『淡島流レ遥ケキ海ヘ』(GM:DT)


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“リベレイター” 春哉(はるかな)彼方(かなた)キャラシート(PC1:ウィンD)
“気分掃海” 長門(ながと)熊埜(ゆや)キャラシート(PC2:ジェネリック半チャーハン)
“シーウィード” 園原(そのはら)ともえ( )キャラシート(PC3:日向)

【Index】

オープニング
ミドルフェイズ1
ミドルフェイズ2
ミドルフェイズ3
ミドルフェイズ4
クライマックス
エンディング

【プリプレイ】

GM:表で喋ると
GM:メッセージウインドウが出るよ
ひなた:なんかゲームっぽい!ゲームだが……
ジェネ半:ほんとだ!
ウィンD:ゲームですがゲームっぽい!
園原ともえ:あーあー
ジェネ半:test
長門 熊埜:いえいいえい
春哉彼方:おっと。改めて、イエーイ皆見てるー?
園原ともえ:大体理解してきた
長門 熊埜:編集てすと 見てるよー

GM:自己紹介をお願いします~
GM:順番は暫定的に
GM:今の駒の並びの左からで!
春哉彼方:なんと私から!
春哉彼方:はーい、みんなこんにちはー!
アイドルグループ『ハニーコメット』のカナこと春哉彼方(はるかな・かなた)でーす! ぴーすぴーす

春哉彼方:12歳(事務所発表)乙女座のうら若き身でアイドル戦国時代を戦っています。
たまに挫けそうになるけど、仲間がいるから大丈夫!

春哉彼方:……。
春哉彼方:まあ、本当にただのアイドルならこんな所にいないわけですが……。
春哉彼方:ちょっと昔に色々あって、レネゲイド的にバトれる感じのアタシはUGNイリーガルもやってるのでした。
え、具体的に? ……ふ、FHで実験体にされたり、とか。

春哉彼方:まあそんな事はどうでもよく!(大声)
さしあたっての問題は一つ!

春哉彼方:2ndシングルの発売が! 来年初頭に! 迫ってます!
春哉彼方:みんなお財布にダメージ入らない範囲で買ってね! 以上春哉彼方でした!
春哉彼方:あ、データ的にはローコストの範囲射撃ができたり装甲がちょっと厚かったりします!
春哉彼方:今度こそ以上! よろしくお願いしまーす!
長門 熊埜:では続いては私ですかな、ほほほ。ぴーすぴーす。
長門 熊埜:「長門です。無口キャラを期待しましたか? 残念ながらただの無表情です」
長門 熊埜:属性は無表情ボケ、好きな食べ物はツナ。長門熊埜です
長門 熊埜:一年前に倫欠科学者に拉致され、「戦時中に沈んだ戦艦のレネゲイドビーイング」の一部を埋め込まれたことでオーヴァードに覚醒しました。
長門 熊埜:そのせいで表情筋も死んで、至る現在。クソみたいな現実ですが、明るく生きています。
長門 熊埜:性能としては純アタッカー。対艦砲を二本至近で叩き込みます。
長門 熊埜:あとは機械の力でちょっとだけ社会性あり。よろしくお願いします。
長門 熊埜:以上!
園原ともえ:では最後に。
園原ともえ:園原ともえ、中学生の新人UGNチルドレンです。のほほんで朗らかな性格、喜怒哀楽はっきりで単純ながら、物事の飲み込みは速いです。

園原ともえ:児童オーヴァードを生物兵器に改造・教育するFHセル"アビサル"に誘拐されてましたが、セルの内部崩壊に伴って拠点を脱走し、とある遺産RBイリーガルに拾われUGNに保護された。
園原ともえ:誘拐時点で記憶を消去されており、それ以前のことは全く覚えてない。誘拐が大体数カ月前くらいなので、遡れる記憶もそれくらいです。
園原ともえ:セル内では経験点17点くらいの弱小オーヴァード扱いされてましたが、UGNによる能力検査の結果、手先の精密的変化、動作の精度が極めて優秀であると判明!
園原ともえ:《十徳指》の様な何かで各指をパーツに変化させて接合・組立・強化し、作り出した武器で攻撃します。自分を助けてくれた恩遺産さんの様に、人の役に立てるオーヴァードになろうと気合十分!
園原ともえ:合言葉は「FHは悪、ジャームは解釈違い!」頑張ります!データ的にはバックスタブ白兵。あとバディムーヴ。
園原ともえ:以上、よろしくお願いいたします!
GM:よろしくおねがいします!


【オープニング】

GM:全員登場をお願いします。
長門 熊埜:37+1d10 DoubleCross : (37+1D10) > 37+6[6] > 43
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 37 → 43
園原ともえ:1d10+35 DoubleCross : (1D10+35) > 10[10]+35 > 45
春哉彼方:45+1d10 DoubleCross : (45+1D10) > 45+7[7] > 52
system:[ 園原ともえ ] 侵蝕率 : 35 → 45
system:[ 春哉彼方 ] 侵蝕 : 45 → 52
GM:客船クイーンズ・インディアン号。
GM:近海を周遊する中型客船は、現在、N市内の港に停泊していた。
GM:船上では、ミニライブが行われている。
GM:なんでも、美少女アイドルグループ「ハニーコメット」のものであるという。
春哉彼方:ライブの特設ステージには4人の少女たちがいる。
緩やかながらも力強いダンスと、キレのある歌声を披露していた。

長門 熊埜:「おー、なんともなんとも。こういうのは初めてですが楽しいですね」
春哉彼方:今は最後のサビ前のダンスパート。
黒髪を肩口でカットした少女と、長い赤髪の少女が、半ば競い合うように、半ば高め合うように、舞っている。

園原ともえ:「ですね!それに何というか……すごく、キラキラしてます!」興奮気味にライブを眺めている
春哉彼方:その二人が左右に抜けると、後方にいた残りの二人の少女が前に歩み出た。そして、4人そろって口を開く。
春哉彼方:♪Seize the Day♪
♪つかみ取れ、ボクらの光を♪
♪今日という希望を確かにその手で♪

春哉彼方:♪Seize the Day♪
♪望むなら、ボクら包む闇は♪
♪いつだって、その手で照らせるさ♪

春哉彼方:♪DayBreak....♪
園原ともえ:諸事情により、ともえには数カ月前の記憶がない。どんなものでも初体験。
長門 熊埜:「こういうところならペンライトが欲しかったですね」
長門 熊埜:「最も任務中ですので、そこはどうにもなりませんが」
園原ともえ:「……ペンライト?何に使うの?」
春哉彼方:4人の声がそろうと同時に、演奏も止まる。
そして、彼女達の声が反響も含めて消え去った時……彼女達の顔には満面の笑みが浮かんでいた。

園原ともえ:例え任務中であろうと、煌びやかなステージに目を奪われてしまうことは仕方ないというものだ。
長門 熊埜:「それはもちろん口から……おっと、終わってしまいました」
長門 熊埜:パチパチと拍手。
園原ともえ:「すごーい!!」パチパチ
春哉彼方:「ありがとうございましたーっ!」 歓声と拍手に手を振る赤髪の少女。他の3人もそれぞれに反応を返している。
園原ともえ:よく分からないが、こういうライブでは口からペンライトを何かしらに使って鑑賞するものなのだろう。また一つ賢くなった。
川端湧希:「ともえちゃん、楽しかった?」傍らの少女が声をかける。
川端湧希:任務の同道者――というよりはむしろ、初任務――お使いの付き添い。
園原ともえ:「はい!すごく綺麗で……わくわくしました」感動をそのまま、拙いながらも口頭で表現。
長門 熊埜:「それは何より」
川端湧希:「うん、よかった。じゃあ、陸に戻ろうか」手元にはある遺産がある。
園原ともえ:自身が誘拐されていたFHセルのR案件で、私は湧希さんのチームに助けて貰った。今回の任務参加は、その縁に由来しているのだろう。
川端湧希:この船によって密かに輸送されていたと思われる遺産の発見と回収。
川端湧希:それを既に、済ませたところだ。「それでいいですよね?」
家城桂衣:「ええ……そうしましょうか」そして彼女が捜索部隊のリーダー。
長門 熊埜:「ええ。帰ってサイゼリア行きましょう」
家城桂衣:「長く居ると酔ってきちゃう」
園原ともえ:「はい……名残惜しいけど」船旅も当然初体験なので、航海中はずっとはしゃいでいた。
家城桂衣:「熊埜ちゃんもお疲れ様。調子は大丈夫?」
長門 熊埜:「めちゃめちゃに良いです。やはり船のレネビが船酔いなんてしてたら示しがつきませんからね」
家城桂衣:「ふふ。頼もしい」
長門 熊埜:ぶんぶんと腕を回す。実は一回吐いたのは内緒だ
園原ともえ:「……船のレネビ」
園原ともえ:「やっぱり、本体は船なんですか?」
川端湧希:「なんだって。そうは見えないけどね」
長門 熊埜:「どうなんですかね。あの倫欠科学者、仕様書を残さなかったもので」
長門 熊埜:「ただ一部のみの移植なので、全部船になれることはないです」
長門 熊埜:「出せるのは砲塔くらいです。目指せ海上要塞」
園原ともえ:「砲塔」
家城桂衣:「あんまり目指してほしくはないけどなあ」
家城桂衣:「せっかく可愛い女の子の姿なんだから」
春哉彼方:(気のせいかな。なんかアイドルの観客席からあんまり聞こえないタイプのフレーズがちらほら聞こえるような……)
長門 熊埜:「かわいい、ですか。ありがとうございます」
園原ともえ:「(本体が弩のRBさんしか知らなかったけど、いろんなタイプがいるんだなぁ……)」また一つ賢くなった。
長門 熊埜:「こう見えて喜んでますからね。てれりこてれりこ」
家城桂衣:「はいはい。分かってる、分かってる」
川端湧希:「あの、そろそろ――」
長門 熊埜:「おっと失礼しました」
GM:瞬間。
GM:君達は背中に氷を突っ込まれたかのような感覚を覚える。
GM:寒々しい《ワーディング》。
家城桂衣:「……!」
長門 熊埜:「警戒ですね」
GM:ライブの観客が次々と倒れる。
園原ともえ:「──────っ」身体を射抜かれる様な感覚。
園原ともえ:「って、他のお客さんが……?」
春哉彼方:「んなっ……えっ……!?」 ぞくり、と震える。
慌てて周囲に視線をやると、ハニーコメットの仲間たち……アナ、サヤ、タキがバタバタと倒れていった。

川端湧希:「ともえちゃん、平気?」
川端湧希:「下がって、私の後に――」
長門 熊埜:「そこなアイドル!大丈夫ですか!」
園原ともえ:「はい、私は大丈夫!ですが、これって……」
GM:銃声。
GM:というよりはむしろ、砲撃のような。
GM:耳をつんざく爆音。
園原ともえ:「……!!」びくっとして、湧希さんの傍に寄り添うように。
春哉彼方:皆は倒れ方から見てあんまり怪我はしてない感じ。よし、いやよくない。
GM:では、近づいたともえちゃんは気づく。
川端湧希:彼女の腹部に穴が空き、血が吹き出している。
川端湧希:「……嘘」
家城桂衣:「……!どこから……!」
家城桂衣:「周囲を警戒して!」
園原ともえ:「ゆ、湧希さん!?」彼女の銃創を目にして、驚きながらも支えに入る。
GM:周囲に人の気配はない。ただ一人、舞台に立っている少女だけ。
長門 熊埜:「……警護に向かいます!」舞台の方へ駆け寄る。
春哉彼方:「ホットスタートって言ったって限度があるでしょっ……誰だか知らないけど、みんなを巻き込んでっ。許さないんだから!」
川端湧希:「……ともえちゃん、平気?」
園原ともえ:「わ、私は大丈夫ですけど……湧希さんの方が!!」
長門 熊埜:「ご無事ですか、ミセスアイドル。オーヴァード的な戦闘能力はどれほど?」
川端湧希:「うん、そうだね……ごめん、あとお願いできる?」
長門 熊埜:己の体から、巨大な砲塔を二門射出し、構えつつ。
春哉彼方:「ミス!ミスだから! ってそれはいいや。無事です、戦闘はそれなりにできる方っ。失礼ですけどUGNの方であってますよね?」
家城桂衣:「とにかく医務室へ!それから……怪しい人が居たらすぐに教えて!」
長門 熊埜:「もちのろん、UGNのコードネームは“気分掃海”です」
長門 熊埜:「了解しました、家城さん」
園原ともえ:「……は、い」こちらは明らかに緊急事態に慣れていないものの、かろうじて返事し。
家城桂衣:「悪いけど、あなたも一緒に来てもらう」
家城桂衣:「その方が安全だと思う。それでいい?」
園原ともえ:「湧希さん……と、とりあえず私に掴まってください」
春哉彼方:「気分爽快? 晴れやかな感じですね。アタシもイリーガル登録はしてます。お時間あったら『リベレーター』で検索しといてください」>長門
春哉彼方:「はい、是非もなくっ。あ、でもみんなは大丈夫かな……」>家城
川端湧希:「うん……」息も絶え絶えと言った形でなんとか掴まる。
園原ともえ:「んっと……よし」彼女を支える様にゆっくり立ち上がり。
家城桂衣:「まったく……とんだ延長線ね」
家城桂衣:「早く解決しちゃいましょう。彼女も心配だ」
園原ともえ:「は、はい!」
長門 熊埜:「残業代は、本人から取り立てるとしますか」
長門 熊埜:「ではよろしくお願いします、ミスリベレーター」
春哉彼方:「こちらこそっ」


GM:シーン終了。ロイス取得が可能です
長門 熊埜:リベレーターに 〇庇護/不安
春哉彼方:気分掃海に 〇信頼/不安
園原ともえ:川端湧希/○恩義/不安 で取得します。他は保留で以上。
長門 熊埜:ともえちゃんに 〇好意/口からの下り訂正したっけ で以上。
春哉彼方:こちらも以上でー
system:[ 春哉彼方 ] ロイス : 2 → 3
system:[ 長門 熊埜 ] 残ロイス : 2 → 4


【ミドルフェイズ1】

GM:登場する方はどうぞ
園原ともえ:45+1d10 DoubleCross : (45+1D10) > 45+10[10] > 55
春哉彼方:52+1d10 DoubleCross : (52+1D10) > 52+1[1] > 53
system:[ 春哉彼方 ] 侵蝕 : 52 → 53
GM:ミドルはリサーチフェイズとなります。
使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:ウェブ>、<知識:レネゲイド>
目標値 :9
最大達成値:30
プライズ:0/7
シーン数:1/5
GM:こんな感じです
GM:調査を進めて解決してね~
春哉彼方:調査するぞー
GM:GOGO!
春哉彼方:情報ウェブで判定します。ダイス2個技能1、エフェクトとかその辺は無しの素振り。
春哉彼方:2dx+1 DoubleCross : (2DX10+1) > 2[2,2]+1 > 3
春哉彼方:……
園原ともえ:わ、私も振ります!情報:UGN!
園原ともえ:3dx+2 DoubleCross : (3DX10+2) > 5[3,4,5]+2 > 7
園原ともえ:……
GM:ヤバそう
春哉彼方:アタシたちは情報弱者……


GM:【船内 医務室】
GM:《ワーディング》は継続している。
GM:だがその発信源も、あるいは彼女を撃った者の位置も判然としない。
川端湧希:彼女は医務室に寝かされている。
川端湧希:いかなオーヴァードといえ、これほどの負傷では回復には時間がかかるだろう。
GM:医療スタッフも居ない。みんな気絶しているからだ。
GM:家城、長門の2人は、外に警戒に出ている。
GM:部屋の中にいるのは、あなたたち2人だけだ。
園原ともえ:「…………」横たわっている彼女を、不安そうな顔で眺めている。
園原ともえ:UGNチルドレンとして任務に参加するに当たり、一通りの基本は教わった。
園原ともえ:しかし、頼りにする人物が敵に撃たれ、重傷で倒れたことによる精神の動揺は、冷静な思考能力を奪うのに十分すぎた。
園原ともえ:新人の自分に、一体何ができるのだろうか。答えの出せない疑問で思考が支配されていく。
春哉彼方:「……」 けがをしている女性と、それを不安げに見つめる少女の二人の間で、視線をさまよわせる。
園原ともえ:「……あ」その視線に気づく。先ほど、アイドルとしてライブに出演していた女性。
春哉彼方:「……あ」 目があった。反射的にぺこり、と会釈する。
園原ともえ:「ど、どうも……ええっと、春哉さん、ですっけ」こちらも会釈。
春哉彼方:「はいっ。ハニーコメットの春哉彼方、みんなはカナって呼んでます♪」
思わずアイドルモードで返答し、
「……って、すいません。まだノリを戻しきれてなくて」

園原ともえ:「いえ……あ、さっきのライブ!すごく良かったです!!」
園原ともえ:「……ええっと、貴女はUGNの人では、ないんですよね……?」
春哉彼方:「ありがとうございますっ☆」
一瞬笑顔になった後
「んーと、説明が難しいんですけど……まあ、UGNのお姉さんになら教えても大丈夫か」

春哉彼方:「昔なんだかんだあってUGNに保護してもらったんですけど、完全にUGNの人として働く感じではなくて」
園原ともえ:「……なるほど、イリーガルというやつ、ですか」←削除
春哉彼方:「生活の世話役の人とかアイドルのプロデューサーさんとかはUGNとの掛け持ちみたいですけど、アタシは正式には籍を置いてない感じですね」
春哉彼方:「えーと、なんかありましたよね、こういうポジションの人の専門用語」
園原ともえ:「あー……UGNイリーガル、ってやつでしょうか」
春哉彼方:「そうそれ。……そういえば、ちゃんと聞けてなかったですけど」
春哉彼方:「お姉さんは、正式なUGNの人なんですか?」
園原ともえ:「あ、はい。私はUGNチルドレンです。まだ数カ月くらいの新人、ですけど……」
春哉彼方:「なるほどー」
春哉彼方:「……」 しまった、話題が袋小路に入ってしまった。
園原ともえ:「……だから、あんまりこういう事態に、慣れてなくて」
春哉彼方:「……なるほど」
こくこく、と数度頷いて
「落ち込んじゃってます? ええと、この人がケガしちゃったの」

園原ともえ:「あんまり正規人員っぽく、出来そうにない、かも……」
園原ともえ:「…………はい」傍らの湧希さんを、ちらりと眺めて。
園原ともえ:「私、元々はFHに誘拐されて、その後色々事件があったんですが」
園原ともえ:「その時に、湧希さんのチームに助けて貰ったんです」
園原ともえ:「……だから、今回一緒に任務することになって」
園原ともえ:「助けてくれた時の恩返しをしたいと思ってたん、ですが……」
園原ともえ:「……分からない、んです」
春哉彼方:「分からない?」
園原ともえ:「今、何を、すればいいのか」
園原ともえ:「なるべく早く事件を解決して、湧希さんを病院に連れて行かないといけないのに」
園原ともえ:「敵も分からなければ、どうやって探せばいいのかも、もっと他にやるべきことがあるのかも、分からない」
春哉彼方:「あー……」 なるほど
春哉彼方:「だいぶ覚えのある感覚ですね、それ」
園原ともえ:「……?」涙目になりそうなところに。きょとんとした表情で。
春哉彼方:「アタシも実は、元々FHで実験体やらされてて、そこをUGNの人に助けてもらったんですけど」
春哉彼方:「アタシを助け終わったとき、その人も割と大けがしてまして」
春哉彼方:「何年か経ちますけど、いまだに起きてこなくって……いやまあそれはともかく」
春哉彼方:「その時の、助けてもらった直後のアタシの感じにそっくりです、お姉さんの……なんていうのかな、曖昧模糊な感じ、というか」
園原ともえ:「…………」上手く飲み込めないといった、表情。朗らかさの象徴でもあるアイドルの彼女から、そんな話が出てくると思ってなかったから。
園原ともえ:「……じゃあ」
園原ともえ:「今はそういう、曖昧模糊な感じじゃ、ないんですか?」
春哉彼方:「そうですね。今は……完全に明瞭、とは言わないですけど、大分クッキリしてます」
園原ともえ:「……それは?」
春哉彼方:「最初はアイツが……あ、助けてくれたUGNの人が教えてくれて」
春哉彼方:「その後、他のUGNの人……世話係の人とか、プロデューサー兼務の人とかとお話しして」
春哉彼方:「最近は『ハニーコメット』のみんな……アナ、サヤ、タキと話して、やっと分かったんです」
春哉彼方:「さっき聞いてくれましたよね、Seize the Day。これ、日本語に訳すとざっくり二つ意味があるんですよ」
春哉彼方:「一つは直訳、『日々を掴む』」

「もう一つは意訳で……『今を生きる』」

園原ともえ:「『日々を掴む』、で、『今を生きる』……」
春哉彼方:「結局、目の前の事を全力でやってくしかないんだって。明日があるとしたらその先だってこと、です」
春哉彼方:「偉そうですけど……お姉さんの参考になれば」
園原ともえ:「……ありがとう、ございます」ぺこり、とお礼
園原ともえ:目の前のことを全力でやる。それはきっと、今の私に必要なことだ。
春哉彼方:「こちらこそ……あっ」 ぽん、と手を叩いて
「ご、ごめんなさい、大事なこと忘れてた」

春哉彼方:「……お名前をお伺いしても、ヨロシイデショウカ」
園原ともえ:「…………あ」
園原ともえ:「ごめんなさい。ともえ、です。園原ともえ」
春哉彼方:「あ、ありがとうございます、ともえさん」 ぺこぺこ
園原ともえ:……アイドルって、すごい。話してるだけで元気が湧いてくる、気がする。
園原ともえ:彼女の言葉を受け入れるにつれ、少しずつ思考が落ち着き、考えに集中できるようになっていくのを感じた。
園原ともえ:今、私の目の前にあって、全力でやるべきことが、何なのかを──────


GM:シーン終了。調達及びロイス取得が可能です
園原ともえ:春哉彼方/○敬服/アイドルってすごい で取得します。
園原ともえ:UGNボディアーマー 目標値12
園原ともえ:3dx+1>=12 DoubleCross : (3DX10+1>=12) > 6[2,2,6]+1 > 7 > 失敗
園原ともえ:残念。以上
春哉彼方:園原ともえ/〇連帯感/不安 でロイス取得
春哉彼方:購入はショットガンを狙います。目標値11
春哉彼方:2dx+4>=11 DoubleCross : (2DX10+4>=11) > 3[2,3]+4 > 7 > 失敗
春哉彼方:ダイス君……? 以上で。
園原ともえ:バディムーヴ使用、達成値+3
春哉彼方:お
園原ともえ:財産点1点あれば
春哉彼方:ならそれに財産点1足します。成功!
園原ともえ:うぇい!!
system:[ 春哉彼方 ] ロイス : 3 → 4
system:[ 春哉彼方 ] 財産 : 1 → 0


【ミドルフェイズ2】

GM:登場は自由です
長門 熊埜:43+1d10 DoubleCross : (43+1D10) > 43+1[1] > 44
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 43 → 44
春哉彼方:53+1d10 DoubleCross : (53+1D10) > 53+5[5] > 58
園原ともえ:55+1d10 DoubleCross : (55+1D10) > 55+2[2] > 57
system:[ 春哉彼方 ] 侵蝕 : 53 → 58
system:[ 園原ともえ ] 侵蝕率 : 55 → 57
使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:ウェブ>、<知識:レネゲイド>
目標値 :9
最大達成値:30
プライズ:0/7
シーン数:2/5
GM:まず判定をお願いします~
長門 熊埜:オリジンサイバー起動、コネを使って情報噂話。
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 44 → 46
長門 熊埜:3dx+2 DoubleCross : (3DX10+2) > 6[3,3,6]+2 > 8
長門 熊埜:うーん
園原ともえ:一応バディム出来るけれども
GM:全員の判定見てからでもいいよ~
園原ともえ:ありがてぇ……
春哉彼方:やさしさ
春哉彼方:ちょっと本気を出します。
春哉彼方:情報:ウェブで判定。判定直前にグローイングアーマーの効果を使用。(判定直前に宣言し、達成値を+【感覚】。シナリオ3回)
春哉彼方:感覚は8あるので、固定値が合計9になります。
春哉彼方:後はダイスに……祈る!
春哉彼方:2dx+1+8 DoubleCross : (2DX10+9) > 7[6,7]+9 > 16
長門 熊埜:うおー
春哉彼方:絶妙にバディムで10の位がずれないライン。まあ仕方なし。
園原ともえ:一応こちらも振ります。情報:UGN
園原ともえ:3dx+2 DoubleCross : (3DX10+2) > 9[1,5,9]+2 > 11
GM:じゃあ2/7かな
GM:情報公開するね~
《ワーディング》の発生源は不明。それも単体ではなく、
複数人のワーディングが混じり合っていると考えられる。
また、川端湧希を攻撃した相手の存在も感知できていない。
監視カメラを見ても、怪しい人影の姿は確認されていない。
何か別アプローチでの探索が必要。
GM:情報は以上です。


GM:【客船 甲板】
GM:あなた達は外で周囲を警戒している。
GM:しかし、周りに怪しい姿は見当たらない。
長門 熊埜:「……ふむ」
園原ともえ:「……むむ」
春哉彼方:「……むむー」
長門 熊埜:「どうしたものでしょうか。外に居続けるのも不用心ですが、ここまで収穫がないと戻りにくいです」
春哉彼方:「影も形も見当たらないねー。あるのはワーディングばかりなり」
家城桂衣:「そもそも、オーヴァードの姿を確認できていない」
園原ともえ:「……《ワーディング》の気配はあるのに、それらしい人影はない」
園原ともえ:「歩いて見つからない所に隠れてるのでしょうか」
長門 熊埜:「海中かもしれません。それは海よりやってきた……!という」
家城桂衣:「まあ、海からやってきた例がないわけじゃない」
春哉彼方:「何それ怖い」
春哉彼方:「……でも、ワーディングなら出元ぐらいは普通分からないかな? なんか今回はこう……もやっとしてる」
長門 熊埜:「近日公開。デデンデンデデン……というのはともかく」
長門 熊埜:「複数箇所から出ているのかもしれません」
家城桂衣:「あら。どうしてそう思うの?」
長門 熊埜:「……すみません、思いついたアイデアをポンポン出してただけです」
長門 熊埜:「オモシロ言い訳は思いつきませんでした」
家城桂衣:「いや。実際、その可能性はあるかもかな」
長門 熊埜:「褒められた」
園原ともえ:「複数人が同時に《ワーディング》を引き起こして、方向性や偏りを無くしてこちらに居所を掴めないようにさせてる……?」
春哉彼方:「ええ……何それ」 うえーって顔 「言われてみれば理屈は分かるけど、そんなのいちいち試して実践してくるような連中が相手なの?」
園原ともえ:「……組織的と言うか、計画的な、何かなのかな」
長門 熊埜:「金はかかりますが、人工ワーティング装置なんてのもあります」
園原ともえ:「そ、そんなものがあるんですね……」
家城桂衣:「そこまでするものが、ここにある?」
園原ともえ:「……元々の任務で言えば」
長門 熊埜:「遺産ですね」
春哉彼方:「え、何それ初耳」
園原ともえ:「私達四人は、密かに輸送されていた遺産の回収任務でこの船に乗ってたんです」
長門 熊埜:「言ってませんでしたからねえ。仲間外れで申し訳ない」
家城桂衣:「そうでなければ、オーヴァード4人もの任務にはならないからね」
園原ともえ:「じゃ、じゃあ湧希さんがいの一番に狙われたのは」
春哉彼方:「まあそれはそうだけど……うう、ここの仕事ギャラいいってプロデューサー言ってたけど、そのせいだったのかな」
園原ともえ:「遺産を持ってたのが湧希さんだったから、なのかな……」
家城桂衣:「その可能性は高いかな……」
園原ともえ:「……アレ?今、遺産ってどこに」
家城桂衣:「私が持ってる。彼女の近くには置いておけないでしょう」
園原ともえ:「……良かった」ほっと胸をなで下ろす。
長門 熊埜:「さすが家城さん。よっ、日本一」
園原ともえ:「あ、でも、そしたら今度は家城さんが危険に」
長門 熊埜:「私が守りますので問題ありません」
家城桂衣:「じゃあ、どうすればいいと思う?」
家城桂衣:「頼もしい」苦笑して。
園原ともえ:「…………」
春哉彼方:「結局、遺産が手元にある限りは危険は付きまとう訳だしねぇ。いや、だから捨てようとかは言わないけど」
園原ともえ:「私も、頑張ります、から」
春哉彼方:「(対抗してる!?)」
長門 熊埜:「……ではそろそろ、戻りましょうか」
長門 熊埜:「別アプローチを考えた方がいい時間帯です」
園原ともえ:「そうですね……湧希さんの状態も、気になるし」
家城桂衣:「ええ。ずっと離していたくもない」
春哉彼方:「……」 ちら、と視線を先ほどの特設ステージの方に。
GM:非オーヴァードはあらかた避難させられて、ステージは空になっている。
長門 熊埜:「やはり心配ですか」
春哉彼方:「……そりゃまあ、ね。みんながこういうふうに巻き込まれるのは初めてだし」
長門 熊埜:「ですが、ここにはあなたがいますし、私もいますし、園原さんもいますし」
長門 熊埜:「それに家城さんもいます。手を抜かなければ、よっぽどのことはないでしょう」
園原ともえ:「…………」その頼もしい台詞に、自分の名前があることに、少しだけ申しわけなさを感じて。
長門 熊埜:「……まあ川端さんのやられ方が分からない以上、安心はできませんが。それもきっと突き止められるはずです」
園原ともえ:頭をぶんぶん振る。弱気になりかけた心を振り払うように。
春哉彼方:「……そうだね。みんながいる」 こくり、と頷く。 「よっぽどの事なんて起こさせないんだから」
園原ともえ:「……はい、きっと無事に、解決しましょう!!」力強く、自身を鼓舞するかのように。


GM:ロイス・購入が可能です。
園原ともえ:長門熊埜/○連帯感/対抗心 で取得します
長門 熊埜:ロイス保留。購入は……自動巡回ソフト!
園原ともえ:UGNボディアーマー 目標値12
園原ともえ:3dx+1>=12 DoubleCross : (3DX10+1>=12) > 4[1,3,4]+1 > 5 > 失敗
園原ともえ:失敗。以上
長門 熊埜:1dx+2 オリジンプラント起動 DoubleCross : (1DX10+2) > 9[9]+2 > 11
長門 熊埜:購入!
春哉彼方:ロイス保留。購入はなしでいいかな。
長門 熊埜:以上!


【ミドルフェイズ3】

使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:ウェブ>、<知識:レネゲイド>
目標値 :9
最大達成値:30
プライズ:2/7
シーン数:3/5
長門 熊埜:1d10+46 DoubleCross : (1D10+46) > 3[3]+46 > 49
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 46 → 49
春哉彼方:1d10+58 DoubleCross : (1D10+58) > 10[10]+58 > 68
園原ともえ:57+1d10 DoubleCross : (57+1D10) > 57+7[7] > 64
system:[ 園原ともえ ] 侵蝕率 : 57 → 64
system:[ 春哉彼方 ] 侵蝕 : 58 → 68
園原ともえ:<情報:UGN>で判定
園原ともえ:4dx+2 DoubleCross : (4DX10+2) > 4[1,2,4,4]+2 > 6
長門 熊埜:情報噂話。コネと自動巡回ソフト、オリジンサイバーも使用。
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 49 → 51
長門 熊埜:4dx+2 DoubleCross : (4DX10+2) > 9[5,7,9,9]+2 > 11
春哉彼方:情報ウェブ。グローイングアーマー効果使用で達成値+8しつつ
春哉彼方:3dx+1+8 DoubleCross : (3DX10+9) > 10[1,9,10]+4[4]+9 > 23
園原ともえ:お見事!
長門 熊埜:えぐい回った
春哉彼方:やったー
GM:すごーい!
GM:では5/7まで行きました!
GM:では、次の情報。
ワーディングの正体が判明した。
複数人のワーディングの正体は、あなた達自体のワーディング。
それがわずかながら強制励起させられ、
重ね合わせにより通常のワーディングの強度をもたらしていた。
それを励起しているのが、回収した遺産であると思しい。
遺産の名は、“肆号淡島”。
その実態はまだ謎に包まれているが、危険度を上方修正せねばならないだろう。
GM:情報は以上です。


GM:あなた達が探索を続けていると、再び。
GM:《ワーディング》の反応がある。
GM:先ほどと同じ――だが、わずかに薄れているような。
長門 熊埜:「……これは、遠ざかってしまったんでしょうか」
園原ともえ:「……また、《ワーディング》」オーヴァード特有のひりつく感覚に未だ慣れず。
園原ともえ:「でも、確かに、ちょっと弱くなってるような」
家城桂衣:「とはいえ、油断はできないかな――」
GM:瞬間。
GM:再び爆音。
園原ともえ:「……!!」耳をつんざく轟音に、先ほどの惨状を想起。
長門 熊埜:「――無事ですか!」
園原ともえ:「家城さん!」現在の遺産の持ち主に視線を向ける。
家城桂衣:「ぐっ……!」肩口を抑えて蹲っている。
春哉彼方:「……っ! だ、大丈夫ですかっ!?」
長門 熊埜:「……あー、沈めるわけにもいかないのが厄介ですね」
園原ともえ:「っ…………」彼女が撃たれたことを確認し、今度はすぐに周囲を一通り見回す。
長門 熊埜:「遺産ぶっ壊したら解決しませんかね」
GM:周囲に敵の姿はない。
長門 熊埜:言いながら、すでに砲台を抜き放っている。
家城桂衣:「ダメよ。破壊がトリガーになる可能性もある……」
家城桂衣:「然るべき機関に、預けないと……」
園原ともえ:「……く」敵を見つけられない。儘ならぬ歯がゆさを感じて顔を歪める。
家城桂衣:「ぐっ……」
長門 熊埜:「……失礼、はやりすぎました」
園原ともえ:「……遺産を狙われているのか、あるいはそのものが原因である可能性を鑑みても」
園原ともえ:「そのままN市には、不用意に持ち込めない」
春哉彼方:「何とかここで、元を絶たなきゃいけないってことね」
家城桂衣:「……少なくとも」
家城桂衣:「“敵”を明らかにしましょう」
長門 熊埜:「人類の守護者とは、やはりままならないものです」
長門 熊埜:「ええ。それが一番です」
園原ともえ:「…………はい」
春哉彼方:「そだね。敵……うーん、ワーディングは相変わらずどっから出てるんだか分からないぼんやりした感じ……?」 首を傾げる。
長門 熊埜:「……この遺産は、“肆号淡島”というのですが」
長門 熊埜:「これの効果を探るところから始めたほうがいいのかもしれません。我々はアルキメデス、知っているのは無ばかり」
園原ともえ:「と言っても……あれ、何かよく分からない穴ぼこだったしなぁ」回収時にチラ見した遺産の外見を思い浮かべながら
春哉彼方:「そんなんだったのね……あれ?」 再び首を傾げ
春哉彼方:「なんか、ワーディングまた薄くなってない?」
園原ともえ:「………………」
園原ともえ:「ホントだ」
長門 熊埜:「発信源が減ったり……?」
春哉彼方:「……しかもなんか……あれ、ちょっとまってこれ……」 なんかぶつぶつ言いだし
春哉彼方:「……ちょっとごめんね、皆、一瞬動かないでもらっていいかな。10秒ぐらいでいいから」
園原ともえ:「はい……?」意味は理解できないものの、従って静止。
長門 熊埜:「了解です」天地魔闘の構えで静止。
園原ともえ:何だろうあの構え……という顔で見ている。
春哉彼方:「何を跳ね返す気なの」 突っ込みつつ 「……プログラムドライブ、システム『MPv1.37』、モード『アナライズ』」
園原ともえ:えっ、何か呪文みたいでかっこいい!という表情で眺めている。
合成音:「アナライズ承認。周辺レネゲイドの解析を開始します。終了までカウント10」
春哉彼方:10秒後 「…………まじかー」 頭を抱えるアイドル。
園原ともえ:「な、何か分かったんですか!?」
春哉彼方:「うん。今この辺りのワーディングの簡易解析をしてみたら、ざっくり3種類の因子が混じってるみたいなんだけど」
春哉彼方:「……二つは分かんないんだけど、一つは既知のワーディングデータとの合致率がほぼ100%」
春哉彼方:「……つまり、あたしのワーディングだって事なんだけど」
長門 熊埜:「……言い残すことは?」
園原ともえ:「……!そんな、まさか」
春哉彼方:「いや待って違う違うそうじゃないってば」 ぶんぶんぶん
長門 熊埜:「冗談です。となると残り二つは……ふむ」
園原ともえ:「(あ、冗談だったんだ!)」両手の指を工具に置き換えようとして、慌てて止める。
長門 熊埜:「……ちょっとさっきのカッコいい解析、もう一回お願いできますか?」
長門 熊埜:そう言うと、≪ワーティング≫を使用。
春哉彼方:「あれ結構負荷かかるんだけど……オッケー、やってみる」 こくりと頷き 「プログラムドライブ、システム『MPv1.37』、モード『アナライズ』」
春哉彼方:再び合成音声が響き、10秒後
春哉彼方:「……うん、多分気分爽快さんの予想通り」
春哉彼方:「ワーディング強度が上昇。ただし『混入因子は3つのまま』」
長門 熊埜:「……私のも、入っているということですか」
長門 熊埜:「うーんこれは……なんというか申し訳ないな。腹を切ります」
春哉彼方:「落ち着いてー、殿中でござる」
園原ともえ:「…………??」いまいち飲み込めていない顔
長門 熊埜:「たぶん、私たちのワーティングが勝手に動いています」
園原ともえ:「えっ」
園原ともえ:「…………あー」理解。
長門 熊埜:「ここまでの装置はなかなか思い至らないので、これがこの遺産の効果なんじゃないかな、と」
園原ともえ:「なるほど、見つからなかったのは発信源が自身だったからって、ことか……」
園原ともえ:「……何のために?」
春哉彼方:「分かんないけど……考えられるパターンは大体2つだよね」
春哉彼方:「遺産を誰かが操作してこの結果がうまれたのか、それとも」
春哉彼方:「……遺産が勝手に動いたのか」
園原ともえ:「少しずつ、真相に近づいている気はしますが」
長門 熊埜:「遺産は気まぐれですからねえ。みんなの寝顔を見たくなったのかも」
長門 熊埜:「……ともあれ、この子を止めればいいというのは大きな収穫です」
園原ともえ:「はい、その遺産、思ってる以上にやばそうな、何かなのかも」
園原ともえ:再度、気を引き締める。既に二人もやられているのだ、早急に何とかしなければ。
長門 熊埜:「警戒レベルをグウウ――ンと上げて……では、解析に入りましょうか」
春哉彼方:「だね。……よし、後もうひと踏ん張り」


GM:ロイス・購入が可能です。
園原ともえ:“肆号淡島”/なんか穴がいっぱい空いてるやつ/○危険 で取得します。これでMAX
長門 熊埜:ロイス保留。ボディアーマー買います
長門 熊埜:1dx+2 オリジンサイバー DoubleCross : (1DX10+2) > 10[10]+8[8]+2 > 20
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 51 → 53
長門 熊埜:買えてしまった……装備。
園原ともえ:UGNボディアーマー 目標値12
園原ともえ:4dx+1>=12 DoubleCross : (4DX10+1>=12) > 6[2,2,3,6]+1 > 7 > 失敗
GM:サイバーはシーン継続だから
GM:再使用しなくてもいいよ~
園原ともえ:うぐむむむ……以上。
長門 熊埜:あ!そうでした
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 53 → 51
春哉彼方:肆号淡島/有為/嫌悪〇 で取得。買い物は……ボディアーマーチャレンジしよう。当たったらともえさんにあげます。
春哉彼方:3dx+4 DoubleCross : (3DX10+4) > 4[3,4,4]+4 > 8
園原ともえ:バディムしても1足りない
春哉彼方:小銭もないですね。残念。


【ミドルフェイズ4】

使用技能:<情報:UGN>、<情報:噂話>、<情報:ウェブ>、<知識:レネゲイド>
目標値 :9
最大達成値:30
プライズ:5/7
シーン数:4/5
長門 熊埜:51+1d10 DoubleCross : (51+1D10) > 51+5[5] > 56
園原ともえ:64+1d10 DoubleCross : (64+1D10) > 64+5[5] > 69
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 51 → 56
system:[ 園原ともえ ] 侵蝕率 : 64 → 69
春哉彼方:1d10+68 DoubleCross : (1D10+68) > 5[5]+68 > 73
system:[ 春哉彼方 ] 侵蝕 : 68 → 73
園原ともえ:情報:UGNで判定
園原ともえ:4dx+2 DoubleCross : (4DX10+2) > 10[2,4,8,10]+2[2]+2 > 14
長門 熊埜:オリジンサイバー起動。自動巡回ソフトとコネで情報噂話
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 56 → 58
長門 熊埜:4dx+2 DoubleCross : (4DX10+2) > 7[1,2,7,7]+2 > 9
春哉彼方:情報ウェブで判定。今回はアーマーは未使用。
春哉彼方:3dx+1 DoubleCross : (3DX10+1) > 5[3,3,5]+1 > 6
GM:では7/7!完了しました
春哉彼方:やったー
園原ともえ:やった!!
長門 熊埜:iei
GM:情報開示しますね~
“肆号淡島”の効果は、《ワーディング》の励起だけではない。
それはあくまで、第一段階。
狙いをつけるためのものであり、その本質は、
感知した対象への攻撃。
それを繰り返す危険な遺産。機能を停止させなければ、無差別に破壊をもたらすと考えられる。
果たして、それを今手にしているのは。
GM:choice[1,2,3] DoubleCross : (CHOICE[1,2,3]) > 2
GM:では、長門さんに。
GM:達成値30の攻撃が発生します。
GM:リアクションをどうぞ。
長門 熊埜:うーんやけくそ回避!
長門 熊埜:3dx DoubleCross : (3DX10) > 10[7,10,10]+9[5,9] > 19
長門 熊埜:失敗!
GM:では、ダメージ。
GM:6d10 DoubleCross : (6D10) > 48[10,5,10,10,8,5] > 48
長門 熊埜:装甲値8で
長門 熊埜:うーん無理!リザレクト!
長門 熊埜:1d10 DoubleCross : (1D10) > 10
system:[ 長門 熊埜 ] HP : 27 → 10
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 58 → 68


GM:再びのワーディング。瞬間。
GM:君は気づく。家城桂衣より受け取り、手に持った遺産。
GM:”それ自体”が発信源。虚空から砲撃のような勢いで、
GM:君の身体へと衝撃が叩きつけられる。
長門 熊埜:「……キエエエエエッ!」気合をこめて即座に回避を試みる、が
長門 熊埜:「へぶ」失敗。
春哉彼方:「き、気分爽快さーんっ!?」
園原ともえ:「熊埜さんっ……!!」
長門 熊埜:「大声を出すとリミッターが解除されると聞きましたが、やはり難しいですね」
長門 熊埜:とはいえ、リザレクトで何とかなる怪我だ。立ち上がる。
春哉彼方:「お、思わずギャグっぽく処理しかけちゃったけど……結構エグイ感じの怪我だけど大丈夫?」
長門 熊埜:「コードネームしか言ってなかったの忘れてましたね。ながと・ゆやです」
長門 熊埜:「ギリギリですが、何とかなりました。それに収穫も大きい」
園原ともえ:「無事そうなら、良かったですが……収穫?」
春哉彼方:「ゆやさんね」 心に刻み込んだ! 「収穫って?」
長門 熊埜:「やっぱり攻撃の元、この子です」
長門 熊埜:「この子が空間に作用して、どこからともなく攻撃! みたいな風に感じました」遺産を掲げる。
園原ともえ:「!!……遺産が、元凶」
春哉彼方:「自立して動くタイプのやつかー……なんつーはた迷惑な」
長門 熊埜:「ワーティングを動かすことで、周囲の状況を感知してたようです」
園原ともえ:「外部の敵を警戒しなくてもよくなったのはいいけど」
園原ともえ:「そしたら……これ、何とかしないと」
春哉彼方:「うん……えーと」
春哉彼方:「壊す以外に何とかする方法を思いつく人ー」
園原ともえ:「…………」
長門 熊埜:「海に捨てる」
園原ともえ:「拾われたら大変なことに……」
春哉彼方:「火山噴火に乗せて宇宙に捨てる……?」 最近見たとあるフィクション作品が混じってる
長門 熊埜:「ですよねえ。まあこれの遺産継承者なんて不運ってもんじゃありませんし」
長門 熊埜:「それは壊れなかったときの最終手段ということで」
園原ともえ:「そうですね、元の任務は回収だった、けど」
園原ともえ:「最早、やむを得ない範疇まで来てると思う……!」
春哉彼方:「これ持って帰っても正直何の得もないよね……少なくともUGNには」
長門 熊埜:「では、破壊の時間ですね」ガション、と砲を構える。
園原ともえ:警戒の意味を込めて、両手を工具にすると同時に。
園原ともえ:履いていた靴を脱いで、素足の状態に。
春哉彼方:「さーて、それじゃアタシも……偽装解放(マスカレード・リベレート)!」 言葉と共に、衣服の偽装が解除。アイドル衣装がSFじみた全身アーマーへと変貌する!


GM:シーン終了。
GM:最後の購入タイム!ロイスも取れます
園原ともえ:最後はちょっとだけ冒険して強化素材 目標値15
園原ともえ:4dx+1>=15 DoubleCross : (4DX10+1>=15) > 9[3,7,7,9]+1 > 10 > 失敗
長門 熊埜:”肆号淡島”に 執着/〇壊す で。購入はボディアーマー狙って誰かにあげよ
園原ともえ:今までよりはましだったけど……以上。
長門 熊埜:2dx+2 DoubleCross : (2DX10+2) > 7[2,7]+2 > 9
園原ともえ:バディム。達成値+3
長門 熊埜:ありがとうございます……成功!!
長門 熊埜:お礼にともえさんにあげちゃお 持ってないよね?
園原ともえ:わぁい頂きます!!即装備、装甲値+8に
春哉彼方:ロイスは……どうしよう、相手が思いつかないので1枠空けておくか。
春哉彼方:購入は照準器チャレンジ
春哉彼方:3dx+4 DoubleCross : (3DX10+4) > 7[1,5,7]+4 > 11
春哉彼方:だめでしたー
春哉彼方:以上!


【クライマックス】

GM:全員登場です。
長門 熊埜:1d10+68 DoubleCross : (1D10+68) > 1[1]+68 > 69
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 68 → 69
春哉彼方:1d10+73 DoubleCross : (1D10+73) > 2[2]+73 > 75
園原ともえ:69+1d10 DoubleCross : (69+1D10) > 69+7[7] > 76
system:[ 春哉彼方 ] 侵蝕 : 73 → 75
system:[ 園原ともえ ] 侵蝕率 : 69 → 76
GM:君達がそれを破壊しようとした瞬間。
GM:強烈な《ワーディング》が放たれる。
GM:それは君達のもの――
GM:だけではない。
GM:更に薄く多く。何人のものともわからない。
GM:それを内包していた。
長門 熊埜:「全く、ろくでもない遺産ですね……! これ私たち以外のどっから持ってきたんでしょう」
園原ともえ:「……きっとあれです、FHセルかジャームどっちかの仕業です!!」ジャームは解釈違いで、FHセルは悪。恩遺産さんが言っていたので間違いない。
春哉彼方:「いや、多分それより前からあると思うよこれ!? 正直あんまり考えたくないんだけど!」
園原ともえ:遺産から放たれる圧に気押されつつも、何とか堪えながら戦闘の構えを取る。
長門 熊埜:「ですが、どの道することは変わらない。行きましょうか」
園原ともえ:きゅるり、と懐より剛性ワイヤーを取り出し両手の工具に引っ掛ける。
園原ともえ:「はい、いきましょう!!」腕を外に軽く振り、ワイヤーをふわり、周囲に舞い拡げながら。
春哉彼方:「おっけー、始めよっか!」
GM:戦闘開始です。
GM:そのワーディングが、あなた達の体内をかき混ぜるように大きく揺さぶる。
GM:衝動判定。難易度9。
長門 熊埜:3dx+1 DoubleCross : (3DX10+1) > 9[8,8,9]+1 > 10
園原ともえ:1dx>=9 DoubleCross : (1DX10>=9) > 6[6] > 6 > 失敗
長門 熊埜:2d10+69 DoubleCross : (2D10+69) > 12[6,6]+69 > 81
園原ともえ:暴走!
園原ともえ:76+2d10 DoubleCross : (76+2D10) > 76+4[3,1] > 80
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 69 → 81
system:[ 園原ともえ ] 侵蝕率 : 76 → 80
春哉彼方:2dx+2 DoubleCross : (2DX10+2) > 8[2,8]+2 > 10
春哉彼方:2d10+75 DoubleCross : (2D10+75) > 8[4,4]+75 > 83
system:[ 春哉彼方 ] 侵蝕 : 75 → 83
GM:配置はこう
肆号淡島[-]

1m

春哉[15] 長門[9] 園原[5]
GM:肆号淡島には行動値がありません。
GM:代わりに、各ラウンドのセットアップ終了後、固定で行動し
GM:決められた固定値の攻撃を行います。
GM:固定値30、威力6d10の攻撃を全員へ。
GM:ガードや装甲は適用可能です。
GM:セットアップから開始します。
園原ともえ:なし!
長門 熊埜:なし!
肆号淡島:《レネゲイドキラー》。
春哉彼方:(一瞬考え中)
春哉彼方:げぇー!?
肆号淡島:エフェクトを使用する度に、HPを10点失います。
園原ともえ:なんてもの積んでやがる
長門 熊埜:カス
春哉彼方:えーと、セットアップ直前のタイミングでウェポンケースを機動
春哉彼方:ラピッドファイアをオートアクションで装備。
春哉彼方:で、セットアップで《ソードマスター》を起動。対象自身、ラピッドファイアを選択します。
春哉彼方:ラウンド間、これを使用した攻撃の達成値+12
system:[ 春哉彼方 ] 侵蝕 : 83 → 86
春哉彼方:以上! ちなみにこれはレネゲイドキラー引っかかります?
肆号淡島:そうですね、行動値設定してないけど
GM:便宜上は最速ってことにしましょうか
春哉彼方:了解です。では10点。痛い!
system:[ 春哉彼方 ] HP : 25 → 15
肆号淡島:肆号淡島の手番。全員に達成値30の攻撃が発生。
肆号淡島:リアクションをどうぞ。
園原ともえ:リア不!!かかってこい!!
春哉彼方:オートアクションでウェポンケース起動。ガードシールドを装備し、枠が埋まったのでラピッドファイアの装備を解除。
春哉彼方:その上でガードを宣言して、ガードシールドの効果を使用!
春哉彼方:ガード値を+5して最終ガード値11で受けます。
長門 熊埜:5dx 回避――!! DoubleCross : (5DX10) > 9[3,3,6,7,9] > 9
長門 熊埜:mutya 受けます!
春哉彼方:えー、ルール関係の何らかの発覚により、ガードシールド関係の動きは無かったことになりました。
春哉彼方:装甲だけで受けたらぁ! それでも20点あるぞ!
GM:ダメージ!
肆号淡島:6d10 DoubleCross : (6D10) > 23[2,2,10,3,3,3] > 23
GM:ひく……
長門 熊埜:1d10 死リザ DoubleCross : (1D10) > 8
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 81 → 89
system:[ 長門 熊埜 ] HP : 10 → 8
春哉彼方:3点ダメージ。生存!
園原ともえ:装甲値で8点減って、15点ダメージ。残12。
system:[ 春哉彼方 ] HP : 15 → 12
system:[ 園原ともえ ] HP : 27 → 12
肆号淡島:《リザレクト》の使用に対して
肆号淡島:《レネゲイドキラー》の効果が発生。
肆号淡島:HPを10点失わせます。
長門 熊埜:は!?
長門 熊埜:1d10 えー……死ぬのでもう一回リザ DoubleCross : (1D10) > 6
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 89 → 93
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 93 → 95
GM:えっと……
長門 熊埜:でこのリザレクトでまた死ぬのか
GM:そうですね、そのまま使い続けるとそうなるので
GM:リザレクトによらない復活手段があればあるいは……?
長門 熊埜:……ここでロイス切りにシフトいくか!
長門 熊埜:科学者のロイスを昇華。復活!
system:[ 長門 熊埜 ] HP : 8 → 13

肆号淡島:遺産の周辺の空間が歪み、
肆号淡島:砲撃が発生する。
肆号淡島:それはまるで艦砲射撃のような、強烈な。
肆号淡島:そして、着弾すれば、それは。
肆号淡島:毒だ。再生を――エフェクトの行使に反応して苛むもの。
長門 熊埜:「対艦戦闘を、生身でやらすとは。バラエティーでもこんな無茶はしませんよ……」
長門 熊埜:「……っと。これ復活もままならないですね」
園原ともえ:「……くっ!」被弾の直前、両手で剛性ワイヤーを操作し、自身を覆うかのように防御網を編む。
園原ともえ:凡そ人間に向けられるべきでない強烈な威力の弾丸を受け、炸裂し、毒が全身に浸蝕する。
園原ともえ:「────か、はっ」致命傷はギリギリ避けられたものの、全身を貫く痛みに嗚咽。
長門 熊埜:普通にリザレクトをして、内側からの痛みで死にかけた。
春哉彼方:「痛っだ……え、これエフェクトに反応するの!? だいぶやば、い……ね……」
長門 熊埜:「お気を付けを。ちょっとコツがいります」
園原ともえ:それと同時に、内心をとある感情が埋め尽くし、圧迫する。
園原ともえ:「……やっぱり、ダメです。絶対に、ここで壊す……!!」それは、人を傷つけるために在るモノへの、憤怒。

GM:春哉さんの手番。
春哉彼方:はい!
春哉彼方:マイナーなし、メジャーでラピッドファイアで射撃します。対象は肆号淡島。1mしか離れてないですが別エンゲージなので攻撃は問題なく可能です。
春哉彼方:エフェクトは無し。これは別にレネキ対策とかではなく元々こういう設計なのです。
春哉彼方:10dx+2+12 射撃ゴー! DoubleCross : (10DX10+14) > 10[1,2,4,4,8,8,8,9,10,10]+6[3,6]+14 > 30
GM:リアクションは《イベイジョン》15固定です
GM:ダメージを!
春哉彼方:4d10+9 装甲有効! DoubleCross : (4D10+9) > 27[7,7,3,10]+9 > 36
春哉彼方:36点どーん
GM:まだ生きてる!
GM:演出どうぞ!

春哉彼方:「エフェクトに反応するってんなら……使わなきゃいいんでしょ!」 先ほどの痛みをこらえながら、ライフル銃を構え腰だめにフルオートで射撃する!
春哉彼方:ただの射撃……それでも、相手が相応以上の硬度を持たない限り一定の戦果は得られる。そして、それこそがまさに今、彼女が求める物だ。
肆号淡島:その本体が削られゆくが、まだ、原型をとどめている。

GM:長門さんの手番に。
長門 熊埜:あいやー、ではマイナーで接敵。
長門 熊埜:で、《マルチウェポン》《零距離射撃》《バレットワルツ》《コンセントレイト》で射撃!
長門 熊埜:8dx8+7 DoubleCross : (8DX8+7) > 10[1,2,4,4,5,6,7,8]+10[8]+10[9]+10[8]+10[10]+6[6]+7 > 63
GM:高……!?
長門 熊埜:ダメージも行きます
GM:C8で出ていい数字じゃない
GM:OK!ダメージを!
長門 熊埜:7d10+42 DoubleCross : (7D10+42) > 36[7,4,3,4,7,4,7]+42 > 78
GM:ギャーッ
GM:ぎりぎり生きてるよ!
GM:あとエフェクト使ったから
GM:レネゲイドをキルされな!
長門 熊埜:レネゲイドキラー×4とレッドテンペストの反動でこっちも落ちます!
長門 熊埜:これ別別に判定あったりします……?
GM:えっと、まず即時にレネゲイドキラーの効果が発生
GM:で、メインプロセス終了時に侵蝕上昇&レッドテンペストのHPロス発生かな
長門 熊埜:OK! ではまずレネゲイドキラーで落ちます
長門 熊埜:川端さん 庇護/〇こんなん喰らってたのにあんま構えなくてごめん で所得、昇華で復活。
長門 熊埜:で、侵蝕上げて反動!
system:[ 長門 熊埜 ] 侵蝕率 : 95 → 105
長門 熊埜:1d10 DoubleCross : (1D10) > 5
system:[ 長門 熊埜 ] HP : 13 → 8
長門 熊埜:ハア……ハア……演出行きます!

長門 熊埜:「使わない、というのは非常に名案ですが」
長門 熊埜:「もう一つ方法はあります。……死んでも殴るのです」
長門 熊埜:言葉と同時に駆けだす。
長門 熊埜:「――亥號より」
長門 熊埜:左手で狙いを付け、砲撃。
長門 熊埜:「十干十二支、巡りて子號」
長門 熊埜:砲弾は無く、衝撃のみがその標的を襲う。
長門 熊埜:「口径六十、気分掃海」
長門 熊埜:射撃と同時に、毒物の痛みが来る。
長門 熊埜:「この緋の前では、如何なる城も」
長門 熊埜:崩れ落ちる身を反動に任せ、体を回し、
長門 熊埜:「ヨークシャーテリアと同じ物」
長門 熊埜:右手の砲塔の先端が、相手に触れると同時。
長門 熊埜:「――ハイ、ドカンと一発!!」
長門 熊埜:赤熱した砲弾が、遺産に打ち付ける。
肆号淡島:遺産が大きく損壊し、ボロボロになる。
肆号淡島:だが、その禍々しい雰囲気は、未だ解けず。
肆号淡島:空間の歪みは、君達に向いている――ような気がする。

GM:ともえちゃんの手番!
園原ともえ:はいさい!
園原ともえ:マイナーで《縮地》適用し、4m後退。
園原ともえ:浸蝕+1で、81に。その後《レネゲイドキラー》でHP-10、HPは2に。
system:[ 園原ともえ ] 侵蝕率 : 80 → 81
system:[ 園原ともえ ] HP : 12 → 2
園原ともえ:メジャー▼【器用なんです】《C:エグ》《貪欲なる拳》バックスタブ適用
園原ともえ:対象は仇遺産さん!!
GM:来な!
園原ともえ:7dx7+6 DoubleCross : (7DX7+6) > 10[3,6,8,9,9,10,10]+10[3,6,6,6,7]+10[9]+5[5]+6 > 41
GM:みんな高いんだよ……!命中!
園原ともえ:ではダメージダイス!!
園原ともえ:5d10+31 DoubleCross : (5D10+31) > 35[7,9,10,8,1]+31 > 66
園原ともえ:装甲有効、66点!!
GM:ゲエッ
肆号淡島:死ぬよ!
園原ともえ:浸蝕+5、86に。その後《レネゲイドキラー》がのべ2回誘発。
system:[ 園原ともえ ] 侵蝕率 : 81 → 86
園原ともえ:戦闘終了なら、こちらもそのまま!HP1で以上!
GM:復活もありません。戦闘終了です。
園原ともえ:わぁい!!
春哉彼方:やったー
長門 熊埜:ヨシ!
GM:演出どうぞ!

園原ともえ:────"シーウィード"園原ともえの挙動を見て、一言で端的に表すならば。
園原ともえ:『手先が器用なオーヴァード』。誰もがそう思うであろう。
園原ともえ:凡そエグザイル能力者の大半が備え得る《十徳指》の使い手でであれば。
園原ともえ:それを扱うだけの器用さは持ち合わせていて当然だ。
園原ともえ:彼女を誘拐したFHセルも、それ以上を突き止めることはしなかった。
園原ともえ:自身の能力を"当然"だとばかり思っていた、本人ですらも同じように。
園原ともえ
園原ともえ:「……いきます!!」
園原ともえ:靴を脱いで、素足を晒した理由。
園原ともえ:それは、足の指を工具にするのに邪魔だったから。
園原ともえ:ぎゃりぎゃりぎゃり、と地面を削る様な突き刺す騒音が響き渡る。
園原ともえ:彼女の足元に合計十肢の電子鋸が作り出され、甲板を削りながら。
園原ともえ:最高速で後退ののち、一定距離で身体の真芯を軸にスピンしながら両腕をぶん、と振る。
園原ともえ:遺産を破壊するための最適な速度、最適な距離、最適な角度、迎撃される可能性の削減、そして……最大限の威力。
園原ともえ:エフェクトの行使により自身を蝕む毒の影響まで、全て考慮に入っている。
園原ともえ:それを瞬時に演算し、一切の澱みなく達成するその精密的動作。
園原ともえ:何故、園原ともえが成し得るのか。
園原ともえ:それは────彼女が『手先が器用なオーヴァード』がハイエンドの一人に位置するゆえである。
園原ともえ:「く」
園原ともえ:「ら」
園原ともえ:「えぇ!!!!!!!」
園原ともえ:三百六十度、一切の逃げ道なく、十重の銀線が遺産に襲い掛かる!!
肆号淡島:迎撃の間もなく、それは寸断されて。
肆号淡島:びちゃりと中から液を吹き出し、割れた。
肆号淡島:それきりそれは動かず。
肆号淡島:ワーディングはずるずると解ける。
園原ともえ:「や……たぁ」
長門 熊埜:「ナイスです、園原さん」
園原ともえ:エフェクト行使の代償をその身に受け、倒れ伏しながら達成感を肌に味わう。
春哉彼方:「な、なんとかなった……の?」
園原ともえ:「みんなで、攻撃したおかげで、なんか」
園原ともえ:「禍々しい感じ、なくなりましたね」むくりと身体を起こし。
春哉彼方:「そっか。……あー」
春哉彼方:「よかっ、たぁぁぁぁ」 全力で気が抜ける
長門 熊埜:「リザレクトを妨害するものはなくなりました、が」
長門 熊埜:「家城さんたちが復活するにはまだかかりそうですね。様子、見に行きませんか?」
園原ともえ:「は、はい!行きましょう」ぴょんと立ち上がる。オーヴァード特有の再生能力。
春哉彼方:「そ、そうだった。あの人たちの方が割と深刻だものね……行かないと」


GM:バックトラック
GM:Eロイスはないよ!
GM:自分の力で帰ってきてね~
園原ともえ:もう帰ってきてる気もするけど……等倍!
長門 熊埜:105-4d10 素振り! DoubleCross : (105-4D10) > 105-29[6,6,10,7] > 76
園原ともえ:86-6d10 DoubleCross : (86-6D10) > 86-35[1,10,2,10,2,10] > 51
春哉彼方:86-5d10 DoubleCross : (86-5D10) > 86-12[2,3,2,4,1] > 74
園原ともえ:ギリ4点!
長門 熊埜:5か?
春哉彼方:あっギリ5点ライン!セーフ!
GM:いつもの5点+シナリオ5点+遺産の対抗種で1点
GM:11点+侵蝕が獲得経験点です。
GM:何点になりましたか?
長門 熊埜:16点!いただきまあす
春哉彼方:16点!
園原ともえ:2dは対抗種だったのか
園原ともえ:15点!
GM:GMも16点貰うね~
園原ともえ:もぐもぐ!!
春哉彼方:うまー
長門 熊埜:メロン味ですな


【エンディング】

GM:任務は完了した。
GM:遺産の回収には失敗したものの、その凶悪性を鑑みれば、
GM:破壊判断は間違いではない、というのがUGNの見解でもある。
GM:別段、咎めだてされることでもないだろう。
GM:君達は下船の準備を進めている。
GM:負傷した二人も、命に別状はない。
GM:そして、あの遺産の効用がワーディングに反応した対象の排除であれば。
GM:一般乗客も無事ということだ。
川端湧希:「ほんと、ごめんね」
川端湧希:「みんなに迷惑掛けた」
長門 熊埜:「いえいえ。私とていつおっ死ぬか分からないですから」
園原ともえ:「いえ……無事であって、本当に良かったです」
長門 熊埜:「困ったときはお互い様、ということで」
春哉彼方:「まあ、うん……あれの不意打ち喰らったら仕方ないですよ。お疲れ様でした」 ぺこりん
園原ともえ:皆の命が助かった……と同時に、自身が足手まといにならなかったことも重ね合わせて、安堵が大半を占めている。
川端湧希:「いやでもさ……!」
川端湧希:「ともえちゃんのことちゃんと守ってあげなきゃって思ってたのに……!」
川端湧希:「ううーっ!」
園原ともえ:「!?」
園原ともえ:「え、あ、え、すみ……すみま、せん?!」
川端湧希:「あやまんなくていいよお……」
長門 熊埜:「……家城さんも、大丈夫ですか」
家城桂衣:「……ええ。私は、そこまで重症じゃない。当たりどころかな」
家城桂衣:「あなた達が頑張ってくれたおかげかな。ありがとう」
長門 熊埜:「……いえ。無事で本当によかったです」
園原ともえ:「……ふふ」のほほんとした、柔らかな笑み。
長門 熊埜:無表情には変わらないが。それでも、安堵の色が浮かぶ
川端湧希:「そうだね。無事なのは本当に良かった……」
家城桂衣:「しかし。本当に優秀ね、あなた達」
家城桂衣:「あんなに早く、気付いて、対処できるなんて」
春哉彼方:「……」 笑顔で4人を見てる。
家城桂衣:「この結果も、それが大きいと思う」
長門 熊埜:「嬉しい言葉です」ふんすふんす
園原ともえ:「えへへ……」お褒めの言葉も、あんまり言われ慣れてないのだ。
家城桂衣:「ご飯くらい奢ろうかな。年長者としてはね」
家城桂衣:「5人で行きましょうよ」
長門 熊埜:「ちゃんと払いますよ」
園原ともえ:「はい!!いきます!!」食い気、割とある方。
春哉彼方:「5人」 あれ、1,2,3,4…… 「……か、カウントされてる……」
長門 熊埜:「日頃お世話になってるのに、こんなとこまで優しくされたら申し訳ないです」
川端湧希:「いやそりゃそうでしょ」
川端湧希:「ここに来てカウントしないわけないよ」
園原ともえ:「《ワーディング》のアレに一番早く気付いたのも、春哉さんでしたし」
春哉彼方:「あはは……ど、どうもどうも」 てれてれ
長門 熊埜:「おまけにアイドルですからね。歌い踊り銃を乱射する」
長門 熊埜:「パワフルでアメリカン……! オーイエ―!」
園原ともえ:「(アイドルにしては物騒すぎない……?)」と言いかけて、飲み込む。
川端湧希:「なにか食べたいものとかある?」
春哉彼方:「アメリカンは関係なくない……!?」
長門 熊埜:「銃と言えばアメリカかUGNですので」
春哉彼方:「んー、そうですね。せっかくだし大きめのパフェとか……あ、でも、ちょっとだけ待ってもらっていいですかね」
長門 熊埜:「……なんだかお肉食べたくなりました。アメリカからの連想ですかね」
川端湧希:「じゃあUGNのほうなんじゃないかなあ」
家城桂衣:「あら。どうしたの?」
春哉彼方:「いや、アタシあっちの仕事の途中で抜けてきちゃったから……軽く顔見せておかないと、ハニコメの仲間が心配しそうで」
春哉彼方:「特にアナとか血相変えてそう」
園原ともえ:「……仲良しなんですね」
家城桂衣:「ああ、なるほど。そっちのほうを大事にしたほうが良いわね」
長門 熊埜:「友達は大切ですからねえ」
春哉彼方:「うん。こっちの業界入ってから、ずっと一緒に進んできた仲間だしね」 ともえさんに笑顔で
園原ともえ:「そっか……えへへ」こちらもアイドル特有の魅力につられて、笑顔になってしまう
長門 熊埜:「今度、ちゃんとライブも見に行きましょうかねえ」
長門 熊埜:「今日のは片手間な感じで見たので途中参加でしたし」
家城桂衣:「ええ。今度行きましょうね」
春哉彼方:「あ、ぜひぜひ! お電話混んでるかもだけど頑張って正規ルートでチケット取って来てね! 今度出るセカンドシングルもよろしく!」
家城桂衣:「そうやって、普通の女の子みたいな経験を、いっぱいさせてあげたい」
園原ともえ:「うん、私も今度ちゃんと観に行きたい!」
長門 熊埜:「家城さんのそういう優しいとこ、いいですよねえ」
長門 熊埜:「ええ、楽しみにしてます」
家城桂衣:(……私は。優しくない)
家城桂衣:(……遺産を利用して、攻撃させたのよ)
家城桂衣:(あなた達子供を、再起不能にするために)
家城桂衣:(“普通の生活”を送らせたいから)
家城桂衣:「そっか。楽しみか……じゃあ、よかったなあ」
長門 熊埜:「……」
長門 熊埜:「家城さん」
家城桂衣:「うん?」
長門 熊埜:「口だけに見えるかもしれませんけど。家城さんのこと、そりゃもう大好きで」
長門 熊埜:「家城さんと一緒にいる時が、一番楽しいです」
家城桂衣:「ふふ。嬉しいことを言ってくれる」
家城桂衣:「私も、ちゃんと応えなきゃだね」
長門 熊埜:「もうたくさんもらってますよ」
長門 熊埜:「だからまあ、なんか悩んでても私のことなら大丈夫です」
長門 熊埜:「家城さんと仕事して、ご飯食べて、おしゃべりして。そーいう幸せは」
長門 熊埜:「今みたいな風じゃないと味わえなかったんですから」
家城桂衣:「うん。これから、あなたは沢山幸せを掴むべきだ」
家城桂衣:頭を撫でる。
長門 熊埜:「……ん」
春哉彼方:仲がいいなあ、と和んで見ている、が
川端湧希:「ちょっと、二人だけの世界に入らないでくださいよ?」
長門 熊埜:「はい。まだまだ人生の100分の一しか……おっと」
春哉彼方:「……っと、いけないいけない。アタシ一旦失礼しますね。あっちの皆のところ行かないと」
園原ともえ:「そうですよ!私、安心したらお腹が減ってきちゃって……」案外厚かましい。子供相応、と言うべきか。
長門 熊埜:「はーい。人食いフェリーに気を付けて」
川端湧希:「そうだね。ともえちゃんはいっぱい食べよっか」
園原ともえ:「はい!!」満面の笑みで、答える。
春哉彼方:「りょうか……人食いフェリーって何!?」 と言いつつ、ペコリと一礼してから、たったったと駆けていく。
園原ともえ:────といった感じで、園原ともえの初任務はなんだかんだ成功の運びとなり
園原ともえ:不安気だった彼女にとって、自信になりうる経験の一つになると同時に、
園原ともえ:これならその内、恩遺産さんと共に任務につく日が来るかも、とほのかな期待も生まれて。
園原ともえ:その日を楽しみにしながら、まずはご褒美のご飯に意気揚々とありつこうとするのであった。


GM:ダブルクロス the 3rd Edition 『淡島流レ遥ケキ海ヘ』 終