるの羨ましくない?
GM:では、情報公開。

①"アゲインスト・アンカー"について
FHセル"アビサル"が行っていた研究の一つ。
特殊なレネゲイド因子を含む薬物"アゲインスト・アンカー"を事前にオーヴァードへ投与し、外部から同一の因子を含む電波を流すことで体内のレネゲイドウィルスを活性化させ、強制的に暴走状態でジャーム化させることが可能。
購入者が任意のタイミングで兵器の能力を向上させる機能を付加し、テロ兵器としての価値を高めようとする目的で開発された。
薬物は"トルピード"のソラリス能力、電波は"スティングレイ"のブラックドッグ能力により実現。
しかし、生産工程における能力の過剰行使に耐え切れず"トルピード"がジャーム化したため、量産不可能となり凍結。

②"スティングレイ"江賀らいとについて
生物兵器として生きる羽目になった不遇を嘆き、他者を信頼しようとしなかった江賀らいとは"ピスキヴォーレ"においても扱いづらさが目立つようになる。
"トルピード"里部れいの加入後は彼を廃棄処理すべきとの声も上がっていた。
しかし、それを知った里部れいは、持ち前の優しさから自発的に彼へ話しかけ、度重なる交流の末"アビセル"への協力姿勢を引き出すことに成功。
薬物"アゲインスト・アンカー"研究においても里部れいを通じて協力していたが、里部れいの廃棄処理後は再び元の状態に戻ってしまう。
しかし数日後、人が変わったかのように"アビサル"への協力を見せるようになり、構成員達からの信頼を得る様になった。

③"スティングレイ"の計画について
構成員と同程度の権限を持つ"ピスキヴォーレ"の立場を巧妙に利用し、200余名の生物兵器全員に抗生物質と称して"アゲインスト・アンカー"を投与するよう誘導。
その後、生物兵器達と結託して"アビサル"全構成員および拠点施設を壊滅。
「能力を悪用しようとする悪い奴らに捕まるため、外での能力使用や目立つ行動は危険」と伝えた上で、200余名の生物兵器をN市に開放した。
兵器達が各々の意思でN市周辺またはN市外に潜伏・散開したところで、一斉に"アゲインスト・アンカー"を起動し、近日中に大規模なジャームテロ事件を起こそうとしている。
兵器全員に起動電波を送り込むため、自身のモルフェウス能力と第三者のオルクス能力者が持つ広域化を施した電波塔を建造する想定。
また、自身の姿を"トルピード"と偽ってN市支部所属エージェント数名に接触し、計画を匂わせる内容を伝えている。目的は不明。

GM:以上!


GM:N市UGN支部・会議室

GM:工業跡地での戦闘から6時間後。既に陽は落ち、空は宵に染まっている。
GM:『戯言』の日時まで、あと7時間を切った。
GM:"スティングレイ"に絞った既存情報の精査、および拠点より発見された追加の情報を付合させるため、三度会議室に集まってきたところだ。
黒猫まち:「全員集合!!しゅうごーう!!」
川端湧希:「……してるってば。集合」
フランカ・カペッロ:「そうね」
弓崎光樹:「集合しましたー」
黒猫まち:「……うん。じゃあ、時間ももうないし。さくさくいきましょうか」
川端湧希:「うん。本当に時間がない……!」
川端湧希:「“スティングレイ”については、資料を共有した通り」
川端湧希:「“トルピード”が処分された後に、目的があって、セルに従順なふりをしてた」
川端湧希:「その計画が、“アゲインスト・アンカー”を使うってやつ」
川端湧希:「……“アンカー”は光樹ちゃんの担当だっけ?」
弓崎光樹:「ええ」と、向き直って
弓崎光樹:「特殊な因子と電波で強制的にジャーム化させる実験、だそうですよ」
弓崎光樹:「どこまでも外道というか、面白みがない実験がお好きなようですね、FHは」
古手るにて:「…………」フランカの傍に控え、無言で話を聞く。
弓崎光樹:いつも通りだが、気持ち不機嫌さがにじみ出ている声色で
川端湧希:「……でも、“トルピード”がそれを作ってたんでしょう?」
川端湧希:「じゃあ、もうなくなった計画じゃないのかな」
弓崎光樹:「ええ、薬物はトルピードさん、電波はスティングレイさんの担当だったそうです」
弓崎光樹:「つまり、因子を持った受け手側は増やせませんが、既に持っている子たちをジャーム化させることはできるということでしょう」
川端湧希:「それがさっきの電波か」
弓崎光樹:「ええ……それを利用して何をしようとしているかは、フランカさんが調べてらっしゃいましたよね」
フランカ・カペッロ:「そうね」
フランカ・カペッロ:「簡単にいえば、大規模テロ計画よ」
フランカ・カペッロ:「電波塔を建造して、一斉にアゲインスト・アンカーを起動するって話らしいわ」
フランカ・カペッロ:「ただ、不可解な点もあるわ」
フランカ・カペッロ:「“トルピード”の姿になって、計画を数人のUGN関係者に匂わせていたらしいの。私のときみたいに」
川端湧希:「……うん」
川端湧希:「変だよね、それ」
川端湧希:「わざわざ時期教える必要もないし、そもそも計画は魚雷でもない」
川端湧希:「……」
川端湧希:「ねえ、るにてちゃん」
古手るにて:「……はい」
川端湧希:「“スティングレイ”って、二重人格とかだったりする……?」
古手るにて:「いえ。私の知る限り、彼がそういった特殊ケースではなかったと認識しています」
弓崎光樹:「私みたいに突撃インタビュー……ってわけでもなさそうですねー」
古手るにて:「"ピスキヴォーレ"は実力に加えて、上層部が御しやすいと判断した兵器のみが任命されるのですから」
古手るにて:「………………ですが」
古手るにて:「正直、私は"スティングレイ"のことを詳しく知りませんが」
弓崎光樹:「何か心当たりが?」
古手るにて:「"トルピード"であれば、別です。彼女は……」
古手るにて:「あの古巣の中で、唯一の友達、でしたから」
古手るにて:少しだけ、沈黙する。今必要な状況だけを整理するように。
川端湧希:「……そっか」
川端湧希:「話、聞かせてくれてもいい?」
弓崎光樹:「辛いなら要点だけで良いので、お願いします」
古手るにて:「……"トルピード"。彼女は、同様に兵器だった私達にとても優しく、そして勇気づけてくれる子でした」
古手るにて:「彼女がいてくれたから、私はあんな場所でも壊れずにすんだ」
古手るにて:「彼女は気さくで要領がよく、構成員からも気に入られて、雑誌や新聞などセル外の情報を融通してもらっていました」
古手るにて:「それを私達に共有してくれて、外への……自由への希望を持たせてくれました」
古手るにて:「いつか、皆でここを飛び出して、色んな所へ遊びに行こうと」
古手るにて:「だから、その未来を勝ち取るために、今は我慢の時、と」
古手るにて:「そういう、ひと、で、した」次第に、声が小さくなっていく
フランカ・カペッロ:「そうだったのね……」
川端湧希:「……でした、なんだよね」
弓崎光樹:「過去形、ですか」どこか遠くを見るように目を細めて
古手るにて:「……ええ。だから、私が。終わらせました」
古手るにて:目頭に溜めた雫を、拭う。
弓崎光樹:「残念です、会えたらのならばお話してみたかったですが」困った顔でフランカさんの方をちらと見る
フランカ・カペッロ:「るにて……」
古手るにて:「……ごめん、なさい」
古手るにて:どこへ投げつけるわけでもなく、一人、謝罪を呟き
古手るにて:パチンと、自分の両手で頬を叩く。
古手るにて:「……時間がないんですよね」
フランカ・カペッロ:「そうね」
古手るにて:「私だけ、感傷に浸って迷惑掛けるわけには、いかないよね」
川端湧希:「うん。まだ分からないこともあるけど」
川端湧希:「止めなきゃいけないのは、確かだから」
弓崎光樹:「ほっといたら200近くがジャーム化ですからね、させるわけにはいきません」
古手るにて:「……すみません、皆さん。話を続けます」
弓崎光樹:「実利的にも、心情的にも」
弓崎光樹:「お願いします」
古手るにて:「彼女は、そういった心優しい性格ゆえ、兵器にはわけ隔てない方でした」
古手るにて:「だから、"スティングレイ"さんも、彼女にお世話になっている、と思います」
古手るにて:「これは、私の主観的な推測になる、のですが、恐らく……」
GM:その時、会議室内に無機質な着信音が鳴り響く。
黒猫まち:「ん?着信……」
黒猫まち:「はい……はい…………は?」
黒猫まち:普段は気楽な面しか見せない彼女の顔が、青白く染まる。
黒猫まち:その後、数度の相打ちを経て、電話を切り。
川端湧希:「……どしたの?」
黒猫まち:「……ともえ、ちゃんが」
弓崎光樹:無言で立ち上がる
黒猫まち:「園原ともえちゃんが……病院抜け出して、行方不明になったって」
川端湧希:「……っ」
弓崎光樹:「ともえさんが」
フランカ・カペッロ:「それは……」
弓崎光樹:「……探しに行きます」と言ってポーチを手に取ります。
弓崎光樹:機械的な所作だが、表情に焦りの色が隠せていない。
黒猫まち:「待って、弓崎ちゃん」
弓崎光樹:「何……ですか?」思わず敬語が抜けかけながら振り返る
黒猫まち:「居場所なら、分かる」
黒猫まち:そう言って、彼女は自身のノートPC端末を忙しなくたたき始める。
弓崎光樹:「それは、何処ですか?」まちの方に歩み寄りながら問いかける。
黒猫まち:「実は、皆が子供達を探してる間に、園原ともえちゃんの担当医の方にちょっとコンタクトを取っててね」
黒猫まち:「彼女の中に流れている特殊なレネゲイド因子……“アゲインスト・アンカー”だっけ?」
黒猫まち:「その因子を指標にして、私の能力を使ってレーダーで探知できないかやってみててね」
弓崎光樹:「できるんですか?」
黒猫まち:「つい、さっき。出来上がったわ」
川端湧希:「えっすご……」
川端湧希:「まちちゃんすごいじゃん!」
弓崎光樹:「凄いですね、流石はオペレート特化オーヴァード」
黒猫まち:PCの画面を、全員に見せる。N市周辺の地図上に、200個ほどのの赤い点が表示されている。
弓崎光樹:「では、お願いします……ともえさんを探し出してください」
川端湧希:「……こんなに。200居るって、頭では分かってたけど」
川端湧希:「これが、一斉にジャーム化したら……」
川端湧希:「……」
川端湧希:「止めないとだ」
弓崎光樹:「ええ」
弓崎光樹:「止めましょう」
黒猫まち:「……でね。ともえちゃんだけは、それに加えて、彼女自身のレネゲイド因子のデータを拾えたから」
黒猫まち:「彼女の点だけは、識別できる」
黒猫まち:「でも。多分。急いだ方がいい」
黒猫まち:そういって、彼女が指を指した、ひときわ大きな赤い点。
黒猫まち:──川端湧希。君は、この座標に見覚えがあるはずだ
黒猫まち:なぜならそこは。数日前、潜入先として自身が頭に叩き込んだ座標と、一致しているからだ。
川端湧希:「……ここを知ってる?」
川端湧希:「……そういう人が、連れ去ったかもってこと……?」
黒猫まち:「……フランカちゃんが聞いたって言う時刻まで、もうわずかもない」
弓崎光樹:「連れ去った……?」座標を見て立ち上がりかけのところで、湧希さんの言葉に止まる
黒猫まち:「目的は分からないけど。でも。ともえちゃん自身に行く理由を考えるより」
黒猫まち:「計画の首魁が、この場所に連れ去ったと考えた方がずっと理屈が付く」
川端湧希:「でも、もしそうだとしたら」
川端湧希:「逆に言えばさ。そこに行けば全部解決するってこと」
川端湧希:「ぶちのめせばいいんだから」
弓崎光樹:「首魁って、つまりスティングレイさんですか」
弓崎光樹:「ええ、分かりやすくて助かります。 ……一人で行かなくていいわけですし」
フランカ・カペッロ:「ここで手分けする必要が出るよりは、マシだわ」
黒猫まち:「……ごめんね、るにてちゃん。続きは、向かう道中で話してもらえるかな」
古手るにて:「……はい。私も、その方がいいかと」
黒猫まち:「よし、皆!!次の方針が決まったわよ!!」
黒猫まち:「ともえちゃんの現在位置……FHセル"アビサル"跡地に、向かってくださいな!!」
弓崎光樹:「あっ……ええ、お任せあれ!」まちが仕切り直したので気がついていつもの調子で返す


GM:シーン終了。最後のロイス・購入が可能。
川端湧希:応急買おう
弓崎光樹:黒猫まちさんに、☑尊敬/疎外感
川端湧希:4dx+1>=8
DoubleCross : (4R10+1[10]>=8) → 10[7,9,9,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

弓崎光樹:応急をダメ元で振っておきますかね
川端湧希:OK.使う!
弓崎光樹:3dx>=8
DoubleCross : (3R10[10]>=8) → 6[2,3,6] → 6 → 失敗

川端湧希:15+2d10
DoubleCross : (15+2D10) → 15+15[5,10] → 30

川端湧希:MAXの27まで回復!
川端湧希:残りロイス枠は保留します。以上で!
フランカ・カペッロ:応急買いますー
フランカ・カペッロ:3dx+1>=8
DoubleCross : (3R10+1[10]>=8) → 8[2,4,8]+1 → 9 → 成功

フランカ・カペッロ:使います
フランカ・カペッロ:4+2d10
DoubleCross : (4+2D10) → 4+17[8,9] → 21

フランカ・カペッロ:21まで回復!
フランカ・カペッロ:黒猫まち/◯感服/劣等感/ロイス
フランカ・カペッロ:これを取得で以上!
GM:OK!


■Middle05 - Masterscene


GM:N市・裏通り

GM:貫頭衣の少女が、まるで何者から逃げるかのように、物陰に隠れて震えている。
園原ともえ:「はぁ……はぁ……」
園原ともえ:「にげ、ちゃった……」
GM:これは、何らかの悪意を持っての逃走ではない。
GM:ただ、怖かったのだ。UGNの病棟で、治療と調査を兼ねて幾つもの検査を受けた時。
GM:思い出したのだ。FHセルの中で彼女が体験した、悪夢の様な実験の日々を。
GM:人を人とも思わない視線で自分を睨み付ける、研究員たちの冷たい目を。
園原ともえ:「う、うう…」
GM:身体の震えが止まらない。
園原ともえ:「……で、でも」
GM:しかし、彼女は想起する。
園原ともえ:「せっかく。助けて。くれたのに」
GM:こんな訳の分からない能力を宿した自分に、親切に話しかけてくれた。
園原ともえ:「……………」
GM:ちょっとだけ変な言葉を使う、あの人の優しい顔を。

江賀らいと:「ッハハ。助かるよ」
園原ともえ:「……!?」
GM:刹那、全身を紫電が駆け巡る。
園原ともえ:「っ……ど、して」
江賀らいと:「206名いる生物兵器の内、該当するオルクス能力者はお前を含めてわずか2名」
江賀らいと:「その内、片方を確保していたが……奴らの襲撃の隙を見て逃走され」
江賀らいと:「計画が水泡に帰すかと思っていたその矢先、お前を見つけた」
江賀らいと:「本当に、助かった。ありがとう」
GM:そこで、彼女は気を失った。

GM:気絶した彼女を見下ろしながら。
GM:"トルピード"里部れいの身体を模倣した"スティングレイ"江賀らいとは、無表情でそう、感謝の言葉をつぶやいた。
GM:──彼の計画の要。
GM:兵器達に"アゲインスト・アンカー"起動用の電波を送り込むための送信装置。
GM:その製造には、自身のモルフェウス能力だけでは足りず。
GM:特定のオルクス能力者が持つ領域の広域化を施し、全員へ届くことを担保する必要がある。
GM:そう。"ピスキヴォーレ"に任命されるほどのオルクス能力者、"トルピード"が持っていなかった、能力。

GM:その能力を持つ一人。エグザイル/オルクスの能力者。D-080"シーウィード"。

GM:彼女が擁する固有の能力は、わずかに二つ。
GM:一つは、《十徳指》。
GM:指先を色々な形に変形させ、あらゆる工具を模倣する、自身を対象とした能力。
GM:そしてもう一つは────《拡散する世界》。
GM:精神と肉体、双方に齎される極度の疲労を代償として、任意の対象単体能力を広域化させる能力。
GM:────彼女自身はそれを。ただ疲れるだけで何も起きない能力だと、思い込んでいたようだが。

■Climax


GM:クライマックスになります。全員登場。
弓崎光樹:シーンイン+8(1d10->8)(侵蝕率:95->103)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:69->78)
GM:登場侵蝕をお願いします。もうしてる!
川端湧希:侵蝕率+7(1d10->7) (侵蝕率:69->76)
GM:OK!


GM:クライマックス前に、1個だけ情報項目を。

①“スティングレイ”の目的について <情報:UGN>難易度20
古手るにてと会話したことがある場合、達成値+10
GM:頑張って~~。
弓崎光樹:振りまーす
GM:どうぞ!
弓崎光樹:4dx+1
DoubleCross : (4R10+1[10]) → 8[1,3,4,8]+1 → 9

弓崎光樹:あ、+10しても一足りない……
弓崎光樹:持っててよかった財産点、1点使って成功にします!
GM:OK!では情報開示!

①“スティングレイ”の目的について
彼に希望を与えたくれた、里部れいへの弔いのため。
"アゲインスト・アンカー"研究は、彼女の死を以って凍結された。
このままでは里部れいの努力が、苦痛が、成果が無駄になってしまう。
そうはさせない。自分を犠牲にしてでも、彼女に成り代わってでも、世界に知らしめてやる。
"アゲインスト・アンカー"という、彼女が唯一この世に遺した成果を。
──決行は、彼女の命日。



GM:深夜12時頃だろうか。戯言の刻限まで、既に1時間を切っている。
GM:木々の開けた地平の先、煌々と輝く宵の街並みを望める高地の平原。
GM:人間達の営みゆえに、星は隠され夜闇は深さを増す。まるで、"深海"の底の様に。

GM:N市・“アビサル”拠点近隣、山頂

江賀らいと:「…………」
江賀らいと:《キングダム》
江賀らいと:自身のオーヴァード能力と、事前に拠点から運んでいた資材を組み合わせ、巨大な電波塔を瞬時に構築する。
江賀らいと:その根元に、意識を失っている園原ともえを横たわらせ、鍵の無い手錠で塔に拘束する。
江賀らいと:「……………」
江賀らいと:塔に設置されたパネルを開き。里部れいが亡くなった時刻に合わせて設定。
江賀らいと:その時が来れば、園原ともえのオルクス能力と、オーヴァードとしての超人的な肉体を糧に。
江賀らいと:市内に散らばった200余名の生物兵器を一斉にジャーム化させる電波が発信されるだろう。
江賀らいと:「………間に合った。これで、全て上手くいく」

GM:──過去を、想起する。
里部れい(生前):『……やあ、少年。荒んでるね、隣いいかい?』

里部れい

GM:里部れい。変な女だった。
里部れい(生前):『お偉いさんにいい顔するの、割とおすすめ。こうやって、おこぼれを貰えたりするしね』
GM:構成員の連中からも、他の兵器達からも孤立していた俺を、しつこく気にかけて。
里部れい(生前):『いつか、皆で外に出たらさ。今までできなかった分、いっぱい遊ぼう!!』
GM:求めてもいないのに、勝手に人に希望を持たせておいて。
里部れい(生前):『ごめン。いま、何もカも、わかラ……テ』
GM:そのあげく連中に酷使されて、化け物になって。
里部れい(生前):『……痛ク、しナ……イ、で』
GM:最期は、たった一人だった女。

江賀らいと:「っつ……」
GM:全身に走る不和感。里部れいを模した身体の一部が歪に、元に戻る。

江賀らいと

江賀らいと:「やはり。ガタが来ている……ということか」
江賀らいと:【E:妄念の姿】
江賀らいと:何度か、自身の体躯を修正しようとするが、綻びが消えることはない。
江賀らいと:模倣の触媒、そして"アゲインスト・アンカー"起動電波を流すため、自身に移植された里部れいの臓器。
江賀らいと:それが、彼女の記憶を失いかけている。
江賀らいと:だからこそ……『間に合った』。少年の顔が、くにゃりと歪む。

江賀らいと:生物兵器全員の解放とFHセルの崩壊。
江賀らいと:里部れいが夢見た、自由。まず、俺はそれを成し遂げた。
江賀らいと:ただ、お前だけがいなかったことを除いて。
江賀らいと:そして、ここからは俺の自己満足だ。
江賀らいと:里部れい。お前が生きた証を。世界に刻んでやる。
弓崎光樹:では、他の人たちより少しだけ早足で……というより駆け足で、その場に現れます。
弓崎光樹:途中まで情報を聞き、冷静に考えていたが。 塔が立ったところでいてもたってもいられず、駆け出してきてしまった。
弓崎光樹:「はぁ……っ……何事にも酸素がいるのは、有機生命体の悪い……今は私もそうか……」
弓崎光樹:「……こんばんは、江賀らいとさん」
江賀らいと:「……!」
江賀らいと:「……なぜ、分かった。この場所が」
弓崎光樹:と、慣れない全力疾走で真っ赤な顔を取り繕うように声をかける
弓崎光樹:「目が良い方が、知り合いにいまして」と、やってしまったという表情で後ろに目をやる
弓崎光樹:「申し訳ありませんが、ともえさんは返していただきます」
江賀らいと:「貴様らUGNには、生物兵器共の足取りを追わせ……この拠点周辺からは離れるように、仕向けていたのだが」
江賀らいと:「そう、全てが上手くいくわけでは、ないか」
川端湧希:「優秀なバックアップが居るの、私達」その後ろから現れる。
弓崎光樹:「私はUGNじゃないから、じゃないですかね?」あはは、とから笑い
川端湧希:「気づかなかったんでしょ。電波、遮断しちゃってたから」
川端湧希:「私達、4人のチームなの」
江賀らいと:「……ふむ。なるほど、ね」
川端湧希:「“スティングレイ”江賀らいとさん。あなたのしようとしていることは、見過ごせない」
川端湧希:「死んだ人に悪名なんか背負わせない。あなたにもこれ以上の罪を背負わせない」
江賀らいと:「オーヴァード能力としての戦闘強度は十分に計っていたはずだが、捜査の腕前を侮っていた、ということか」
川端湧希:「地獄で迷ってほしくないから。ここで火を送ってあげる」
江賀らいと:「……知ったような、口を、きくな」
江賀らいと:「お前に何がわかる。俺が、何を考え、ここに立っているか、など」
川端湧希:「そりゃあ、真に正しくまでは分からないけど。あなたは、分かるのに、無視してるよね」
江賀らいと:「無視……?」
川端湧希:「自由を得た子たちが、ジャーム化したいだなんて、思ってないって。知ってるんでしょ」
川端湧希:「なのに、それを無視して、踏みにじろうとしてる」
江賀らいと:「………………ハッ」
江賀らいと:「すごい。すごいな、お前たちは。もう、そこまで……“トルピード”の成果にまで、辿り付いているのか」
フランカ・カペッロ:「そうよ」
フランカ・カペッロ:「そこまでたどり着いているからこそ、ここでうまくいったら貴方の計画は大成功なんでしょうけど」
フランカ・カペッロ:「残念ね」
フランカ・カペッロ:「計画は失敗することになるわ」
江賀らいと:「……ハ、ハハ……」
江賀らいと:「そうだ、な。UGNが。お前たちが。そこまで真相に辿り付いているのなら」
江賀らいと:「俺は、もう"トルピード"を取り繕う必要も、なくなったってわけだ」
江賀らいと:「だがな。もう、止まらない」
フランカ・カペッロ:「止めるわ」
フランカ・カペッロ:「あなたの試験に合格する程度の腕前があるってことは、すでに知っているでしょう?」
江賀らいと:「……あんなもの、もはや何の意味もなさないさ」
江賀らいと:「貴様こそ、知っているはずだ」
江賀らいと:「『三日後の午前1時、この町は魚雷に撃ち抜かれ、海の底に沈むことになる』」

GM:《時間凍結》

GM:その一瞬が。千載一遇の好機だと、彼女に悟らせた。
江賀らいと:「……!」
川端湧希:「ごめん、私、嘘ついた」
GM:宵闇に紛れていた、赤と黒に象られた影が色濃く姿を現す。
川端湧希:「4人じゃないや」
GM:死に近しい体力の消耗と引き換えに、時間を凍結。目前に電波塔を捉え。
古手るにて:「"メデューサ"、参ります」
GM:スカートから伸びる八肢の鎖が、浅葱色に光り。ぐにゃり、と歪曲し。
GM:獲物を刈り取らんとする触手の様に。電波塔を細切れにせんと、八迅の斬撃を繰り出す。
GM: 
GM:だが。
GM: 
GM:【E:究極存在】あらゆるダメージを受けない。
GM: 
GM:ぱらららら、と乾いた銃弾が。夜闇に鳴り響く。
古手るにて:「!!…………っ、あ」
GM:古手るにての身体を、無数の銃弾が貫く。
GM:時を掌握した代償を負った彼女に対応できるはずもなく。為すすべなく地に崩れ落ちた。
GM:周囲を取り囲むように置かれたガラクタ。それらは、塔を構築するためだけではなく。
GM:不意の襲撃者を迎え撃つための、固定砲台でもあった。
川端湧希:「……!」
フランカ・カペッロ:「るにて……!」
弓崎光樹:「攻撃が効いてない……!?」
江賀らいと:「…………お前、"メデューサ"、か」
江賀らいと:「ったはははははは!!!お前、一人でのこのこ逃げ出したと思ったら……UGNの走狗になってたのか!!」
江賀らいと:「……馬鹿が。電波塔を壊されることが、計画破綻への定石であることくらい、承知しているさ」
江賀らいと:「ブラックドッグ能力による、七重の電子妨害壁」
江賀らいと:「俺が折れない限り、その電波塔は折れない」
川端湧希:「……」その存在感に、恐ろしいものを感じて。
川端湧希:「……あなた、もう」この嫌悪感は。
川端湧希:「戻れないのね」ジャームの放つそれだと。理解できてしまう。
弓崎光樹:「ジャームの力……あぁ……」
弓崎光樹:「もったいない……だけじゃない、その力を今初めて忌々しいと思いましたよ……」
江賀らいと:「さて。お前達がどこまで突き止めているのかは、もう十分に確認できた」
江賀らいと:「そのまま特等席で眺めていろ。この街が、魚雷によって深海に沈む様を」
GM:まるで、生殺の権を握られたような、底冷えのするような《ワーディング》が拡散する!
GM:衝動判定をお願いします。難易度9の〈意思〉判定。
弓崎光樹:いきまーす《ヒューマンズネイバー》適用
弓崎光樹:6dx+1>=9
DoubleCross : (6R10+1[10]>=9) → 8[1,2,5,6,6,8]+1 → 9 → 成功

弓崎光樹:ぴったし!
フランカ・カペッロ:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 5[4,5] → 5 → 失敗

川端湧希:4dx+1>=9
DoubleCross : (4R10+1[10]>=9) → 8[1,3,5,8]+1 → 9 → 成功

フランカ・カペッロ:失敗!暴走!
川端湧希:侵蝕率+8(2d10->6,2) (侵蝕率:76->84)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+12(2d10->2,10)した(侵蝕率:78->90)
GM:鋭く重い殺意に晒され、君たちのレネゲイドが昂る!
弓崎光樹:弓崎光樹のレネゲイドが衝動で騒めく(侵蝕率:103->120)
江賀らいと:「だが、お前たちがそこまで俺を止めたいというのなら」
江賀らいと:「刻限までは、付き合ってやる、さ」
川端湧希:「させない。せっかく浮き上がってきたものを、沈めたりなんてするもんか!」
川端湧希:「その暗い思いは……私たちが、照らして、焦がして、干上がらせる!」
弓崎光樹:「止めます、いえ……ともえさんを返していただきます」
フランカ・カペッロ:「妹として」
フランカ・カペッロ:「るにての代わりにあなたも、電波塔も止めてみせるわ」
弓崎光樹:(ともえさん……)電波塔のそばに繋がれてるともえを見て
弓崎光樹:(……なぜでしょう、どうしてあの子にここまで心乱されるのか……)
弓崎光樹:(ただ、これはこれで悪くないですね)と少しだけ笑ってライトの方に向き直り、メモ帳から自分の依代である遺産を取り出し、臨戦態勢。

エアライド・フロム・ザ・アビサル

園原ともえ:「…………」
GM:この場に居る、誰も気づくことはなかったが。
GM:江賀らいとのワーディングに駆り立てられ、園原ともえは────

GM:クライマックス戦闘を開始します。
GM:エンゲージはこちら
【エンゲージ】
(『弓崎光樹』[11]、『フランカ』[11]、『川端湧希』[5])
10m
(『江賀らいと』[19]、『固定砲台①』[6]、『固定砲台②』[6])
5m
(『電波塔』[6])

([]内は行動値)

GM:■勝利条件
GM:『電波塔』の死亡。
GM:ただし、『電波塔』は以下のEロイスを取得しています。
GM:・【E:究極存在】あらゆるダメージを受けない。解除条件:『江賀らいと』の死亡。

GM:■NPCカード
GM:以下のNPCカードが使用可能です。

NPCカード①「???」 ▼【雷霆の運び手(ペーガソス)】《解放の雷》《拡散する世界》
イニシアチブ/シナリオ1回、対象:シーン(選択)。
対象が次に行うメジャー判定のC値-1(下限6)、攻撃力+6。

NPCカード②「古手るにて」 ▼【遠くに飛ぶ女(エウリュアレー)】《赤方偏移世界》
セットアップ/シナリオ1回、対象:単体。
ラウンド中【行動値】+6、戦闘移動距離+10m


GM:◆ラウンド1
GM:-セットアップ-
弓崎光樹:宣言はないです
フランカ・カペッロ:《サポートデバイス》 
フランカ・カペッロ:感覚ダイス+12個です。
川端湧希:なし
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+6した(侵蝕率:90->96)
江賀らいと:なし
固定砲台①:なし
固定砲台②:なし
電波塔:なし
川端湧希:NPCカード②「古手るにて」を貰いたいです!
GM:どうぞ!湧希ちゃんのラウンド中【行動値】+6、戦闘移動距離+10m。
【エンゲージ】
(『弓崎光樹』[11]、『フランカ』[11]、『川端湧希』[11])
10m
(『江賀らいと』[19]、『固定砲台①』[6]、『固定砲台②』[6])
5m
(『電波塔』[6])

([]内は行動値)

GM:-イニシアチブ-
GM:行動値19 江賀らいとの手番です。
江賀らいと:イニシアチブ《加速する刻》手番を得ます。
弓崎光樹:いきなり!
江賀らいと:メイン1回目。
川端湧希:速い!
江賀らいと:マイナー《ハンドレットガンズ》+《ポルターガイスト》レッドテンペスト破壊。
江賀らいと:メジャー▼【ディア・グリッドレイ】《カスタマイズ》《C:モルフェウス》《ギガンティックモード》《バリアクラッカー》+《オーバーロード》範囲(選択)化/装甲値・ガード値無視
江賀らいと:対象はPCのエンゲージ。
GM:リアクションどうぞ!
川端湧希:判定をちょうだい!
GM:忘れてた!!
江賀らいと:16dx7+5
DoubleCross : (16R10+5[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,3,4,4,8,9,10,10,10,10]+10[6,7,8,8,9,10]+10[2,2,6,9,9]+10[6,8]+10[8]+10[8]+10[7]+3[3]+5 → 78

川端湧希:たっか
川端湧希:一応ドッジ。
弓崎光樹:凄い出目だ……
フランカ・カペッロ:わお
GM:改めてリアクションどうぞ!
川端湧希:4dx+1>=78
DoubleCross : (4R10+1[10]>=78) → 7[3,4,6,7]+1 → 8 → 失敗

フランカ・カペッロ:暴走ゆえリア不
弓崎光樹:一応ドッジ!
弓崎光樹:3dx+1
DoubleCross : (3R10+1[10]) → 5[2,4,5]+1 → 6

GM:ではダメージ……
江賀らいと:ダメージ判定後、装備武器破壊。
江賀らいと:8d10+46
DoubleCross : (8D10+46) → 44[3,10,6,2,9,3,1,10]+46 → 90

江賀らいと:80点ダメージ、装甲値無視!
川端湧希:無理無理!
川端湧希:リザレクトします。
弓崎光樹:消し飛びます
川端湧希:侵蝕率+5(1d10->5) (侵蝕率:84->89)
フランカ・カペッロ:死!リザレクト!
弓崎光樹:弓崎光樹は倒れた(HP:21->0)
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:96->104)
フランカ・カペッロ:HP8で復活!
弓崎光樹:黒猫まちさんのロイスをタイタスにして復帰します
弓崎光樹:弓崎光樹のHPを11回復(HP:0->11)
GM:OK!では演出に
江賀らいと:荒れ狂う嵐が如き死を撒き散らす、超人的能力者にのみ使用を許された狙撃銃。
江賀らいと:彼は何処からかソレを取り出し。紫電が這い回り、砂となって崩れ落ちる。
江賀らいと:刹那。君達を囲むように配置されていた無数の廃材・ガラクタの山が。
江賀らいと:ぐにゃり、と形を歪ませ。────象るは、48機もの"血染めの嵐"。
江賀らいと:統率の取れた兵隊の様に、銃口が君達を狙い澄ます。
江賀らいと:第一撃、構え。
江賀らいと:「ファイア」
川端湧希:「……!」その声とともに、火球を周囲に展開。銃弾をかき消していくが――
川端湧希:「ぐうっ……!」迎撃は追いつかず、被弾していく。
フランカ・カペッロ:「……っ!」レネゲイドの暴走により反応が遅れ、被弾。
弓崎光樹:「わぁ……」思わず感嘆の声が漏れるが
弓崎光樹:「ってしまった、これ当たったら不味いや____」回避しように時すでに遅し、無慈悲に降り注ぐ銃弾の雨

江賀らいと:続けて通常の手番。メイン2回目。
江賀らいと:マイナー《ハンドレットガンズ》
江賀らいと:メジャー▼【ディア・グリッドレイ】《カスタマイズ》《C:モルフェウス》《ギガンティックモード》《バリアクラッカー》+《オーバーロード》範囲(選択)化/装甲値・ガード値無視
江賀らいと:やはり、対象はPCのエンゲージ。
江賀らいと:16dx7+5
DoubleCross : (16R10+5[7]) → 10[1,3,3,3,4,5,6,6,7,7,8,9,9,9,9,10]+10[1,2,4,5,5,7,9,10]+10[1,3,9]+10[10]+10[8]+1[1]+5 → 56

GM:リアクションをば
川端湧希:4dx+1>=56 ドッジ
DoubleCross : (4R10+1[10]>=56) → 5[2,4,4,5]+1 → 6 → 失敗

フランカ・カペッロ:引き続きリア不でーす
弓崎光樹:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 9[2,4,6,9] → 9

GM:ではダメージ
江賀らいと:ダメージ判定後、装備武器破壊。
江賀らいと:6d10+46
DoubleCross : (6D10+46) → 33[10,3,9,2,5,4]+46 → 79

川端湧希:《リザレクト》!
川端湧希:侵蝕率+4(1d10->4) (侵蝕率:89->93)
フランカ・カペッロ:まちちゃんのロイスをタイタスに。
フランカ・カペッロ:HP12点で復活します。
弓崎光樹:どうしましょうかね
弓崎光樹:あ、藤崎さんいるやん藤崎さんのロイスタイタスにして復活!
弓崎光樹:弓崎光樹は倒れた(HP:11->0)
弓崎光樹:弓崎光樹のHPを11回復(HP:0->11)
GM:OK!では演出
江賀らいと:「どうした、その程度かUGN」
江賀らいと:崩れ落ちた銃の残骸から再び、"レッドテンペスト"の大軍を造り、包囲。
江賀らいと:第二撃、構え。
江賀らいと:「ファイア」
川端湧希:「……うああっ!」間髪容れぬ追撃に対応できない。
川端湧希:「まだ……まだっ!」
弓崎光樹:「わかっていれば……無理です!」なんとか起き上がったら眼前に銃口、対応できるわけもなく
フランカ・カペッロ:「……こうも、連続だと、きついわ、ね!」
弓崎光樹:「いたたた……痛覚ってなんであるんでしょうか、不便で仕方が……っ……」ボロボロでなんとか起き上がる
フランカ・カペッロ:そのまま追撃をくらい、復活!

GM:行動値11 弓崎光樹、川端湧希、フランカの手番です。
川端湧希:みんなで待機するよ~
GM:OK!

GM:行動値6 電波塔、固定砲台①、固定砲台②の手番です。
電波塔:マイナーなし
電波塔:メジャーなし
固定砲台①:イニシアチブ《フルインストール》
固定砲台①:マイナーなし
固定砲台①:メジャー《アームズリンク》
固定砲台①:対象は……なんか凄い撃ってほしそうな感じがする川端さん!
固定砲台①:25dx+5
DoubleCross : (25R10+5[10]) → 10[1,2,3,3,3,3,5,5,6,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,9,9,9,9,10]+10[10]+6[6]+5 → 31

川端湧希:ガード!
固定砲台①:4d10+8
DoubleCross : (4D10+8) → 34[9,10,9,6]+8 → 42

川端湧希:無理!リザ!
川端湧希:侵蝕率+10(1d10->10) (侵蝕率:93->103)
川端湧希:よしよし
GM:OK!では演出
江賀らいと:「……まだだ、狙え」
固定砲台①:命令に従うかのごとく、積み上がったガラクタが形を変え、死を齎す冷酷な装置へと姿を変える。
川端湧希:「そんなことまで……!」ちらりと後ろの2人を見る。
川端湧希:一歩前へ。「来るなら、来れば?」
固定砲台①:狙いは自然と、川端湧希に引き寄せられ。ぱららららと、乾いた音が夜に落ちていく。
川端湧希:「ぐぅ……ううっ……!」
川端湧希:それでも、まだ、凌いで。
川端湧希:「これで終わり?」不敵に笑う。
江賀らいと:「…………何を、考えている?」
江賀らいと:不可解だ。時間が経てば経つほど、追い込まれるのはそちらの筈。
江賀らいと:冷や汗が、頬を伝う。無意識の深層に、恐れが、根付き始める。

固定砲台②:続けて固定砲台②くん
固定砲台②:イニシアチブ《フルインストール》
固定砲台②:マイナーなし
固定砲台②:メジャー《アームズリンク》
固定砲台②:対象はフランカちゃん!!
固定砲台②:25dx+5
DoubleCross : (25R10+5[10]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,4,5,5,6,7,7,8,8,8,9,9,9,9,9,10,10,10]+9[3,7,9]+5 → 24

フランカ・カペッロ:暴走!リア不!
GM:ならば受けて貰おう
固定砲台②:3d10+8
DoubleCross : (3D10+8) → 16[7,3,6]+8 → 24

フランカ・カペッロ:死にまーす!里部れいちゃんへのロイスをタイタスに!
フランカ・カペッロ:HP12で復活!
GM:OK!では演出!
江賀らいと:「……く!行け!!」
固定砲台②:命令に従うかのごとく、積み上がったガラクタが形を変え、死を齎す冷酷な装置へと姿を変える。
固定砲台②:狙いはフランカ・カペッロ。ぱららららと、乾いた音が夜に落ちていく。
フランカ・カペッロ:「……なかなかやるわね」死亡と蘇生の流れをまた行い。
フランカ・カペッロ:「でも、銃撃の手がまだ甘いんじゃないかしら?」
江賀らいと:「…………ち」
フランカ・カペッロ:ライトマシンガンを構える手は離さず、言い放つ。
江賀らいと:「どうとでも、言え。結果は……変わらない」

GM:行動値待機組 弓崎光樹、川端湧希、フランカの手番です。
フランカ・カペッロ:じゃあフランカが最初に行きます!
GM:フランカちゃん!?どうぞ!
フランカ・カペッロ:イニシアチブで、NPCカード①を使いたいです!
GM:OK!
GM:対象の宣言をどうぞ!
フランカ・カペッロ:対象はPC③人で!
GM:了解!では、弓崎光樹、川端湧希、フランカが次に行うメジャー判定のC値-1(下限6)、攻撃力+6。
GM:演出!
古手るにて:「っ……ごほっ」
古手るにて:全身に浴びた凶弾を全て抜き出し、リザレクト。
古手るにて:時間掌握の代償と合わせると、当分、直接闘うことは不可能だろう。
古手るにて:「な……ら、せめて」
古手るにて:命令を効かぬ身体を更に酷使し、全身に紫電を纏い、震えが止まらぬ手を、妹に向ける。
GM:その手に、もう一つの手が、重なる。
園原ともえ:「…………あの」
GM:手の主は、園原ともえ。砲台に繋がれた手とは、反対の手を伸ばし。
古手るにて:「……貴女、意識……が?」
園原ともえ:「あの、人を。あの人たちを……助けようと、してる、んですよね?」
GM:この場に居る、誰も気づくことはなかったが。
GM:江賀らいとのワーディングに駆り立てられ、園原ともえは────
園原ともえ:「……お手伝い、させてください」
GM:自身の持つもう一つ能力を。理解し。掌握した。

GM:弓崎光樹、川端湧希、フランカ。
GM:君達の足元に根付くかのように、紫電が芽吹き、伸びていく。それらは、生命の灯に比肩する力を齎すだろう。
GM:───────それはまるで、光射す海底で安らかに揺蕩う、命の育みのように。
弓崎光樹:「これは……るにてさんに……ともえさん!?」顔を上げて、二人の方を見る。
弓崎光樹:「……優しい光です」
川端湧希:「……うん。すごいや……」
フランカ・カペッロ:「すごいわね」
フランカ・カペッロ:マイナーなし
フランカ・カペッロ:メジャーで《コンセントレイト》《ブルータルウェポン》
フランカ・カペッロ:対象はらいとくんで!
江賀らいと:来い!
フランカ・カペッロ:20dx6-1
DoubleCross : (20R10-1[6]) → 10[1,2,2,2,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,1,1,2,4,5,5,6,7,9]+10[2,2,9]+2[2]-1 → 31

江賀らいと:ドッジ!
江賀らいと:6dx>=31
DoubleCross : (6R10[10]>=31) → 9[1,1,2,5,5,9] → 9 → 失敗

江賀らいと:喰らいます!!
フランカ・カペッロ:4d10+30
DoubleCross : (4D10+30) → 25[7,5,4,9]+30 → 55

フランカ・カペッロ:諸々有効で命中したので放心付与!
江賀らいと:まぁまぁ喰らいました、大体半殺しくらい。そして放心も付与されます
GM:侵蝕値追加の上、演出どうぞ!
フランカ・カペッロ:フランカ・カペッロの侵蝕率を+6した(侵蝕率:104->110)
フランカ・カペッロ:銀の指環に作り出すものを思い描いて流し込むイメージ。
フランカ・カペッロ:指輪が砕け、破片が銃口と弾帯へと生成されていく。
フランカ・カペッロ:多重銃口ライトマシンガンの完成だ。
フランカ・カペッロ:「銃の扱い方を教えてあげるわ」
フランカ・カペッロ:言って、無数の銃弾が解き放たれるのを待っていたかのように、向かっていく!
江賀らいと:「ふん……お前の攻撃は、もうタカが知れて────」
GM:先日と同様に、周囲のガラクタを機関銃に。弾幕を展開し、対応を試みる。
GM:無数の金属音が宵に跳ねる。だが。
江賀らいと:「!?……ガァッ!!」
GM:フランカの放ったライトマシンガンの銃弾は、力強く、弾かれることなく。江賀らいとの全身を貫いた

GM:行動値待機組 弓崎光樹、川端湧希の手番です。
川端湧希:ではやります!
GM:どうぞ!
川端湧希:マイナーでエンゲージ。
川端湧希:メジャー『イグニス・ファトゥム』:《コンセントレイト:オルクス》《災厄の炎》《ダンシングシミター》《プラズマカノン》
川端湧希:に加えて、Dロイス:超侵蝕の効果を適用。
川端湧希:エンゲージの3体に範囲攻撃。
川端湧希:15dx6+11
DoubleCross : (15R10+11[6]) → 10[1,2,2,3,4,5,5,5,5,6,7,8,8,9,10]+10[1,4,5,5,5,10]+10[9]+10[10]+1[1]+11 → 52

川端湧希:いいかんじ!
江賀らいと:うおおおおおドッジ!
江賀らいと:6dx>=52
DoubleCross : (6R10[10]>=52) → 9[2,2,5,6,9,9] → 9 → 失敗

GM:命中!!
固定砲台①:《イベイジョン》15!命中!!
固定砲台②:《イベイジョン》15!命中!!
川端湧希:では、ダメージ!
川端湧希:6d10+66 装甲有効
DoubleCross : (6D10+66) → 30[5,10,2,4,2,7]+66 → 96

GM:うわっ
江賀らいと:これは……どうしようもない、死亡!蘇生リアクションなし!
固定砲台①:死亡!蘇生リアクションなし!
固定砲台②:死亡!蘇生リアクションなし!
川端湧希:やった!
川端湧希:侵蝕率+13 (侵蝕率:103->116)
GM:では、リアクションどうぞ!!
GM:じゃない、演出!!
川端湧希:「天国か、地獄か」手のひらに炎を、次々と生み出す。
川端湧希一つ(アインス)
川端湧希二つ(ツヴァイ)
川端湧希三つ(ドライ)
川端湧希:「その子が、どっちに居るかは分かんないけどさ」
川端湧希:領域制御により球状定着されたそれらは、彼女の周囲を旋回する。
川端湧希:そして四つ(フィーア)
川端湧希:それを自らの胸に押し当てる。
川端湧希:直後、全身から激しい炎が噴出する。
川端湧希:「あんたは、深淵じゃなくて、乾いた」
川端湧希:渦巻き、揺らめき。それは彼女を中心とした、爆炎の球体を構成する。
川端湧希:「照りつける、灼熱がお似合い」
川端湧希:その表面は太陽のように、プロミネンスが噴出して。
川端湧希:禍々しくも見える、荒れ狂う影に包まれている。
川端湧希:そのままにじり寄る。
川端湧希:迎撃の銃弾は意味をなさない。
川端湧希:球体に近づいたものを、焼き落としながら、近づいていって。
川端湧希:「これが、あんたを地獄に送る火。行って」
川端湧希:炎球が荒れ狂うように旋回しながら、周囲を焼き払う。
江賀らいと:「────な」
GM:無数の凶弾に貫かれ、崩れ落ちかけた身体を何とか、持ち直そうとした江賀らいとの目前に。
GM:暗く、冷たき深海すらも干上がらせる、四重の劫火が迫る。
江賀らいと:「ア……こ、こんな」
GM:猛々しき陽の光の元に、ただ独り。打ち上げられた深海魚のように。
GM:自身の身体が。作り上げた固定砲台が。狙撃銃を象った周囲のガラクタが。
GM:焼け焦げていくのを感じながら。
GM:江賀らいとは、倒れた。

川端湧希:「……弔ってあげられるのは、魚雷なんかじゃなくって」
川端湧希:「葬送の火だけだから。だから」
川端湧希:「――その火、持っていってよ」
川端湧希:「そうしたら、地獄も、昏くないでしょ」

GM:『江賀らいと』の死亡により、『電波塔』のEロイス【E:究極存在】が解除されました。
GM:行動値待機組 弓崎光樹の手番です。
弓崎光樹:はーい
弓崎光樹:ではマイナーアクション、戦闘移動でともえさんとるにてさんのいるエンゲージに移動します
弓崎光樹:メジャーアクション
弓崎光樹:【光子発破】《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》+《赫き弾》+《ペネトレイト》 コスト10
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率+10上昇(侵蝕率:120->130)
弓崎光樹:振ります
電波塔:かかってこいや!!!!
弓崎光樹:【追憶】《砂の加護》+《砂塵霊》 コスト6
弓崎光樹:対象自分
弓崎光樹:10dx6+14
DoubleCross : (10R10+14[6]) → 10[2,3,6,7,7,9,9,9,10,10]+10[2,3,5,5,6,6,8,9]+10[4,4,5,6]+4[4]+14 → 48

電波塔:ガード!!
弓崎光樹:了解、ダメージ行きます
弓崎光樹:5d10+12+20+6
DoubleCross : (5D10+12+20+6) → 32[2,4,10,7,9]+12+20+6 → 70

電波塔:かなりの装甲値があるような気がするが……無視され、死亡!!蘇生なし!!
GM:トドメ演出どうぞ!
弓崎光樹:「おー……! これが、送り火……!」と湧希の炎に感激しながらも
弓崎光樹:手に持った遺産に矢玉を込め、いつものように放とうとするが。
弓崎光樹:「……」そこで何かに気がついた様子で、一瞬動きが止まる。
弓崎光樹:そして、レネゲイドビーングとしての(オリジン)を解き放つ動作を行わずに、湧希の炎の中に駆け出す。
川端湧希:「光樹!?」
弓崎光樹:どうせこの入れ物は自分ではない、火傷など構うものか___身体を乗り換えられるわけでもないので、死んだら心中だが。
弓崎光樹:そう思い、炎とがれきの山を書き分け
弓崎光樹:塔の前に倒れる、ともえとるにての前にたどり着く。
古手るにて:「光樹……さん」
弓崎光樹:「どうも、こんばんは」挨拶は大事、自分でもそう思う。
弓崎光樹:巻き上げられた砂埃にまみれた顔を拭って、ともえとるにての安否を確認……するのは先ほどの場所でもできたが
GM:園原ともえは再び気を失い、塔にその身を任せている。領域拡散能力の代償。
弓崎光樹:「ともえさん。」ここに来て言いたかった、ただそれだけだった。
弓崎光樹:「……あ、気絶してる。 まあいいや……」聞こえない方が後で面倒がなくていい、人でなしの方が何かと……と笑い。
弓崎光樹:ともえを塔に繋ぎ止めている手錠を撃ち抜いて、彼女の身体を優しく抱き止める。
園原ともえ:「…………」
弓崎光樹:そして、塔を____少年と少女たちの残骸を眺めて。
GM:反応はなく、しかし、その表情は安らぎに満ちて。
弓崎光樹:こころに止めたそのままに、引き金を弾く。
弓崎光樹:塔に深々と突き刺さったボルトは、鏃の状態から元の物質……大量の水に戻り、塔のあちらこちらから噴出する。
弓崎光樹:「___さようなら、今度は一緒に眠って」光樹ではない誰かの声色で……肉体の持ち主であった少女の声色でそう呟くと、眼を閉じて。
弓崎光樹:動けないともえと、るにてに覆い被さるように守りに入る。
弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率+6上昇(侵蝕率:130->136)
電波塔:江賀らいとが塔に施した七重の電子防壁は、もはや影も形も意味も成してはいない。
電波塔:ゆえに。塔の真芯に突き刺さったボルトから溢れ出る水の奔流に耐え切れず。
電波塔:骨はひび割れ。アンテナは崩れ落ち。全ては砂となって霧散していく。
GM:────状況終了。時刻は、午前1時21分16秒。
GM:"トルピード"里部れいの命日の、わずか2秒前。


■Backtrack


GM:今回のEロイスは以下の通り。
【E:超越活性】《ハンドレットガンズ》エフェクトLv+2
【E:妄念の姿】《オーバーロード》取得+里部れいの姿に変化。
【E:究極存在】あらゆるダメージを受けない。

GM:合計3個! まずは振るかどうか選択どうぞ!
弓崎光樹:振ります!
弓崎光樹:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[7,3,8] → 18

川端湧希:振ります~
川端湧希:116-3D10
DoubleCross : (116-3D10) → 116-21[9,4,8] → 95

弓崎光樹:弓崎光樹の侵蝕率が18減少した(侵蝕率:136->118)
川端湧希:1倍ぶりします。
フランカ・カペッロ:振ります!
川端湧希:95-5d10
DoubleCross : (95-5D10) → 95-14[2,1,5,1,5] → 81

川端湧希:めっちゃ低いな……
フランカ・カペッロ:110-3d10
DoubleCross : (110-3D10) → 110-21[7,10,4] → 89

弓崎光樹:あ、自分は118になりました。
フランカ・カペッロ:1倍振り!
GM:OK、ではロイス分のダイスもどうぞ~
弓崎光樹:倍振りまーす
弓崎光樹:118-6d10
DoubleCross : (118-6D10) → 118-31[3,1,4,7,8,8] → 87

フランカ・カペッロ:89-5d10
DoubleCross : (89-5D10) → 89-32[7,6,9,8,2] → 57

GM:この感じは……全員生還!おかえりなさい!
フランカ・カペッロ:わーい!
川端湧希:いえーい
GM:つづけて、経験点を配布
GM:Eロイス3個なので3点
GM:シナリオクリアで10+5点
GM:18点に各侵蝕点を足したものが経験点になります!
フランカ・カペッロ:18+4で22点!
川端湧希:23点です!
弓崎光樹:3点いただき21点で!
GM:GMは合計3で割って1を加えて……
GM:23点かな?頂きます!!
川端湧希:もぐもぐ!
弓崎光樹:うまい!
フランカ・カペッロ:やったぜ!
GM:以上、皆さま……お疲れさまでした!!EDに続く!!

■Ending


GM:朽ち果てた"深海"での戦闘から一夜明け。
GM:N市、およびその周辺地域に散らばった200余名の児童オーヴァード達は
GM:捜索隊の働きにより、全員の生存を確認、保護された。
GM:"アゲインスト・アンカー"の特殊なレネゲイド因子構成を元に調整した、
GM:黒猫まちの能力による特殊探知レーダーの功績が大きいようだ。
GM:今回のFHセル"アビサル"内部崩壊事件は、完全に収束したと言って良いだろう。

GM:──かくして、日常を護った君達を。日常は優しく包みゆくだろう。




■Ending01:川端湧希


GM:N市UGN支部・病室
GM:君は、黒猫まちのお見舞いのために病室を訪れていた。
GM:"ソールドアウト"黒猫まちの電磁哨戒能力。その適用範囲は、通信機器の周囲数十メートルに満たない。
GM:ゆえに、N市を丸々カバーするレーダーを利用するには、市内にある無数の通信機器を同時掌握する必要がある。
GM:彼女はこうして、ことあるごとに能力過剰行使によるオーバーフローを起こしては、病院のお世話になっているようだ。
GM:閑話休題。部屋を開けると、その病室の主は。
GM:いつもと変わらずお気楽に君へ笑顔を向けた。
川端湧希:慌てたように病室のドアを勢いよく開いて。
川端湧希:「まちちゃんっ!」
黒猫まち:「お、湧希ちゃんじゃーん!!お疲れ~~っす!!」
川端湧希:「お疲れっすじゃないよ……!」
黒猫まち:右手にビシッと手を当て、敬礼のポーズ。
川端湧希:「大丈夫なの!?」
黒猫まち:「お、心配してくれてるってマジ?へへへ……」
黒猫まち:「まぁ大丈夫大丈夫。こんぐらいは、まぁいつものことだし」
川端湧希:「心配するよ……!」
川端湧希:「私の、お姉ちゃん……じゃないけど」
川端湧希:「お姉ちゃんみたいに大事だった人がさ」
黒猫まち:「……ふむ?」
川端湧希:「悪いやつに拉致されてさ。4年間、昏睡状態になってたの」
川端湧希:「今は戻ったけど、まだ、リハビリの真っ最中」
黒猫まち:「それは……また、ハード、な」
川端湧希:「いっつもね、急いで治そうって無理するんだよ、その人」
川端湧希:「まちちゃんもさ。あんま無理しないでよ?」
川端湧希:「私、しょっちゅう2人もお見舞いしたくないよ」
黒猫まち:「いやぁ……というか」
黒猫まち:「心配されるの自体、久々で私も今けっこう動揺してるのよね」
川端湧希:「なんでさ?当たり前でしょ、するの」
川端湧希:「友達じゃん?」
黒猫まち:「……友達」
黒猫まち:「そっかぁ……友達かぁ……友達……」
黒猫まち:「嬉しいな、湧希ちゃんがそういってくれるの」
川端湧希:「……何?そう思ってなかったとか?」
川端湧希:「傷つくな~」
黒猫まち:「ち、ちがう!!そーじゃにゃい!!そうじゃなくて!!」狼狽!!
黒猫まち:「……私さ、こういうオペレータとして、湧希ちゃんみたいに前線に立つ子達のサポートを」
黒猫まち:「よくしてるんだけどさ。ここの任務って、私は安全圏にいて、その子達ばっかり危険じゃん?」
黒猫まち:「なんか、仲間に数えて貰うのが。申しわけなくて、ね……」
川端湧希:「……」
黒猫まち:「……だから、この前の潜入任務の時とかめちゃくちゃ嬉しかったんだぜ?」
黒猫まち:「二人で、誇ろうって言ってくれて、さ」
川端湧希:頭を撫でる。「気にしなくていいんだよ」
川端湧希:「それどころかさ、今回は」
黒猫まち:「え?え、うぇ!?」撫でられて、動揺
川端湧希:「まちちゃんのお手柄だよ」
川端湧希:「私がやったのは、ただ、敵を倒すだけ」
川端湧希:「もちろん、必要なことだったと思ってるし、上手く出来たことは誇りに思ってるけど」
川端湧希:「前線に立つ人なら、他の人でも出来たんじゃないかとは思う」
川端湧希:「でも、まちちゃんは違うでしょ」
川端湧希:「あれを出来たのは、まちちゃんだからだ。まちちゃんがすごいんだよ」
黒猫まち:「へ、へへ、へへ……」少しだけ、俯いて。
黒猫まち:「……なんだよぅ!今度会ったら湧希ちゃんのこと滅茶苦茶褒めてやろうと思ってたのに」
黒猫まち:「なんで私が褒められる側になってんの!!逆!!逆~~!!」
川端湧希:「別に褒めてもらってもいいけど?」わしわしとする。
川端湧希:「どうやって褒めてくれる?」
黒猫まち:「……今回の任務はさ、オペレーター役として、遠目から見てて」
黒猫まち:「相当……しんどい、内容だったと思ってる」
黒猫まち:「そんな中、他の皆をまとめ上げて、一日二日子供を探して走り回ったと思ったら、すぐ山登りしてラスボスを撃破して」
黒猫まち:「そのあげく、こんな」
黒猫まち:「こんな一オペレータのことを気に掛けられる」
黒猫まち:「強くて優しくて素敵で可愛くて美しくて可憐な愛嬌のあってお利巧で正義感のある大人な最強の女の子が?」
黒猫まち:「他の人に努められるか?ってワケよ」逆にわしわしし返す。
川端湧希:「……」
川端湧希:「……」顔を抑えている。
川端湧希:「い、いやっ、その言い過ぎだって……」
川端湧希:「はっず……」
黒猫まち:「いんや~~やっと年相応の顔、拝めたって感じ!!眼福ぅ~~~!!」
黒猫まち:「……いいんだよ。気を遣わなくて」
黒猫まち:「もちつもたれつ、二人で頑張ったんだからさ」
川端湧希:「……うん。私達、」
川端湧希:「頑張ったよ。頑張れた」
黒猫まち:「おう、頑張った頑張った!!偉いね!!」
川端湧希:「うん、私達えらい。……治したらさ。どっか、お出かけしようよ」
川端湧希:「打ち上げ。どう?」
黒猫まち:「……おぉ!?スーパー美少女湧希ちゃんからデートのお誘いってまじ!?」
川端湧希:「うん。スーパー美少女まちちゃんをお誘いしてますっ」
黒猫まち:「うぐっ……諸刃の剣」
黒猫まち:「ま、即答でオッケーってことよ!!しんどい仕事した後は、うーんと羽伸ばそうっ!!」
川端湧希:「まずは体を治さなきゃあね~」肩に手を置く。
川端湧希:「お待ちしてるからね?」
黒猫まち:「はい……気を付けます。頭は普通なんだけどね……体力が、ね……」
黒猫まち:「しばし、お待ちいただけますよう~」
川端湧希:「うん。こっちはきっと、成就するよ」
GM:……そんな感じで、少女二人は病室で仲睦まじく笑い合っていた。
GM:帰ってきた日常を謳歌するために、まずは、約束を交わしながら。




■Ending02:フランカ・カペッロ


GM:カペッロ邸・フランカの自室
GM:君を含めたチームの活躍により、無事に日常は帰ってきた。
GM:入浴を終えた君は自室への戻り際、いつもの様に姉を呼びかけた。
フランカ・カペッロ:「るにて、ドライヤーお願い!」
古手るにて:「はーい」パタパタとドライヤーを片手に、彼女の部屋に入る。
フランカ・カペッロ:椅子に座り、ドライヤーをかけられるのを待っている。
古手るにて:「……ふふ、今日は、お疲れさま。大活躍、だったね」
フランカ・カペッロ:「そっちもお疲れ様よ」
フランカ・カペッロ:お風呂上がりのためか、表情は弛緩している。家族の前ならではといったところだろうか。
古手るにて:スイッチオン。優しくフランカの濡れた髪に触れ、ドライヤーを小刻みに振る。まずは乾きにくい根元から。
古手るにて:「私……今回は、途中から割り込んだだけだし、撃たれて転がってただけだしなぁ」
フランカ・カペッロ:「でもおかげで戦いやすかったわ」
古手るにて:なるべく彼女に熱が当たらないよう心掛けながら、ゆっくりと根元から毛先へと乾かしていく。こうすると、毛先のまとまりが良くなるのだ。
古手るにて:「それは、最低限というか、妹のサポートは当然、職務だと、思うし」
フランカ・カペッロ:後ろから当たる風を心地よさそうに目を細めながら、それを当然享受するものとして受け入れている。
古手るにて:「私だけじゃなくて、ともえさんの力もあったからこそ、だったわけで」
古手るにて:「……ごめんね、フランカ」
フランカ・カペッロ:「なにについてかしら?」
古手るにて:「私の古巣の後始末を、貴女に、貴方達に、任せてしまって」
フランカ・カペッロ:「いいのよ」
古手るにて:「……ずるい、よ」
フランカ・カペッロ:「姉が関わったことの始末は妹の最低限の役割よ」
フランカ・カペッロ:「雇用主、としてもね」少し冗談めかして言う。
古手るにて:「……あり、がとう」小さな声で、返す。
フランカ・カペッロ:「……」少し瞑目して。
フランカ・カペッロ:「聞こえなかったわ」
古手るにて:「……え」
古手るにて:「えっと。あ、ありがとう!」今度は、ドライヤーにかき消されないように、はっきりと。
フランカ・カペッロ:「えぇ。どういたしまして。今回は聞こえたわ」
フランカ・カペッロ:「でも」
フランカ・カペッロ:「感謝はしっかりと目を見ていうものではなくて?」後ろを向いて、るにてちゃんの顔を覗き込むようにいう
古手るにて:「う、ひゃあ」近づく彼女の顔に、どきっとする
古手るにて:真っすぐに見つめる彼女の瞳に、私が映り込み。それだけで、心を掴まれたかのように。
古手るにて:私にとって、彼女は。どうしようもなく、眩しい存在であって。
古手るにて:家族の様に彼女と過ごせる今ですら、夢心地だというのに。更に、彼女は、こうやって……
古手るにて:「あ、あ……はい!!終わったよ!ドライヤー!!」慌てふためいて、ドライヤーのスイッチを切る。
フランカ・カペッロ:「いつも助かるわ……ふふ、ちょっと意地悪しちゃったわね」
フランカ・カペッロ:「……」
古手るにて:「もぅ……フランカったら……」コードを回収し、くるくるとまきまき。
フランカ・カペッロ:「ちょっと、ありがとうって言われたかったのよね」
フランカ・カペッロ:「この間怒られちゃったから、すこし不安になってしまって」
古手るにて:「……?」きょとん、とした顔で
フランカ・カペッロ:「家族として必要な存在と思われたかったのかもしれないわ」
古手るにて:「怒ったって……あの工場跡地でのこと?」
フランカ・カペッロ:「それで、その承認を満たす手段として、ありがとうをいってほしかったのかも。……そうね、そこでの出来事よ」
古手るにて:「…………」
古手るにて:るにては、そこでようやく気付く。家族として頼られたい、役に立ちたいと思うのは、私だけではなく……
古手るにて:「……フランカ」背後から手を回し、座っている彼女に抱きつく形で。
GM:必中です。
フランカ・カペッロ:感情が暴走気味なので、元々リア不です!
GM:OK!では演出。
フランカ・カペッロ:今回は身を預けるようにそのまま受け入れる。
古手るにて:「……ごめんね。あの時の私、貴女を気遣っているようで……結局、自分のことしか考えてなかったの、かも」
古手るにて:「ねぇ……フランカ」
フランカ・カペッロ:「ん?」
古手るにて:「私も、困ったり悩んだりした時があったら。フランカに、相談しても……いい、かな」
フランカ・カペッロ:「……!」
フランカ・カペッロ:「もちろんよ」
古手るにて:「………ありがとう」にへら、と顔をほころばせながら。
フランカ・カペッロ:「……えと、こちらからも頼りたいことが今あって」
古手るにて:「……うん?」
フランカ・カペッロ:「もうしばらくこうして抱きしめていてほしい……かもしれないわ」照れくさそうに言う
古手るにて:「!!あ、えっと……」はっと我に返り、自分の行動にどぎまぎしながらも。
古手るにて:「……わかった」優しく、彼女を包み込む。
GM:……そんな感じで、姉妹二人は部屋で仲睦まじく触れ合っていた。
GM:帰ってきた日常を謳歌するために、まずは、約束を交わしながら。




■Ending03:弓崎光樹


GM:N市UGN支部・病室
GM:"シーウィード"園原ともえは、先日の戦闘で行使した領域広域化能力の代償により
GM:当分の間は、病室での生活を余儀なくされるようだ。
GM:そんな彼女を見舞うため、君は彼女の病室を訪れていた。
弓崎光樹:「どうもこんにちはー!」元気にあいさつしながらドアガラー
園原ともえ:「……ミツキ、さん!」
園原ともえ:君の顔を見るや否や、ぱぁっと明るい笑顔に変わる。
園原ともえ:「あの、えっと……ここのお医者さんから、話、聞きました」
弓崎光樹:「どうもどうも、色々と会ったのでお見舞いが遅れて申し訳ないです」主にお説教
弓崎光樹:「話ですか?」
園原ともえ:「あ、いえいえ!ほんとに、来てくれると、思ってなくて……」
園原ともえ:「あ、えっと」
園原ともえ:「私や、私と同じく捕らわれてた子を護るために、頑張ってくれた、って聞いて」
園原ともえ:「お礼を、言わなきゃって思って」
園原ともえ:「あの……ありがとう、ございました!!」
園原ともえ:深々と、君へ勢いよく頭を下げる。
弓崎光樹:「いえいえ、したくてした事です、お気になさらず」
弓崎光樹:「約200人のオーヴァードがジャーム化だなんて、最悪の損失ですよええ!」
弓崎光樹:「なので、そのお礼は残りのお三方にでも」と言いながらも恥ずかしそうに眼をそらす
園原ともえ:「あの三人にも勿論、だけど。でも、まずは、貴女に言わなきゃって」
園原ともえ:「あの塔が壊れるときも、庇ってくれたって聞いたし」
弓崎光樹:「……誰ですかそれ伝えたの、もう」恥ずかしそうに今度は下を見る
園原ともえ:「……あの、さ。ミツキさん」
弓崎光樹:「私ができる事とと言えばそのくらいですので、ええ」
弓崎光樹:「……はい?」
弓崎光樹:小声で早口に呟いていたところにともえが返してきたので、慌てて取り繕う。
園原ともえ:「ここ……UGN、っていうんです、かね。なんか、私みたいな変な能力、持ってる人がいっぱいいて」
園原ともえ:「ミツキさんもそういう能力者って聞きました」
園原ともえ:「ミツキさんは、どんな感じの能力が使えるんです、か?」
園原ともえ:純粋な興味心、と言う感じで君の目を見ながら、問いかける。
弓崎光樹:「どんな感じと言いますと、私自身は射出の力を持っているだけの遺産でして」
園原ともえ:「イさん?」
弓崎光樹:「このような、モノのレネゲイドです」FHマークの手帳から取り出して見せる。
園原ともえ:「……うわ!?光ってる銃だ!!」
園原ともえ:びっくり顔
弓崎光樹:「分かり辛いですけど弓です、もっと言えば弩です……で、私はこっちが本体なんです、分かりやすく言うと脳です」改造したFHは絶対に許さないからなぁ、という顔。
園原ともえ:「……ええと、えと。ちょっと待って、ね」飲み込むのに、時間を少しだけかけて
園原ともえ:「こっちが、本当のミツキさん、ってこと?」弩を指さして
弓崎光樹:「そうですそうです」
園原ともえ:「……あ」思い出したかのように、顔が真っ青になる
弓崎光樹:「……あ」やっぱり引かれるかな、思わず話しすぎたな、という顔。
園原ともえ:「あの……わ、私、そうだとは思わなくて、あの」そういって、傍の棚から何かを取り出す。
弓崎光樹:「はい……?」本体を持ったまま首をかしげる
園原ともえ:それは、ストライプ柄のマフラーだった。君のストイックな服装にも合うような、落ち着いたブルー系統の色合い。
園原ともえ:「私、こんな能力しか使えなかったけど。でもその分、手先が器用だから」指先を編み物用の棒に変える
園原ともえ:「でも、ミツキさんが銃が本体だと思わなくて、その……普通の人のサイズにしちゃって」
弓崎光樹:「これを、私に?」目をぱちくりさせて
園原ともえ:「はい。ちょ、ちょっとだけ待ってくれれば、その銃のサイズに合った、マフラーを作る、から」
園原ともえ:「……いらない、でしょう、か」
弓崎光樹:「いえいえ、いただいておきます」
弓崎光樹:と、本体を傍の棚に置いてから受け取る。
弓崎光樹:「ありがとうございます、贈り物なんてもらうのは初めてです」
園原ともえ:「……やった!」嬉しそうな顔で、小さくガッツポーズ
弓崎光樹:優しい表情で、マフラーに頬擦りをしてから顔を上げ。
弓崎光樹:「何より、あなたが生きていてくれることが私にとっては最大の贈り物」いつもと違った別の誰かの表情で、そう呟く。
弓崎光樹:「……ですよ」
園原ともえ:「……ほぇ?」普段と違う、別人の雰囲気を彼女から感じ取り、不思議そうに
弓崎光樹:しまった、という顔になって、いつもどおりに戻って
弓崎光樹:「あっ、時に先ほどの質問、ともえさんもオーヴァードに興味がおありだったりしますか!?」
園原ともえ:「……オーヴァード。ええっと、私達みたいな能力を持つ、人のことだよね」
弓崎光樹:「そうです! レネゲイドウイルス適合してるジャームじゃない方です!」
園原ともえ:「レネゲイドウィルス……ウィルス。え、これ、病気!?」
GM:事件の説明のため、オーヴァード周りの大まかな話は医者から聞かされたようだが。細かい内容は端折られている模様。
弓崎光樹:「似てるってだけですから大丈夫です、白アリがアリじゃないみたいなもんです」
弓崎光樹:「それに害はありませんからね、常在菌みたいな感じですよ」
園原ともえ:「そっかぁ……よかった」
園原ともえ:「……オーヴァードの人って、このUGNってところで、働いてるの?」
弓崎光樹:「恐らく概ねそうなるかと、有機生命体は群れをつくりたがりですので」
園原ともえ:「……私も、ミツキさんみたいに」
弓崎光樹:「私はフリーですがね! FHに協力する気もサラサラありませんが、あとたまに鹵獲されてUGNのお仕事手伝ってますが」
園原ともえ:「能力を使って、人を助ける感じの、その。あこがれてて」
園原ともえ:「私みたいな、手が器用なだけの能力でも、なれたりするのかな」
弓崎光樹:「私みたいにフリーはオススメしませんが、いつ死ぬかわかりませんし」
園原ともえ:「……そ、そっか。そう、だよね」
弓崎光樹:「ただ、人助けならできますよ! ミツキさんなら私よりずっとうまく!」
園原ともえ:「!!」
園原ともえ:「うん、私、頑張る!頑張って、オーヴァードとして、なんか役とか立つ!」
弓崎光樹:「ファイトです! UGNの人たちもきっと力になってくれますよ、いい人ばかりですし!」
弓崎光樹:棚においてある本体をちらと見て、考える。
弓崎光樹:ともえは自分をヒトと言ったが、自分は人に近づいているのだろうか。
弓崎光樹:だとしたらそれは……
弓崎光樹:「ともえさんは、きっと立派に生きられますよ」考えても仕方ない思考を途中で打ち切り、ともえの頭を撫でる。
GM:園原ともえのオーヴァード能力の強度からみて、君と共に並び立つことは……難しいかもしれない。
GM:しかし、そうでなくても。いつか君が鹵獲されてUGNのお仕事をさせられる時、
GM:共にそれを解決に導くことも、あるかもしれない。
GM:……そんな感じで、少女二人……失礼。少女と遺産は病室で仲睦まじく意気投合していた。
GM:帰ってきた日常を謳歌するために、ほんの少し先の未来を見据えながら。

『エアレイド・フロム・ザ・アビサル』
全行程終了。

GM
GM:お疲れさまでした!!!
川端湧希:お疲れさまでした!
川端湧希:楽しかった~!
フランカ・カペッロ:お疲れさまでしたー!
弓崎光樹:お疲れ様でしたー!
弓崎光樹:楽しかったです!