『鋼の心臓、銀の魂』


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渋谷椿咲キャラシート(PC1:DT)
茜 司キャラシート(PC2:陸猫)
佐倉星慈キャラシート(PC3:白金)
安藤主計キャラシート(PC4:中村)
GM:準備します
GM:まずはトレーラー
■トレーラー
きみたちが暮らす街――平和な地方都市、R市。
そのUGN支部に、衝撃的な報告が舞い込む。

かつてUGNを離反したオーヴァード、いまや指名手配されているテロリストの
《ビター・スティール》が現れ、R市内で目撃されたという。
それはPC1にとって、かつて共に戦線を潜り抜けた先輩のコードネームだ。

折しも市内では夏祭りの準備中。
きみたちはこのイベントを台無しにすることなく、状況を処理しなければならない。
《ビター・スティール》の離反の理由、そして彼女の思惑とは何か。

真夏の夜の騒乱が幕を開ける。
GM:そしてハンドアウト
■ハンドアウト
・PC1:渋谷椿咲
(シナリオロイス:《ビター・スティール》野木晴香)
きみはUGN支部から思わぬ報告を受ける。
かつて離反したテロリストの《ビター・スティール》が現れ、R市内で目撃されたという。
彼女はきみの、かつての先輩だ。何度か教導を受け、作戦に同行したこともあるだろう。
きみは望むと望まざると、この件に関わらねばならない。

・PC2:茜 司
(シナリオロイス:《ドクター・コクーン》大槻篤志)
きみはUGNに所属するオーヴァードであり、組織の指示に従う義務がある。
今回、きみに命じられたのはテロリストである《ビター・スティール》の捕縛。
そのためにUGNの技術者《ドクター・コクーン》は、ある兵器の導入を決断した。
きみには《ピュリファイ》と名付けられた、対オーヴァード機械兵士が与えられる。

・PC3:佐倉星慈
(シナリオロイス:《ピュリファイ》)
きみはUGNに協力的なオーヴァードだ。
とある作戦の最中、《ピュリファイ》と名付けられた対オーヴァード兵器と同行する。
彼らとともに作戦を遂行し、任務は完了したかに見えた。
だが、きみは確かに見た。《ピュリファイ》たちが示した、異常な攻撃性を。

・PC4:安藤主計
(シナリオロイス:廻神正彦)
きみは自称・探偵である廻神正彦の下に出入りするオーヴァードだ。
必要に応じて彼のところからレネゲイド絡みの依頼を奪い、あるいは受注し、報酬を得ている。
そんな最中、《ビター・スティール》の目撃事例が発生する。
UGNから依頼を受けた廻神は、きみに事件を押し付けようとする。

OP1:渋谷椿咲の場合

渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:38->44)
GM:きみはいま、先輩であり戦技教官の一人でもあった、《ビター・スティール》野木晴香と共同任務についている。
GM:目的は、敵対的FHセルへの強襲。
GM:彼らは郊外の廃工場を根城としており、きみと野木晴香はいま、多数のUGNスタッフとともにそれを包囲していた。
野木晴香:「――そろそろ、時間だ」 野木晴香は時計も見ずに言った。
野木晴香:「準備は万全か、《ガンスリンガー》」
渋谷椿咲:「ええ。“ビター・スティール”。体調も、侵蝕状況も万全です」
渋谷椿咲:「不測の事態のない限り、成功は保証できると自負しています」
野木晴香:「悪くはなさそうだ。少なくとも、メンタル面は」
GM:ところで、きみはこれが何回目の実戦任務だっただろうか?
GM:初回でも、すでに何度か修羅場を踏んでいても構わない。
渋谷椿咲:3,4回目くらいでしょうか。
GM:じゃあ、そのくらいで!
野木晴香:「きみは優秀だな。これほど早く現場に順応するとは」
野木晴香:「普通は、もう少しかかる」
渋谷椿咲:「滅相もないです。ご指導ご鞭撻の賜物も、半分程度はあると思います」
野木晴香:「いや。やめてくれ――あまり良いことではないよ」 無機質な表情が、苦笑いに変わる。
野木晴香:「それだけ早く日常から遠ざかってもいる、ということだから」
渋谷椿咲:「殺しの業でもありますしね。とはいえ、覚えた技が手に馴染むというのは、その善悪を別にして好ましい感覚ですから」
野木晴香:「そうか。きみは本当に優秀だな。……少し寂しく、誇らしいよ」
野木晴香:「だが、きみは私のようにならないでくれ」
渋谷椿咲:「寂しい、ですか?すみません。まだ、以心伝心という訳にはいかないようで」
GM:野木晴香は右腕をかかげる。その腕は金属だ。左腕も、両脚もそうだ。
野木晴香:「苦労するからな、こうなると」
渋谷椿咲:「私の未熟さ故ですが。どういう……ああ、なるほど」
野木晴香:「メンテナンスが大変だ」
渋谷椿咲:「確かに、大変そうです」
野木晴香:「……無駄話が過ぎた。そろそろ始めるか」
野木晴香:「まったくFHの連中に限った話じゃないが……悪党はなぜ廃工場が好きなのか……」 立ち上がり、歩き始める。
渋谷椿咲:「これ、無駄な話だったんですか。分かっていませんでした」
渋谷椿咲:「やっぱり、まだ未熟さがあるみたい……」独り言ち、後ろに続く。
野木晴香:「……ふ! 無駄でもない、かもしれないな。よし――」
野木晴香:「左右の二手に分かれて、裏手側入り口で合流する。見張りは少数。きみが一人、私は二人。片付けて、二十秒後に再会だ」
野木晴香:「いけるか?」
渋谷椿咲:「当然です」
野木晴香:「なら、スタートだ。……遅れるなよ」
GM:野木晴香は左手方面に走り出した。圧倒的な加速力。
GM:きみもすぐに動き出さなければ、二十秒では間に合わないだろう。
渋谷椿咲:同時に右手に飛び出す。遅れは許されない。
渋谷椿咲:だが、精確に、緻密に駆動できれば。十分に達成できる条件だ。
FHセル警備部隊:「――!」
GM:正面に警備部隊が見えてくる。攻撃態勢にあるきみの方が明らかに速い。
GM:自由に始末できるだろう。
渋谷椿咲:自分の影が収束し、渋谷椿咲自身の姿を取る。
渋谷椿咲:影が刺突剣を構え、真っ直ぐに突き。
渋谷椿咲:(……練習するまでもないかな)直後、全く同じ軌道で本物の突きをねじ込む。
FHセル警備部隊:「ちっ、マジに来やがっ、た……?」 拳銃を構え、発砲するが、遅い。
GM:きみはこいつを絶命させてもいいし、単なる無力化だけでもいい。
渋谷椿咲:致命傷を叩き込みますが、そのまま捨て置く。
渋谷椿咲:もしかしたら死んでいるのかもしれないが、興味の対象にない。
GM:ならば、急げば裏手入り口までは10秒とかからない。
渋谷椿咲:急いで駆け抜けましょう。
GM:駆け抜けると、裏手側入り口にたどり着く。――20秒。
GM:時間が過ぎた。21秒。22秒。――野木晴香は現れない。
渋谷椿咲:「……達成しているはずなのに」
GM:30秒が経過しても同じことだ。きみは様子を見に行ってもいいし、もう少しそこで待ってもいい。
渋谷椿咲:「ああ、こんなことをしてしまったら。命令違反で、叱咤されるでしょうか」
渋谷椿咲:様子を見に、不安げな足取りで向かう。
GM:では、きみが動き出したところで、通信が入る。
渋谷椿咲:「しかし。異常が発生していながら、手を拱くわけにも……ん」
UGNスタッフ:「――“ガンスリンガー”!? 無事か!?」
GM:雑音交じりの通信。
GM:背後で衝撃音が聞こえる。
渋谷椿咲:「はい。定時連絡には早いですが……非定常状況が?」
UGNスタッフ:「なにを呑気な……クソッ! “ビター・スティール”だ!」
UGNスタッフ:「攻撃を受けている! FHの連中と――同時に! 連携がとれていやがる!」
渋谷椿咲:「すみません、意味が」
渋谷椿咲:「え?」
UGNスタッフ:「説明したいところだが――とにかく逃げろ、“ガンスリンガー”。作戦中止だ、あいつが――」
UGNスタッフ:「“ビター・スティール”が離反した。あいつ一人に、もう4人殺された!」
渋谷椿咲:「……そんな」
渋谷椿咲:「……そんな、ことが?」
UGNスタッフ:「グズグズするな、包囲を維持できないんだよ。俺たちも撤退する。支部まで引き上げだ――うわっ!?」
UGNスタッフ:「あ――ああああ! なんだよ、クソッ、畜生――――」
GM:ぶつん、と音を立てるように通信が途切れる。
GM:あちこちから破壊音と、発砲音が響き始めている。
渋谷椿咲:「嘘を伝える意味は薄いと判断した方がいい、分かってはいるのだけど……」
GM:そして、こちらに駆けてくるFHの戦闘員たちの姿も見えた。
渋谷椿咲:「何が。何が、どうしてるの。“ビター・スティール”……」
GM:包囲が万全なら、こんなことは起きないはずだ。――離脱するなら、いまのうちしかないだろう。
渋谷椿咲:影の自分が、FHの戦闘員に吶喊する。
渋谷椿咲:相手を切り裂くと同時に、別の相手に遅れを取るところを見て取りながら、
渋谷椿咲:本体は身を翻し、夜の闇に逃れる。
FH戦闘員:「おい、こっちに一人いる! たぶんオーヴァードだ、そこそこやる――おっと!」
FH戦闘員:「ダメだ、逃がしちまうな。ガキが一人、誰か手の空いてるやつ――」
GM:では、きみは夜の闇を走り出した。
GM:――この夜以来、きみは野木晴香と再会することはなかった。
渋谷椿咲:「おかしい。完璧だったはずなのに」
渋谷椿咲:「何が起きているか、分からない。どうして、こんな……」

GM:現在。
GM:きみはR市方面を統括するUGN支部の長に呼び出され、ブリーフィングを受けているところだ。
GM:事前に作戦目標は聞いていた。
GM:離反者にしてテロリスト、“ビター・スティール”野木晴香の追跡と拘束。
GM:きみを呼び出したのは、R市方面UGN支部統括、三田広樹という男だった。
三田広樹:「……以上が、作戦目標だ」
三田広樹:「R市内で“ビター・スティール”が目撃されている。それも、一度や二度じゃない……」 溜め息をつく。
渋谷椿咲:「……」居住まいを正して、黙って聞いている。
三田広樹:「フー……うちの管轄で、こんな厄介事には起きてほしくなかったんだが。やらざるを得ないのが、宮仕えの苦労するところだね」
三田広樹:「きみに頼みたいのは、“ビター・スティール”の身柄を確保することだ。きみは彼女のことをよく知っている」
三田広樹:「離反したとはいえ、元UGNだ。あんまり手荒なことはしたくない……っていうか、そんな派手なことをやったら、周辺被害もでかい」
渋谷椿咲:「ええ。他の方よりは、そうあると思います」
三田広樹:「ゆえに、少数精鋭で事に当たってほしい……というのが、上からとぼくからのオーダーだよ」
三田広樹:「頼めるかな……ってか、どうしようもなければ“命令”しなくちゃならなくなる」
三田広樹:「できれば、自主的に受けて欲しいんだよ……どうだろう?」
渋谷椿咲:「どちらにしても、あまり違いはないと思うのですが……あ、いえ」
渋谷椿咲:「仰りたいことは理解しているつもりです。特に拒否する事由もないですし」
渋谷椿咲:「元からそのつもりですし……“ガンスリンガー”、本任務に自主的に志願します」
三田広樹:「ああ、助かるよ! ぼくの面目も立つし、女子高生に物事を強制する“いやな大人”の構図は避けられた」
渋谷椿咲:「これで大丈夫でしょうか?正式な書面が必要ですか?」
三田広樹:「いや、いや、大丈夫。書類仕事はぼくがやっとく。そういうことをやるための、長ってやつだ」
三田広樹:「きみには出来るだけ早くR市へ向かって、協力者と合流してほしい」
渋谷椿咲:「了解しました。適材適所というわけですね」
三田広樹:「UGNエージェントが1名。チルドレンが1名。イリーガルが1名……君と合わせて計4名が、今回の事件に当たってくれるはずだ。……話がうまくいっていればね」
渋谷椿咲:「私も、書類仕事よりは実働のほうがありがたいです。労力と評価のパフォーマンス率が高いですし」
三田広樹:「きみは“実戦派”だって、ぼくも聞いてるよ……そうそう。合流ポイントは、ここだ。あとはきみたちの自由裁量に任せるからね」
三田広樹:「市内は夏祭りが近く、人が多いとテロの危険も高くなる。そうなる前に、迅速な解決をお願いするよ」
渋谷椿咲:「夏祭り……?なるほど」
渋谷椿咲:「広範に被害を拡大できない理由ですか?」
三田広樹:「そうだね。結構大きなお祭りで、県外からくる人も多いんだ」
三田広樹:「特にR市の夏祭りは、花火が有名だ……任務が速く片付いたら、見物してきてもいいんじゃないかな」
渋谷椿咲:「そうさせてもらうのも、よいかもしれません」
渋谷椿咲:「迅速に収束させた証明になりますから。それでは、任務に邁進します」
三田広樹:「仕事がなければ、ぼくも……ああ。宜しく頼んだよ、“ガンスリンガー”」
渋谷椿咲:一礼して、踵を返す。
渋谷椿咲:(“ビター・スティール”。彼女が)
渋谷椿咲:(彼女こそが、私の、唯一の汚点……)
渋谷椿咲:(この汚れを、落としきってしまわければ。ここから、どんどんと広がってしまうようで)
渋谷椿咲:(私は、それが。どうしようもなく、恐ろしいのです)

OP2:佐倉星慈の場合

GM:登場ダイスをお願いします。
佐倉星慈:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 6[6]+34 → 40

GM:梅雨の終わりの夜だった。
GM:きみは雨の降る中、強襲任務に従事していた。
GM:ターゲットは、FHセルの拠点の一つ。雑居ビル群の一角。
GM:きみはR市方面統括である、三田広樹とともに、とある新兵器のテストを兼ねた実戦投入をサポートをすることになっていた。
三田広樹:「やれやれ、こう雨が続くと気分が萎えるねぇ」
佐倉星慈:雨に僅かに濡れた自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄る。
GM:三田広樹は傘を差し、きみの傍らで雑居ビルを見つめている。
佐倉星慈:「あちらがビルに篭ってくれたのは良かった。雨宿りが出来そうだ」
三田広樹:「銃弾と血の雨じゃないと助かるんだが。予報はどうだい、“デュラハンメイカー”」
佐倉星慈:「雨で鈍る剣と脚ではないとは自負していますよ。それが鉛でも水であっても」
佐倉星慈:「それよりも」視線を横に向ける。
三田広樹:「……ん」 彼も同じく視線を横へ。
佐倉星慈:「件の兵器との連携の方が心配ですね。俺の出来ることは一つだけなので」何かを揶揄するように自分の首を指でなぞる。
三田広樹:「わかっている。上手くやれるように調整しているはずだ……たぶんね。愛想のない連中で、困るけど」
三田広樹:「きみがいてくれてよかった……どう思う、ミスター“ピュリファイ”?」
“ピュリファイ”:『コンディションについての質問だと解釈します。システム・オールグリーン』
“ピュリファイ”:『いつでも作戦の開始が可能です』
三田広樹:「……ね。これだと気が滅入るだろう。せめてきみみたいなサポートが欲しかったというわけだ」
佐倉星慈:「いやいや、どうして頼もしい。うちのスレッシャーリトルもこのくらいシステマティックな物言いをして欲しい」
佐倉星慈:軽く苦笑して応える。
三田広樹:「きみの同僚か? 苦労しているようだな。ぼくのところは逆のタイプが多くて」
三田広樹:「たまに、自分がロボットの世界に紛れ込んだ人間のような気がする」
佐倉星慈:「その苦労は察することは出来ませんが、そういう事なら、話し相手にはなりますよ」
三田広樹:「それは助かる! なにしろ、うちのドクターときたら、この手のロボットを……、あ」
佐倉星慈:「ふっ、ロボットが粋や伊達を理解するのは、難しいでしょうしね」
三田広樹:「向こうから、始めるつもりのようだ。一か八かの包囲突破か。悪くはない。良くもないけど」
佐倉星慈:「こちらは、いつでも抜けますよ。号令をかけてくれれば魅せましょう」
三田広樹:「――よし。佐倉くん、迎撃を任せる。“ピュリファイ”に援護をさせるよ」
三田広樹:「オーダーは、こうだ……“一人も逃がすな”! 状況開始!」
“ピュリファイ”:『オーダー、了解』
佐倉星慈:「よろしく頼む。ピュリファイ。さぁ、魅せようか!」
FH戦闘員:「くそっ! そこをどけ……!」
GM:数人のFH戦闘員がビルから飛び出してくるのが見える。
GM:オーヴァードとしてはかなりランクが低い。
GM:佐倉くんなら、容易に迎撃可能だろう。
佐倉星慈:背中に背負った平安太刀は抜刀には不利な長刀だが、それは佐倉星慈には当てはまらない。異能で許された手首の曲がりと伸縮を駆使し、枢機械のように滞りなく易々と長刀を鞘から抜き放つ。
FH戦闘員:「ん、なっ?」 なんらかのエフェクトにより鉤爪を形成した戦闘員が、異様な動きに驚く
FH戦闘員:リーチも速度も違う。
佐倉星慈:「さぁ、その首がついてるか、常に気を配れ。魅せると言った手前、躊躇は無しだ」
佐倉星慈:踏み込みながら蹴り足首を伸ばす。愛刀を振り切りながら手首を伸ばす。僅か20cmの間合いの延長。
佐倉星慈:しかし、接近戦においてこの異能は、間合いを読ませず狂わせ、敵の領域に無造作に侵攻する悪夢のような侵略行為となる。
“ピュリファイ”:『制圧射撃、開始』 彼らもきみの援護を始めている。
“ピュリファイ”:両手の平から放つ、何らかの光のエネルギー波により、FH戦闘員を牽制する。きみを包囲させない。
佐倉星慈:伸縮異能を駆使し加速を可変させながら戦場を縦横無尽に駆ける。走り抜けた後には確実にFH戦闘員の体が倒れこんでいく。
佐倉星慈:「凄いな、これは。3年組んだエージェント並だ。見事なものだ」
???:「ち! ……もういい。あれには当たるな、私が止める」
GM:きみの前には、片刃の西洋剣を抱えたオーヴァードが進み出てくる。
佐倉星慈:首はそちらに向けよう。空気が違う、強敵だ。
佐倉星慈:「それは」
佐倉星慈:両手を広げて、だらりと刀を構える。
佐倉星慈:「良い判断だと思うよ。かなり出来るな、お前は」
“シャギードッグ”:「……そちらもな。いい剣だ。……“シャギードッグ”。クラクスー・セルの“シャギードッグ”」 西洋剣を肩に担ぐような構え。
“シャギードッグ”:「まさに数奇だな。こんなとき、こんなところで、お前のレベルの使い手と対峙することになるとはな……」
佐倉星慈:「ふっ、名乗られたなら、返さないのは無粋と言うものだな。俺のコードは手の内を晒してるようで困り者だが、ふん、粋を貫くのも命がけだ」
佐倉星慈:「その首がついてるか、常に気を配れ。俺のコードは首切り職人(デュラハンメイカー)さ」言い終わると同時に白い指先で首をなぞる。
“シャギードッグ”:「いいだろう。では、私の剣がその臓物を食い荒らしても、泣き言は言うなよ」 剣を肩に構えたまま、近づいてくる。
“シャギードッグ”:その一撃に、よほどの自信があるのだろう。実際、剣からは、受けることを許さないような圧力を感じる。
佐倉星慈:「臓物狙いか。安心したよ。これでも学生俳優なんでね。顔は困るのさ。ファンも一人いる」
佐倉星慈:軽口で返すが口元に笑みはなく、刀を強く握る。
“シャギードッグ”:「ならば、お前のファンは今夜から悪夢にうなされる。……私の剣は、凶暴――だ!」
GM:踏み込んでくる。
佐倉星慈:踏み込む。受けることも避ける事もしない。余分はない、レネゲイドは全て攻撃に回す。
GM:あまりにも強烈な剣筋が、袈裟懸けに走る。
佐倉星慈:体が裂かれ血が喉元までせり上がる。
“シャギードッグ”:(無防備か。もらった。私より恐らく格上の剣士だが――この距離なら、私の斬撃の方が、十分の一秒速い!)
佐倉星慈:(どうせ避けられない、受けられない。だから、ここの一手は)
佐倉星慈:衝撃で地面に倒れこむ。倒れこみながら腕を動かす。
佐倉星慈:狙うは首元ただ一点。倒れ伏せるような低い低い前傾姿勢から繰り出されるは、海中から餌を求め空に向かって跳躍する怪魚の如き音速刺突。
佐倉星慈:無理な姿勢からの到底相手に届かぬ非現実的な一撃。それを僅かばかりの伸縮異能を以って現実へと改変する。
佐倉星慈:息と血を吐き見上げる。手応えはあった。
“シャギードッグ”:「……相、討ち…………いや」
“シャギードッグ”:「敗けたか」
佐倉星慈:にやりと笑って自身の首をなぞる。
GM:“シャギードッグ”の身体が崩れ落ちる。
佐倉星慈:「声を出せるだけでも賞賛ものさ。確かに首を断ち切ったのにな」
“シャギードッグ”:「……ごぼっ」 その口から血が溢れた。
GM:その、次の瞬間。
“ピュリファイ”:『対象の無力化を確認』
佐倉星慈:レネゲイドの全てを回復に回し、立ち上がる。相打ち必至の戦い方は親友が見たら噴飯ものだと心の中で自嘲しながら、敵の強さを心に留める。
“ピュリファイ”:『火力集中します』
GM:“ピュリファイ”たちが一斉に手の平を向けた。
佐倉星慈:「その通り、状況は終了っ、、何!?」
GM:同時に白い光の衝撃波が連続して放たれ、“シャギードッグ”の首と胴体を破砕していく。
三田広樹:「うわ!?」
佐倉星慈:「止めさせる事は?相手が再起動しない限り、これ以上の手出しは無粋の極みだろう」
三田広樹:「いやァ……止めたいのはやまやまなんだけど」
三田広樹:「加減しろってオーダー、どうやって理解させるかわからないし、もうだいぶ……手遅れだな」
GM:光の投射は、“シャギードッグ”の身体が跡形もなくなるまで続いた。
三田広樹:「……問題が山積みだな、どうやら」
佐倉星慈:多少ではあるが不快そうにため息をつく。
佐倉星慈:「あまり気持ちの良いものではないのは確かですね。助けられてこういう事言うのは潔くはないですが」
三田広樹:「うん。まあ……同感だ。少々やりすぎる。ただ……“上”はそうは思ってない。次の任務への投入が決定されてる」
佐倉星慈:背中の鞘に刀を収める。
三田広樹:「それはきみの、次の任務でもある。R市のテロリスト……UGN離反者“ビター・スティール”への対応」
佐倉星慈:「慎重に対応しなくてはいけないですね。相手は俺でも知ってる名うてのエージェント」
佐倉星慈:「これを見ていたら、それを逆手に取られかねない。中々に厄介ですね」
三田広樹:「ああ。強力なオーヴァードだ……この兵器の導入が決定されたとすると、“上”の本音は“ビター・スティール”を始末したいのかもしれないな」
佐倉星慈:自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄る。
三田広樹:「できるだけのサポートはする。何か得体のしれない陰謀が動いている気がする……」
三田広樹:「現場にばかり負担をかけてすまないが、うまくやってくれ。それしか言えなくて申し訳ない」
佐倉星慈:「貴方のビター・スティールに対する本音は?知己の仲なら考慮しますよ」
三田広樹:「……正直、よくわからない」
三田広樹:「彼女がなぜ離反したのかも。何か事情があるのかもしれないけど、ぼくには良くわからない」
三田広樹:「とにかく知りたい、というのが本音だ」
佐倉星慈:「なるべく多くの人が幸せになるように、っていうのがうちの支部のモットーらしくてね」
佐倉星慈:「そこら辺もでは、探ってみることにしましょう」
佐倉星慈:「ほら、上の命令通りにだけ動くというのも粋ではない。と思うので」冗談のように付け足す。
三田広樹:「きみは……変わったやつだな」 笑う

GM:あ、そうだそうだ!
GM:久しぶりですっかり忘れてた。
GM:ロイスをどうぞ!
佐倉星慈:ピュリファイ 有為/不快感○
佐倉星慈:三田広樹 共感○/隔意
佐倉星慈:以上です。
GM:OK!

OP3:安藤主計の場合

GM:登場ダイスをお願いします。
安藤主計:1d10+35
DoubleCross : (1D10+35) → 6[6]+35 → 41

安藤主計:ペルー!
GM:初夏の夕暮れ時のことだった。
GM:きみは久しぶりに廻神正彦からの連絡を受けた。
GM:廻神からの連絡自体が久しぶりだったのか、きみが彼からの仕事を受けてもいい気分になるのが久しぶりだったのか――
GM:それはわからない。
GM:だが、きみが訪れた廻神正彦の探偵事務所は、記憶にあるものとほとんど変わっていなかった。
GM:ただ、じっとりと汗ばむような熱気が、事務所にこもっていた。
廻神正彦:「……よお。久しぶりだな」
廻神正彦:「どこで遊んでやがった?」
安藤主計:「誘ってほしかったのか?」
安藤主計:質問に答えずずかずかと事務所に上がり込みます
廻神正彦:「いらねえよ。血なまぐさいのは、俺一人分の日常だけで十分だ」
廻神正彦:「また血の匂いが濃くなったな。働きすぎなんじゃねえのか。しまいにゃ祟られるぞ」
安藤主計:「そんなものがあるなら、とっくに死んでるさ」
廻神正彦:「罰当たりなやつだ。……お前みたいなやつは、始末に困る。弱みってやつがわからん」
安藤主計:「それより、いい加減クーラーぐらいつけろよ。」
安藤主計:「だから、あんたも使おうって気になるんだろ?」
廻神正彦:「クーラーは壊れたんだよ。直す暇がない。本格的な夏が来るまで、節約にもなるさ」 笑う
廻神正彦:「で……まあ、そうだ」
廻神正彦:「お前みたいなやつに頼みごとをするには、どうすればいい?」
安藤主計:「金だろ?」
安藤主計:ペルーでは、そんなものに何の価値はなかった。だが、この国では、それは確かな力を持っている。
廻神正彦:「それだけでいいならな。……頼みたいのは、UGNからの仕事だ。あのお偉い連中だよ」
安藤主計:「はっ、あんたにそんなコネクションがあるとはな」
廻神正彦:「俺がいかにも暇人に見えるんだろ。こんなに忙しいのにな」 特売のチラシを放り出す。
廻神正彦:「だが、いまの俺はポンコツもいいところだ。お前みたいなやつに回すしかない」
安藤主計:机の上に腰かけ、そのチラシを手に取る
GM:裏面にプリントされているのは、今回の任務の概略だ。
GM:ターゲットは、“ビター・スティール”野木晴香という女。
GM:UGNを裏切って、テロリストとして活動しているオーヴァード……らしい。
GM:現在、R市に潜伏し、大規模なテロを企てている可能性が高い。……少なくとも、
GM:UGNはそう考えている。そして、安藤を含めて4人のオーヴァードの少数精鋭により、彼女を捕縛するのが目的だという。
廻神正彦:「どうだ。金だけで請け負える仕事か?」
安藤主計:「いや」
安藤主計:「逆だな。」
廻神正彦:「だったら、なんだよ?」
安藤主計:「金だけなら、請けてやる。」
廻神正彦:「……面倒なやつだな」
安藤主計:「面倒な志を持った連中の相手は、向こうでいやっていうほどしてきたからな。」
安藤主計:「札束で眼を塞いで撃ち抜くぐらいが、ちょうどいい。」
廻神正彦:「……かもな。今回も、面倒なのに巻き込まれないことを祈っとくぜ。……だが、忘れるなよ」
廻神正彦:「今回のは、殺しじゃない。捕縛だ。テロの防止が第一の目的……そいつがUGNのオーダーだ」
廻神正彦:「きな臭い話だぜ、まったく。お前みたいな死にぞこないのクソッタレにしか頼めない」
安藤主計:「元UGNのなら、そう簡単にくたばりはしないだろう。」
安藤主計:逆に簡単にくたばるなら、限界を超えていたということだ。俺の知ったことではない。
廻神正彦:「……わかったよ。任せる。合流地点はそのチラシに書いてある。準備ができたら、さっさと行っちまえ」
安藤主計:机から降り、チラシを無造作に仕舞いながら事務所から出て行きます。

OP4:茜司の場合

GM:登場ダイスをお願いします。
陸猫:1d10+33
DoubleCross : (1D10+33) → 1[1]+33 → 34

陸猫:幸先がいい
GM:あ、名前をPC名に変えといてください!
茜 司:OK!

GM:R市方面・UGN支部 地下には、いくつかの怪談めいた噂がある。
GM:レネゲイドに魅せられたドクターが、夜な夜な怪しい実験を繰り返しているという噂だ。
GM:口の悪いスタッフは、ドクターの実験の犠牲となった怨念が渦巻いているとも噂する。
GM:――そして、“ドクター・コクーン”大槻は、そんな噂を気にも留めていない。
GM:茜司は、その研究室に呼び出されていた。
大槻篤志:「……やあ、すまんね。ミスター・オブザーバー。散らかったところで」
大槻篤志:「好きなところに腰かけてくれたまえ。何か飲むかね? 冷たい水か、熱い水か?」
茜 司:「いえいえ、お気遣いなく。僕の家の方がまだいくらか散らかってますよ」愛想笑いを浮かべる。
茜 司:その辺の何に使うかわからない機械類をどけて、パイプ椅子に腰かけます
大槻篤志:「いや……すまないな。何しろ忙しくて。UGNの人手不足、ここに極まれり!」
大槻篤志:本人は液晶モニターから片時も目を離さない。
大槻篤志:手は休みなくキーボードを打ち続けている。
茜 司:「あー、それについては全く同感です、博士。今の倍の人員を手配して貰って、ようやく標準といった所でしょう」
茜 司:「飲み物についてはお気遣いなく。それほど長居はしませんので」
大槻篤志:「倍? 馬鹿いっちゃいかんよ、きみ。きみはもしかして経営者か指導者か? これだから会議室の人間というのは!」
大槻篤志:「いいかい、いまの8倍は必要だ。このままじゃ現場は壊滅する。ただでさえ、技術力と人員の両面でFHに敗北しつつあるのだ」
大槻篤志:「そのための研究が……そう。いまの私の取り組みというわけだな。おわかりいただけるか?」
茜 司:「8倍ですか……それはまた、なんというか」ごちゃごちゃした室内を見渡す。
GM:あまりにも散らかっている。
茜 司:「適切な分析で」
GM:きみの美意識からすると、到底生理的に受け付けられない汚さだろう。
茜 司:正直今すぐにでも立ち去りたい。茜の住まいは冷蔵庫とベッドしかない。
大槻篤志:「そのご意見、できればUGN上層部に叩きつけてもらいたいものだよ。ミスター・オブザーバー。まあ、それはともかく」
大槻篤志:「話は聞いているかな。今回の案件のことだよ。離反者“ビター・スティール”……いまやテロリストか」
大槻篤志:「アレを捕まえてほしい、というものだ」
茜 司:「ええ、もちろん。三田統括から僕に話が下った時には耳を疑いましたが」
茜 司:「いいですかドクター、8回ですよ。まだ今年の半分も過ぎてないのに、8回です」
大槻篤志:「8回ィ?」
茜 司:「僕が前線に引っ張り出された回数です!あれ程散々前線向きではないと主張したにも関わらず、です!」
大槻篤志:「ふっふふふふふ! それは災難だね、きみ。私だったら1回目で死を覚悟している!」
茜 司:「僕はね、内勤向きなんですよ!もっとこう、敵勢力の分析とか!」
茜 司:「自軍の効率的な展開方とか!そういうのが専門なんですよ!」
大槻篤志:「う、うむ。言わんとしていることはわかる。だが、今回は大丈夫だよ、ミスター・オブザーバー! 見たまえ、この可愛らしい我が子供たちを……!」
大槻篤志:「きみは彼らを指揮し、作戦を成功に導くだけでいい!」
GM:大槻博士が示す先には、ずらりと並ぶ数十体のアンドロイド……“ピュリファイ”がある。
茜 司:「そう、それですドクター!僕は9回目にして幸運を得た!」
大槻篤志:「そして、3人の優秀なオーヴァードがきみに協力してくれる約束だ。これはもはや容易い任務といってもいいだろう」
茜 司:「やっと……やっと三田統括の理解が得られたようなんですよ。前線に出すより、後方で指揮を任せる方が僕をよりうまく使えると!」
茜 司:「はっはっは!まったく同感です!これは最早戦う前から勝利が決定付けられたと言ってもいいでしょう!」
大槻篤志:「三田さんは現場主義だからね。少しでも現場の負担を減らせるようにと……私も今回の成功を心から祈っているよ」
大槻篤志:「だが、いいだろうか? くれぐれも、今回の目的は捕縛! 絶対に“ビター・スティール”を捕まえてきてほしいんだ」
茜 司:「捕縛」一気にトーンダウンする。「捕縛……ですか」
茜 司:「ああいや、けして敵を殲滅したいなどど言う訳ではないのですが」
大槻篤志:「そりゃそうだよ! ミスター・オブザーバー! 彼女のボディには、私の技術の粋が使用されているのだ」
大槻篤志:「その一部は“ピュリファイ”たちにも転用されている。なんとしてもオリジナルである彼女を捕え、生体データを回収せねば」
茜 司:「ほう……ビター・スティールの使用する機械設計も博士が」
大槻篤志:「まあ、私は結構な天才だから。彼女のデータは、UGNの現場負担をより軽減するはずなんだ」
大槻篤志:「なんとしても頼むよ、ミスター・オブザーバー。優秀なオーヴァードを3人もつけている」
大槻篤志:「きみなら絶対に上手くやってくれるはずだ……!」
茜 司:「ええ、もちろんですともドクター。あなたは安心してここで研究を続けてください」
茜 司:「近い将来、手土産を持ってまた伺いますよ。飛び切りの手土産をね」
大槻篤志:「うむっ。ぜひとも任せるよ! 我々の双肩に、UGNの未来がかかっている……!」
茜 司:「(僕の未来もな……でなければこんな肉体労働を誰が引き受けるものか)」
茜 司:にこやかな笑顔のまま博士と握手を交わします。

自己紹介

GM:OPが終了したので、自己紹介をお願いします。
GM:まずはPC1、渋谷椿咲さんから。
渋谷椿咲:はい!
GM:よろしくどうぞ!
渋谷椿咲キャラシート
渋谷椿咲:渋谷椿咲(しぶや・つばさ)。女子高生エージェントです。
渋谷椿咲:まちがえた。女子高生エリートエージェントです。
渋谷椿咲:真面目で穏やかな雰囲気ですが、わりと自信家で、
渋谷椿咲:言動の端にはエリート意識が垣間見えるかんじ。
渋谷椿咲:唯一と言っていい汚辱である裏切り者の元教官を完膚なきまでに清浄に拭い去るために
渋谷椿咲:がんばります。
GM:殺されてしまう
渋谷椿咲:性能としては、エリートの象徴であるダイスを人よりも多く扱います。
渋谷椿咲:具体的には、MAXで攻撃にも回避にも33個ふれます。
GM:あまりにも危険な力だ
渋谷椿咲:わりとそれだけですが、ただし侵蝕はめっちゃ重い……
渋谷椿咲:なんで回避で6も上がるんだ……おかしいでしょ……
渋谷椿咲:とりあえずそんなかんじ!よろしくおねがいします。
GM:了解です!
GM:では、ネクストPC2!
GM:茜司さんお願いします!
茜 司:はい!
茜 司キャラシート
茜 司:茜 司だオブ。どっちが名前かわからないってよく言われるオブ。
茜 司:どこにでもいる一般的なサラリーマンがオーヴァードになったので、戦闘とかは苦手だオブ。
茜 司:敵の攻撃範囲に巻き込まれない程度の距離で戦力を分析し、チームに指示を与えるのが主な役割だオブ。
茜 司:具体的にはシーン1回攻撃力+24、メジャーアクションのダイス+5個出来るオブ。アドヴァイスも出来るオブよ。
茜 司:ただし戦闘力は全く無いので戦力としては期待しないで欲しいオブ。
茜 司:あと本編では語尾にオブは付かないオブよ。よろしくお願いします。
GM:了解です!よかった!
GM:それでは、次はPC3、佐倉星慈くん! お願いします。
佐倉星慈キャラシート
佐倉星慈:はい。ロケットさんのセッションではそれなりにお馴染みの佐倉星慈です!
GM:鬼切りの少年
佐倉星慈:エグザイルリミットエフェクトを最速で取る為のトライブリード。他のシンドロームのエフェクトは持っていませんでした!
佐倉星慈:そう、今までは。160点キャラになった事でFGOで言う所の第一再臨を果たし、黒犬アージエフェクト:メカニカルハートを取得。さらにエグザイルアージ:リヴァイブセルを取得。ガッツ2回スキルを使用可能と言うところです。
佐倉星慈:エグザイルリミット2種に鬼切りの古太刀パワーを乗せて、防備面では2回自前で復活できる独自性能が売りです。
佐倉星慈:粋と伊達を愛するチルドレンとして今回も頑張ります。よろしくお願いします。
GM:宜しくお願いします!
GM:では、ラスト! PC4、安藤さんお願いします!
安藤主計キャラシート
安藤主計:ペルー(PC4の安藤主計(あんどうかずえ)です)
安藤主計:ペルー(元は単なるフリーターだったのですが、ペルーに行ったらなんかテロリストの陰謀に巻き込まれたりするうちに暗殺者になってました)
安藤主計:ペルー(廻神さんとかから仕事を貰って食いつないだりしてます。)
GM:完全にペルーなのだ
安藤主計:ペルー(性能としてはレッドテンペストに疾風の弾丸乗っけてぶっ放す!だけです!!)
安藤主計:ペルー(ペルー帰りだからハードボイルドな感じで行きたいです。)
安藤主計:ペルー(よろしくお願いします。)
安藤主計:以上です。(ペルー)
GM:了解ー!
GM:それでは以上の4人でお送りします。ダブルクロス3rdセッション! 第2回です。

ミドル1

GM:合流シーンです。
GM:全員、登場ダイスをお願いします。
茜 司:1d10+34
DoubleCross : (1D10+34) → 10[10]+34 → 44

茜 司:オゴーッ!
佐倉星慈:1d10+40
DoubleCross : (1D10+40) → 9[9]+40 → 49

渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+2(1d10->2)した(侵蝕率:44->46)
安藤主計:1d10+41
DoubleCross : (1D10+41) → 2[2]+41 → 43

安藤主計:ぐっど
GM:明暗が分かれたか……

GM:きみたちは“ビター・スティール”捕獲作戦のメンバーとして、UGNの名の下に召集された。
GM:R市は折しも夏祭りの準備であわただしい。
GM:拠点の確保に苦労した挙句、きみたちは“ドクター・コクーン”大槻篤志のラボで、ブリーフィングを行うことになった。
茜 司:「(また!ここか!)」
GM:決して広くはないラボの応接室で、きみたちは思い思いに寛いでいていい。
大槻篤志:「遠路はるばる――ええと、そうだ。ご苦労! 諸君!」
GM:大槻篤志はモニターから目を離さずに告げる。
大槻篤志:「ああっと、飲み物とかは……たぶん、その辺りにあるから。自由にやってくれたまえ」
安藤主計:微かに聞こえてくる祭囃子の練習の音の素朴さに、ペルーで聞いた笛の音を思い出したりしてる。
茜 司:「ああ、ええ、お気遣いなく」所在無げに突っ立っている。
渋谷椿咲:「ええと……?」
GM:得体のしれないドリンクサーバーが、(一応)ある。
渋谷椿咲:「招集を受けたと理解しているのですが。これは、どういった……?」
茜 司:「ブリーフィングだよ渋谷くん。一応そういった体裁だ」渋面で耳打ちする。
安藤主計:ペルーでは、信頼できる仲間と自分以外が用意したものに口をつけることは即、死に繋がっていたのでドリンクサーバーには手を付けない
大槻篤志:「作戦だよ、もちろん。我々には計画のある行動が必要だ。そう思わんかね?」
佐倉星慈:人数分のお茶をくんで皆さんの近くに置いて行きましょう。
大槻篤志:「無駄な行動は時間のロスだよ。私のかわいい“ピュリファイ”たちにも、そんな無駄な運用はさせられん」
渋谷椿咲:「ブリーフィングにも、規模によってかなり差異があるのですね」
茜 司:「ええ、もちろんです博士。何事も計画性は必要だ――おっと、これはどうも」お茶を受け取ります
渋谷椿咲:「“ピュリファイ”。効果的な兵器と聞いています。あ、感謝します」
大槻篤志:「わかるかね、渋谷くん! 私のかわいい弟たちに秘められた無限の可能性が!」
安藤主計:飲み物には一瞥するだけで手を付けようとはしないよ・
大槻篤志:「今回のミッションでも、必ずやきみたちの役に立つと確信しているよ!」
大槻篤志:「今回はイリーガルのエージェントも参加しているからね。事前の行動調整は必要だろう?」
大槻篤志:「きみ……“鳥鳴澗”。だったね」
佐倉星慈:自分は言葉をかけられれば軽く会釈して博士の言葉に耳を傾けていよう。
安藤主計:「ああ」
大槻篤志:「きみたちに期待しているのは、ターゲットである“ビター・スティール”の発見。そして捕捉だ」
大槻篤志:「居場所を特定し、ある程度追い詰めてもらえれば、あとは“ピュリファイ”たちがやる」
大槻篤志:「簡単だろう!」
茜 司:「なるほど、効率的な運用といえましょう」
渋谷椿咲:「確かに。シンプルではあります」
渋谷椿咲:「お互い慣れないチームですから。複雑な作戦よりは、よほど連携がやりやすいはず」
佐倉星慈:「僭越ながら質問が」挙手しよう。
大槻篤志:「ふむ! 何かね、ミスター・佐倉」
佐倉星慈:「俺は昨日の任務でピュリファイと組みましたが、その上で。アレに捕縛は確実に出来るのでしょうか?」
佐倉星慈:昨日の光景を思い出して言葉を吐く。
茜 司:「どういう事かな、佐倉くん。ピュリファイに何か問題が?」
佐倉星慈:「運用のコードにかなりオペレーターの繊細さが要求されると感じましたが」
大槻篤志:「私の組んだロジックに遺漏はないよ。前回もオーダーの通りに遂行したはずだ」 モニターから顔は上げない
佐倉星慈:「簡単に言うと、手加減できないし、融通も利かない、優秀な兵器であったなと。仮にオーダーが殲滅ならば問題はないとは思います」
大槻篤志:「……ふむ? 殲滅か。殲滅……事前のロジックとやや異なる表現だ。確認しておこう――だが、とにかく“ピュリファイ”の実戦投入は必須事項だ」
大槻篤志:「決定事項だからね。この案を通すために、私がどれだけ頭の固い上層部に申請をし続けたことか……」
大槻篤志:「突き返されたドキュメントの数だけでハードディスクが嘆きをあげるよ! まったく!」
渋谷椿咲:「それだけ厳格に審査をしているという証左です。誇りこそすれ、嘆くことではないと思いますが」
茜 司:「捕獲任務である以上、やり過ぎてもらっては困るが……そこは命令次第でカバー出来る範疇ではないかな?」
大槻篤志:「しかしね、私のかわいい弟たちが……、ううむ……まあ、それはいい。過ぎたことだ。過ぎたことを嘆くのは時間の無駄だ!」
茜 司:「(弟?)」
安藤主計:内輪の問題に顔を突っ込むつもりはないので、傍観している。
大槻篤志:彼は自分の開発した製品を「弟」と呼んでいる!
茜 司:クレイジー……
大槻篤志:ロジックから生まれた兄弟という意味だ
茜 司:なるほど
大槻篤志:「よって、きみたちには迅速な“ビター・スティール”の捕捉を頼みたい! 何か質問はあるかね?」
渋谷椿咲:「一つ。そういえば、イリーガルエージェントを登用した理由を聞いていませんでした」
渋谷椿咲:「現地に明るいのでしょうか?」
安藤主計:ペルーには明るいけど…
大槻篤志:「端的に言えば、優秀だからだ」
大槻篤志:「“ビター・スティール”の得意とする近接戦闘……その範囲外からの強力な攻撃手段を持っている」
大槻篤志:「少なくとも、そう聞いているよ。私はね」
渋谷椿咲:「機密性より、単純な戦力性を重視した作戦というわけですね。理解しました」
安藤主計:「臆病なだけさ。バカみたいに、敵に近づいて殴り合いをするなんて、そんな度胸が俺にはないんでね」
渋谷椿咲:「今のは愚弄されているのでしょうか?判断に悩みますけれど」
安藤主計:「だから、そう持ち上げられると困るんだが…」
大槻篤志:「ふむ。頭脳もなかなか優れているな。“ビター・スティール”の得手は近距離戦闘……そして防御力も高い」
大槻篤志:「できるだけ避けることだ。そうせざるを得なくなったら、複数人で多方面攻撃をかけることを推奨しておく」
茜 司:「戦術の基本ですね。戦闘は相手に何もさせず封殺するに限る」
大槻篤志:「そうだな……ミスター・茜。現場の戦術的指揮はきみに任せる」
渋谷椿咲:「仮想戦力は“ビター・スティール”のみですか?」
大槻篤志:「仮想戦力は、“ビター・スティール”だけとは断言できない。理由は――」
大槻篤志:「彼女が離反した状況が問題だ。特定のFHセルを襲撃した際に、突如として離反した。つまり……」
茜 司:「彼女はセルと内通している」
大槻篤志:「そうだ。可能性がある」
茜 司:「(全く厄介な事だ)」お茶を啜る。
大槻篤志:「彼女の現時点までのテロ行為も、それを裏付けているとは思わんかね。何かの思想や、目的があって実行していると」
渋谷椿咲:「……」
大槻篤志:「だが、それも憶測にすぎない。警戒してくれとしてか言えないね」
安藤主計:「了解した。」
大槻篤志:「傭兵は、話が早くて助かるよ。とりあえず前金は振りこんでおいた。あとはきみの実績次第だな」
安藤主計:「安心してくれ。報酬分の仕事はするさ。」
佐倉星慈:「彼女の思想や目的が見えれば、彼女の行動が見えてくるかもしれない。必要とあらば、それを探るのもこちらの仕事でしょう」
大槻篤志:「そういうことだ……ミスター・佐倉。あとは現場の判断を尊重する」
茜 司:「佐倉くんの言う通りだ。出来る限りの情報は集めておくべきですね」
大槻篤志:「他には? なければ情報収集に着手してもらおう!」
佐倉星慈:「俺としても問題はありませんよ。万が一彼女の足止めをすることになったら、その時に前に立つのが仕事だというのも理解しています。彼女に特殊不死性があった場合の対処も含め」
佐倉星慈:背中の刀の柄を指で軽く叩き応える。
渋谷椿咲:「いずれにせよ、遅れは取りません。速やかに解決します」
渋谷椿咲:「それを期待されて招集されていると理解していますから」
大槻篤志:「よろしい。では、作戦開始だ! 諸君の活躍に期待する!」

ミドル2:情報収集

GM:先に項目を上げておこう。とりあえずこの4つ!
■情報収集
(1)《ビター・スティール》について 《情報:噂話》難易度7
(2)《ピュリファイ》について 《知識:科学技術》難易度9
(3)《ドクター・コクーン》について 《情報:噂話》難易度12
(4)《ビター・スティール》の離反について 《情報:UGN》難易度12
GM:シーンプレイヤーは安藤さんです。ほか、登場自由!
GM:登場する方は、登場ダイスをお願いします!
茜 司:出ておこう!
茜 司:1d10+44
DoubleCross : (1D10+44) → 8[8]+44 → 52

佐倉星慈:1d10+49
DoubleCross : (1D10+49) → 5[5]+49 → 54

安藤主計:1d10+43
DoubleCross : (1D10+43) → 8[8]+43 → 51

安藤主計:ごば
渋谷椿咲:出ましょう。
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+4(1d10->4)した(侵蝕率:46->50)
GM:では、各自、自分の挑みたい項目に挑むといいでしょう!
■情報収集
(1)《ビター・スティール》について 《情報:噂話》難易度7
(2)《ピュリファイ》について 《知識:科学技術》難易度9
(3)《ドクター・コクーン》について 《情報:噂話》難易度12
(4)《ビター・スティール》の離反について 《情報:UGN》難易度12
安藤主計:あの、裏社会のコネしか持ってないので、とりあえす一番低いの行かせてもらっていいですか?
安藤主計:あと知識:ペルーは2持ってるんですけど、それも役に立ちそうにないので…
渋谷椿咲:ピュリファイについて振ってみます。
渋谷椿咲:4dx>=9
DoubleCross : (4R10[10]>=9) → 10[3,6,8,10]+5[5] → 15 → 成功

渋谷椿咲:おっけー
GM:つ、つよ・・・い・・・!
安藤主計:ひゅー
茜 司:スゲェ!
安藤主計:《ビター・スティール》について
佐倉星慈:《ビター・スティール》の離反について振ります。要人への貸しを使用。
佐倉星慈:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[3,6,7,10]+10[10]+4[4]+3 → 27

安藤主計:1dx>=7
DoubleCross : (1R10[10]>=7) → 1[1] → 1 → ファンブル

安藤主計:やった!!
渋谷椿咲:すげえ!
安藤主計:照れる
茜 司:どっちもスゲェ……
GM:これはどうしようもない!
茜 司:ではドクターコクーンを。要人の貸しと情報収集チーム使います
渋谷椿咲:コネは1個までですよ
GM:そうなのだ……
茜 司:なんという事だ
茜 司:では要人だけ
茜 司:5d10
DoubleCross : (5D10) → 21[4,3,3,9,2] → 21

茜 司:ヤッター!
GM:おおー、3人成功。
GM:それでは情報をカイジします。少々お待ちを。
渋谷椿咲:dx!
GM:あ、違う違う!
安藤主計:騙されるな!!
GM:危ないところだった……
茜 司:あっそうだ
GM:金を使ってもらおう!
茜 司:失礼!
GM:成功したいのならばな!
茜 司:えーと9か
茜 司:では3点使います!
GM:OK。
GM:では、減らしてもらって、成功。少々お待ちを。
(2)《ピュリファイ》について
《ドクター・コクーン》大槻篤志の主導で進められている,対オーヴァード自立人型兵器。
抗レネゲイドリパルサーを主武装として,オーヴァードの無力化を目的とする。
完全なリモート操作を実現しており,対象のレネゲイド反応を追跡して自動攻撃が可能。
特筆すべきは抗レネゲイドリパルサーによる防御壁であり,
敵対オーヴァードの戦力を確実に削り取ることが期待されている。
現在,《アルビオーン》と呼称される,より強力な新型機が試作されているという。
→[《アルビオーン》について]を調査可能になった。
(3)《ドクター・コクーン》について
《ドクター・コクーン》大槻篤志。
UGNのエンジニアにして研究者。
ブラックドッグ・シンドロームのハード調整を専門分野とする。
この技術を応用して《ピュリファイ》を含む新兵器の開発に心血を注いでおり,
いつも研究室に閉じこもっている。本人にとっては仕事=趣味なのだと思われる。
→[《ドクター・コクーン》の研究について]を調査可能にった。
(4)《ビター・スティール》の離反について
FHセルであるクラクスー・セルの潜伏地点を攻撃中,突如としてUGNの同僚を攻撃。
その混乱をついてクラクスー・セルのメンバーは逃亡した。
このことから,《ビター・スティール》野木晴香はクラクスー・セルの
内通者であったものと思われ,現在もその足取りを追跡中。
その後,各地のUGN研究施設を襲撃する《ビター・スティール》の姿が目撃されている。
→[クラクスー・セルについて]を調査可能になった。
GM:以上、3点が明らかになった。
GM:現在の残り情報収集項目
■情報収集
(1)《ビター・スティール》について 《情報:噂話》難易度7
(2)《ドクター・コクーン》の研究について 《情報:UGN》難易度13
(3)クラクスー・セルについて 《情報:UGN》または《情報:FH》難易度13
(4)《アルビオーン》について 《情報:軍事》難易度9
茜 司:「クソ……内部調査も楽じゃないな。思ったより手間取った……が」
GM:きみたちは適当な喫茶店で会話をしてもいいだろう。
茜 司:「それに見合うだけの情報……なのかなぁ、コレ」
GM:夏祭りを前に、街は賑やかであり、よそ者の姿も多い。きみたちの姿も比較的目立たない。
茜 司:「大槻博士が引きこもりなんて支部内の誰でも知ってる事だし……」
佐倉星慈:「でも、その研究内容については誰もが知っている事じゃない。違いますか?」
GM:そう。茜さんは大槻博士の研究内容につながる手がかりをつかんだのだろう。
茜 司:「そうだね。ただ一点、その事に関してはまだ追及する価値があると思う」
渋谷椿咲:手元の端末で図面を眺めている。
GM:それはデータの蓄積されているとおぼしきサーバーの所在かもしれないし、ファイルの在処かもしれない。
佐倉星慈:「今回の作戦、博士の機械兵士が肝になっているのならば裏を取るのは必要だと思います」
渋谷椿咲:「その機械兵士――“ピュリファイ”、これ、すごいものですね」
渋谷椿咲:「専門用語ばかりで難しいものですけど。抗レネゲイドリパルサー?素人目でも技術力の高さは窺い知れるというか」
安藤主計:「カタログスペックだけをみるなら、これを奪うか、潰すために動いてる組織が1つや2つあってもおかしくないな。」
佐倉星慈:自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄り軽く苦笑する。
茜 司:「ふむ。つまりは一種のバリアのようなものかな」
渋谷椿咲:「受動的な制圧兵器みたい。この、“アルビオン”とか言う新型は」
渋谷椿咲:「どちらかは分からないけど。発展型なのか、それとも補完するのか」
茜 司:「開発のスピードが尋常じゃないな。流石は研究室にこもり切りなだけはあるか……」
渋谷椿咲:「状況によっては、これも投入されるのかしら?」
佐倉星慈:「俺は好感が持てるものではなかったけどね、優秀な兵器なのは間違いない」
茜 司:「そこの辺りも調べてみる必要があるな。戦略に関わる事態だ」
佐倉星慈:「ああ、作戦と言えば俺も一つ調べておきました」
安藤主計:「聞かせてくれるか?」
佐倉星慈:「ビター・スティールが離反した際に接触を持ったセルはクラクスー・セル。この前の作戦で俺が戦ったセルでもある」
佐倉星慈:「ここに彼らが出張ってるという事は最近目撃されてるビター・スティールは本物である可能性は高いかと」
渋谷椿咲:「……やっぱり」
安藤主計:「何か思い当たる節でもあったのか?」
渋谷椿咲:「いえ。“ビター・スティール”が離反した際の、攻撃目標のセルでしたので」
安藤主計:「へえ、運がよかったな。あんた。」
渋谷椿咲:「絶好のタイミングで離反したのか。それとも、ギリギリの綱渡りだったのか」
渋谷椿咲:「そういうことを、どうしても考えてしまって……運がいい、ですか?」
安藤主計:「裏切者と、裏切者が裏で手を組んでる組織に仕掛けたんだろ?」
安藤主計:「そんなの、“ビター・スティール”があんたの首でも手土産にして寝返る絶好の機会じゃないか。」
茜 司:「……ふーむ……」
安藤主計:「なのに、あんたの首と胴はまだ繋がってる。運がいいのか、それをする隙も見いだせなかったかどっちかじゃないか。」
渋谷椿咲:「あの時は別行動を取ったので……ただ」
佐倉星慈:「ただ?」
渋谷椿咲:「そこから突破したのは、自らの技能に依ると自負はしていますけど」
佐倉星慈:「ふっ、その控え目でいながら、自信家なキャラは実に見習いたいね」
佐倉星慈:軽く笑う。
安藤主計:「なら、運がいいってのは失言だったな。大した腕だ。」
渋谷椿咲:「事実を言っているだけです」少し険しい顔をする。
茜 司:「実力に自信があるのはいい事だ。実際、きみのスコアはいずれも優秀の一言に尽きるものだった」
渋谷椿咲:「とはいえ。作戦も失敗していますし、返り討ちで壊滅させられなかった時点で、いくら誇ろうともお笑い草なのかもしれませんが」
渋谷椿咲:「五体満足でここにいることは、事実ですから」
渋谷椿咲:(彼女とは違って、)との言は心中に留める。
茜 司:「きみにとっては名誉挽回のチャンスという訳だ」コーヒーに口を付ける。
渋谷椿咲:「はい。浄化(ピュリファイ)したいと考えています」
佐倉星慈:(今のは見事な返しだな。俺も見習おう)
茜 司:「はっはっは、上手いじゃないか。失礼ながらジョークをいうタイプには見えなかった」
渋谷椿咲:「それはどういう……?そういった意図はなかったのですが……」困惑する。
茜 司:「えっ?あ、そう……?いや、まあそれなら気にしないでくれたまえ」
佐倉星慈:「粋な返しだったという事さ。うん、実に羨ましい。狙ってなかったら天性のものだしね」
茜 司:「そうだ、“ピュリファイ”といえば佐倉くん。きみは昨日かの兵器の戦いぶりを目撃したんだろう?」
茜 司:「どんな感じだったか、詳しく教えてくれないか?」
佐倉星慈:「ええ。そうですね。こちらの動きに合わせて非常に高度な連携を行い適切な火力支援をする優秀さには舌を巻きました」
佐倉星慈:「数年組んだエージェントレベルといったところですね。ただ」眉を顰める。
茜 司:「ただ?」
佐倉星慈:「反撃不能なまでに無力化した敵をその場で消し去りました」
茜 司:「消し去り……えっ?」
茜 司:「消し去った?」
佐倉星慈:「文字通りに。肉片一つ残さずに、残ったのは血と塵のみの容赦のなさ」
茜 司:「……」ティーカップを持つ手が細かく震えている。
安藤主計:その凄惨な光景を聞いて、ペルーでの戦場のことを思い出す。
渋谷椿咲:「……それは。あまり気持ちのよいものではありませんね」
佐倉星慈:「現場の制止コードが効かなかったのが非常に心に引っかかっています」
渋谷椿咲:「特に食事の場では、一般的に不適当らしいと聞きましたよ」
茜 司:「それは……まずいな。とてもまずい……ウッ」
佐倉星慈:「果して、あれを信用して良いものかとね」
茜 司:「ちょっと失礼、お手洗いに……」口元を押さえて立ち上がる。
佐倉星慈:「不適当か。確かに。俺としたことが野暮な物言いだった。そこは反省しなきゃな」
GM:商店街を、祭囃子の音が流れていく。

GM:購入とロイス取得が可能です。
GM:どうぞ!
安藤主計:ボデマ
佐倉星慈:ボデーアーマー
安藤主計:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 7[7] → 7

佐倉星慈:1dx+2
DoubleCross : (1R10+2[10]) → 10[10]+2[2]+2 → 14

佐倉星慈:買えた!
安藤主計:さっきでればなー
茜 司:ボデーマ
GM:佐倉くん、調子いいなーw
渋谷椿咲:ボディアーマーかなあ
渋谷椿咲:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

渋谷椿咲:うむ
GM:ですね
茜 司:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 6[3,6]+3 → 9

茜 司:うーん買っとくか
渋谷椿咲:ロイスは保留。以上で。
茜 司:3点使って購入!
安藤主計:以上で
茜 司:以上!
佐倉星慈:以上です。こちらもロイスは保留。
GM:OK。

ミドル3:情報収集(2)

GM:残りの情報収集項目
■情報収集
(1)《ビター・スティール》について 《情報:噂話》難易度7
(2)《ドクター・コクーン》の研究について 《情報:UGN》難易度13
(3)クラクスー・セルについて 《情報:UGN》または《情報:FH》難易度13
(4)《アルビオーン》について 《情報:軍事》難易度9
GM:シーンプレイヤーは渋谷さん。
GM:みなさん、登場ダイスをどうぞ!
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+8(1d10->8)した(侵蝕率:50->58)
GM:登場される方はね!
安藤主計:1d10+51
DoubleCross : (1D10+51) → 4[4]+51 → 55

茜 司:1d10+52
DoubleCross : (1D10+52) → 6[6]+52 → 58

茜 司:全体的に高いなぁ
佐倉星慈:1d10+54
DoubleCross : (1D10+54) → 9[9]+54 → 63

GM:それでは、各自の得意な項目を振ってください!
安藤主計:得意なものなんてないぜ!!
安藤主計:《ビター・スティール》について
安藤主計:1dx>=7
DoubleCross : (1R10[10]>=7) → 3[3] → 3 → 失敗

安藤主計:無理!
GM:安藤さんは仕方ないよね……
GM:水野竜一くんの情報収集って、襲って聞き出すみたいなもんだもんな……
安藤主計:ペルーの美味しい酒とかだったらぱっと答えられるのになー!
佐倉星慈:クラクスー・セルについて コネ UGN幹部を使用します。
佐倉星慈:4dx+3
DoubleCross : (4R10+3[10]) → 10[4,7,8,10]+7[7]+3 → 20

渋谷椿咲:コクーンについて調べます。UGN幹部のコネを使用。
茜 司:ワーオ
渋谷椿咲:3dx+3>=13
DoubleCross : (3R10+3[10]>=13) → 9[2,6,9]+3 → 12 → 失敗

茜 司:惜しい!
渋谷椿咲:財産ないんだよな……!失敗。
GM:ウワーッ惜しい
GM:佐倉くんはマジで絶好調だな……
GM:茜スペシャルが待たれる
茜 司:ではコクーンで振りましょう。情報収集チーム使用。
茜 司:2dx+4
DoubleCross : (2R10+4[10]) → 7[2,7]+4 → 11

GM:おみごと
茜 司:チェスト財産点2!
GM:ですよね! 成功です。
GM:では、2つの情報項目がカイジされます。
(7)クラクスー・セルについて
破壊と混乱によるテロリズムで悪名高いセル。
多数の人間を巻き込んで,[旧人類の淘汰]と名付けた破壊行為を繰り返している。
その本音は明らかに愉快犯であり,UGNとしても彼らと対話の余地はないと考えている。
破壊工作や攪乱を得意とし,UGN内部にも内通者が存在するようだが,炙り出すことはできていない。
《ビター・スティール》が離反する原因となった任務の際,
《バンニップ》と呼ばれる幹部が逃走を成功させており,目下捜索中。
《バンニップ》は名うての狙撃手であり,過去に何度か要人の暗殺を成功させてきた経歴がある。
(6)《ドクター・コクーン》の研究について
自立兵器である《ピュリファイ》については不安視する声もあるが,
UGN内部でも異例の速度で推進されている。
その原動力は,R市方面を統括する支部長の三田広樹。
彼の個人的な献金と,《ドクター・コクーン》大槻篤志を主任に据えたことで,
《ピュリファイ》を実戦投入な可能な段階まで漕ぎつけた。
この研究には,《ビター・スティール》の技術が大部分転用されている。
このため,なんとしても彼女を捕獲したいものと思われる。
GM:以上、2つだ。
GM:きみたちはこの情報を、やっぱりデパートの地下あたりででも共有できる。
GM:ちなみに、まだ次の状況に進むためのピースは揃っていない。
茜 司:「まったく……博士のファイルの秘匿箇所を特定できたのはいいが、こじ開けるのにまた金がかかった」
茜 司:「いくらUGNの機密事項とはいえ、ちょっと普通じゃないな」
佐倉星慈:「逆に言えば、その金の鍵で扉は開けたと。少々UGNのセキュリティが心配だ」
渋谷椿咲:「申し訳ないです」頭を下げる。
渋谷椿咲:「私がもっと優秀であれば、指示一つで容易に開けさせられる職位に就けたのですが」
茜 司:「色々とね、やり方はあるものだよ。内部と外部をよく知る人間でなければ出来ない事がね」
茜 司:「さあ、それはどうだろうか。ファイルを探ってみたら、三田統括の名前が出てきたよ」
茜 司:「これで調査費用を経費で落とす事も出来なくなった訳だ、まったく泣けてくるな」
渋谷椿咲:「承認を得ているのであれば、不思議ではないのでは」
渋谷椿咲:「最終的な責任者に、彼がつくのは不自然ではないでしょう」
佐倉星慈:「規格通りの承認を得てるのであれば、そこまでの機密にする必要もないと言ったところじゃないか」
安藤主計:「まあ、あれだ。大変だったのは分かったが内容は話してもらえないのか?」
安藤主計:自分は特に何もしてないくせにそういうことをいう。
茜 司:「そう、このセキュリティの堅さが引っかかる。それに三田統括はポケットマネーを投じてまで“ピュリファイ”の開発を支援しているんだ」
渋谷椿咲:「……それは」
渋谷椿咲:「いささか趣味への投資を逸脱していますね」
茜 司:「あー、そうだな。つまる所、博士が“ビター・スティール”の捕獲に拘っている理由もそこにある」
佐倉星慈:「大規模なプロジェクトに資金の流れや人事が個人の裁量で行われたのは、愉快な話じゃないな」
茜 司:「“ピュリファイ”には“ビター・スティール”に用いられた技術が数多く転用されている。開発を推し進める為には彼女が必要って事だ」
茜 司:「いや、正確には彼女の身体が……かな」
渋谷椿咲:「それは。追討は二の次であるということ?」
安藤主計:「きな臭い話になってきたな。」
佐倉星慈:「女性の体に対してこういう事を言うのは野暮な事ではありますが、プロトタイプだったわけですね、彼女は」
茜 司:「僕は三田統括の指令が下ってから博士に会いに行った時、その話を聞いていたんだけどね。まさかここまできな臭くなるとは……」
渋谷椿咲:「それでは、本当に――」口を噤む。
佐倉星慈:「どちらにせよ、もう少し裏を取りたいところです。…そして、三田支部長は彼女が離反した理由が知りたいとおっしゃっていましたが」
渋谷椿咲:(“ビター・スティール”を討ったとしても。この染みは拭えないのかもしれない)
佐倉星慈:「それも引っかかる。離反先としてクラクスーセルは最低だ」端末から資料を提示。
茜 司:「ふむ……」資料に目を通す。
佐倉星慈:「クラクスー・セル 俺の最も嫌うタイプのセルだ。その行動から美意識が感じられない。テロリストに粋や伊達を求めるのがまず間違っているのは分かっているが」自身の黒絹のように艶やかなウェーブがかった前髪を白い指先で弄る。「FHよりも、これは、むしろSOGに近い」
渋谷椿咲:「……少なくとも、“ビター・スティール”がUGNに所属していた頃は」
渋谷椿咲:「あ、いえ。全てを知悉しているわけではなく。教導および協働の際の印象という」
渋谷椿咲:「不正確な予断ではあるのですけど」
茜 司:「いや、大丈夫だよ。元教え子として意見を聞きたい」
渋谷椿咲:「そういった、破壊に対して享楽的な様子を見せることはありませんでした」
渋谷椿咲:「無論、巧妙に伏せていた可能性はありますけど。それでも」
渋谷椿咲:「ひどく迂遠だとは思います。そうであったとすればあまりに狡猾で、長期的というか」
渋谷椿咲:「少なくとも。短絡的で、享楽的なクラクスー・セルとやらの方針とは異にしているようで……」
安藤主計:「なら、ジャーム化でもしたのかもな。」
茜 司:「ジャーム化か……可能性としてあり得ないとは言えないな」
安藤主計:「あれは、すごいぜ。さっきまで持っていた意識が、一瞬で別の物に変質する。」
渋谷椿咲:「そういうものなのですか」
安藤主計:「一度、見たことがある。」
茜 司:「(この男はなんなんだ?どういう修羅場を潜ってきた?足音とかも全然しないし……怖いし……)」
安藤主計:「直前まで、「人として死なせてくれ」と言っていたヤツが、次の瞬間には俺たちの首を落とそうとしてきやがった。」
佐倉星慈:「……」自身はその武装の特性上ジャームとの戦闘経験は豊富だが敢えて口を開かない。
佐倉星慈:(そうなったら首を落すしかない訳だ)自分の首筋を指でなぞる。
渋谷椿咲:「それなりに現場経験があると自負していましたが」
安藤主計:「それが全てだとは言えないがね。だが、変わるヤツはとことん変わる。そのことは知っておいて損はないじゃないかな。」
渋谷椿咲:「まだ劣るようです。貴重な現場の声をお聞かせいただき、感謝します」
茜 司:「知識としては分かっていたが、実際体験談として耳にするとまた違った心地だね。何が起こっても不思議じゃない訳だ」
佐倉星慈:「だが最後の別れの時に、ビター・スティールにでも変わった様子はなかったんだろう?」
佐倉星慈:「だからこそ、彼女は逃げおおせたわけだし」
渋谷椿咲:「少なくとも、私にはそう取れませんでしたが……」
茜 司:「まあ、彼女が離反した理由についてはここで答えを出す事は出来ないだろう。もっと情報を集めるか、」
茜 司:「彼女に直接聞くしかないだろうね」
安藤主計:「それが出来る段階になったら俺たちの仕事は終わってるな」
佐倉星慈:「その時に彼女に理性が残ってる事を期待したいですね」
渋谷椿咲:「抗レネゲイドリパルサーには、自白作用もあるのでしょうか?」
GM:(ないと思う)
茜 司:「どうだろうか。仮にあったとして、“ピュリファイ”がそれを正しく運用できるかは疑問だな」
渋谷椿咲:「それもそうですね。あ、そろそろ場所を移されます?」
茜 司:「そうだな。まだ調べるべき情報も残っている事だし、早めに片づけてしまおう」
安藤主計:「だな」
安藤主計:立ち上がる
佐倉星慈:「移動先にリクエストはあるかい?どうも、こういうとこで気が利かないのはまだまだ修行不足だ」
渋谷椿咲:少し目を伏せる。「そうであれば……すみません、一つ。許可を頂きたい事案がありまして」
渋谷椿咲:「……ひどく愚かしく、恥ずべきことと、心の裡では理解しているのですが……」
安藤主計:「言ってみな」
渋谷椿咲:「あれを……」おずおずとショーケースの一角を指さす。
佐倉星慈:視線を向ける。
渋谷椿咲:「“熾天使の濃厚プリン”。あれを買ってきても構わないでしょうか……?」
茜 司:「ウフッ」失笑。
安藤主計:「あんた金持ってたっけ?」
茜 司:「いや、失礼……あれぐらいなら僕が出そうじゃないか」
佐倉星慈:「あ。俺の分もお願いしても?甘い物は好物なんだ」
渋谷椿咲:「あ、その。無論、あとでお返しいたしますので」
佐倉星慈:英世2枚を流れるような動作で取り出して。
安藤主計:果たして英世で買えるものなのか…!
佐倉星慈:プリン二つだろw
茜 司:「おいおい、高校生に出させる訳にはいかないよ。ここは大人を頼りたまえ」
GM:大丈夫大丈夫
渋谷椿咲:「すみません」恐縮する。
茜 司:鼻歌まじりに買いに行きましょう。手にはブラックカード。

ミドル4:情報収集(3)

GM:現時点の情報収集項目
■情報収集
(1)《ビター・スティール》について 《情報:噂話》難易度7
(2)《アルビオーン》について 《情報:軍事》難易度9
GM:シーンプレイヤーは安藤さん
GM:出る人は登場&判定をどうぞ!

GM:前のシーンに出た人!
GM:ロイスとお買い物をどうぞ!
安藤主計:ボデマ
安藤主計:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 9[9] → 9

茜 司:ボデマー
安藤主計:無理
茜 司:2dx+3
DoubleCross : (2R10+3[10]) → 9[6,9]+3 → 12

GM:なんでも買ってねw
佐倉星慈:応急手当
茜 司:おっ買えた
佐倉星慈:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 6[1,6]+2 → 8

佐倉星慈:買えた。
GM:おみごと
茜 司:だれか要る人!
安藤主計:ほしいがロール的にはやせ我慢だ!
渋谷椿咲:いや、私回避できるんで、もらってくださいw
安藤主計:じゃあもらうか。
茜 司:ではどうぞ。
渋谷椿咲:-茜 司/誠意/恐縮:○/ロイス
GM:渋谷さんは何か買います?
渋谷椿咲:一応こっちでも挑戦してみます。ボディアーマー。
渋谷椿咲:1dx
DoubleCross : (1R10[10]) → 2[2] → 2

渋谷椿咲:はい!
渋谷椿咲:おわりです
GM:ですよね
茜 司:渋谷椿咲/〇有為/堅物/ロイス
安藤主計:じゃあ、出る!
安藤主計:1d10+55
DoubleCross : (1D10+55) → 9[9]+55 → 64

安藤主計:おら!
GM:出る人はどうぞ!
渋谷椿咲:出るましょう
安藤主計:《ビター・スティール》について
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:58->67)
GM:やってみなっ!
安藤主計:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 10[1,10]+9[9] → 19

安藤主計:おら!!
GM:ついに……ペルーの炎が!
安藤主計:ペルーパワー!!
渋谷椿咲:アルビオーンについてノー技能でやってみます。
渋谷椿咲:2dx>=9
DoubleCross : (2R10[10]>=9) → 6[1,6] → 6 → 失敗

渋谷椿咲:まあね
GM:誰かカバーしますか?
茜 司:仕方あるまい……
茜 司:1d10+58
DoubleCross : (1D10+58) → 10[10]+58 → 68

佐倉星慈:さらに新しい情報が出たら行くー。
茜 司:クソッタレ!
茜 司:情報チーム使用!
茜 司:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 4[1,1,4] → 4

茜 司:うわぁ
安藤主計:金が…!
GM:どうします?
茜 司:固定値足して6。なので3点使います!
GM:OK。
GM:まとめて項目をカイジします。
(1)《ビター・スティール》について
《ビター・スティール》野木晴香。
シンドロームはブラックドッグ/エグザイル。
機械化兵であり,全身の71%を生体部品に置換している。
エージェントとしては他人に共感しすぎる傾向があり,
危険な任務に向かう後輩を育てることに悩みがあった。
任務中に突如としてUGN職員を攻撃し,そのまま離反。テロリストとして現在は逃亡中。
《ピュリファイ》関連の研究施設の襲撃と,データの奪取を繰り返している。
現在,R市郊外の廃工場に潜伏中。
→[《ビター・スティール》に接触する]を実行可能になった。
(8)《アルビオーン》について
《ピュリファイ》の後継機であり,より進化した戦闘力を有する。
《アルビオーン》は近接戦闘を想定した機体であり,
抗レネゲイドリパルサーを使用した防御能力と,
オーヴァードに対して強力なジャミング能力を発揮する。
対ジャームに特化した特殊な武器――遺産でなければ,ジャミングの無効化は不可能だろう。
GM:以上2点だ。
GM:シーン登場者(モノ)は、この情報を共有してもいい。
茜 司:遺産だと~~?
茜 司:そんなもの都合よく持ってるヤツがいるか~~!
GM:情報収集はこれでぜんぶだ。あとは“ビター・スティール”に会いに行くだけ。
佐倉星慈:ロールでそのようなことぼやいたら、その時に登場しますよw
佐倉星慈:ここは出るところだw
GM:“ビター・スティール”の所在は判明した。
GM:「悪党は廃工場に住み着きたがる」……。渋谷ならば、その言葉を思い出すかもしれない。
GM:きみたちはこの情報を、市内の森林公園あたりで共有することができる。
GM:森林公園には、出店の屋台が軒を連ね始めている。
GM:少し蒸し暑いだろう――――。
茜 司:「すっかり祭りっぽくなってきたなぁ、ここら辺も」
茜 司:ネクタイを少し緩めながらつぶやきます。
渋谷椿咲:「はい。戦場にならなければ良いですが」少し汗ばむが表情に出さない。
安藤主計:祭囃子の音も、行きかう人々が話す言葉も、ペルーとはまるで違う。
安藤主計:だが、人々が生み出す熱気は、ペルーのそれと同じものだと感じたりしている。
茜 司:「……だな。それも我々の仕事だ」
茜 司:「さて、情報をすり合わせよう。“ビター・スティール”について何か分かったかい?」
安藤主計:「居所は掴めた。」
茜 司:「……!もうそんな所まで……」
安藤主計:「ただ、何度も襲撃と逃亡を成功させている相手だ。」
安藤主計:「場所がわかっても、逃がさず追い詰めるやり方は俺にはわからん。」
茜 司:「うん……そこら辺は僕や渋谷さんがなんとかしよう。居場所さえ確かならやりようはあるはずだ」
渋谷椿咲:「それで、彼女はどこへ?」
安藤主計:「笑うなよ?」
渋谷椿咲:「笑う……?」
安藤主計:「郊外の廃工場だ。そんな如何にもってところに隠れられてもな。」
茜 司:「廃工場……」
渋谷椿咲:「……すると」
渋谷椿咲:「もしかして、諧謔のつもりなのでしょうか」
渋谷椿咲:「生前、彼女は、あ、いえ、不適切でした」
渋谷椿咲:「かつて、“ビター・スティール”は、「悪党は廃工場が好きだ」という旨の発言をしていたと記憶しています」
安藤主計:「はっ」
渋谷椿咲:「するとこれは、自分が悪党である、と見せつけているといいますか。意図的にそうしているような感覚を、覚えずにはいられないのです」
茜 司:「……諧謔ね。なるほど」
渋谷椿咲:「邪な推量でしょうか?」
茜 司:「いや、的を射ていると思う。少なくとも僕はね」
茜 司:「彼女が離反した理由……少し見えてきた気がするな」
茜 司:「ところで僕の方だが。“ピュリファイ”の後継機について調べていた……“アルビオーン”だ」
渋谷椿咲:「名前は聞き及んでいます。やはり、純然たる後継用途でしょうか?」
茜 司:「“ピュリファイ”よりも近接戦に重きを置いた設計で、抗レネゲイドリパルサーに加えて、」
茜 司:「オーヴァード用の強力なジャミング機構を搭載している。これを無効化する方法も調べたんだが……」
茜 司:「厄介な事に、『遺産』でもなければ突破出来ないらしい」
渋谷椿咲:「あの」
渋谷椿咲:「何故、無効化する方法を調査する必要があるのでしょう」
茜 司:「そうだな。何故だと思う?」
渋谷椿咲:「思わぬ弱点が実践中に露呈することで、窮地に陥る事態を予防するためでしょうか?」
渋谷椿咲:「しかし。そういった口ぶりではなかったようにも思います」
茜 司:「君なら分かるんじゃないか?安藤くん」視線を安藤くんに向ける。
渋谷椿咲:「分かっていない、とみなされるのは釈然としませんが。個人的な感傷ではなく、戦術的な意図なのですか?」
GM:ジャミング能力について調べた茜さんならば、知っていてもいい。“アルビオーン”のジャミングは、きみや渋谷さんにとって致命的なものになり得る。
茜 司:「ああ、そうだな……まず第一には、僕が臆病だからという事がある」
茜 司:「こんな恐ろしい兵器が自分に向けられたら――と、まず僕はそう考えてしまうんだよ」
渋谷椿咲:「それは。“ピュリファイ”よりむしろ――“ビター・スティール”を後継すると?」
茜 司:「分からない。博士は本気でそう考えているのかもしれないが……」
茜 司:「一つ確かなのは、“アルビオーン”のジャミング機構は、例えば僕や渋谷さんのようなタイプに取って天敵だという事だ」
茜 司:「接近されてしまえば、何も出来ずに殺されるだろう。裸でライオンと戦うようなものだ」
安藤主計:「それがわかってるなら、戦わないようにすればいいだけだろ。」
渋谷椿咲:「どうにも結論ありきというか、仮定の色が強いようには感じますが……」
茜 司:「もちろんそのつもりだとも。だが対策は立てすぎるという事はない」
安藤主計:「現状は“アルビオーン”は味方で“ビター・スティール”はUGNに認められた、兵器だ。」
安藤主計:「ヘタにそれの情報を探ろうとしたら、あんたも裏切り者になっちまうんじゃないのか?」
茜 司:「……そうだな。確かに僕らしくない行動だ」
茜 司:両肘を両ひざの上に乗せ、手を組む。
茜 司:「これは推論未満の直感に近しいものだが、“ビター・スティール”の離反と、大槻博士の計画は無関係じゃない」
茜 司:「そこの所がどうにも引っかかってね。要らぬ詮索をしてしまったという訳だ」
安藤主計:「……」
佐倉星慈:1d10+63
DoubleCross : (1D10+63) → 5[5]+63 → 68

渋谷椿咲:「とはいえ、問題ないのでは。私がハーキュリーズになればよいのですよね」
佐倉星慈:買出しから戻り皆を見つけて合流する。友人への私的な連絡も滞りなく済ませたのだろう。
渋谷椿咲:「いざという時は、裸でライオンを座に返せば済むのでしょう?」
茜 司:「頼もしい限りだ。本当に危なくなった時にはお願いするよ」
佐倉星慈:「裸で?ライオン?」
渋谷椿咲:「まさか遺産などが転がっているわけもないですし……」
佐倉星慈:「遅くなって済みませんね。どういう事にあい成りましたか?」
茜 司:「おっと、佐倉くん。丁度いい所に来た」
渋谷椿咲:「あ、いえ。実際に脱ぐという意味合いではなく。比喩表現のつもりだったのですが」
茜 司:これまでの経緯を説明しましょう。
佐倉星慈:茜さんに買い出してきた飲料水や携帯食料渡しつつ。
茜 司:「そうなのかい?それは……」何かを言いかけて止めた。セクハラで訴えられたくない。
佐倉星慈:「非常に運が良いことだと思いますよ。多分、誰も不幸にならない。万が一が起こってもね」ふっと笑う。
茜 司:「? というと?」
佐倉星慈:「ガンスリンガーは肌を晒さずに、オブサーバーはセクハラで訴えられる事もないでしょう」
茜 司:「ブッフォ」水を吹き出す
渋谷椿咲:「あの、ですから比喩表現で」
渋谷椿咲:「私が衆目に肌を晒すことを良しとするかのような物言いは避けていただきたいのですが」
佐倉星慈:「俺の刀は神斬り弥七。その名の通り神を斬る『遺産』なので」
茜 司:「いや、違うからね渋谷さん。僕はそんな――なんだって?」
渋谷椿咲:「え?」
茜 司:「きみ、遺産継承者だったの!?」
佐倉星慈:頷く。
茜 司:「ふっ……はははは。やはり9回目はツイてるな」
安藤主計:「弱点の遺産継承者だって知ってて、こいつを呼ぶことはないだろうし。」
渋谷椿咲:「適合者を見るのは、私も初めてです」
安藤主計:「やっぱり裏切られることはないんじゃないか。いや、案外知られてないのか?」
安藤主計:UGNが内部で自分とこの能力者をどのくらい把握しているのかなんて、全く知らない!
茜 司:「さあ、実際の所はまだ分からないが……少なくともこれで万が一には備えられた訳だ」
茜 司:「いざ万が一が起きた時、運命を呪いながら死んでいく羽目に陥る事は避けられた。これは大きいよ」
渋谷椿咲:「とはいえ。勝手に疑心暗鬼に陥って、目の前の敵に押し負けたら笑えないですよね」
佐倉星慈:「真実がどうあれ俺の存在で憂いが消えたのであれば、幸いですよ」
渋谷椿咲:「所在が知れたのであれば、早急に接触を図るべきとも思います」
茜 司:「もちろんだとも。敵が強大なオーヴァード……あるいはジャームである事は変わりない。気を緩めるつもりはないさ」
渋谷椿咲:「状況によっては、そも弟とやらの手を待たずして、兄と姉だけで事が済むやもしれませんし」
佐倉星慈:「戦いになるかもガンスリンガーの交渉次第、対面したらビター・スティールがどう出るかな?」
渋谷椿咲:「交渉の余地があるとは思っては居ませんけど」少しムッとする。
安藤主計:「逃がさないっていう点だけで考えるなら。」
安藤主計:「渋谷。あんたが一人で会いに行くって言ったら、“ビター・スティール”は釣れるかな。」
茜 司:「……」顎に手を当てる。
渋谷椿咲:「正直に言うと、分かりません。あの夜から、“ビター・スティール”は私の理解のまったく外へ行ってしまったので」
安藤主計:「だろうな」
安藤主計:「いや、くだらないことを言った。あんたが餌になってくれれば仕事が楽になると思ったんだ。忘れてくれ」
安藤主計:「なってくれれば、というよりは、なれるなら、か。」
佐倉星慈:「付け加えるなら、むこうには凄腕の狙撃手がいる。単独行動はしない方が良いだろうしな」
茜 司:「“バンニップ”だな」
渋谷椿咲:「そもそも、私を餌として運用するのは、あまり効率の良いやり方ではないと思います」
渋谷椿咲:「適材適所だと思います。剣士としての運用をおすすめしますけど」
茜 司:「僕としては、渋谷くんが“ビター・スティール”と直接対面する形が望ましいと思う」
茜 司:「可能性は低いが、“ビター・スティール”が交渉に応じる事もあり得るからね」
渋谷椿咲:「運命を呪うのと同じくらいの可能性だと思いますね」
佐倉星慈:「鍔元はギリギリまで抜かないのが粋と言うもの、言葉が通じるなら抜刀は最後の手段。と言った所か」
茜 司:「はっはっは。それなら十分にやる価値はあるんじゃないかな?」
茜 司:「なにせ僕は臆病だからね。戦わずに済めばそれに越した事はない」
渋谷椿咲:「千倍に粉飾しないでほしいです。臆病どころか大胆です、それ」
茜 司:「渋谷くんのつっこみもきみの刀に負けないレベルになってきたんじゃないか、佐倉くん」
佐倉星慈:「その才能は実に羨ましい。彼女の返しは俺の理想とするところではありますよ」

GM:点呼開始!
茜 司:準備完了!(1/4)
渋谷椿咲:準備完了!(2/4)
佐倉星慈:準備完了!(3/4)
安藤主計:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!


GM:前回シーンの後処理。
GM:調達とロイス取得が可能です。
GM:必要な方はどうぞ。
渋谷椿咲:ぼでー
渋谷椿咲:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 5[3,5] → 5

渋谷椿咲:ダメ!おわり。
佐倉星慈:応急手当キット
佐倉星慈:2dx+2
DoubleCross : (2R10+2[10]) → 9[4,9]+2 → 11

佐倉星慈:2個目GET
茜 司:私もボデマを
茜 司:3dx+3
DoubleCross : (3R10+3[10]) → 9[7,8,9]+3 → 12

安藤主計:応急手当ー
安藤主計:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 3[2,3] → 3

安藤主計:ひゃー
安藤主計:以上
茜 司:買えた!という訳でしぶりんにあげます。
GM:茜さんはお金持ちだから買えてる……
渋谷椿咲:やったー!

ミドル5

GM:シーンプレイヤーは渋谷さんです。
GM:登場したい方はダイスをどうぞ。様子を見て途中登場もアリです。
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+7(1d10->7)した(侵蝕率:67->74)
茜 司:立場上出ざるを得ない
茜 司:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 5[5]+68 → 73

佐倉星慈:1d10+68
DoubleCross : (1D10+68) → 10[10]+68 → 78


GM:きみたちは“ビター・スティール”の潜伏地点と思われる、廃工場を突き止めた。
GM:R市郊外に位置する、廃業して数年が経過した工場だ。
GM:きみたちの前には、明らかに何者かに破壊された錠前と鎖―― そして、誘うように少しだけ開かれた扉がある。
GM:望むならば、簡単にこの扉を開けて中に入ることができるだろう。他に侵入口らしい箇所は見当たらない。
茜 司:「ここか……い、いかにもって所だな」きょろきょろと落ち着きなく辺りを見回している。
GM:窓もあるが封鎖されており、破壊するなら間違いなく気づかれるだろう。
茜 司:「なんか、すっごい罠くさいんだけど大丈夫かなぁ……ああ、嫌だ嫌だ」
佐倉星慈:「繁華街の真ん中じゃないのは、むしろ良識を感じますね。ここなら気兼ねなく暴れられそうではあります」
渋谷椿咲:「夏祭りで廃工場を使う事例は、寡聞ながら聞いたことはありませんしね」
茜 司:「いざって時は頼むよ渋谷くん、佐倉くん!僕ホント戦闘はからっきしだから!」
渋谷椿咲:「そうでしたら、後方に待機していても良かったのでは?」
茜 司:「支部長の命令が無ければ僕もそうしたい所なんだけどね……!」
佐倉星慈:「オブザーバーのそういう所は好感が持てますよ。悪辣さとは無縁で出世は厳しいとは思いますが」
渋谷椿咲:「ともかく。手を拱いていても仕方ありません」
渋谷椿咲:「他に有用な手立てのない限り、あそこからの侵入を具申しますけど」
茜 司:「そういう事言わないでくれよ!高校生にさぁ、そんな事……悲しくなるだろ!?」緊張のせいで余裕が全然無い。
佐倉星慈:「さて、誘い半分だけど歓迎に乗らないのも野暮ってものだ。入ろうか」
茜 司:「ま、まぁ他に入口も無いようだし、あそこから入るしかないか……」
佐倉星慈:警戒はしつつも危険を確かめる為に自分がまず先頭にに立っていきます。
渋谷椿咲:後ろに唯々と続く。
GM:おっと、佐倉くんが先頭に。 なら、錆びた音とともに扉が開き――
GM:頭上から、黒い人影が降ってくる。
茜 司:「ひやァ!」悲鳴!
GM:そいつは、佐倉くんに拳を叩きつけようとするだろう。
GM:演出攻撃なので、演出で防いでもいいし、反撃してもいい。
佐倉星慈:背中の刀に手を掛けながら横に転がり回避と同時に首に対して攻撃を試みましょう。
野木晴香:「……ふ」
野木晴香:かすかな呼吸音とともに、きみの太刀筋は、素手で弾かれる。
茜 司:「の、の、野木……いや、“ビター・スティール”……!」
野木晴香:金属音。その腕は間違いなく鋼だ。
野木晴香:「UGN……か!」
茜 司:尻もちを堪えたせいで中腰になっている
GM:渋谷さんにはもちろん、その人影の正体がわかるだろう。
渋谷椿咲:「……っ」
佐倉星慈:「口上の無い戦いはどうも好きじゃないね。その腕に感謝することだよ。首がまだついてる」
GM:きみが割って入らなければ、野木さんと佐倉くんはもう一合、激突しなければならない。
渋谷椿咲:「“デュラハンメイカー”。事前のすり合わせと異なるのですが」
佐倉星慈:「名乗っても?」中腰のまま相手に刀の切先を向ける。
野木晴香:「……名乗りのある戦いは、あんまり好きじゃない」
野木晴香:「戦う相手に……感情を入れたくはない」
渋谷椿咲:「我先に干戈を交えるとは、ブリーフィングしていなかったように思います」
佐倉星慈:「おっと、彼女が君の因縁のお相手その人か?ならば譲る。不意の遭遇だったので、ついアドリブになった」
野木晴香:「特に、UGNとは、余計な……、……!?」
野木晴香:「“ガンスリンガー”?」 渋谷さんに気づく。
渋谷椿咲:「――さて、“ビター・スティール”。何時ぶりでしょう」
渋谷椿咲:「あ、いえ、私は精確に覚えているのですが……」
野木晴香:「……やはり、優秀だったな。ずいぶんと適応している。あまり良いことではない、が……生き延びていた」
茜 司:「(あ、焦った……が、これは僥倖だ。少なくとも対話の意志がある)」
野木晴香:「再会まで、少し余分に時間がかかったようだな」 苦笑して、戦闘態勢をとく。――その仕草のひとつひとつが、
渋谷椿咲:「ええ、ええ。生き延びています。屈辱と汚濁を抱えたまま。忘れることありましょうか」
野木晴香:どこがぎこちない。渋谷さんにはなんとなくわかる。
渋谷椿咲:「そちらでの生活は、何かお変わりになりましたか?過ごしやすいでしょうか?」
野木晴香:「屈辱? 確かにな。きみにとっても、不運なことだった――生活など、過ごしやすいはずがない」
野木晴香:「私は裏切り者となり、どこにも居場所はなくなった」
渋谷椿咲:「それは――そうする前から、分かることではないのですか?」
野木晴香:「……誤解がある」
野木晴香:「私は裏切ってはいない。いや。違う。裏切ったことにされた。すべては計画だった――といって」
野木晴香:「信じてくれた追っ手はいなかったな。きみたちはどうだ? 話をする気はあるか?」
渋谷椿咲:「……は?」
茜 司:「……。なるほど」
佐倉星慈:相手の言葉を聞いて刀を納める。
茜 司:「ガンスリンガー、デュラハンメイカー。ぼくは彼女の話を聞きたい。きみ達はどうだろう」
渋谷椿咲:「もう少し、ウィットに富んでいたと記憶しているのですが。精神も変質を……?」
渋谷椿咲:「え、はい?今なんと?」
野木晴香:「いい加減、もう疲れてきている。これは最後の賭けだ。……クラクスー・セルの“バンニップ”と“緑天師”三田広樹を討つためのな」
茜 司:「……え?」
茜 司:「ちょっ、ちょっと待って。三田統括がクラクスー・セル?」
野木晴香:「少なくとも、私はその証拠を掴んだ」
佐倉星慈:「さらに詳しく説明をしてもらえるのでしょう?どうぞ続けて」
野木晴香:「あの夜だ」
野木晴香:「私と“ガンスリンガー”が従事した任務」
渋谷椿咲:「……はい」
野木晴香:「きみと別れた後、私の四肢に異変が起きた。私の体には、非常時に備え、自動制御モードが存在している」
野木晴香:「あの直後に、それが起動した。私には止めることができなかった。そのままUGN職員への攻撃を行った……だが」
野木晴香:「いったい誰が? どうやって? そのことを調べるために、ずいぶん時間がかかった。UGN研究施設への不法侵入を何度繰り返したか――結論はこうだ」
野木晴香:「私の手足をメンテナンスしていたのは、“ドクター・コクーン”大槻だった。だが、指揮官として戦闘ロジックを組んだのは三田統括だ。自動制御も、戦闘ロジックに従う」
野木晴香:「こうして私は裏切り者となり、汚名を雪ぐために行動してきた。すべては三田統括が内通者であることを証明するために。その結果は」
野木晴香:「ここにある」 彼女は、自分の右脚を叩いた。そこに記憶媒体でも格納しているのだろう。
茜 司:「物的証拠が、ある……」顎に手を置き、眉間に皺を寄せる。
野木晴香:「……説明は以上だ。きみたちは恐らく、今の時点では信じるとも信じないともいえないだろうが。証拠を確認してもらえれば、わかる」
茜 司:「いや……まずはそのメモリ?記憶媒体?を確認しなければ。出来ますか?“ビター・スティール”」
佐倉星慈:「三田支部長は貴方が何でこんな事をしたのか知りたい。なんて言ってたが、その話が真実だとすると、食わせ物にもほどがあるな。ピュリファイをあの時止めることも出来たはずだ」
野木晴香:「再生するには、それなりの性能の端末が必要だ。プロテクトを解除するにも時間がかかる」
茜 司:「ううむ……」
野木晴香:「きみはどうだ、“ガンスリンガー”」
野木晴香:「いま、ここで、私を狩るか」
渋谷椿咲:「……あの夜が」
渋谷椿咲:「私の染みとなって、残っていると。私は、ずっと、そう思っていたのです」
野木晴香:「……ああ。きみにとっても、あれは災厄だったな」
渋谷椿咲:「それが誤りであったと。もし、そう認めてしまうとしたら」
渋谷椿咲:「自分の拠り所が、無くなってしまうようで。恐ろしいのです。私は、恐ろしい――」
茜 司:「渋谷くん……」
野木晴香:「恨まれているだろうな、と思っていたよ。だが、確かにそうだ。きみには私を狩る権利があるのだろうな」
野木晴香:「私を狩ってもいい。だが、証拠だけは回収してくれ。この有様だ――もはや、多くは望まない」
渋谷椿咲:「いえ。もう、それも出来ない……」
渋谷椿咲:「もし、」
渋谷椿咲:「今。“ビター……あなたを、討ったら。分かるんです」
渋谷椿咲:「この日のことが。必ず。慙愧の塊になって。私を、苛み続ける」
渋谷椿咲:「それも、私は、ひどく。恐れてしまっている。分かるんです」
野木晴香:「……きみが恐怖を口にするとはな」
佐倉星慈:ガンスリンガーの言葉に微かに満足気に口の端をあげる。
野木晴香:「意外だよ。救いでもある」
佐倉星慈:「これは交渉成立という事で良いかな?オブザーバー」
茜 司:「僕としてはそう願いたい所だね。いいかな、ガンスリンガー」
渋谷椿咲:「……」自分の両腕を抑える。首を緩やかに縦に振る。
野木晴香:「手間をかけてすまない。ならば、私は……、……! ――“ガンスリンガー”!」
野木晴香:渋谷さんは見るだろう。“ビター・スティール”、野木晴香の急激な加速を。
渋谷椿咲:「!」慌てて帯剣の柄に手をかける。
茜 司:咄嗟の事で判断が追い付かない。ただ見ている事しか出来ない
野木晴香:そして、きみを突き飛ばし、なんらかの射撃を受ける瞬間。
佐倉星慈:その言葉に反応して刀を構える。こちらはオブザーバーの前に立ちましょう。
野木晴香:野木晴香の身体は床を何度かバウンドした。同時に、頭上から何体化の人型の影が降ってくる。
茜 司:「こ――れ、は」茫然とその様子を眺める。
《ピュリファイ》:「標的を発見。数5体。うち1体の無力化を確認」
渋谷椿咲:「……!」
GM:渋谷椿咲が弾道を確認しようとするなら、それは垣間見える。
佐倉星慈:「さて、俺達も標的に含まれてるみたいだ。まったく、機械に情緒を求めるのは酷と言うものかな」
???:「……あの“ビター・スティール”を、どうやったら狙撃できるのか、ずっと考えていた」
???:「仲間を庇う一瞬。そこが最大の機会だと思っていた。仕事は終わりだ。あとは任せた」
茜 司:「……クソッ!そりゃあそうだ、馬鹿か僕は!」声の方向を睨みながら。
???:それだけ言い残して、ずんぐりとした、巨大な銃らしきものを抱えた影が、窓から消えた。
茜 司:「いったい誰が僕らにここへ来る事を命じたんだ……!ちょっと考えれば分かる事なのに!」
《ピュリファイ》:「武装を解除し、投降してください」
《ピュリファイ》:「5秒以内に指示に従わなければ、攻撃を開始します。繰り返し、ファルスハーツ・スタッフの皆さんに告げます」
《ピュリファイ》:「武装を解除し、投降してください」
GM:きみたちは武装を解除して投降してもいいし、抵抗してもいい。
佐倉星慈:「オブザーバー、自責は後で。今は指示を出す局面かと」
茜 司:「そうだな。行けるか?二人とも」
渋谷椿咲:「ファルスハーツ・スタッフと見做されている以上」
渋谷椿咲:「あちらのIFFに異常が発生していたと。理由はつくと思います」
茜 司:「辻褄が合ってしまった訳だ……ならば、戦闘準備」
渋谷椿咲:「はい。不備無しの剣(フローノート)に誓って」細剣を抜き、構える。
佐倉星慈:「相手は首つきだ。何の問題もなく、魅せますよ」
GM:きみたちは推測してもいい。彼らがきみたちを“ファルスハーツ”と見なしているのは、ロジックの不具合としてあとで言い訳がつく。
GM:唯一の目的は、“ビター・スティール”の回収だ。
佐倉星慈:「形が悪いな。よりによって首がある。さぁ、理解できるか分からないがね、その首がついているか常に気を配れ」何かを揶揄するように自分の首を指でなぞる。

GM:点呼開始!
茜 司:準備完了!(1/4)
渋谷椿咲:準備完了!(2/4)
安藤主計:準備完了!(3/4)
佐倉星慈:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!


GM:状況説明
GM:きみたちは“ビター・スティール”野木晴香と接触し、三田統括がFHの内通者であったと告げられる。
GM:だが、謎の狙撃手により“ビター・スティール”は負傷。さらに鎮圧用“ピュリファイ”が複数襲ってきたのでした。
GM:以上、説明終わり。ミドル戦闘のシーンです。
茜 司:許せないぜ
GM:安藤さんはシーンに出ていないので、戦闘参加するなら登場ダイスをお願いします。
安藤主計:出るー
安藤主計:1d10+64
DoubleCross : (1D10+64) → 9[9]+64 → 73

安藤主計:ファック

GM:敵は4体。位置関係はこんな感じです。
■位置関係
 “ピュリファイ1”
 “ピュリファイ2”
    |
    |
  (10m)
    |
    |
   渋谷、茜
   佐倉、安藤
    |
    |
  (10m)
    |
    |
 “ピュリファイ3”
 “ピュリファイ4”

《ピュリファイ》:『投降受付時間を超過しました。攻撃を開始します』
茜 司:挟まれてる……!
GM:“ピュリファイ”は機械的に音声を再生する。
GM:野木晴香は胸部を撃ち抜かれ、まだ息はあるようだが動けそうにない。
茜 司:「(クソッタレ、こちらは数で負けてる上に“ビター・スティール”を回収しなきゃならないから撤退すら出来ない)」
《ピュリファイ》:『攻撃 開始』
GM:戦闘開始。セットアップ! 何かある人!
茜 司:やっておくか!戦術と常勝!
渋谷椿咲:ないよっ
安藤主計:とくに!なにも!
佐倉星慈:なし
茜 司:攻撃力+24、メジャーアクションのダイス+5個
茜 司:私以外ね!
GM:茜さんのスーパー戦術タイムだ
安藤主計:わーい
《ピュリファイ》:こちらも揃って何もなし。
茜 司:「出し惜しみしてる場合じゃない……今ここを切り抜けなければ終わる!」
GM:初手は安藤さんかな。行動をどうぞ。
安藤主計:じゃあいくぞ!
安藤主計:コンセントレイト+疾風の弾丸
安藤主計:対象はとりあえず1!
GM:こいっ
安藤主計:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,4,5,6,7,7,9,9,10,10]+6[1,2,2,4,5,6]+6 → 22

GM:イベイジョン無理……。ダメージをください。
安藤主計:3d10+2d10+9+22+24
DoubleCross : (3D10+2D10+9+22+24) → 22[5,10,7]+15[9,6]+9+22+24 → 92

安藤主計:やー!ちね!!
茜 司:ウオーッ
GM:舐めてるwwww
GM:なんだそのミドル攻撃力
GM:どうしようもない。一撃で破壊されますね。
安藤主計:HP減少
安藤主計:1D10
DoubleCross : (1D10) → 4

《ピュリファイ》:『――』 “ピュリファイ”は無駄口を叩かない。ただ腕を伸ばし、なんらかの攻撃動作を実行に移そうとした。
安藤主計:ピュリファイが攻撃を仕掛けるした寸前に
安藤主計:弾丸が、その体を貫きます。
GM:それなら一撃です。
GM:破壊されて、何が起きたか認識する前に崩れ落ちる
佐倉星慈:「うん。こちらも狙撃手を雇っていた。流石の腕前だ、脱帽するより他はないな」
《ピュリファイ》:『―――― ギ ッ 』
渋谷椿咲:「……は?」
安藤主計:「仕掛けられたなら、迷わず撃つ」
GM:盛大に火花が散り、ノイズ音だけが残った。
茜 司:「あ……安藤くん!」
安藤主計:「ペルーじゃ、それが出来ないヤツから死んでいった。」
茜 司:「素晴らしい!素晴らしいタイミングだ!これで数的優位に立ったぞ!」
安藤主計:「悪いな。仕事の上であいつらが味方だってのはわかってるんだが。俺も死にたくはないから撃たせてもらった。その顔を見ると、特に問題はなさそうだな?よし」
渋谷椿咲:「え、ええ。援護感謝しています」
安藤主計:僕は以上!
《ピュリファイ》:『戦力の増加を確認――』
渋谷椿咲:(近接戦闘……その範囲外からの強力な攻撃手段を持っている)
《ピュリファイ》:残り3体。
佐倉星慈:「後は俺とガンスリンガーで1体づつ、最後の1体は早い者勝ちか」
渋谷椿咲:「ドクター・コクーンの見立て通り……え?あ、はい」
渋谷椿咲:「善処します」
GM:じゃあ、次は茜さんと渋谷さん! 好きな方からどうぞ!
茜 司:アドヴァイスがあるんですけど、どっちがいいですかね?
渋谷椿咲:火力的に不安なのはこっちかなあ。
茜 司:では私が先に動いてしぶりんにアドヴァイスしましょう
GM:どうぞだぜ
茜 司:マイナーなし、メジャーでアドヴァイス。しぶりんのC値-1、メジャーダイス+3個します
渋谷椿咲:わあい
茜 司:「渋谷さん、“ピュリファイ”の刻むリズムはおおよそ一定だ。加えて重心が僅かに右に寄っている」
渋谷椿咲:「成る程。手間が省けます」
茜 司:「僕が合図をしたら向かって左方向から踏み込むんだ。適切なタイミングであればバランスを崩せる筈」
茜 司:「佐倉くんもそれに合わせて動いてくれ。ただ、僕の見立てでは奴らは君より早い。攻撃を許すかもしれないが……」
佐倉星慈:「オブザーバーにとっては残念な事にUGNの人事は正しく働いてるな。この能力は現場指揮で使わなければ意味が無い」
茜 司:「……ここまでは無線や画像伝達でも出来るんだ。ここまではね」青白い頬に汗が伝う。
佐倉星慈:「俺もそう報告せざる得ませんね。10回目の実働はすぐだと思います。極めて遺憾だと思いますが。その能力、腐らせるのも野暮ですので」
茜 司:僕からは以上!
渋谷椿咲:「それでは。実証するとします」
GM:渋谷さんの手番だ。
GM:行動をどうぞ!
渋谷椿咲:マイナーでピュリファイ2号機のもとまでエンゲージ。
GM:OK。エンゲージされる。
渋谷椿咲:メジャーは《コンセントレイト:ウロボロス》《アドレナリン》で2号機を攻撃します。
GM:こい! 判定をどうぞ。
渋谷椿咲:17dx6
DoubleCross : (17R10[6]) → 10[2,3,4,4,4,4,5,5,5,5,6,6,6,6,9,10,10]+10[2,2,2,3,4,8,9]+4[3,4] → 24

渋谷椿咲:アレー?
GM:爆発的ダイスは必ずしも安定しないのだ……
茜 司:そういう事もある……
GM:白兵攻撃に対してはガードで、スタンシールドを使用します。
GM:ダメージをどうぞ。
渋谷椿咲:3d10+36 もろもろ有効
DoubleCross : (3D10+36) → 26[8,9,9]+36 → 62

茜 司:ダメージは高い!
GM:うーん、ダメージが……でかいのだ……! 戦闘不能でぶっ壊れます。
GM:反撃のスタンシールドで、HPに8点ダメージを食らっておいてください。
渋谷椿咲:くらう!
渋谷椿咲:自分の影が収束し、渋谷椿咲自身の姿を取る。
《ピュリファイ》:『――ジ ッ』 両手を広げると、光の障壁が展開される。
渋谷椿咲:影が刺突剣を構え、障壁に無防備に突進。
《ピュリファイ》:白兵攻撃を加えるなら、ダメージ覚悟でこの障壁を抜けるしかない。
渋谷椿咲:激突し、形が崩れる。
渋谷椿咲:崩れた影が再び収束し、渋谷椿咲の姿を取る。
《ピュリファイ》:『対象、消失。撃破――――』
渋谷椿咲:再び迎撃され、形が崩れ、
渋谷椿咲:再び影が渋谷椿咲の姿を取り、“ピュリファイ”へと躍りかかる。
渋谷椿咲:《イージーフェイカー:偏差把握》。
茜 司:「――そう、そこだ」
渋谷椿咲:渋谷椿咲は、そのすべてをつぶさに観察する。自らの攻撃軌道も、相手の対応速度も。細かなクセも。
渋谷椿咲:幾度撃破されても構わない。その度に再構成し、再び襲いかかる。
渋谷椿咲:渋谷椿咲は、そのすべてをつぶさに観察し、そして見出す。
《ピュリファイ》:『ジ、ジ ッ』
渋谷椿咲:完璧に見える敵に生じる、一瞬の、ほんの些細な隙を。
《ピュリファイ》:反応速度が追い付かない。
渋谷椿咲:(“ピュリファイ”の刻むリズムはおおよそ一定)
渋谷椿咲:(重心が僅かに右に寄っている)
《ピュリファイ》:障壁の再展開には時間がかかる。戦闘ルーチンは、この一撃を受けての反撃を選択した。
渋谷椿咲:(左方向から踏み込み、障壁を突破して……そのまま、首を突く)
渋谷椿咲:本体が動く。見い出した正解をなぞるように駆動し、一突き。
渋谷椿咲:「どうやら見立ては正しかったみたいですね。大幅に弾数を省略できました」
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+6した(侵蝕率:74->80)
渋谷椿咲:おわりです!
《ピュリファイ》:『――ガ ッ 』 反撃の余地はない。その一撃で破壊された。
佐倉星慈:「鮮やかなものだ。うん。子猫ではなく、獅子だったと言う事だな。いよし、俺も負けてはいられない」
《ピュリファイ》:残り2体。
GM:だが、ここはピュリファイたちが先に動く。まずは3号からだ!がんばれ!
茜 司:「完璧な一撃だ。やはりきみは優秀だな、渋谷くん」
《ピュリファイ》:片手を伸ばす。「リニアキャノン」相当の武器だ。抗レネゲイドリパルサーの攻撃転用。
《ピュリファイ》:対象は佐倉くんで、コンセ+アームズリンク。ドッジする際には、ドッジダイスをー2してもらおう。
茜 司:(反撃不能なまでに無力化した敵をその場で消し去りました)脳裏に佐倉くんの言葉が過ぎる。
佐倉星慈:ガードを選択!
《ピュリファイ》:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[1,1,2,2,3,3,6,6,10]+10[7]+10[8]+3[3]+1 → 34

GM:では、ダメージを出します。
《ピュリファイ》:4d10+8 諸々有効!
DoubleCross : (4D10+8) → 15[4,5,1,5]+8 → 23

GM:やはり仕留めきれない火力だな……
佐倉星慈:「はっ、せいっ!」愛刀の刃を立てて銃弾の軌道を逸らす。致命傷には程遠い。
《ピュリファイ》:『―― 射出』 光の熱線が佐倉君を狙った。
GM:続けざまにピュリファイ4号の手番。こっちは安藤さんを狙う。
佐倉星慈:残りHP22
《ピュリファイ》:9dx7+1
DoubleCross : (9R10+1[7]) → 10[2,4,4,5,6,6,7,8,10]+10[1,3,8]+3[3]+1 → 24

GM:安藤さんはリアクションをどうぞ!
安藤主計:やだー!
安藤主計:2dx
DoubleCross : (2R10[10]) → 9[1,9] → 9

安藤主計:あ、ドッジできない!無理!
GM:よし、当てた!がんばれ!
《ピュリファイ》:3d10+8 諸々有効
DoubleCross : (3D10+8) → 24[7,9,8]+8 → 32

茜 司:安藤くーん!
安藤主計:僕の時ばかりやる気出す!
安藤主計:リザレクト
安藤主計:ボデマしてるから。えっと。死ぬ!
安藤主計:リザレクト!
安藤主計:1d10+79
DoubleCross : (1D10+79) → 9[9]+79 → 88

安藤主計:ぎゃ
GM:ボデマを貫通した!がんばった!
《ピュリファイ》:『―― 射出』
《ピュリファイ》:熱線が安藤さんの肉体を焼く。
安藤主計:もろに喰らう!
茜 司:「佐倉くん!安藤くん!大丈夫か!?」
安藤主計:焼かれながら、根性で耐えるよ!
茜 司:「(み……見えない!反応出来ない!これがもし僕に向けて撃たれたら……!)」
《ピュリファイ》:『敵戦力、いまだ残存。援軍の要請を開始します……』
安藤主計:「やられる前に、やる。だ」
GM:というわけで、手番は佐倉くんだ。どうぞ!
佐倉星慈:「問題なく。反撃開始と行きましょう」
安藤主計:「俺たちはまだ、倒れはしない。造園が来る前に、ケリをつけるぞ。」
佐倉星慈:では3にエンゲージ。刀を下げて両腕を広げてじりじりと近づいていきます。
GM:OK.エンゲージされます。
佐倉星慈:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》《オールレンジ》でピュリファイ3を攻撃。
佐倉星慈:15dx7+4
DoubleCross : (15R10+4[7]) → 10[1,1,2,3,3,3,5,6,7,7,7,7,8,8,10]+10[3,4,4,7,7,7,8]+10[1,3,5,7]+6[6]+4 → 40

佐倉星慈:ドッジダイスー1個 イベイション-2
GM:白兵攻撃には、スタンシールドによるガード。
GM:ダメージをどうぞ。
佐倉星慈:5d10+42
DoubleCross : (5D10+42) → 39[7,7,10,6,9]+42 → 81

GM:ぐえええ高いし強い……
GM:こいつら、装甲もガードもそこそこあるんだけどな……ひとたまりもない……
GM:破壊されて戦闘不能になります。お返しに、HPダメージ8点をどうぞ。
佐倉星慈:攻撃中に、動作を弄らず間合いを伸ばす。攻撃しながら同時に引き戻しをこなす。それが接近剣術において如何に恐ろしいものであるかは語るまでもない。
佐倉星慈:手首の瞬間伸縮により、ただの単純な振り切りが変幻自在の魔刃となって首元へと襲い掛かる。
《ピュリファイ》:『――防御、構成』
《ピュリファイ》:障壁を展開し、威力を低減しようとする。とても間に合わない。
佐倉星慈:22-8=14 78→84
佐倉星慈:「自分の異能の劣等感を払拭する為に言ってるところはあるのは重々承知だが、そら、十数センチの手足も伸びも中々これで馬鹿にならないと思わないか?」
茜 司:「凄いな……読むのと見るのとでは大違いだ、“デュラハンメイカー”」
佐倉星慈:「いや、悪かった。感想が聞けるほどにお前達は感情を醸成してはいないか」何かを揶揄するように白い指で首をなぞる。
《ピュリファイ》:『……想定攻撃距離、射程、外……』
GM:声にはわずかにノイズが混じる頃には、首から上がすでにない。
《ピュリファイ》:残り、1体。
■位置関係
   渋谷
    |
    |
  (10m)
    |
    |
   茜、安藤
    |
    |
  (10m)
    |
    |
 “ピュリファイ3”
   佐倉
GM:2ラウンド目だ。セットアップで何かある人!
佐倉星慈:なし
安藤主計:ない!
渋谷椿咲:おなじく!
茜 司:戦術は打てるけどどうしようかな……
《ピュリファイ》:こちらもない!
安藤主計:あればうれしい!
茜 司:念の為にやっておくか!
茜 司:という訳でダイス+5個です
茜 司:浸蝕は91になった
GM:OK。バフがかかった!
茜 司:「長引くとキツいんだ、適切な位置関係とか、考えるのすごく疲れるから!」
安藤主計:さんきゅ0!
GM:では、初手は安藤さん。
GM:やっちまってください!
安藤主計:「じゃ、タイミングと方向だけ教えてくれ。それで終わらせる。」
茜 司:「ああ、頼むよ……!左下へフェイントを入れてから右上だ!さっきの攻撃が伏線になってるから、それで入る筈だ」
安藤主計:「アイアイサー」
安藤主計:15dx7+6
DoubleCross : (15R10+6[7]) → 10[1,2,3,4,4,6,7,7,7,7,8,8,9,9,10]+10[3,3,3,4,4,6,7,8,9]+6[1,1,6]+6 → 32

安藤主計:ひゃあ!
茜 司:ケヒャアー!
安藤主計:4d10+2d10+9+22
DoubleCross : (4D10+2D10+9+22) → 23[7,2,5,9]+12[5,7]+9+22 → 66

安藤主計:ちねー!!
GM:だめだー
GM:それで残りの1体も完全に破壊されます。
安藤主計:指示の通り、適確に弾丸を放つ。
《ピュリファイ》:『―― ジ ジジッ』
《ピュリファイ》:回避動作。だが、きみにはその動きが見えている。
安藤主計:「で、もう一発、な」
安藤主計:ダン!
安藤主計:そして言葉通り、その一手で敵の動きを止める!
GM:――その一撃で、4体目の“ピュリファイ”は沈黙した。
GM:残り0体。戦闘は終了です。
茜 司:「充分だ。ドクターの拘りかな?人間と同じく、頭部に指令系統を集中させるとは」
安藤主計:「こりゃあ、楽でいいや。」
GM:“ビター・スティール”野木晴香は、まだ生命反応がある。呼吸している。
佐倉星慈:では駆け寄って応急手当をしましょう。必要ならばキットをきります。
茜 司:「(どうにか切り抜けたが……大変なのはむしろここから、かな)」
安藤主計:あ、バックファイア
安藤主計:9-1d10
DoubleCross : (9-1D10) → 9-9[9] → 0

安藤主計:死んだ!!
GM:まさか
茜 司:なんと
GM:戦闘不能になっておいてもいいですよw
GM:“ビター・スティール”野木晴香に応急手当キットは必要ない。――通常の人間用のものは。
安藤主計:なっておく!
茜 司:近寄って話しかけてみようじゃないか
GM:彼女の身体は、ほとんどが機械だ。ゆえに生命活動は維持できているし、治癒しつつもある。
野木晴香:「――どうやら、ひとまずは……片付いたようだな」
茜 司:「“ビター”……いや、野木さん。大丈夫ですか?」
野木晴香:「見ての通り……身動きはとれないが、命は残った。まだ、な」
茜 司:「……ひとまずは良かった。が、状況はお世辞にも良いとは言えませんね」
野木晴香:「そう。すぐに、動いた方がいい」
渋谷椿咲:「動くというと……やはり」
佐倉星慈:「こちらも襲われましたからね。一先ずは撒いた方が良い。通常の動きだと読まれるだろうな」
野木晴香:「増援が来る。もう少し、安全な場所に……電子機器のある場所だ……やつらを無力化する方法が、ある」
佐倉星慈:「その場所にそちらは当てはあるかな?」
GM:では、安藤さんには心当たりがあるだろう。
GM:UGN関連施設ではなく、個人経営の探偵事務所だ。
GM:廻神正彦の探偵事務所を紹介してもいいし、他に気の利いた場所を思いつくなら、そちらでもいい。
安藤主計:「安全とは言い難いが。」
安藤主計:「協力してくれそうなヤツには心当たりがある。」
安藤主計:「無論、対価は必要になるがな」
野木晴香:「私は、きみたちに任せよう……“ガンスリンガー”の状況判断力は、信頼できる」
茜 司:「この際贅沢は言ってられないな。安藤くん、是非紹介してほしい」
渋谷椿咲:「必要な判断をしているだけです」
安藤主計:「ああ、あともうひとつ。」
安藤主計:「そいつの事務所にはエアコンがない。後から文句を言うなよ」
渋谷椿咲:「エアコンを電子戦に使用するのですか……?」
野木晴香:「……ふっ」 渋谷さんの発言に笑ってしまう
茜 司:野木さんが笑ったのを見て、一瞬珍妙な顔になる。
佐倉星慈:「ふふっ、今のは良いな」
佐倉星慈:「それは事前に言ってくれて良かった。途中でとびきり冷たい飲み物を買って行くとしよう」
野木晴香:「どこだっていいさ。少し……休むことができるなら。私はスリープモードに入る。あとは……任せた……」
安藤主計:廻神さんのところに連絡を取ろうとします。
安藤主計:なんか会話とかするならするがいい!
GM:会話ターンだぜ!
佐倉星慈:では治療しながら渋谷さんに声を掛けましょう。
佐倉星慈:「お疲れ様。自ら優秀と言うだけの事はあって流石の手並みだった。あれだけの腕は改めて実に心強いよ」
渋谷椿咲:「恐縮です。事実を述べているだけのつもりではあるのですが」
佐倉星慈:「言葉通りに事実を成せるのは破格という事だね。うん、それに、あの戦い方も刀を振り回すだけの地味な俺にとっては実に羨ましい」
渋谷椿咲:「羨ましい……ですか?」
佐倉星慈:「うん。それで、まあ、一つ言っておきたいのだが」
渋谷椿咲:「はい」
佐倉星慈:「染みと言うのは上から塗りつぶせると俺は思う。虚偽の夜が真実の朝に塗りつぶされて消えていくように」
佐倉星慈:「だから、あまり過去のことを気にすることも無いんじゃないか。君なら幾らでも取り返せると思う」
渋谷椿咲:「あ……いえ。その。何といいますか」
佐倉星慈:「まあ、こういう事を言うのは、いらないお節介だし、野暮な気遣いも良いとこだと自分でも思うのだが」
渋谷椿咲:「わたしは、上手く色を塗れる自信がないのかもしれません」
佐倉星慈:「そうなのかい?」
渋谷椿咲:「白が好きなんです。綺麗に塗るだけで、綺麗に映えてくれるから」
渋谷椿咲:「他の色は、私には。少し難しい……」
佐倉星慈:「そうか」一人頷く。
渋谷椿咲:「あ、いえ。すみません。要領を得ない返答をしたと自覚しています」
佐倉星慈:「いや、君の考えが少し理解できた気がする」
佐倉星慈:「なら、塗りつぶすのではなく、今回の絵に君の白が美しく映えるように、こちらも頑張ろう」
渋谷椿咲:「どのような絵が描かれるのか。少し、恐怖もありますが」
渋谷椿咲:「筆を執らないわけにもいきませんね」
佐倉星慈:「ああ。筆を握るのは俺達なんだ。良い絵に仕上げたいものだね。後悔だけはしないように」
GM:ロイス取得などあれば宣言をどうぞ!
GM:購入はできません。が、応急手当キットの使用は可能です。
渋谷椿咲:ロイス全然取ってない……取るぞ
安藤主計:同行者/茜 司/有為○/隔意
茜 司:安藤主計/〇感服/恐怖/ロイス
佐倉星慈:俺もロイスを取るぞ 渋谷椿咲 憧憬○/不安
佐倉星慈:応急手当も使おう
佐倉星慈:2d10+14
DoubleCross : (2D10+14) → 5[1,4]+14 → 19

渋谷椿咲:佐倉星慈/謝意:○/恐縮/ロイス
佐倉星慈:応急手当て誰か使う?特に安藤君!
渋谷椿咲:-安藤主計/感服:○/隔意/ロイス
安藤主計:ほしー
渋谷椿咲:おわり!
茜 司:佐倉星慈/〇有為/脅威/ロイス
佐倉星慈:なら最後の1つをやろう
茜 司:以上!
GM:貴重な回復薬
安藤主計:2d10+1
DoubleCross : (2D10+1) → 9[4,5]+1 → 10

安藤主計:おわり!!
GM:OK。

ミドル6

GM:では、ネクストシーンだ。

GM:シーンプレイヤーは渋谷さん。他、登場自由。
GM:登場ダイスを振るか、「出ない」宣言をお願いします。
GM:探偵事務所で情報を整理する、クライマックス直前のシーンです。
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+6(1d10->6)した(侵蝕率:80->86)
茜 司:様子見で!
安藤主計:1d10+93
DoubleCross : (1D10+93) → 3[3]+93 → 96


GM:廻神探偵事務所。
GM:きみたちは“ビター・スティール”野木晴香を連れ、どうにかここまでたどり着いた。
廻神正彦:「おいおい、どうなってんだよ」
安藤主計:「それを今から説明する。」
安藤主計:二人に目をやりながら、そう言うよ
廻神正彦:「そいつは結構なんだが……先に聞いとくぞ。追われてるのか、まさか?」
安藤主計:「正解だ。流石探偵、いい勘してるぜ」
廻神正彦:「ち……なんとなく、そういう流れだと思ったよ。そっちのお嬢さんも、むさくるしい事務所へようこそ。何がご希望だ?」
安藤主計:「雇い主に、いきなり銃を向けられた。そうなったらこっちもそれなりの対処をせざるを得ない。」
廻神正彦:「よくある話だな。が、お前はそういうケースに当たりすぎる。日頃の行いってやつが大事なんじゃねえの」
安藤主計:「そんな雇い主についた傭兵も間抜けだが、そんな野郎を紹介した仲介業者にも、それなりの責任の取り方ってもんがあるんじゃないか?」
渋谷椿咲:「ええと。そうですね。お世話になります。まずは電子機器を……?」
廻神正彦:「おいおい……UGNからの依頼だぞ。そりゃよほどのババを引いたとしか思えねえな。だが、一理はある」
安藤主計:あとの交渉は二人に任せたい。という顔をしている。
廻神正彦:「要求にはできるだけ答えるさ……電子機器だろ? いいやつがあるぜ」
廻神正彦:「好きに使えよ。壊さない限りな」 傍らにある、デスクトップ型の端末を示す。
渋谷椿咲:「標準的な端末に見えますが。これで何を?」
野木晴香:「……まずは、証拠からだ」
GM:野木晴香は、USBにメモリを突き刺す。“それ”はすぐに表示される。
野木晴香:「……《緑天師》三田広樹がFHに在籍していた当時のデータと、現在の統括としての三田のデータ……特に」
野木晴香:「UGNでのフィジカルデータ……改竄される前のものが、これだ。浸食率の部分を見ろ」
渋谷椿咲:覗き込む。
野木晴香:「120%。やつはジャームだ。浸食率を測定するスキャナーで調べれば、簡単に証明できるだろう」
渋谷椿咲:「なるほど。客観的な証拠に見えます」
渋谷椿咲:「これの捏造が疑われたとて、話が上がれば再検査を行うことは自明でしょうし……」
安藤主計:「だが。それを改ざんするヤツがいるんだろ。そこはどうするつもりだ?」
渋谷椿咲:「彼よりも上位の人間に具申するしかないかと思います」
野木晴香:「改竄を行うのは三田本人だ。彼の疑惑を上層部に突き付ければ、監査が下るだろう」
野木晴香:「三田は統括の地位に就き、“ピュリファイ”の開発計画を進めていた……目的は、彼らの奪取。UGNの技術とともに、FHに吸収するつもりだと思われる」
安藤主計:「ヤツに、それ以上のつながりはない。そう判断していいんだな?」
野木晴香:「さすがに慎重だな。だが、そこは間違いない。もしもそれ以上に……例えば、“リヴァイアサン”のような存在まで離反していれば、もうお手上げになる」
渋谷椿咲:「そうと信じられないのであれば、もう何も信じられませんからね」
野木晴香:「だが、“ピュリファイ”を大量投入されている現状、我々は決定的に不利だ……だから、これを使う」
野木晴香:「ウィルスだ。“ピュリファイ”を強制的にオフラインにする」 野木晴香の指がエンターキーを叩く。「無題」のexeファイルが表示される。
渋谷椿咲:「えっ」
渋谷椿咲:「行けるものなのですか、それ」
野木晴香:「元はテスト段階で使われていた、非常停止用プログラムだ」
野木晴香:「民間人への”万が一”の被害を考えて、このプログラムはまだ有効にされている……問題になるのは、UGNのセキュリティだが」
渋谷椿咲:「それが量産機にも通用すると。心強いことですが……」
野木晴香:「当然、非常に厳しい」
渋谷椿咲:「次世代機も、同じプログラムが走っているのでしょうか?」
野木晴香:「プログラムは同じさ。オペレーション・システムを流用しなければ、試作品の意味がない」
野木晴香:「違うのはパスコードに、アドレスに、ささやかな仕様の相違……思ったより色々あるな。それに妨害。だが、そちらは何とかする」
安藤主計:「何にせよ。やるなら早くした方がいいぞ。」
野木晴香:「数分は持たせる。その間に、三田統括を無力化してくれ」
渋谷椿咲:「ああ、成る程」
安藤主計:エアコンもなく、通気性も悪く、熱がこもりやすい材質で覆われた事務所の中におかれたパソコンの心配をしながらそんなことを言う。
安藤主計:多分、ファンの音とかひどい。
野木晴香:「こうなった以上、自ら現場に出てきているだろう。突撃、狙撃、なんでもいい……やつを止めれば、終わりだ」
安藤主計:「その前に一つ。」
野木晴香:「何か、あるか?」
安藤主計:「俺はあんたらとは違う。傭兵だ。」
野木晴香:「……だろうな。巻き込まれたアルバイトの青年には見えない」
安藤主計:「ただ働きをする義理はない。」
安藤主計:「それに、傭兵をタダ働きさせることほど、信頼のできないことはないだろう。」
野木晴香:「わかっている。UGNからは報酬が上乗せされるだろう……と、こちらも口約束で言っても意味はないな。……前金だ。好きに使え」
GM:野木晴香は、きみに一枚のカードを投げる。キャッシング専用のカードだ。
安藤主計:無造作にそれを受取ろう
野木晴香:「200までは引き出せる。今月中まで有効だ、早めに使い切れ」
安藤主計:「オーケー。契約は成立だ。」
廻神正彦:「……話はまとまったか? おい。どうしても口を挟みたいことがあるんだが」
GM:廻神はブラインド越しに窓の外を見つめている。
安藤主計:「どうした。どうせろくでもないことだろ?」
渋谷椿咲:「何でしょう」
廻神正彦:「囲まれ始めてるな。気味の悪い連中がいるぜ……」
GM:おそらく“ピュリファイ”だろう。きみたちも覗き込むなら、それがわかる。
GM:そして、通りは夏祭りの客でにぎわっており、担がれた神輿が掛け声とともに移動している。
廻神正彦:「ここでおっぱじめるつもりはないだろうが……できるだけ離れてやってくれよ。都合のいい場所なら、ある」
安藤主計:「聞いておこう」
廻神正彦:「西側の公園だよ。今日は東側の河川敷で花火が上がるからな。みんなそっちに注目してるし……派手な音を立てても問題ない」
廻神正彦:「森林公園とは聞こえがいいが、森林過ぎて花火もロクに見えねえ。今夜は貸し切りで使えると思うぜ」
安藤主計:「外に残してきた連中との連携にも悪くない。」
安藤主計:「茜なら。同じ答えに行きつくか?どう思う。」
渋谷椿咲:「少なくとも私よりは、先を言っていると信じますが」
渋谷椿咲:「あ、いえ。信じるは不確定性が高いですね……そう予想します」
野木晴香:「……ふっ」 また笑う
野木晴香:「私はここで支援する。きみたちは行動を開始してくれて構わない」
安藤主計:「なら、その予想に賭けるか。」
渋谷椿咲:「了解です。ああ、そうだ。“ビター・スティール”」
渋谷椿咲:「――私の二十秒は、まだ終わっていないらしいので」
野木晴香:「……ああ」
渋谷椿咲:「貴女がたくさん、私たちが一人。片付けて、再会しましょう」
野木晴香:「……ふ、ふ。少し見ない間に……すごいな、“ガンスリンガー”」
野木晴香:「成長した後輩を見るのが、こんなに楽しいとは。幸運を祈るよ」
GM:ちなみにロイスとか取り放題です。
渋谷椿咲:味方には取り終えてる!だいじょうぶ!
安藤主計:同行者/渋谷椿咲/有為○/隔意
安藤主計:以上!
GM:OK。

クライマックス

GM:点呼開始!
渋谷椿咲:準備完了!(1/4)
佐倉星慈:準備完了!(2/4)
茜 司:準備完了!(3/4)
安藤主計:準備完了!(4/4)
全員準備完了しましたっ!


GM:クライマックスです。全員登場。
GM:各自、ダイスをお願いします。
茜 司:1d10+91
DoubleCross : (1D10+91) → 6[6]+91 → 97

安藤主計:1d10+96
DoubleCross : (1D10+96) → 8[8]+96 → 104

佐倉星慈:1d10+84
DoubleCross : (1D10+84) → 3[3]+84 → 87

安藤主計:ぎゃ
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+9(1d10->9)した(侵蝕率:86->95)

GM:R市 河西区・公共自然公園
GM:夜はすっかり更けた。この自然公園にも人気はない。
GM:だが、そこには口論している男の姿が、二人分。
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「どういうことですか、三田統括!」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「私の弟たちに、こんなことをさせるなんて。標的は“ビター・スティール”でしょう!?」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「ただの殲滅戦じゃないですか! こんなのは、彼らの任務ではない!」
三田広樹:「……まあ、予想はしていたけど、それ以上に愚鈍だ」
三田広樹:「気づいて協力していたかとさえ思ったよ。いや、恐れ入った」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「待ってください。説明を――」
三田広樹:「もうきみの協力は必要ないな」
三田広樹:「……彼らも来たからね」
GM:きみたちは、三田統括が振り返るのがわかるだろう。
GM:じっとしていてもいいし、先手を打って動いてもいい。
佐倉星慈:「俺としては名乗りと口上をあげずに状況を開始するのは無粋なので好みませんが、さて、どうします?オブザーバー」
茜 司:「……もう気づかれてるな。ここは下手に攻撃しても駄目だろう。大人しく出ていこうじゃないか」
茜 司:「堂々と、胸を張ってね」
安藤主計:ならそれに合わせる所存
渋谷椿咲:「我々に恥じ入るところなど何一つありませんしね」
渋谷椿咲:「あちらとは違います」
茜 司:という訳で、藪の中からがさがさ出て来ます。
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「ああっ! “オブザーバー”! 大変なんだ、三田統括が――」
佐倉星慈:「ふっ、しかし祭の出し物にしても大仰過ぎるな。もう少し慎ましやかな方が風情もあるというものだ」言うなり走ってドクターと三田支部長の間に割り込めるなら割り込む。
GM:では、簡単に佐倉くんの試みは成功する。割って入ることができる。
三田広樹:「おっと……だが、もう十分だろう。少し計画が早まったくらいだ」
佐倉星慈:「下がっていた方が良いドクター。生きて証言もしてもらわなきゃならない」
茜 司:「「いいぞ佐倉くん。君の刃圏にある内はドクターの身も安心だ」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「な、な、なんです!? それどころじゃないんですよ、私の弟たちが――」
茜 司:「……さて、三田統括。我々には状況を説明して頂く権利があると思うのですが、いかがでしょうか?」
佐倉星慈:狙撃手の存在にも気を張っています。油断なく警戒。
三田広樹:「状況? 説明ね、なるほど。じゃあ、それをしよう。こっちの戦力は多い」 背後から、何体もの“ピュリファイ”が進み出てくる
三田広樹:「きみたちは降伏するか、彼らの射撃実験の被験者となるか、好きな方を選ぶことができる」
渋谷椿咲:「そうですか?必要が無いように思いますけど。儀式的に、一応の自供が必要ということですか?」
三田広樹:「降伏した場合は、我が”クラクスー・セル”により、きみたちの素質を有効に活用することを約束しよう」
茜 司:「ふふ……なるほど。いや失敬、統括の言動を笑った訳では無いのですが……ああ渋谷くん、一応言質は取って置きたかったんだ」
茜 司:「彼が裏切ったという決定的な証拠としてね」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「……本当か? なんと悪夢的な……!」
茜 司:「残念ながらお聞きの通りですドクター。失礼ながら、私としてはあなたがFHに与していなかったのは意外でしたが」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「な、なんと失敬な! 私をなんだと――」
三田広樹:「さて、どうする? “ビター・スティール”はどこに隠れているのかな?」
佐倉星慈:「まったく、潔いほどの変わり身だ。最初にあの大剣使いを消したのも口封じか。いや、よくも彼女の裏切った理由が知りたいなんて口に出来たものだ」
佐倉星慈:呆れたように言う。
三田広樹:「色々と考えるのさ。私もね」
渋谷椿咲:「――は」多少、嘲るような声音。
渋谷椿咲:「彼女がそうしなかったから、今の今まで追い詰めていたのではないのですか?」
渋谷椿咲:「この期に及んで。逃げ隠れ潜むと考えているのでしょうか」
三田広樹:「……なんだと?」 顔をしかめ、すぐにいくつかの可能性に思い至る
三田広樹:「“ピュリファイ”。ネットワークから切断――、……。くそっ」
《ピュリファイ》:すでに人型兵器は動かない。立ち尽くしたままだ。
渋谷椿咲:「ああ。きっと、兄への悌心が勝ったのでしょう」
三田広樹:「……やってくれたな」
茜 司:「三田統括。本当の所を言うとね、僕はあなたに感謝しているんです」一歩前に出る。
三田広樹:「……なにが言いたい、“オブザーバー”」
茜 司:「分かりませんか?”緑天師”。これで我が支部の上層に一つ席が空く」
茜 司:「そしてあなたを倒せば、僕らは支部を救った英雄だ。これ以上無い出世の手段だと思いませんか?」
三田広樹:「呆れた考えだよ。本当に呆れる……そう簡単にいくとは思わない方がいい」
三田広樹:「“ピュリファイ”に“アルビオーン”……自動操作ができないのは参った。だから、こいつだけは……」
三田広樹:「手動操作だ」
GM:三田が地面に手を振れると、光る導線が伸びるのが見えた。
“アルビオーン”:「―― ジ ッ 」
安藤主計:「そのぐらいの対策は、練ってるものだよな」
GM:単眼が輝く。三田の背後で、他の“ピュリファイ”の倍はあろうかという巨体が起動する。
三田広樹:「ここで死ぬつもりはないよ」
茜 司:「そん……なのもある、のか」見上げる程の偉容に足が竦む。
三田広樹:「……私は、もっと大きな破壊と混乱を引き起こす者だ」
安藤主計:「万全と思える策を練っても、戦場ではその想定を超える状況に陥ることがある。」」
安藤主計:「そんな目には出来るだけ遭いたくはないが。それこそが、傭兵の一番の見せ場だ。」
三田広樹:「やがてFHが下す審判の日には幾多の屍と、廃墟を築き上げ……大いなる明日の伝説となる」
茜 司:「ああ……そうだな。どの道もうやるしかない」
佐倉星慈:「そのために祭の時期に合わせて決起か。理には適っているが、それこそ野暮の極み。その明日とやらが来る前に此処で斬り捨てる」
三田広樹:「そうは……いくか!」
佐倉星慈:敵の巨躯を見上げる。
渋谷椿咲:「変わるヤツはとことん変わる、でしたか?」
佐倉星慈:「でかいな。届かせるのには、技を凝らさなきゃならなそうだ」自分の首を指でなぞる。
GM:ワーディングを起動する。
渋谷椿咲:「奇しくも、そのようです。経験は嘘をつかないということでしょうか」
GM:衝動判定の時間だ! 難易度は9。リアクション勢はがんばって耐えてね!
佐倉星慈:3dx
DoubleCross : (3R10[10]) → 8[3,7,8] → 8

安藤主計:「そういうことだな。なんなら乗り越え方も教えてやろうか?」
佐倉星慈:暴走!
茜 司:ナメるなよ!精神は高いんだ!
安藤主計:5dx
DoubleCross : (5R10[10]) → 10[2,3,6,6,10]+1[1] → 11

佐倉星慈:87+2d10
DoubleCross : (87+2D10) → 87+8[5,3] → 95

安藤主計:ひゃあ
茜 司:8dx
DoubleCross : (8R10[10]) → 10[1,6,7,8,9,10,10,10]+10[2,4,10]+7[7] → 27

安藤主計:2d10+104
DoubleCross : (2D10+104) → 17[8,9]+104 → 121

茜 司:はははは
渋谷椿咲:6dx+2>=9
DoubleCross : (6R10+2[10]>=9) → 8[2,4,5,8,8,8]+2 → 10 → 成功

安藤主計:えー
茜 司:2d10
DoubleCross : (2D10) → 8[1,7] → 8

渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+7(2d10->6,1)した(侵蝕率:95->102)
茜 司:浸蝕は105になりました
GM:それでは、戦闘に突入ですね。
GM:位置関係はこんな感じ
■位置関係
    渋谷、茜
    佐倉、安藤
     |
   (10m)
     |
  “アルビオーン”
     |
   (10m)
     |
 “緑天師”三田広樹
GM:では、セットアップから。
佐倉星慈:私はなしです。
GM:何かある人はどうぞ。
渋谷椿咲:《原初の白:サポートデバイス》。
茜 司:戦術+常勝。
三田広樹:「“アルビオーン”。ジャミング開始だ」
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+8した(侵蝕率:102->110)
“アルビオーン”:孤高の超人+傲慢な理想
GM:きみたちPCの浸食率によるダイスボーナスと、エフェクトレベルボーナスがなくなる。
茜 司:ファック!
渋谷椿咲:ぎにゃー
安藤主計:上がり損じゃないか!!
茜 司:では効果は変わらず攻撃力+24、メジャーアクションのダイス+5個
GM:Eロイス解除しない限りは、このラウンド中有効。
茜 司:佐倉くーん!
三田広樹:三田はセットアップなし。
安藤主計:なし
GM:では、手番を順に回していきましょう。佐倉くんの手番まで待つか、先に速攻を入れるか、戦略は自由にしてくれ!
GM:というわけで、初手は安藤さん。どうぞ。
安藤主計:どうするー?
茜 司:では佐倉くんに触媒を使います。
GM:OK。佐倉くんの手番がやってくる。自由に演出してください!
茜 司:「こんなシチュエーションには早々出会えるもんじゃないと思うんだよ」
茜 司:「にっくき上司に直接復讐する機会なんてね……佐倉くん、頼めるかな」
茜 司:特殊なワーディング。他人のレネゲイド因子を瞬間的に活性化させるのだ
佐倉星慈:「此処で期待に応えるのが粋と言うものですね。俺の道楽があの相手に何処まで通じるか試してみたくもある」
佐倉星慈:「魅せましょうか!」活性化したレネゲイドが体を瞬間加速させる。前傾姿勢から勢い良く踏み込む。
三田広樹:「動けるのか? ジャミングの効果は――」
佐倉星慈:アルビオーンにエンゲージします。
GM:OK。エンゲージされました。
佐倉星慈:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》《オールレンジ》《死神の爪》でアルビオーンを攻撃。 
GM:妨害などは一切なし。
佐倉星慈:14dx7+4
DoubleCross : (14R10+4[7]) → 10[1,1,1,1,3,5,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[2,2,3,3,7,10]+6[2,6]+4 → 30

GM:判定をどうぞ!
佐倉星慈:リア不
GM:ああー、そうだった死神の爪
GM:リア不!!!! ふぁっく!
GM:ダメージをください。
佐倉星慈:これがエグザイルの能力だ!
佐倉星慈:4d10+42
DoubleCross : (4D10+42) → 27[4,10,3,10]+42 → 69

佐倉星慈:装甲は有効 1点でもダメージが通ればEロイスを解除します。
GM:装甲でちょっと減らしはしたけど、かなり手痛くダメージを受けましたね。
佐倉星慈:95→107
GM:好きなEロイスを解除できる。孤高の超人しかないですけど!
佐倉星慈:「三手一剣終末。振るうは一刀。この一振りで一切合財決裁してしまおうか」
“アルビオーン”:「―― ジ ジ 」
佐倉星慈:序。姿勢を低くして踏み込み、敵の眼前でしゃがみ視界から消えて、旋回しながら足払いを決め体勢を崩す。
佐倉星慈:破。崩し地面から浮いた敵の顎を剣の柄頭で打ちつけ、顎を跳ね上げ首を露わにさせる。
“アルビオーン”:“アルビオーン”は障壁を展開しようとするが、それよりもさらに速い。まるで追いつかず、連撃を受ける。
佐倉星慈:急。流れるような動作で手首を返し、刃を首に滑り込ませ一気に振りぬく。
佐倉星慈:「狙いが首だから下段はないと思ったかい?すまない、首を獲る為に技巧は常に凝らすことにしている」
“アルビオーン”:「―― ガ 」 首から上が飛びますね。“メインカメラがやられた”状態だ。あとハードディスク。
茜 司:「この忌々しい体質のせいで毎度前線に引っ張り出される。まあ、今回に限ってはせいせいしたがね」
渋谷椿咲:「……すごい」
佐倉星慈:何かを揶揄するように自分の首筋を白い指でなぞる。
三田広樹:「……ジャミングが切れた……?」
三田広樹:「あの刀は、そうか、“デュラハンメイカー”。きみが、そうだったのか。こいつはミスだったな……!」
佐倉星慈:「俺の能力は空間事象や概念防御やらに干渉出来るモノではないが、俺の愛刀は違う。俺が操り、こいつが喰らう。二対一組の運命共同体(オーヴァード)」
佐倉星慈:「俺の刀が特殊性を剥ぎ取るならば、後は首を叩き落すのが一番手っ取り早いだろう?まだ動くのは脱帽物だが、此処からは俺達のターンだ」
三田広樹:「……きみを寄越した上層部は、あるいは、ここまで読んでいたのか。単なる予想外か……くそっ。計画を修正する」
佐倉星慈:刀を構えなおす。首はなくとも相手は健在。気持ちだけが昂ぶる状態は良くないものの、この感覚は心地良い。
渋谷椿咲:「一肌脱がずに済みましたね」
佐倉星慈:渋谷さんの言葉に微かに笑う。
GM:では、手番はそのまま安藤さんだ。
GM:孤高の超人の効果は消えている。
安藤主計:いくぞー
安藤主計:“アルビオーン”ちねー!
安藤主計:コンセ+疾風の弾丸
GM:やってみやがれっ
安藤主計:17dx7+6
DoubleCross : (17R10+6[7]) → 10[1,2,2,3,3,4,4,5,5,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,4,5,6,7,7,9,10]+10[4,6,6,9]+5[5]+6 → 41

安藤主計:やたー!
GM:きっちり回してきやがって! ガード! 「球電の盾」です。
GM:ダメージをどうぞ! ちくしょう!
安藤主計:5d10+2d10+12+28+22
DoubleCross : (5D10+2D10+12+28+22) → 31[3,8,3,8,9]+9[8,1]+12+28+22 → 102

安藤主計:佐倉くんが攻撃を仕掛けた瞬間、体が軽くなったことを感じ取る。
GM:なめてる……。こんなものを直撃されてはガードしてても死ぬので、颯爽と切ります。電磁反応装甲。×3枚!
GM:ちょうどぎりぎり防ぎ切りましたが、電磁反応装甲により出力制御器が、三つまとめて焼き切れて使用不能。
安藤主計:理屈はわからない。だが、今が機であるということを確かに理解する。
安藤主計:己の腕と、佐倉くんの技量を信じ、“アルビオーン”に弾丸を打ち込むよ!
安藤主計:そしてバックファイア
“アルビオーン”:『攻撃を視認』 『回避不可』 『防御障壁、最大出力展開――』
安藤主計:10-1d10
DoubleCross : (10-1D10) → 10-10[10] → 0

安藤主計:嘘やん
GM:出目がめっちゃ悪い
安藤主計:まって、嘘やん。
安藤主計:茜さんのロイスきって復活します。嘘やん
GM:これは限りなく運が悪かったようだ
三田広樹:「……予想以上の猛攻だね。……だが、負担も大きいだろう。狙撃手は止まった。きみの出番だ!」
茜 司:「(僕の戦術、佐倉くんの斬撃、安藤くんの銃撃……これだけ揃って未だ健在とは、ドクターも厄介なものを作ってくれたな)」
GM:この直後のイニシアチブで、「さらなる絶望」を三田が使用。
“バンニップ”:「――了解」
GM:三田の100m後方にバンニップが出現する。
■位置関係
   渋谷、茜
   佐倉、安藤
     |
   (10m)
     |
  “アルビオーン”
     |
   (10m)
     |
 “緑天師”三田広樹
     |
     |
  (100m)
     |
     |
  “バンニップ”
茜 司:「ああ、クソ――来るよなそりゃ!分かってたよ!」
GM:で、行動値が15なので、すぐに“バンニップ”の手番になる。
茜 司:殺意の高いコンボだ
三田広樹:「狙撃手は打たれ弱いのが困ったものでね。伏せておいてもらった」
“バンニップ”:「お喋りは、いらない。始めるぞ」
“バンニップ”:マイナーはなし。使い古したライフルを取り出す。フォールンライフルだ。
佐倉星慈:「こちらの射手の打ち終わりに出すとはな。当然の事ながら、悪辣な」
GM:狙うのは、指揮官の茜さんだ。
茜 司:ゲェーッ!
“バンニップ”:コンセ+コントロールソート+コンバットシステム+確定予測+急所狙い。
“バンニップ”:17dx7+5
DoubleCross : (17R10+5[7]) → 10[1,1,3,3,3,4,5,5,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[4,4,6,7,8,9,9,10,10]+10[1,1,5,5,8,10]+2[1,2]+5 → 37

茜 司:ガードできます?
“バンニップ”:回避するなら、C値+2で判定してください! ガード可能です。
茜 司:じゃあガード!
“バンニップ”:では、ダメージ。
“バンニップ”:4d10+22 命中するとあらゆる判定のダイスが-3。装甲有効。
DoubleCross : (4D10+22) → 24[7,6,9,2]+22 → 46

茜 司:ガード値20なので、ギリギリ生き残る!
GM:な、なに……
茜 司:残りHP2.
“バンニップ”:「……射程距離内にいるなら……俺の射撃を、避けられるはずがない」 照準をあわせて、撃ち抜いた。
茜 司:ほとんど反射的に、利き腕に仕込んでいたシールドを展開する。が、成すすべもなく撃ち抜かれ、吹っ飛ぶ!
三田広樹:「生きているよ。“バンニップ”。きみが仕損じるとは珍しい……後始末は、ぼくかな」
茜 司:「がはっ、あぐ、い、痛ぁ……!」
“バンニップ”:「……ちっ」
茜 司:「なんでだよ……なんで僕……いや分かるけど、指揮官潰すのは基本だけどさぁ!」
茜 司:ぶつぶつ言いながら立ち上がるぞ
GM:続けて三田の手番。
GM:ガンガン行く。
三田広樹:マイナーなし。
三田広樹:コンセ+エクスプロージョン+流血の胞子+スキルフォーカス。
三田広樹:対象は渋谷・茜・安藤さんのエンゲージだ。受け取ってくれ……!
茜 司:人殺し!
三田広樹:10dx7+10
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[1,1,2,2,4,4,7,7,7,8]+10[2,2,3,10]+4[4]+10 → 34

GM:御三方、リアクションをどうぞ。
茜 司:明らかに厳しいがガードに賭けよう
渋谷椿咲:ドッジ。《リフレックス:ウロボロス》《アドレナリン》。
渋谷椿咲:24dx7
DoubleCross : (24R10[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,4,4,4,5,6,6,6,6,6,6,7,9,10,10,10]+10[2,4,4,5,9]+10[7]+10[10]+1[1] → 41

茜 司:すげぇ回った……
GM:ウガーッ!
GM:安藤さんもリアクションしていいですよ! できるものならね!
安藤主計:できねえ!
GM:じゃあダメージ出します。
GM:渋谷さん以外にはこのダメージ。
三田広樹:4d10+8 命中すると邪毒ランク3。
DoubleCross : (4D10+8) → 19[4,2,9,4]+8 → 27

GM:装甲・ガードもろもろ有効
安藤主計:ちぬ!!
茜 司:駄目だ死ぬ!
茜 司:三田さんにロイス取って昇華しよう
三田広樹:「……圧倒的な再生能力を持つオーヴァードに有効な攻撃は、いくつかある。例えば、これだ」
安藤主計:敵/三田広樹/好奇心○/殺意
安藤主計:即昇華
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+6した(侵蝕率:110->116)
三田広樹:「毒……気体状の毒だ。すでに滞留している。耐えきれるか?」
安藤主計:「無理だな。」
渋谷椿咲:自分の影が、遮二無二に払おうとしては溶けていく。
安藤主計:「だから、耐えきれなくなる前に殺す。」
渋谷椿咲:溶けた先から再び人の姿を取り、打ち払う。
安藤主計:「後悔する間も命乞いする余裕も与えてはやれないが、悪く思うな。」
“バンニップ”:「……“ガンスリンガー”は外したな。人のことを言えるかよ。……あの狙撃手は、俺にやらせろ」
渋谷椿咲:それを観察しながら、コンパクトに剣を振り、気流の流れで安全圏を作る。
三田広樹:「……参るね、これは。そのエフェクトはなんだ……?」
渋谷椿咲:「よし、大丈夫。やれている」
“アルビオーン”:「―― ジ ッ」
茜 司:「ゴボッ……ひ、酷いやり口だ。これは盾では防げない」
GM:まだ攻勢は続く。“アルビオーン”に手番が回る。
佐倉星慈:「ガンスリンガーはやることが一々派手で、あてられそうになるな」言葉に賞賛が混じる。
“アルビオーン”:マイナーなし。
“アルビオーン”:コンセ+雷の剣+災厄の炎+プラズマカノン。
“アルビオーン”:対象は佐倉くんのみ。
“アルビオーン”:11dx7+3
DoubleCross : (11R10+3[7]) → 10[2,2,3,3,3,4,5,6,9,10,10]+4[3,3,4]+3 → 17

GM:おのれ、勝利の女神。三田が使う。
佐倉星慈:リア不!
GM:達成値32だ。くらえっ。
“アルビオーン”:4d10+31 諸々有効。
DoubleCross : (4D10+31) → 21[10,1,8,2]+31 → 52

“アルビオーン”:「――――ギッ」
“アルビオーン”:抗レネゲイドリパルサーを収束した、光の刃を生成。
佐倉星慈:アルビオーンにロイス (強さに)感服/不快感 を取得して昇華します。
“アルビオーン”:旋回しながら連続した斬撃を打ち込む。
佐倉星慈:レネゲイドは全て攻勢にまわしている。防御にまで頭が回らず切り刻まれる。
“アルビオーン”:その動作は、恐ろしく切れ味のいい曲刀を用いることの多い、中東の剣術に似ている。
佐倉星慈:肉は裂け灼かれる。何処か楽しげに表情を歪め、刀が力なくだらりと下がる。
三田広樹:「見事だね……“ドクター・コクーン”は愚鈍ではあるけれど、技術者としては一流だったよ」
佐倉星慈:「いや、計算通りに行くものじゃないな。妙な筋肉競技の時もそうだが、俺は守勢は苦手のようだ」
GM:そして、手番は渋谷さんへ。
GM:あ、違う。
GM:渋谷さんか茜さん、どちらか好きな方だ!
茜 司:あ、そうだ アドヴァイスがある!
茜 司:そしてEロイスが解除されたのでパワーアッポだ
茜 司:佐倉くんももう一回動けるんだな。どうしようか
佐倉星慈:此処は渋谷さんに使いアルビオンを確実に落す方が良いのでは?
茜 司:そうしましょうか。では渋谷さんにアドヴァイスだ
GM:OK。
茜 司:ダイス+4個、C値-1
渋谷椿咲:やたー
GM:存分に演出して、渋谷さんの手番に繋いでくれ!
茜 司:「渋谷くん、まずは確実に戦力を削いでおこう。“アルビオーン”だ」
渋谷椿咲:「ええ。あれを避けるのも骨が折れそうです」
茜 司:「今なら安藤くんと佐倉くんの攻撃でダメージがある。電磁反応装甲も破れたようだ」
茜 司:「きみの能力であれの感知能力を幻惑しつつ一撃を見舞う……出来るかい?」
渋谷椿咲:「幻惑に使うのは、慣れては居ないのですが」
渋谷椿咲:「一撃を見舞うでしたら、確実に可能です」
茜 司:「心強い。きみの性能を見せてくれ、“ガンスリンガー”」
渋谷椿咲:行動します!
GM:渋谷さんはいつでもGOしていいですぜ!
渋谷椿咲:マイナーでアルビオーンにエンゲージ。
渋谷椿咲:メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《アドレナリン》。アルビオーンを攻撃。
GM:こいっ
渋谷椿咲:34dx6
DoubleCross : (34R10[6]) → 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,4,4,4,4,5,5,6,6,6,7,8,8,8,8,9,9,10,10]+10[1,1,3,3,5,5,6,6,6,7,9,10]+10[1,4,4,7,10,10]+10[2,5,8]+10[7]+10[10]+3[3] → 63

GM:ひえええええ
GM:ガード。
GM:スタンシールド+球電の盾。
GM:ダメージをください。
渋谷椿咲:7d10+12+28 もろもろ有効
DoubleCross : (7D10+12+28) → 51[7,7,7,4,10,6,10]+12+28 → 91

GM:HPダメージを10点返して、くそっ、これは壊れる。
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+6した(侵蝕率:116->122)
三田広樹:アクアウィターエ。
茜 司:ゲェーッ
三田広樹:「……こ、の、ダメージは……!」
渋谷椿咲:渋谷椿咲自身の影が、突剣を構えて愚直に吶喊する。
渋谷椿咲:初撃は簡単にあしらわれるかもしれない。
“アルビオーン”:「――ギ、ギッ」 反応する。防御障壁を展開。
渋谷椿咲:即座に再展開し、再び強引に襲いかかる。
渋谷椿咲:これも容易く落とされるだろう。
渋谷椿咲:だが、何度迎撃されてもなお、再展開を続ける。
“アルビオーン”:抗レネゲイドリパルサーによって弾く。
渋谷椿咲:その戦闘のすべてを観察する。自分の才は、そこにあると自覚している。
“アルビオーン”:二度、三度。しかし四度目は、追いつかない。
渋谷椿咲:観察し、確実に勝利する軌道を見い出した後に、
“アルビオーン”:五度目――もはや手遅れだ。
渋谷椿咲:本体が滑り込んでいる。フェイントを容れていた直前の影とは裏腹の、
渋谷椿咲:一歩早く踏み込んだ高速突進。
“アルビオーン”:「……ギ」
渋谷椿咲:「自動のときのほうが、余程手強い動きでした」焼かれた手首を払うように振る。
渋谷椿咲:《背徳の理》。今得た戦闘経験を、今度は影の方へとフィードバックする。
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+4した(侵蝕率:122->126)
三田広樹:「……まだ、だ……まだ動け……!」 地面に手を当てると、“アルビオーン”に絡みつく糸が脈動する。
三田広樹:「動け!」 倒れかけた“アルビオーン”が、再び起動する。
渋谷椿咲:「ああ、白亜の巨壁(アルビオーン)。あなたの一面の白に、染みを作ってしまいました」
渋谷椿咲:開けた風穴の先に、三田広樹を見据える。
三田広樹:「……目障りだね。その顔」
渋谷椿咲:「濁った“緑天師(みどり)”の染みが見えます」
三田広樹:「なぜかな。“ビター・スティール”を思い出すよ……!」
渋谷椿咲:「それは。まったく、非常に。光栄なことです」
GM:手番は移り変わって、佐倉くんだ。
佐倉星慈:「早撃ち、乱れ撃ち、狙い撃ち、即ちガンスリンガー。うん、見事なものだな」
佐倉星慈:マイナー:ジェネシフト
佐倉星慈:107+1d10
DoubleCross : (107+1D10) → 107+3[3] → 110

GM:むうっ!
佐倉星慈:メジャー《コンセントレイト:エグザイル》《爪剣》《オールレンジ》《死神の精度》でアルビオーンを攻撃。
佐倉星慈:19dx7+4
DoubleCross : (19R10+4[7]) → 10[1,1,2,2,2,3,3,3,3,5,7,7,7,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,2,8,8,8,8,9,10]+10[1,1,6,6,8,9]+10[2,7]+10[7]+3[3]+4 → 57

GM:ガード。スタンシールド+球電の盾。
佐倉星慈:6d10+63
DoubleCross : (6D10+63) → 26[6,2,3,3,8,4]+63 → 89

佐倉星慈:110→121
GM:うーん、それは耐えられなかった……。
GM:10点のダメージを返して、粉々になりました。
GM:戦闘不能です。復活エフェクトなどはなし。
佐倉星慈:首の最早ない相手ではあるが、そのような相手との戦闘も経験はしている。あの奇妙な館での戦いに僅かばかり感謝しつつ、関節を曲げ有り得ざる方向から心臓に向けて刀を突き立てる。
“アルビオーン”:「…… コ ッ」
“アルビオーン”:防御障壁を展開。身を守ろうとするが、それで止まる相手ではない。
佐倉星慈:「動力部は此処か?人体に模していると言う訳だ」障壁に灼かれらながら相手の動きが止まるまで刃を抜かない。
佐倉星慈:「首が無くても迷わないように地獄の入り口までは案内しよう。そこから先は一人旅だけどな」
佐倉星慈:「眠れ」
佐倉星慈:HP15→5
三田広樹:「……攻撃性能、凄まじいね……」
三田広樹:「まさかこんなに早く……落ちるとは」
GM:だが、クリンナップだ。茜さんと安藤さんは、9点のHPダメージを受けてもらう。
GM:死の恐怖で絶望させオラ!
茜 司:そうだった……だがまた2点残るぞ
安藤主計:次のバックファイアで死ぬ…
GM:そしてセットアップです。
安藤主計:バックファイアで死ななかったことがない…
GM:こちらは何もなし。何かある人はどうぞ!
安藤主計:なし
佐倉星慈:なしです
渋谷椿咲:《原初の白:サポートデバイス》。
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+8した(侵蝕率:126->134)
茜 司:《戦術》
茜 司:ダイス+6個です
GM:打ってきたな……だが、浸食率も相応に上がるはず……
茜 司:浸蝕は127になった
三田広樹:「追い詰められている? 馬鹿げた話だ。ぼくはこんなところで死ぬはずがない……」
GM:手番は安藤さんからです。
安藤主計:じゃあ、バンちゃんにアタック仕掛けるよ!
茜 司:「ほう、三田統括らしからぬ事をおっしゃる」
安藤主計:コンセ+疾風の弾丸
茜 司:「人は死にますよ。誰もがいずれ死ぬ。それを忘れた者から順番にね」
三田広樹:「……きみたちは、そう。死ぬかもしれないね」
安藤主計:17dx7+6
DoubleCross : (17R10+6[7]) → 10[2,3,3,3,4,4,6,7,8,8,9,9,9,10,10,10,10]+10[3,4,5,5,6,6,7,8,10,10]+10[5,5,6,9]+10[8]+2[2]+6 → 48

三田広樹:「マスター・ヴィータが言っていた。それでも、死の深淵を越える方法は……」
GM:くっ。高いな。
安藤主計:出目がどんどん高くなる。バックファイアもどんどんきつくなる。
GM:ドッジしてやる!
GM:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 6[2,3,4,6] → 6

GM:無理。ダメージください。
安藤主計:5d10+2d10+12+22
DoubleCross : (5D10+2D10+12+22) → 23[6,1,5,9,2]+18[10,8]+12+22 → 75

GM:死にました。復活エフェクトとか無しです。だが……ラストアクション……!
佐倉星慈:「その名前とは縁があるな。まったく、一度結んだ縁は敵であってもついて回るわけか」
“バンニップ”:「ラストアクション」使用。
“バンニップ”:狙うのは、渋谷
“バンニップ”:貴様だ! 一矢報いてやる!
渋谷椿咲:なにっ
“バンニップ”:あ、違う!
“バンニップ”:佐倉くんだ。見間違えました。浸食率から圧倒的に佐倉くん。
安藤主計:後方の狙撃手に向けて弾丸を撃った後
安藤主計:「悪い。仕留め損ねた。」
“バンニップ”:「お――」
安藤主計:と素直に謝ります。
“バンニップ”:「お――おおおおぉぉぉぉっ!」
“バンニップ”:コンセ+コントロールソート+コンバットシステム+確定予測+急所狙い。
“バンニップ”:17dx7+5 リアクションのC値に+2。諸々有効。
DoubleCross : (17R10+5[7]) → 10[1,2,2,3,4,4,6,7,7,7,7,8,9,9,9,10,10]+10[1,2,2,3,5,6,7,9,9,10]+10[1,1,4,10]+2[2]+5 → 37

佐倉星慈:リア不!
“バンニップ”:4d10+22 命中すると、あらゆるダイス判定に-3。
DoubleCross : (4D10+22) → 19[4,7,5,3]+22 → 41

佐倉星慈:《メカニカルハート》121→129 攻撃力+5 HP10で復活
“バンニップ”:「……ただで、死ぬ……か! 俺の……弾丸は……。……死んでも……外れない!」
“バンニップ”:最後の一射が、きみを撃ち抜いた。
“バンニップ”:力なく倒れる。“バンニップ”、戦闘不能です。
安藤主計:バックファイア
安藤主計:3-1d10
DoubleCross : (3-1D10) → 3-1[1] → 2

安藤主計:や、やったーーー!!
GM:!?
佐倉星慈:「外れない弾丸なら、かわそうとするのは無粋というものだ。いや、これは負け惜しみだ、俺ではどうあがいて避けられない」
佐倉星慈:直撃すると同時にレネゲイドで無理やり止まった心臓を再活性して体を動かし、体から弾丸を素手で取り出す。
安藤主計:「あー、前言撤回だ。」
安藤主計:三田さんに声をかけます。
安藤主計:「どうやら、あんたを後悔させる間もなくとどめを刺すのは俺じゃないらしい。」
三田広樹:「……“バンニップ”。きみも越えられなかったか」
安藤主計:「嘘をついてしまった。本当にすまん。」
三田広樹:「ぼくは、違う。完全な生命の答えを……見るんだ……」
GM:三田の手番。
三田広樹:マイナーなし。
佐倉星慈:「親友に戦い方の危なっかしさを指摘されてね。生き汚い、いや、この言い方は粋じゃないな。生き延びる戦い方を自分なりに意識してみた」痛みに体を歪めながら言葉を吐く。
三田広樹:狙うのは、渋谷さん・佐倉くんのエンゲージだ。近い方を止める。
三田広樹:メジャーでコンセ+エクスプロージョン+流血の胞子+スキルフォーカス。
三田広樹:10dx7+10
DoubleCross : (10R10+10[7]) → 10[1,1,2,4,5,6,7,8,8,9]+10[2,4,8,9]+10[2,9]+10[10]+3[3]+10 → 53

佐倉星慈:リア不
GM:ふっ……回りよるわ
GM:渋谷さんはどうしますかねェ……
渋谷椿咲:《リフレックス:ウロボロス》《アドレナリン》。
渋谷椿咲:37dx7
DoubleCross : (37R10[7]) → 10[1,1,1,1,2,2,2,3,3,4,4,4,4,4,4,5,6,6,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,9,9,10,10]+10[1,1,1,1,2,2,3,4,4,4,4,4,5,7,7,7,8,8,8]+10[6,6,7,9,9,10]+10[3,3,4,8]+3[3] → 43

渋谷椿咲:ぐぬぬ
GM:やっ……たっ……!
GM:食らってもらおう!このダメージ!
三田広樹:6d10+8 諸々有効。命中すると邪毒ランク3。
DoubleCross : (6D10+8) → 31[10,3,2,5,1,10]+8 → 39

佐倉星慈:「不死身とまでは行かないがね、お前の首を跳ばすまで命を繋ぎ止めるくらいは造作も無い」《リヴァイブセル》129→136 HP20で復活します。
渋谷椿咲:無論耐えられぬ。三田広樹に感服/脅威:○でとって即昇華。
渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+6した(侵蝕率:134->140)
三田広樹:「……これは、どうだ……! まだか……!?」 毒ガスの効きの悪さに焦燥の表情を浮かべる。
GM:手番は、茜さんと渋谷さん。好きな方にどうぞ!
茜 司:例によって私が動きましょう
茜 司:今回も渋谷さんでいいかな?
渋谷椿咲:もらいます!
茜 司:ではアドヴァイス。ダイス+4個、C値?1
渋谷椿咲:「……けほっ、げふっ」
茜 司:浸蝕は131になった
GM:やってみるがいい!
茜 司:「佐倉くんは恐ろしくタフだな……渋谷くん、大丈夫か?」
渋谷椿咲:「え?ええ、はい、生存しています」口の端から血を流す。
茜 司:「敵はあと一人だ。僕には助言しか出来ないが、なんとか踏ん張ってくれ」
茜 司:「いや、うん、生存はしてるけどね、確かに……!」
安藤主計:「よし、じゃあ、任せる。」
渋谷椿咲:「動けないダメージではありませんので。委任されたのであれば応えます」
GM:こいっ
渋谷椿咲:マイナーで接敵し、メジャー《コンセントレイト:ウロボロス》《アドレナリン》で攻撃。
佐倉星慈:「君の絵を完成させるまで、もう少しだ。美しい白い色を見せてくれ」
渋谷椿咲:47dx6
DoubleCross : (47R10[6]) → 10[1,1,1,1,2,2,3,3,3,3,3,3,3,4,4,5,5,5,5,5,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,8,8,8,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10,10,10,10]+10[1,2,2,2,2,3,3,3,4,4,5,5,5,6,6,6,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[2,3,3,6,6,7,8,9,9,10,10]+10[2,2,3,4,6,8,8,10]+5[1,3,4,5] → 45

GM:ひええ
三田広樹:ドッジ。 4dx
三田広樹:4dx
DoubleCross : (4R10[10]) → 10[1,8,8,10]+7[7] → 17

GM:だめに決まってる。ダメージをください
渋谷椿咲:5d10+12 装甲有効
DoubleCross : (5D10+12) → 33[10,10,1,8,4]+12 → 45

渋谷椿咲:渋谷椿咲の侵蝕率を+6した(侵蝕率:140->146)
GM:それで落ちます。今回、みんな全体的に攻撃力高かった……
GM:三田広樹、戦闘不能。戦闘終了です。
三田広樹:「……馬鹿げているよ」
三田広樹:「……こんなこと……ぼくが、死んでいいはずがない」
渋谷椿咲:「言いたいことは分かります。死んでいいはずの人間は居ません」
渋谷椿咲:「惜しむらくは、それをもっと早く理解できなかったことでしょうか」
茜 司:「……。あなたの気持ちは分かる。僕も死ぬ事が死ぬ程怖い」
渋谷椿咲:「それはあなたの殺めてきた人間にも適用されるのですから。それから」
三田広樹:「何を言っている。ぼくは……大いなることを成し遂げる……はず……」
渋谷椿咲:影を用いない。ただ生身で向かい、ゆっくりと精密に構える。
渋谷椿咲:「貴方はもはや、人ではない。ただの汚れですので」
三田広樹:「……認めない、ぞ……」
三田広樹:「こんなところで……! きみなんかに!」 最期の力を振り絞り、避けようとする。
渋谷椿咲:「染みが拭われることを、恐れることがありましょうか」
渋谷椿咲:それを読み切った軌道で、剣先が差し込まれている。
三田広樹:「……!」 抵抗はできない。崩れ落ちる。
三田広樹:「……ぼくは……選ばれていなかった……のか……」 急に絶望した顔で、意識を失う。

GM:戦闘終了。バックトラックに移ります。
GM:今回のEロイスは、3つ。
・孤高の超人(《アルビオーン》)
・傲慢な理想(《アルビオーン》)
・さらなる絶望(三田広樹)
安藤主計:ひゃっはー
GM:振りたい人は振ってね!
安藤主計:いただくぜ
渋谷椿咲:ふる!
安藤主計:131-3d10
DoubleCross : (131-3D10) → 131-21[9,7,5] → 110

安藤主計:ひゃー
佐倉星慈:136-3d10
DoubleCross : (136-3D10) → 136-17[3,9,5] → 119

安藤主計:2倍ぶり
渋谷椿咲:146-3d10
DoubleCross : (146-3D10) → 146-21[10,4,7] → 125

安藤主計:110-6d10
DoubleCross : (110-6D10) → 110-36[1,5,8,4,9,9] → 74

渋谷椿咲:2倍かなー。
安藤主計:ただいま
茜 司:ヒャヒャアー!振る!
GM:イェイイェイ
渋谷椿咲:125-10d10
DoubleCross : (125-10D10) → 125-52[6,6,5,4,5,4,5,5,4,8] → 73

茜 司:131-3d10
DoubleCross : (131-3D10) → 131-13[7,3,3] → 118

佐倉星慈:119-5d10
DoubleCross : (119-5D10) → 119-32[10,3,8,6,5] → 87

茜 司:5個か……
佐倉星慈:一倍で帰還です
茜 司:一倍で振ります
茜 司:118-5d10
DoubleCross : (118-5D10) → 118-29[4,7,10,7,1] → 89

GM:やりおる!
茜 司:生還!
■最終経験点
DTさん 20点
陸猫さん 22点
白金さん 22点
中村さん 20点
ロケット商会 28点
GM:以上です。
茜 司:ごっつぁんです

ED1.安藤主計

GM:一つの仕事を終えたきみは、廻神正彦の探偵事務所に立ち寄った。
GM:相変わらずエアコンのない部屋で、しかし今夜は窓を開け、廻神正彦は花火を見ているようだった。
廻神正彦:「……なんだ。生きてたのか、お前」
安藤主計:「本気で死んでると思ったなら、もっと驚けよ」
安藤主計:言って、机にでもどかっと腰かけます
廻神正彦:「悪いが、お前に関する限り、驚きは品切れだ。十回は死んでるはずだろ、本当なら」
廻神正彦:安藤を咎めるわけでもない。頬杖をついて花火を見ている。
安藤主計:「日頃の行いがいいせいかもな。」
安藤主計:くつくつと笑いながら返す。
廻神正彦:「よく言うぜ。日頃の行いが悪いから、こんな世間で生きる羽目になってるんじゃないか?」
廻神正彦:「いいやつは、さっさと死んでいける。たまにそう思うときがある」
安藤主計:その言葉を聞いて、花火に目をやったりする。
安藤主計:「お前も、死にたがってるように聞こえるぜ。」
廻神正彦:「義務で生きてる男もいるってことだ。お前はどうなんだ?」
廻神正彦:「まだ、この業界で生きていくのか?」
安藤主計:「向こうで。死人を見過ぎた。」
安藤主計:「死なせたヤツも、殺したヤツもいる。そいつらの分まで生きてやりたいとは思う。」
安藤主計:「だが、俺が生きていると思える場所は、どうにもこっちの業界にしかないようでな。」
廻神正彦:「……そうかい。お前の地獄はまだ続くわけか」 苦笑いする。
安藤主計:「そう悪いもんじゃないさ。ここでしか見れないような光景を見れることもある。」
廻神正彦:「例えば、これか?」 からかうように窓の外を指差す。ちょうど、三尺玉が上がったところだ。
安藤主計:「似たようなもんだ。」
安藤主計:「だが、花火ってのは、もっと人にまみれながら見るのが、一番綺麗だからな。」
安藤主計:机から降りよう
廻神正彦:「そいつは結構」 片手を振る。 「報酬は振りこんである。どこへでも行きな。次の戦場でも、祭りの屋台でも」
安藤主計:「ああ、世話になった。」
安藤主計:そう言って事務所から出て行きます。
廻神正彦:「……またな。死ぬなよ」 きみを振り返ったりはしない。窓の外を見ている。

ED2.佐倉星慈

GM:きみは花火の咲かせる大音声と、人込みの喧騒の中にたたずんでいる。
GM:その理由は――
渡会麻里乃:「――あ」
GM:渡会麻里乃は、きみの下へやや早足に近づいてくる。
GM:祭りなので、菖蒲の柄をあしらった浴衣を身に纏っていることがわかる。
渡会麻里乃:「佐倉くん。すみません。……少し待たせてしまいましたか?」
佐倉星慈:「いや、大丈夫、時間どおりだし、待つのも楽しみの内だ」
佐倉星慈:「うん。迷わなかったようで何より。うん。さすがは渡会、その格好、風情と言うものが分かってる」
佐倉星慈:しげしげと浴衣姿を眺める。
渡会麻里乃:「そんなことを言いながら、佐倉くんのことだから、もうすっかり三十分くらいは待っていて……、あ、ええと、はい」
GM:少し困惑したように、袖を広げてみせる。
渡会麻里乃:「せっかくなので。お店の人に、手伝ってもらいました。あの」
渡会麻里乃:「その、似合っていますか?」
佐倉星慈:「ああ!似合ってる。弁解させて貰えれば、気の利いた台詞を考えてる内に先に言わせてしまった。、、、面目ない」
渡会麻里乃:「いいんですよ。と、いうか、佐倉くんなら絶対そう言ってくれると思って」
渡会麻里乃:「あえて聞いてみました」 とっておきの冗談のように笑う。
渡会麻里乃:彼女なりに浮かれているようだ。
佐倉星慈:「くっ、さすがは親友、俺の至らないところもちゃんと理解している。よし、まあ、せっかくだし、そこら辺歩こう」
渡会麻里乃:「はい。私、お祭りなんて久しぶりです!」
渡会麻里乃:「何から食べましょう!」 すごく食べる気でいるのがわかる。
佐倉星慈:「そうだな。うーん、烏賊焼きは初手から攻めるには重過ぎるしな。よし、杏飴と言うのはどうだろうか?」
佐倉星慈:こちらも、結構浮かれているのが分かる。
渡会麻里乃:「杏飴! 名前がかわいいですね! すごく興味があります!」
渡会麻里乃:「どの子ですか!?」
渡会麻里乃:つま先立ちになり、いくつかの屋台を覗き込んでいる。
佐倉星慈:「あれは、ジャンケンで勝つと二つ貰えるからな。勝利を願ってくれよ」とさりげに手を引いて二人で歩いていく。
渡会麻里乃:「ええと……はい。佐倉くんなら、きっと……」
佐倉星慈:「ああ、そうだ。渡会、忘れてた」
渡会麻里乃:「誰にも負けないと思います」 きみの手をわずかに強く握り返した。
渡会麻里乃:「あ、はい!?」
佐倉星慈:「今回も戻ってこれた。ただいま。これは言っておかなきゃいけないだろ?」
渡会麻里乃:「はい。もちろん。私も言っておかなきゃですね」
渡会麻里乃:「おかえりなさい、佐倉くん」

ED3.渋谷椿咲

GM:“ビター・スティール”野木晴香の嫌疑は晴れた。
GM:彼女はUGNに復帰し、また任務の日々を送ることになるだろう。
GM:これはその直前、街を離れる前の、束の間のひと時だった。
野木晴香:「……いつ以来だろうな、“ガンスリンガー”。こうして落ち着いて話をするのは、ずいぶんと久しぶりの気がする」
渋谷椿咲:「そうかもしれません。純粋に、往時も任務の話しかしていなかったようにも思えますし」
野木晴香:「きみは相変わらずか? ……それとも、趣味の一つでも出来たか」
渋谷椿咲:「趣味……?」
野木晴香:「……ないのか?」 ちょっと呆れた顔。
渋谷椿咲:「必要でしょうか」
野木晴香:「それは、まあ……そうだな。少しは人間らしく思えるようになる。きみの”日常”というやつだ」
渋谷椿咲:「人間であるとは、これでも自負しているのですけど」
渋谷椿咲:「自分が卑小な人間であるとも、今は思い知っています」
野木晴香:「私もそう思っている。ただ、きみが日常を楽しんでいるような気がしなくてな……」
野木晴香:「そうでもないのか?」
渋谷椿咲:「日常、と言いましても。どちらかと言えば、任務が日常みたいなものになっていますね」
渋谷椿咲:「確かに、日々の任務にも楽しみを見出しているかと言われると、疑問符がつくかもしれません」
野木晴香:「ふー……まあ、いい。それでも、降りる気はないのか? この先、まだ危険な任務は続くだろう」
渋谷椿咲:「……分かりません。もしかしたら、降りる日が来るのかもしれません」
渋谷椿咲:「以前でしたら、降りる気はないと。即答していたとは思うのですが」
渋谷椿咲:「ただ、危険だからという理由ではないと。そうは思っていますけど」
野木晴香:「……あるいは、何かが怖くなった?」
渋谷椿咲:「……」
渋谷椿咲:「……任務に邁進していたのは、そうです」
渋谷椿咲:「大逆人の甘言を守っていては、道理に悖るのではないかと。そう思っていて……」
野木晴香:「……すまなかった」
渋谷椿咲:「いえ。私が、頭を下げねばならないんです」
渋谷椿咲:「ただ、ただ……」
渋谷椿咲:「やはり、恐ろしいのです」
野木晴香:「いまは、何が怖い?」
渋谷椿咲:「貴方を否定していた日々を、遡って否定してしまうのが」
渋谷椿咲:「自分が誤った行いをしていたと、認めてしまうことが……」
野木晴香:「きみの行いは誤ってなどいない、と、私は思う」
野木晴香:「もしも本当に私が離反者だったのなら、きみの考えは当然のことだ。きみは、きみの信じることを……。……。……いや、やはりすまない」
野木晴香:「私もこの手の説明が下手だ。だが、わかってほしいことは一つだ。私は、きみを育てることができて光栄だよ」
渋谷椿咲:「ああ、そうではなくて……あなたに謝らせたいわけではなく……」
渋谷椿咲:「……“緑天師”が、私に言ったんです」
渋谷椿咲:「“ビター・スティール”を思い出す、と。私は、」
渋谷椿咲:「光栄なことです、と応えました。ご存知の通り、私は嘘偽りを申し上げるのが苦手なんです」
野木晴香:「……ふっ」
野木晴香:「お互い、成長の余地がありそうだ。きみも、私も」
渋谷椿咲:「……それは。本当に、そのようで」
野木晴香:「何にせよ、きみが降りないのなら、この先また共に戦うこともあるだろう」
野木晴香:「そのときは、もう少しましな答えを返せる先輩になっておく。努力する」
渋谷椿咲:「私は、それでは。趣味の話でも振る後輩になっておくとします」

ED4.茜司

GM
GM:大輪の花火が、また一つ夜空に咲いていた。
GM:きみと“ドクター・コクーン”は、支部の屋上からそれを眺めている。
GM:なぜこんな状況で酒を飲み、花火を眺める羽目になったかといえば、それは――
茜 司:「ああー……綺麗だなぁ」備え付けのベンチにだらしなく座りながら呟く。
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「まあ、花火は奇麗だ。花火は。素晴らしい化学反応だよ、芸術的だ」
GM:博士も缶ビールを傾けている。
茜 司:「ええ、まったくその通りですねドクター。多分、もっと綺麗に見える筈だったんですけどね、今日は」
茜 司:ビールを煽る。あまり強くはないが、足元には既に空の缶がいくつか転がっている。
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「わかっている、わかっているとも。私の“ピュリファイ”改善計画が頓挫したことだろう!」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「きみも一緒に悲しんでくれるとは、私は嬉しい!」
茜 司:「ドクター、僕はしばらくその兵器の名前は聞きたくない」
茜 司:「次に開発するなら、もっとイカしたコードネームをお願いしますよ」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「その点については、私も同感だよ。上層部のネーミングセンスは、たまに正気を疑うものがある」
茜 司:「ああ……僕たち、意外と気の合う所が多いですね。ネーミングセンスのみならず、人事采配にも疑問符が尽きませんよ、ぼかぁね」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「人事采配? 何かあったのかね? 聞いた話では、三田統括の後は隣の支部が継ぐとか。何も変動なしということだが」
茜 司:「家に帰って給与明細と預金通帳を眺めるのが趣味の男にとって、出世というのは人生の一大イベントなんですよ。それをあの……」
茜 司:「そうだ、あの支部から出向してくるとかいう奴がね!酷いと思いませんかドクター!」
茜 司:「ぼかぁね、自慢じゃないですがこの支部の危機を救った英雄ですよ!」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「何が酷いというのか……きみの出世も、まあ、しばらく不可能なんじゃないかね? だって、なにしろ、きみの言う通り」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「目覚ましい現場での働きを示したからね。そうそう離さないだろう」
茜 司:「クソッタレ、何より最悪なのはそこだ……!これでまた後方支援に引っ込む言い訳が潰れた……」
茜 司:新しいビール缶のプルを開ける。
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「有能な人材を、適切な部署に配置する。UGNという組織は人を働かせすぎるが、その判断はまだまだ捨てたものではない」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「……本当に、人を働かせすぎるがね。同情はするよ、“オブザーバー”」
茜 司:「……まあ、ね。はなはだ遺憾ながら、その点に関しては僕も同意せざるを得ません」
茜 司:「ドクター、僕は期待してますよ。いつか優秀な兵器を量産して、僕に楽をさせてください」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「それはこちらからも言いたいことだね。きみも早く偉くなってくれたまえ。そして、私のまだ見ぬ弟たちの開発費用を捻出するのだ」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「きみなら、できるさ。………………たぶん」
茜 司:「最後の一言は余計じゃないですかね!?」
“ドクター・コクーン”大槻篤志:「気にするな。ほれ、乾杯だ。我々の栄光に!」 ドクターは缶ビールを突き出す。
茜 司:「ええ、やってやりますよ。やってやりますとも。どうせ前線で使いつぶされるなら、」
茜 司:「存分に手柄を立てて文句の付けようのない実績を上げてやろうじゃないですか」差し出された缶に自分の缶ビールをぶつける。
茜 司:飛沫がささやかな花火のように宙を舞う。
GM:博士もまた、無言でビールを呷る。
GM:その頭上で、ひときわ大きな花火が弾けた。